二〇〇〇年代初頭、シリコンバレーの『WIRED』誌では、「日本の女子高生ウォッチ」なるコラムが人気を博していた。日本の多機能のガラケーとそれを使いこなす女子高生は、未来を先取りしていると考えたのだ。それは、iPhoneの未来を予測していたー。こうした未来を予兆する「限界的事例」を現在に求めてみる。アフリカではスマホで当事者間が金融決済をしている。BMWi3の車体は、炭素繊維を編み上げて造っている。テクノロジー予測で全世界的な信頼を持つグローバルエリート誌が総力をあげて大胆予測!
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【書評掲載】
「週刊金曜日」2023年10月13日号 武田砂鉄さん
「朝日新聞」2023年12月2日 山内マリコさん
【著者インタビュー・寄稿続々掲載!】
「週刊文春」2023年10月26日号
「毎日新聞」2023年10月28日
「朝日新聞デジタルRe:Ron」2023年11月1日
「朝日新聞」2023年11月22日
「日経新聞」2023年12月2日
【そのほかメディア出演】
YouTube「ポリタスTV」2023年9月11日、10月30日
音声番組「なんかIWAKAN!」2023年7月31日
音声番組「わたしたちのスリープオーバー」2023年11月3日
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コンプレックスを刺激する脱毛・美容広告、
バリエーションの少ない「デキる男」像。
公共空間にあふれる広告を読み解き、
「らしさ」の呪縛に抵抗する。
広告と経済の関係を考え、私たちのものの見方が、どれほどそれらのイメージから影響を受けているかを理解することは、消費社会の中で私たちがどのように生活しているのか振り返ることにつながるはずです。(まえがきより)
1 広告観察を始める前に
2 広告観察日記 2018-2023
3 脱毛広告観察 脱毛・美容広告から読み解くジェンダー・人種・身体規範
4 「デキる男」像の呪縛を解くために
5 性感染症予防啓発は誰のため?:広報ポスターから考えるこれからの性教育
6 対談:広告だけに文化のすべてを担わせてはならない 笛美×小林美香
7 対談:広告と公共性 消費者教育のためのメディアリテラシー 尾辻かな子×小林美香
8 「写真歌謡」試論
コモンとしての書物をベースに新しい社会を作るために。
司書、図書館員、ひとり書店、ひとり出版社……
書物文化の守り手に送る熱きエール
世界でただ一人の内田樹研究家、朴東燮氏による
韓国オリジナル企画の日本語版を刊行!
2023年の講演「学校図書館はなぜ必要なのか?」をメインに、
日韓ともにきびしい状況に置かれている
図書館の本質と使命、教育的機能、あるべき姿を説き、
司書や図書館人にエールを送る第1部「図書館について」と、
「書物の底知れぬ公共性について」(書き下ろし)、
「本の未来について」、「書物は商品ではない」など、
「読む」ことの意味や書物の本質と未来を語る
第2部「書物と出版について」で構成。
朴東燮氏の卓抜な内田樹論「『伝道師』になるということは」と
李龍勳氏の推薦文「『図書館的時間』を取り戻すために」を収録
[本文より]
「僕は図書館というのも、本質的には超越的なものを招来する「聖なる場所」の一種だと思っています」
「図書館はそこを訪れた人たちの無知を可視化する装置である」
「図書館に向かって「みんなが読みたがるベストセラーだけを並べて置け。読まれない本は捨てろ。そうすれば来館者は増える」と言う人たちは知性と無縁な人間である」
「幸福な読書を経験するためには「読字」の時間が必要である」
「紙の本にまさるメディアを人類はまだ発明していない」
「書物とは異界への回路である」
「書物は私有物ではなく、公共財である」
Apple共同設立者
スティーブ・ウォズニアックが序文を寄稿!
発見力×理解力×生みだす力で
ジョブズの創造力を身につける!
アップルの象徴であるスティーブ・ジョブズは、
教育に対して力強いビジョンを抱いていた。
テクノロジーを教育に取り入れて、
子供たちの人生を一変させるというものだ。
このビジョンを実現させると心に決めたとき、
彼が声をかけたのが本書の著者ジョン・カウチだ。
信頼できるエンジニアであると同時に、
教育改革に類いまれな情熱を注ぐ著者の信念はこうだ。
「子供たちに秘められた能力を自ら発見し、
限界だと思い込んでいたその先に導く」
世界中の子供たちの潜在能力を、
ひとり残らず解放できたらどうなるか?
いまや、これは現実味を帯びた話になりつつある。
本書では、Apple教育部門初代バイスプレジデントの著者が
ハーバード大学特別研究員のジェイソン・タウンとともに、
子供たちを未来に導くデジタル教育とその先進事例を紹介。
・学習のパーソナライズ化
・コーディングの学び方
・アダプティブラーニングの導入法
・バーチャルアシスタントの活用法
・AI/・AR/・IoTの活用例
・ホログラムの可能性等
イノベーション大国アメリカの子供たちが学ぶ
デジタル時代における最新の革命的学習法とは!?
21世紀における教育の舵のとり方について
理解を深めるうえで、必読の書だ。
ーーサイモン・シネック
(『WHYから始めよ!』『リーダーは最後に食べなさい』著者)
脳が探求を好み、現状の学習構造に否定的な反応を示し、
新たな発想を生みそうとしていることをわかりやすく説く。
ーージョン・メディナ博士
(分子生物学者、『ブレイン・ルール』著者)
本書を通じて、ジョン・カウチは間違いなく
「現代教育の父」となった。
本書は、教育に携わるすべての人にとっての
「経典」となるに違いない。
ーーラーディカ・リー
(ナイロビ・インターナショナル・スクール創設者兼代表)
この本が、生徒はもちろん、親や教師をはじめとする
教育関係者の潜在能力をも解き放ってくれるに違いない!
