形成外科の専門医試験、口頭試問の設問を想定した問題・解説集。加えて「概説」として、この設問を解くにあたって必要最低限の知識や学ぶべき内容を具体的に示されています。
雑誌『形成外科』に掲載された連載を単行本化した大好評の初版から、このたび8年ぶりに改訂されました。今回は実際に本試験の試験官を直近で経験した人を著者に迎え、より専門性の高い出題内容とされています。時代に即した充実の内容で、受験を予定している先生方には出題傾向を把握する意味で最適の本かと存じます。
第3章 外傷
21 手の外傷
(1)腱損傷
22 手の外傷
(2)切断指・指尖部損傷
23 新鮮熱傷
第4章 腫瘍
24 血管腫・血管奇形
25 皮膚悪性腫瘍
26 耳下腺腫瘍
27 腫瘍切除後の再建
(1)頭頸部,舌・口腔底
28 腫瘍切除後の再建
(2)四肢
足底原発悪性黒色腫の診断・切除・再建
29 乳房再建
乳房インプラント,自家組織移植
第5章 瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド
30 顔面・頸部
31 四肢
第6章 難治性潰瘍
32 糖尿病性足潰瘍
33 褥瘡の手術治療
34 重症軟部組織感染症
35 慢性静脈不全症
第7章 炎症・変性疾患
36 後天性眼瞼下垂症
37 顔面神経麻痺
病棟管理のテーマが満載。これを習得すれば「ホスピタリスト」になれる!
歯の本数が命に関わる!?日本糖尿病学会が患者に歯周治療を勧めるワケから話題の医科歯科連携まで全国講演に引っ張りだこの内科医がやさしく教えます!「目からうろこ」の糖尿病と歯科のこと。
『住まいと人と環境ープロフェッショナルからの提言』に続く第2弾。
今回の刊行物では、ゼロエネルギー住宅、健康快適性、脳卒中予防、新型コロナ感染防止の換気設計、断熱改修などに関して、興味深い論考が含まれている。
01 脱炭素と健康快適性を両立させた住宅づくりを目指して
02 暑さ寒さと人間の体温調節反応
03 鳥の目と虫の目で見たヒートショックの実態
04 就寝中の寝室環境にも目を向けよう
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05 環境過敏症としての電磁過敏症の実態
06 空気清浄機のタバコ臭除去効果に及ぼす イオンの効果を調べる
07 新型コロナウイルスにどう対応するか -感染予防のための換気ー
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08 湿度の適正範囲について考える
09 湿害リスクを軽減するための防露の方法とは
10 床下空間のカビ汚染と湿度のコントロール
11 安定した温湿度管理を目指して
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12 高齢者の終の住処「ちいさいおうち」
13 夏の遮熱効果が期待される通気下地材の開発
14 床下エアコン暖房は基礎の形状が大事!
15 プラスエネルギーハウスを目指して(1)
16 プラスエネルギーハウスを目指して(2)
17 気密性能をもっと簡易に測れないだろうか
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18 断熱改修した古民家の熱環境は向上したか?
19 登録文化財を高断熱高気密補強しました
20 断熱改修された古い木造建物の熱環境の実態
21 北海道における断熱改修の現場から
22 省CO2に貢献する百年建築のはなし
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23 省CO2型住宅の設計支援ツール「涼暖ナビ」
24 災害時にも機能する建築設備のあり方
25 原発事故による建物内の放射能汚染
26 災害に強いシェル構造の魅力
27 「COOL CHOICE」をご存じですか
28 近世民家にみる江戸時代のサステナビリティ
他科に比べエビデンスが不足している場面に遭遇することが多い小児科診療で,ガイドラインによる科学的根拠と専門医の経験を融合させた実践的な診断・治療指針.医学・医療の進歩とともに細分化・複雑化する小児科専門30領域を正確かつ簡潔にまとめ,処方例・実践例を挙げて紹介.自施設で対応できることを見極め,他施設・他科と協働するための新しい知識とスキルを提供.
