●各事例ごとに,評価結果の解釈に基づき,どのように支援
を組み立てるかが具体的に記載されている.
●長期指導例が多く,発達の経過や予後を知ることができる.
知的障害
自閉症スペクトラム障害
言語発達障害
読み書き障害
脳性麻痺
著者は、明治大学政治経済学部の教員であり、印欧語比較言語学、英語史などの研究を専門とし、全学年を対象として、英語、英語史、専門演習の教鞭を執っています。
本書では、著者の主要担当科目である英語にまつわる、言語の現象をとらえた考察を第二章におさめており、著者のもとで言語学を学ぶ学生にとっては必読の書となっています。
他に、日本語、中国語、印欧語族(インド・ヨーロッパ語族)、言語一般(多言語にまたがる話題)をそれぞれ言語別に章立てし、著者が日々触れる言葉、日常で散見される言葉の変化、さらに、言葉の成り立ち、語源、不思議なむすびつき、移動経路などを読みやすく、わかりやすく解説しています。
本書で著者は、「日本人の耳や目にふれる言語の中から、ふつう、言語学者以外、意識しないようなことがらを意識に昇らせ、意外な発見、面白さが隠れていることを示したい。言葉に少しでも関心をもつ人を増やすことを意図している」としています。私たちの日常において、意識しなければ、たやすく流れていってしまう言葉の行方を追いかけ、つかまえ、その面白さ、豊かさ、輝きを言語学的視点で愛づる本書は、言語学の入門書として最適の1冊となります。
現在本学において言語を学ばれている方、本学以外で言語を学ばれている方、老若男女国籍を問わず言葉、言語が好きで、興味をもたれている方、話すこと、聞くこと、書くことを意識し、言葉の運用能力を高めたい方にとり、本書は言葉の「ドトール」として寄り添い、必携の書となります。
■ 第一章 日本語をめぐって
■ 第二章 英語をめぐって
■ 第三章 中国語をめぐって
■ 第四章 印欧語族をめぐって
■ 第五章 言語一般をめぐって
さまざまな「話すという事実」において、何がおきているのか。「社会言語学のまなざし」には、実際にことばを使っている「話者」のありかたと、その「ことば」が実際に使われているそれぞれの「社会」のありかたが、つねに含まれている。ことばが使われる現場とそこにいる「話者」を徹底してまなざし、そこにあらわめる「ことば」の多様な姿を、多様な形で記述することで見えてくるものとは。
特定の立場に片寄らずに、談話分析の全貌を多角的に概説。キーワード、課題、参考文献の紹介、豊富な例文や、図表・写真・漫画などで学習の理解と発展を促す。談話分析の入門書として最適。
幾多の思想家を触発してきた稀代の言語学者エミール・バンヴェニスト(1902-76年)。『一般言語学の諸問題』第1巻の邦訳(みすず書房)から30年の時を経て、待望の第二論文集、完訳なる。
対人関係を良好に保つためにはひとはことばをどう使うのだろうか。また、文化によって違いがあるのだろうか。たとえば、日本人の謝罪の仕方や不賛成の意見の表わし方は、欧米人とどのように違うのだろうか。こうした異文化間におけることばの使い方の問題を理論と具体的な調査研究の両面から取り上げる。また、調査研究のためのデータ収集の手法も紹介する。
プロローグ
第1章 母語を基礎に外国語は習得される
第2章 なぜ子どもはことばが習得できるのか ──「臨界期仮説」を考える
第3章 どんな学習者が外国語学習に成功するか ──個人差と動機づけの問題
第4章 外国語学習のメカニズム ──言語はルールでは割り切れない
第5章 外国語を身につけるために ──第二言語習得論の成果をどう生かすか
第6章 効果的な外国語学習法
あとがき
重要語
参考文献
初の集中型CD付き文法教材!既習者向けの「もっと知りたい!」は広東語文法の最新の研究成果を反映。旅行に、滞在に使える実用表現を重視。6声調式、9声調式双方に対応。さらに新出語彙に声調の高低図を付す。
心を開かせることばがあり、関係を壊すことばがある。言語とこころの関係の不思議に迫る心理言語学の多彩な世界を歴訪し探検する、入門ガイド。
言語学の面白さ、ここにあり!言語研究において問題となる重要なトピック扱った論文と、これからの日本語論に資する著者独自の「日本語系統論」を収録。言語学を志す人、言語を愛好する人にとって真に役立つ参考図書。
豊富な図・グラフ・表を用いながら、音声コミュニケーションのシステムを紐解く待望の書。序章・調音音声学・音響音声学・知覚音声学・終章から構成。掲載図表約150点、楽しめる「コラム」約60点、理解を深める「練習問題」、「主要用語索引(付、英語訳)」。
“travel”(旅)と“travail”(苦労)とは同じ語源のことば。多少の苦労は厭わずに、「ことばの世界」に旅立とう。不思議で興味深い世界が、そこにある。