ーートッド・ローズ
(ハーバード大学個性学研究所所長、『平均思考は捨てなさい』著者)
スティーブ・ジョブズは
世界を進歩させることについて語ったが、
ジョンは紛れもなくそれを最高の形で実現したひとりだ。
ーーマルコ・トーレス(教育者)
INTRODUCTION 覚醒
CHAPTER1 リワイヤリング
CHAPTER2 教育の目的
CHAPTER3 人間の可能性
CHAPTER4 モチベーション
CHAPTER5 学習の定義
CHAPTER6 学習空間
CHAPTER7 チャレンジ
CHAPTER8 チャレンジ設定型学習
CHAPTER9 アクセスの確保
CHAPTER10 創造型構築
CHAPTER11 コーディング
CHAPTER12 教えるということ
CHAPTER13 テクノロジーの活用法
CHAPTER14 教育革命
CHAPTER15 教育の未来
最後に 変える存在になろう
アメリカ発金融危機の影響が瞬く間に世界に広がり、地道に働く庶民にとって、将来不安は募るばかり。そんななか、金融トラブルに巻き込まれる人があとを絶たない。被害に遭わないために、まずどんな知識が必要か。そもそも普通の人々にとって「投資」とは何なのか。原点に立ち返り、「リスク」を見据えることから考察する。
不正を起こさない組織をどうつくるか?最新動向・法制度をふまえ大幅増補改訂。コンプライアンスへの取り組みはなぜ必要か?具体的にどのような体制を敷くか?実務に即しわかりやすく解説。
3万人の読者がいるブログを毎日更新。ベストセラー書を年に何冊も出版。各メデイアで経済分析、政策提言を行い、全国各地で講演し、会員制勉強会も主宰。その「驚異の生産力」の秘密と哲学を授業形式で初公開!
いま、経済パラダイムの大転換が進行しつつある。その原動力になっているのがIoT(モノのインターネット)だ。IoTはコミュニケーション、エネルギー、輸送の“インテリジェント・インフラ”を形成し、効率性や生産性を極限まで高める。それによりモノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づき、将来モノやサービスは無料になり、企業の利益は消失して、資本主義は衰退を免れないという。代わりに台頭してくるのが、共有型経済だ。人々が協働でモノやサービスを生産し、共有し、管理する新しい社会が21世紀に実現する。世界的な文明評論家が、3Dプリンターや大規模オンライン講座MOOCなどの事例をもとにこの大変革のメカニズムを説き、確かな未来展望を描く。21世紀の経済と社会の潮流がわかる、大注目の書!
「世界中の情報を体系化する」-遠大なミッションを掲げるGoogle(グーグル)社に対する関心が高まっている。ただ、最近の論調はグーグルの本質を捉えていない。グーグルは「破壊者」でも「神」でもなく、素朴な「エンジニア魂」の集団である。エンジニア魂が共通の理念で結ばれたことで「すごいパワー」が生まれた。本書は、その理念「グーグルが発見した10の真実」を元に、「ページランク」「20%ルール」「ロングテール」など、新しい時代の「新しい考え方」を紹介。
ブルデューの原点。大学における形式的平等と実質的不平等の謎を科学的に解明する文化的再生産論の古典的名著。
環境やエネルギー、食料問題といった「いまどきのトピック」を題材に経済学をやさしく解説。初心者でも経済学のツボがわかる14のレッスン。
「働く」だけがキャリアじゃない!社会の中の仕事、生活の中の仕事…。働くこと、リアルに考えていますか。
子どもは性についていっぱい知りたいことがあります。性の正しい知識は、自分で自分を守るために、いまも、これからも、絶対に必要です。
「個人の幸せ」を出発点としている経済学が「社会の理想」を議論できるのか。効率と公平というせめぎ合う2本の評価軸で人口減少下の経済運営について考え抜く。
市場メカニズム/格差/教育
少子化/経済成長/リスク回避/黄金律……
ソボクな誤解や疑いを 解きほぐす
経済学は、資源や財源など与えられた制約の中でどうやりくりするかという問題に絶えず直面し、解決策をひねり出そうとします。
「拡大する格差を何とかするには」
「全世代型社会保障は可能なのか」
「市場メカニズムのカギを握る情報というファクター」
「人口減少下におけるトレードオフの大命題」
……難題の数々に、経済学の“ものの見方”を駆使して、効率性と公平性という2本の評価軸をもとに、原理原則から交通整理します。
「どう生きるべきか」「何のために働くのか」「大志はいかに生まれるのか」自らの心と向き合い「小志」を積み重ねることで、その答えが出てくる。事をなす人のための本格的な解説書。
「消費税」「憲法改正」「景気対策」「TPP農業問題」、時代に通底する問題点をわかりやすく解説!
レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか?本書は、志ある若者が集った幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論する。過去の偉大な人への「私淑」を可能にするものとして、「本」の役割をとらえなおし、「ブログ空間」を、時空を超えて集うことのできる現代の私塾と位置づける。ウェブ技術を駆使した、数万人が共に学べる近未来の私塾にも言及し、新しい学びの可能性を提示する。
教育界の黒船「国際バカロレア」が日本に本格上陸!2018年、日本の教育が変わる。センター試験廃止へー。脱ガラパゴス、世界標準の教育が始まる。