1章 小児診療の基本姿勢と基本手技
2章 新しい画像診断技術
3章 小児保健・学校保健
4章 重症心身障害児
5章 小児栄養
6章 先天異常・出生前診断
7章 新生児医療
8章 小児救急・小児集中治療
9章 先天代謝異常・代謝疾患
10章 内分泌疾患
11章 アレルギー疾患
12章 リウマチ性疾患
13章 感染症
14章 呼吸器疾患
15章 消化器疾患
16章 循環器疾患
17章 腎・泌尿器疾患
18章 神経・筋疾患
19章 血液疾患
20章 先天性免疫不全症
21章 精神疾患・心身症
22章 悪性腫瘍
23章 皮膚疾患
24章 眼科疾患
25章 耳鼻咽喉科疾患
26章 骨・関節疾患
27章 リハビリテーション
28章 川崎病
29章 傷害予防(事故予防)
Appendix 小児診療の特殊性(小児の体液特性と輸液療法/小児における薬物の使い方)
おもに栄養士養成校で役立つ内容と構成.各章のはじめには「その章で学ぶこと」と「その章のキーワード」を掲載している.学習のポイントが把握しやすい.理解を確実なものにできる例題と章末には練習問題付.管理栄養士をめざす学生のために「レベルアップをめざす知識」を随所に掲載した.
1.食品衛生と法規 (健康と食品衛生/食品衛生行政/衛生指標)
2.食品の変質 (発酵と腐敗,変敗,酸敗/腐敗を引き起こす微生物/微生物の生育条件/腐敗の判定/微生物による成分の変化/化学的変質/腐敗と鮮度の判定/食品の腐敗・変敗の防止法)
3.食中毒 (食中毒の定義と分類/食中毒の発生状況/微生物性食中毒/化学性食中毒/自然毒食中毒/食中毒予防/消毒と殺菌・滅菌法)
4.経口感染症・寄生虫症 (おもな消化器系感染症/ウイルス性経口感染症/寄生虫症/人畜共通感染症)
5.食品中の汚染・有害物質 (カビ毒(マイコトキシン)/化学物質/内分泌かく乱物質(環境ホルモン)/有害金属/放射性物質/食品の有害成分)
6.食品添加物 (食品添加物の定義/食品添加物の種類と用途/食品添加物の分類/有用性と安全性/安全性の評価)
7.食品の衛生管理 (HACCPによる食品の衛生管理/食品取扱施設における一般衛生管理プログラム/国際標準化機構(ISO)/学生の学内・臨地(学外)実習などにおける衛生管理/家庭における衛生管理)
8.食品の安全性問題 (遺伝子組換え食品/放射線と食品/農薬と食品/リスク分析と国際化)
子牛の獣医療に関する情報を網羅した産業動物獣医療関係者必携の一冊。
出生後から育成期における子牛の疾病に焦点を絞り、徹底解説した子牛の総合医学書決定版!
草食反芻動物という特異な解剖学的・生理学的特徴を有する牛には、他の単胃動物と同様の疾患に加え、それらの特徴に対応した異常病態が発現する。さらに、出生段階ではそれらの特徴はまだ機能しておらず、育成段階においてはその特徴的機能へ移行しつつある状態にある。本書は、子牛の様々な疾病を臓器・部位別に整理し、最新の知見に基づいて各疾病の病態から治療・予防までをわかりやすく丁寧に解説。臨床現場で必要となる各種検査や処置の方法なども詳しく説明した産業動物獣医療に携わる方必携の一冊。
[本書のポイント]
◆子牛の疾病を網羅!
疾病ごとに、背景、症状、病態、診断、治療・予防の5つの項目に分けて詳しく解説。子牛の疾病を中心に掲載しているものの、成牛の疾病についても触れており、幅広い情報を提供。各疾患に対応したカラーページでは、明瞭な写真を豊富に掲載し、理解に役立つ。
◆臨床現場で必須の検査や処置についても詳しく解説!
