地球上に九五万種以上、日本だけでも三万種を超える種数が発見されている昆虫。この大繁栄した小さな生き物の世界は謎に満ちている。たとえば、昆虫はなぜ大きくなれないのだろうか。どうして最初に飛んだのか。なぜ蛹が登場したか。擬態が出てくる理由は?昆虫はどうして六本足なのか。地球の生命進化とのかかわりの中で、しぶとく生き抜いてきた昆虫の運命を明らかにし、生態系を支える彼らのしたたかな奇策の数々を愛情をもって解剖する。
“SWEAR WORDS”とは“SHIT”“ASS”“FUCK”などをまとめて指す言葉。よく、「イケナイ言葉」のことと思われがちですが、本当は否定、強調、親しみさえも表現できる、日常生活には欠かせない豊かな表現ツールなのです。著者のS・ジョンソン氏はアメリカにおいて、他国からの移民者に対し、一日も早く英語の生活に溶け込めるよう、積極的に“SWEAR WORDS”を教えるユニークな英会話教授法の提唱者。本書で英会話上達の近道を知り、また英語圏の人々の日常語に秘められた哲学を学びましょう。
★仕様/特典
■「ONE PIECE ニッポン縦断!47クルーズCD」全47タイトルに封入されている応募券のどれでも8枚集めるともれなく、非売品のルフィキャラクターソングが収録されたCDプレゼント!
※詳しくは封入の応募券をご覧ください。
世界トップレベルの造船技術を持つ長崎県を歌うのは、サウザンドサニー号を設計・製造した船大工フランキー。
歴史を変えた志士たちと同じように、リーゼントでメタルなフランキーが、音楽史を変えたロックで心・体・技の固定概念を変えてやるぜ!
60分で「自分」が変わる!!千葉雅也が語る「変態」の哲学。ATP賞受賞、NHK Eテレ哲学番組。
二十世紀とともに誕生し二十世紀とともに今消えゆこうとしている、或る家族の物語である。この家族は二つの世界戦争によって別離を強いられ、結局、「家族への夢」を絶たれてしまう。歴史に翻奔されるこの「分断家族」を支えたのは手紙であった。始まりは1902年。「憧れの日本」にやってきたアイルランド貴族の軍人、アーサー・ハート=シノットは、桃花の下に佇む下町育ちの大和撫子鈴木まさを見初め、ピーチ・ブロッサムとあだ名する。二人は間もなく所帯を構えるものの、大英帝国の武官たるアーサーは香港、ビルマ等での勤務を、そして遂には第一次世界大戦西部戦線への従軍を強いられる。アーサーは激戦地においてすら、三日にあげずまさへの激しい愛を、日本語の手紙に綴り続ける。1918年、西部戦線ソンムの戦場でアーサーは両足を失う。移動もままならないアーサーは断腸の思いで日本への帰化の夢を諦め、不自由な生活の必要から、まさとは別の女と結婚する。アーサー・ハート=シノットと鈴木まさの「家族への夢」は一発の砲弾によって絶たれたのである。-柳行李から偶然見つかったアーサーの千の手紙。押し花の添えられた、変体仮名の見事な日本語で綴られた千の手紙が、日本人になりたかった男と大和撫子の悲しい恋を、そして「世界戦争の世紀」とともに生きた分断家族の悲劇を証言する。積年の取材による感動のノンフィクション。
日本で著述され、かつ、本来の中国語文には見られない和習を含んだ漢文ー変体漢文。
この「漢文式に日本語文を書く」というあり方は、記録・文書・典籍等を記す文語文として中核をなし、前近代の日本人の日常的な言語生活に深く根付いていた。
和文・漢文のはざまを漂う「鵺」のような存在として未だ総体を捉える基盤研究のなされていなかった変体漢文の特性と言語的特徴を同時代の諸文体との対照から浮き彫りにし、日本語史のなかに定位する。
「根」のさまざまな役割から話が始まる下巻は、いよいよファーブルらしさが随所に現われる。挿木と接木の「尊い作業」、葉の配列の法則、バラやサボテンのトゲの話と、松かさ鱗片の発生順の面白さ。ヘビや妖精まで繰り出して植物の特性を語る独自性は、魅力ある文体とともに、ファーブルならではの作品である。
本書は、材料科学の基礎となる考え方を、初学者にわかりやすく記述したものである。最新の材料科学の発展に留意しつつ、材料科学という学問分野の中で、年月の経過に耐えてきた基本的事項の記述に重点をおいている。
臨床現場でよく遭遇する急変を33場面厳選し、症状別と疾患別にマンガで学べる。日本脳神経看護研究学会監修のもと、エキスパートナースがわかりやすく解説した。急変対応に苦手意識がある看護師はもちろん、プリセプターにも手に取ってほしい1冊。
海洋生命系の変動は人類に何をもたらすか?自然変動する海の生物資源の生態を理解し、資源再生産の場である海洋環境保全、それぞれの種の生態にあった資源の利用方法を考える、現代海洋生命科学の集大成。自然変動する海洋生物資源との共存の道をさぐる。
本書は、大学・短期大学における写本・版本・複製本等の購読・演習用の手引書として編集した。集字した草仮名2824字を右頁に五十音順で配列し、左頁に用例654の短文を掲げて、右傍に読み方と原字母を付した。片仮名408字も五十音順に配列し、164用例に読み方をつけて掲げた。
本書はある程度変体仮名を学んでいる方向けの変体仮名学習帳です。通勤時間の電車の中で、家事の休憩時間に、就寝前に少しだけ。英語の単語帳のような感覚で変体仮名を読む、解答を見る、を繰り返し変体仮名の読みの力を毎日少しづつ努力して養っていこうというものです。課題文は大正11年(1922年)12月6日に死去した小野鵞堂先生の小倉百人一首と明治四年に発行された綱島書店「小倉百人一首」等を使用。ページ構成は問題と解答のみというシンプルな構成です。細かい解説は省いてありますので本書だけで変体仮名を学ぶということは難しいです。他の本である程度変体仮名を学んだ人が、実際に「読み」と「答え合わせ」を繰り返し、初心者脱出を目指すことを目的としています。