近現代日本のアジア主義とその思想的源流を探る。さらに外交思想および現代の地域主義の議論までを見渡し、アジア主義の評価とその影響、内在する矛盾や課題を浮き彫りにする。
まいばん、おねしょしてしまう、ゆうちゃん。あさおきると、そこにはおねしょのかみさまが。おねしょをしない、おまじないのことばをおしえてもらったゆうちゃんですが…人気絵本作家、長谷川義史のペーソスあふれる最新作。
「どうしてこうなった?」「どうすればよかった?」ヒヤリハット、懲戒実例を分析し、失敗の原因と防止策を具体的に説くインシデント集。
あなたの伝えたいことは、相手にきちんと伝わっていますか。仕事そのものの質や、そこから生み出される製品やサービスの品質に大きく影響する職場でのコミュニケーション。世界各国で広く受け入れられるコミュニケーションプログラム“ゴードン・メソッド”に基づく職場でのコミュニケーションのコツを、会話例なども交えて紹介。
挿管しないで人工呼吸管理。急性期から在宅までますます増える!NPPV。
子ども一人ひとりを見ていれば、その子が何を求めているかが見えてくる。14年の間、日々中学生と関わる中で見えたのは、自尊心を向上させてほしいという願いであった。つまり子どもの教育の際、子どものセルフエスティーム(自己肯定感)を高く保つことが何より大切だ。基本は「教えて褒める」、積極的な生徒指導なのである。すなわち「教師は太陽であれ」、教師自身が隅々まで分け隔てなく照らし続ける太陽として生きることが、生徒を救う。本書にはその具体的な実践例を多数収めた。
歯が汚くて、嫌なことばかりがおきる、ヨシオの家族。お隣に住むケント君一家は、みんなきらきらの歯で幸せそう。ある日、ヨシオの歯が急に痛み出し、ケント君のパパがステキな歯医者さんに連れていってくれます。虫歯予防の大切さがわかる、幼児期に読んでおきたい1冊です。
容姿端麗で完璧な貴公子だが、怪異を愛する変人中将・宣能。彼に気に入られてしまった平凡な中流貴族の青年・宗孝は、中将とともに怪奇現象を追うことに。秋のある日、尼である宗孝の姉が山中で「踊る茸の精」を見たと聞いた二人は、紅葉見物も兼ねて現地を訪れることにする。この「茸の精」が、帝の妃たちまで巻き込む一大騒動の前触れになるとは、知るよしもなくー。平安怪奇冒険譚、第3弾!
東北・北陸の各地を旅し、数々の名句や研ぎ澄まされた散文による夢幻的紀行「おくのほそ道」(新訳・松浦寿輝)をはじめ、「閑さや岩にしみ入蝉の声」(芭蕉)、「夏河を越すうれしさよ手に草履」(蕪村)、「白魚のどつと生るゝおぼろ哉」(一茶)といった名句の数々と、連句「『鳶の羽も』の巻」、長詩「春風馬堤曲」など、江戸期俳諧三人の巨星の名句・連句を精選し、新たに評釈を付す。俳諧の文学的・詩的魅力を味わい尽くす最良の入門書。他に、鼎談形式で歌仙を愉しむ『とくとく歌仙』より「『加賀暖簾の卷』について」なども収録。
英語ということばの輪郭と背景を身近なところからわかりやすく解説した、好評の英語学の入門書の改訂版。改訂にあたっては、新しい情報を加え、「課題」も追加するなどした。
「同じ場所にどとまるためには全力で走り続けなければならない」(キャロル『鏡の国のアリス』に登場する赤の女王の言葉)。生物の種も、生き残るためには常に環境の変化に対応し進化し続けなければならない。そもそも人間にはなぜ性が存在するのか。普遍的な「人間の本性(ヒューマン・ネイチャー)」なるものはあるのか。それは男女間で異なるのか。科学啓蒙家リドレーが、進化生物学に基づいて性の起源と進化の謎に迫る。