人間が加工してつくる道具やモノ、その形は、どうやって進化してきたのかーこの問いに、要求される機能に沿って、と答えるのでは不十分。実用品の変化は、それが出来ることではなく、出来なかったこと、不具合や失敗の線を軸に歴史を刻んできたーデザインと技術の歴史に豊富な事例をもって新しい視点を据えつけ、“失敗”からのモノづくりを教える著者の代表作。
本当に働きやすい社会、使いやすい製品、過ごしやすい街や家を目指していくために、ユニバーサルデザイン(UD)の考え方がますます重要になっています。第一部では「神崎柚衣さん」というキャラクターを通してUDを分かりやすく解説し、第二部ではダイバーシティやテレワークなどから、UDがなぜ現代の社会やビジネスに必要かを紹介しています。少子高齢社会とは、課題だけでなく多くのビジネスチャンスの宝庫であり、UDが社会のニーズを誰もが喜ぶカタチで顕在化できるものと気づくヒントが満載です。
「あ」から「ん」までのひらがなが、動物の絵とリズミカルな文でひろがるユーモラスで温かい世界。同じひらがなで始まる言葉を絵にしたクイズもあります。
「粋」という美意識が育んだ、パワフルで洗練された庶民文化。
国家は人の内面に平気で入りこみ、資本、市場、マスメディアと情報消費者が共犯関係を結ぶ。日常のなにげないルーティンを養分にして今風のファシズムが蔓延する現代。そこに拭っても拭いきれない罪や恥のにおいを嗅ぎつける著者が、屍臭に満ちた薄暗がりの内奥に眼をこらし、躰のすみずみまで広がる恥辱の根源を問いただす。抗いがたい死の足音を聞きながら、突きあげる衝迫にかられてなし得た思索の極限。
家は、家族全員にとって落ち着いて休むところのはず。蛍光灯の青白い明るさは働くためのものであって、休むためなら白熱灯の黄色い光が一番であるはず。それが何より証拠には、身を休めに行く酒場や、うまいものを食べに行く良いレストランなどに蛍光灯がついている店が皆無であること。私の設計する住宅には蛍光灯が一切付いていない。だから皆さん温かい気持ちで住んでいただいているし、夫たちは毎日イソイソ帰って来ている…はず。住まい・街並み・環境・旅・航空機にまつわるとびきりのエッセイ62と、ソファ争奪戦の相手、彩さんによる「まえがき」をプラスした新装版。
インテリアデザイニングの展開、内部空間と内装仕上げのデザイン性、技術的な講法とインテリアディテールなどにかかわる基礎知識を総合的に解説した、インテリアの基礎知識シリーズ。
観光産業がどのような仕組みや仕掛けをしているのか、マーケティングはどのような工夫をしているのか、観光客を受け入れる都市や地域はどう取組んでいるか。
VBAなしで簡単楽々シミュレーション。セルオートマトンがわかる。微分方程式、熱伝導方程式がわかる。
子供の健康な感情を育てる視覚デザインの絵本。
新しいアイデアは思い込みを打破することで生まれる!「分析手法の解説」+「ケース演習」で、仕事に役立つ戦略的思考と問題解決能力の実践的スキルが無理なく習得できるレクチャーノート。
PCI Expressの基礎知識やアドイン・カードのハードウェア設計、高速シリアル信号の計測技術などについて解説する。
つい読みたくなる本の仕掛け。ヒット作の裏側、お見せします。スゴイ編集者(=スゴ編)の7つの仕事力。
本書は初学者が研究論文に向かうとき、PECOという4つのポイントを手がかりに論文の内容を把握できるよう解説。論文理解に必須の統計知識も読者がほとんど数理的な知識がないことを前提に、「理解」に絞って解説しているため、わかりやすい。初学者に必携の1冊である。
お客様に安心して、いつまでも安全に使っていただける“良いモノづくり”を可能にするのは、モノづくりに携わる一人ひとりの技術者である。設計の変更点やお客様の使用条件・環境条件の変化点に潜んでいる問題にいかに気づくか、一人ひとりの技術者が、これまで以上に感度を上げていかなければならない。本書で提案している“Qの確保”に関する実践的内容が、モノづくりに携わる技術者の仕事の質を更に向上させることに役立ち、技術分野の信頼を回復するための一助となることを願っている。