日本では、政治の世界も経済の世界も、意思決定層は「日本人、男性、シニア」と極めて均質である。二〇一九年一二月、世界経済フォーラムから発表されたジェンダー・ギャップ指数で、日本は調査対象の153カ国中121位、過去最低の順位となった。女性リーダーの少なさが、下位低迷の大きな要因だ。海外各国では働く女性の現況に危機感を抱き、変化を加速させている。意思決定層に女性を増やさないと、日本は変わらない。いや、それどころか、このまま沈んでしまうー。四半世紀にわたって女性リーダーの取材を続けてきた著者が、国内外の女性役員にインタビュー。「生の声」には、これからの時代を生き抜くヒントが眠っている。
多くの人にとっての働く場であり、自己実現の場である中小企業の多様性を事例をまじえながら描き、その可能性を探る。統計や事例などを大幅に刷新した、第3版。
性同一性障害傾向をもつことに、遺伝と環境はどのような影響をおよぼすのか。ホルモン療法、性別適合手術、性役割、性的指向、他者からの受容、パッシング…これらは、トランスジェンダーの性同一性にどのような影響をあたえるのであろうか。3300組以上の双生児と、545名のトランスジェンダー当事者への調査を通じて、多様で流動的な性別のあり方がどのような発達メカニズムで起こり、どのように形成されていくのかを解明する。また男性にも女性にも規定されない性別(Xジェンダー)にも注目する。
本書は、市民系NPOと共益型NPOとの多様な協働のありかたを探ることによって21世紀市民型社会を展望する。最前線のNPOの実践報告をはじめ、全国初の「介護保険市民オンブズマン」や「NPO専用融資システム」・「NPO寄付システム」も紹介。
新たな分析視角から理論・実証を提示。理念論争に終始しがちな公私ミックス論を、福祉国家論の変容の中に位置づけ、年金・医療・介護の国際比較とフランス・米国・日本の医療保険の事例分析をもとに、理論的・実証的に検討する。
私の性別は私が決める。ジェンダーを自由に選択できる多様な性のあり方を認めよう。
グローバル化と急速なテクノロジーの進展により、言語教育も多様な課題への対応を迫られている。本書では、言語には多方向から作用するダイナミクスがあることを認め、様々な地域や文化の言語教育の実践事例を通じて、複合的な視点を持つことの重要性を強調する。
100人以上の経営者にエグゼクティブ・コーチングをおこなっている著者が、リーダーになったばかりで何をしたらいいかわからない人、リーダーではあるがリーダーシップに自信がない人に向け、リーダーが身につけておきたいことを25項目にまとめて紹介する。
絶対的存在あの、5年ぶり待望の写真集。
「いま」の空気を体現するアーティストとして、若者世代だけでなく現代のポップアイコンとして認知度を拡大し続けている“あのちゃん”。
そんな彼女の「いま」を見つめる、5年ぶりとなる写真集です。
本作の撮影を担当したのは、写真界の芥川賞と言われる『木村伊兵衛写真賞』を2015年に受賞し、あのちゃんとは公私共に交流のある川島小鳥氏。
撮影地は新潟県佐渡島。佐渡島ならではの自然と建物の中で見せる”あのちゃん”の表情・姿を収めた1冊です。
【撮影中のあのの手記より抜粋】
たらい舟でフグやクロダイみれた。
5年前、小鳥さんとの撮影で花火をした。それも写真集。
あれから5年が経ち、最後、花火をした。
別に何も変わらないけど、
あの日、髪の毛が燃えた。
今日は、フードで燃えなかった。少し成長した。
「YOU&愛Heaven」を海辺で弾き語りした。
波の音にかき消されまいと歌をうたった。
僕の声はどでかい海とその波の音に吸い込まれてった。
まだまだでっかくなる。
でっかくなれるんだ、と少し嬉しくなった。
【編集担当からのおすすめ情報】
個性ある海や山などの自然、廃ホテルやたらい舟、温泉など画になる場所も多く存在する佐渡島。
そこで、“あのちゃん”のイメージを体現する衣装から、意外性のある衣装まで、全19着で魅せる「いま」のあのちゃんは、必見です。
「いま」の空気を体現するアーティストとして、若者世代だけでなく現代のポップアイコンとして認知度を拡大し続けている“あのちゃん”。
そんな彼女の「いま」を見つめる、5年ぶりとなる写真集「あの在処」を、2024年9月4日に小学館より刊行いたします。
本作の撮影を担当したのは、写真界の芥川賞と言われる『木村伊兵衛賞』を2015年に受賞し、あのちゃんとは公私共に交流のある川島小鳥氏。
撮影地は新潟県佐渡島。佐渡島ならではの自然の中で見せる”あのちゃん”の表情・姿を収めた1冊です。
ロケは2泊3日で行われ、衣装は全19着と、“あのちゃん”のイメージを体現する衣装から、意外性のある衣装まで大ボリュームな内容になっています。
■撮影中のあのさんの手記よりコメント抜粋
たらい舟でフグやクロダイみれた。
5年前、小鳥さんとの撮影で花火をした。それも写真集。
あれから5年が経ち、最後、花火をした。
別に何も変わらないけど、
あの日、髪の毛が燃えた。
今日は、フードで燃えなかった。少し成長した。
「YOU&愛Heaven」を海辺で弾き語りした。
波の音にかき消されまいと歌をうたった。
僕の声はどでかい海とその波の音に吸い込まれてった。
まだまだでっかくなる。
でっかくなれるんだ、と少し嬉しくなった。
■プロフィール
あの/9月4日生まれ。身長166cm。TOY'S FACTORY所属。若い世代の女性を中心に人気を誇る「あの」。2020年9月より「ano」名義でのソロ音楽活動を開始。2022年4月 TOY'S FACTORYよりメジャーデビュー。同年10月TVアニメ『チェンソーマン』エンディング・テーマに「ちゅ、多様性。」が抜擢。2023年末には日本レコード大賞特別賞を受賞。NHK紅白歌合戦にも出場。2024年3月映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」 主演声優と主題歌を担当。音楽活動だけに留まらずタレント、女優、声優、モデルと多岐に渡りに活動。
『日本人の英語』の著者が、「多様性」「性と愛」「資本主義」「原子力問題」「津波」「死」などのキーワードを縦横無尽に論じる。日英米の社会・文化の魅力と本質を英語から浮かび上がらせる画期的な1冊。