遺伝子診断、人工臓器、動物からの移植など、最先端の医療技術がもたらす極限の道徳的な問い。誰もが治療を受けられる最良の医療制度とは?臨場感あふれる必読のケーススタディ。
猫にもエイズが発見された!一九八七年に発表されたニュースが世界を驚かせた。人間からうつったのか、人にもうつるのか…様々な憶測が飛び交うこととなったが、その後の研究で、猫のエイズウイルスこそ、人には感染しないものの、すべての動物エイズウイルスの原型に近いものであることがわかった。さらに猫のウイルス研究を通じて、生物とウイルスの奇妙な共存関係やかけひきが解明され、人と動物の関係、人の住環境、環境破壊などについて深く考える機会となった。本書では、猫とそのウイルスを長年研究してきた著者が、猫好きの立場から、最新の研究成果、予防、治療方法等をていねいに解説し、この病気と正しく向き合うためのすべを教えてくれる。
分子模型には、分子のおおまかな形を示すためと、分子の中の原子のつながりを示すためなどと、目的に応じたつくり方があります。この本は折り紙でつくる分子模型の本です。
バイオエシックス(生命倫理学)は、今日の医療をめぐる問題に積極的に取り組んでいる。本書は、医学・看護学などの医療系の大学等での教科書として、丹念に論じながらもけっして学術論文を志向することなく、教科書としての丁寧さ、平明さによってまとめられている。
日本で初刊行、世界のサメ86種&エイ34種が大集合!分布域、生活域、習性など種類ごとに詳しく解説。「危険を避ける法」「写真を撮る」など役立つコラムも多数掲載。
本書は、厚生科学研究「エイズ拠点病院の機能評価に関する研究」の一環として行われた13人の模擬患者による調査報告書から、全国の多くの病院に共通すると思われる報告を抜粋し、さらに読みやすいよう編集整理したものである。
日本で初めて「医事法」講座を開設した中谷教授プロデュースの平成7年の「医事法特別講座」を、笑いと涙、感動まで、紙上に再現。
ネイチャー・ジャパンのウェブ・サイトの人気ページ「バイオニュース」の中から、とっておきのおもしろい最先端科学コラムを精選。
すごーくよくわかる、免疫学の入門書。アレルギーやエイズ、臓器移植の問題まで、楽しいキャラクターたちが、免疫の世界にご案内。
本書では、核と遺伝子技術の危険性と問題点をあらためて分析し、この法的統制のあり方がどのようなものであるべきかについて論じる。
血友病患者にエイズ禍を招いた未曾有の薬害事件。その責任を問う裁判の判決が言い渡され、安部英医師に無罪が宣告された。この「無罪」判決を受け、本書は専門家の責任を徹底考察する。
本書はアメリカの3大ネットワークの一つである、ABC放送からのテレビニュース番組を録画し、それを文字化した上で、テキスト用に編集したものである。