臓器別の疾病の解説だけではなく、子牛の病態診断に必要な検査・診断法や検体の採取・処置に必要となる保定方法、また特に子牛に対して必要とされる処置の手法の概要など、臨床現場で役立つ技術について解説。
◆薬剤一覧など、便利な付録が充実
主要な薬剤の投与量などをリスト化した便利な「薬剤一覧」のほか、出生後の各種血液検査における値の変化などを整理した「各種血液検査」、「略語一覧」を収録。
◆総勢64名の豪華執筆陣!
臨床現場の最前線で活躍している経験豊富な臨床獣医師、大学・研究機関の専門家による、64名の「知」を集結。
口腔内の細菌が誤嚥性肺炎の原因となり、さらには全身を巡ることでさまざまな疾患を引き起こすことが知られている。80歳で20本の歯が残る者が半数を超えたとされる時代において、口腔内の細菌からなるデンタルプラークにどう立ち向かうか。口腔と細菌、さらには全身疾患との関係を解き明かし、8020運動や歯科の「次の役割」を示す、大好評『史上最大の暗殺軍団デンタルプラーク』の続編!
救急・集中治療医、感染症専門医が、救急・集中治療領域での抗菌薬使用について解説。-実例を挙げ、著者の経験も含めて執筆。
現時点での「スタンダード」というべき、市中感染症診療の考え方と進め方を1冊にまとめた。具体的な症例を、どう考え、どう進めるべきか、そのプロセスをわかりやすく提示する。「チャート」を全症例に配置。症例の考え方、進め方のポイントが一目瞭然である。IDATEN(日本感染症教育研究会)講師陣によるピアレビュー(査読審査)を実施。項目の1つひとつが、吟味された確かな内容となっている。
日本医事法学会の学会誌。 現代社会の重要課題である⽣殖補助医療と法規制をめぐるシンポジウムを収録。
巻頭言……池田典昭
■第52回 医事法学会総会 研究大会記録
医療過誤における刑事過失責任の明確化……谷井悟司
刑事医療過誤事案における注意義務の内容と医師の裁量……船橋亜希子
臨死介助法制における「手続化」と「官僚化」の相克ーーオーストリアにおける最近の臨死介助法制を参考にして……神馬幸一
脳動脈瘤に関する25裁判例(18症例)の検討……森脇 崇
生殖補助医療における『夫の同意』に関する考察ーー実務例の経験と検討をもとに……若松陽子
●ポスター報告
●ワークショップ
1 医学部における医事法教育の現状と課題ーー医学部教育に
おいて医事法教育に期待されているもの……瀬⼾⼭晃⼀
2 医療安全と紛争解決の有機的連携の可能性と課題……平野哲郎
3 NIPT等出生前検査制度の今とこれからを考える……野崎亜紀子
4 再生医療法施行後に自由診療として行われる再生医療の実態と法制度……一家綱邦・大西達夫・佐藤雄一郎
●シンポジウム/⽣殖補助医療と法規制
企画趣旨……横野 恵
生殖補助医療の規制について考える……永水裕子
生殖補助医療への保険適用ーーその概要と意義……石原 理
生殖ツーリズムと法的親子関係ーーヨーロッパ人権裁判所およびEU裁判所の判例に基づく考察……小林真紀
指定発言……秋元奈穂子・三上幹男
■判決紹介/文献紹介/医事法トピックス
法令解説
2022年医事法関係判決目録
臨床医の素朴なギモンをふまえ、病理像の見かたのコツを病理医が伝授。病理像には→や「囲み」を多用して、注目すべき部分が迷わず理解できる!症例をイメージしやすいよう、臨床経過、X線写真・CT写真も掲載。
反響を呼んだ前作に続く、超辛口の一人ディベート集第2弾。循環器診療の周辺事情、循環器内科医が診る関連病態・疾患に照準を当て、各章のテーマに対してPro/Con/個人的見解に分けて、それぞれが拠って立つエビデンスの検討を中心に辛辣で過激な討論を展開する。EBMの実践に重要な「臨床研究・文献に対するリテラシー」という視点に貫かれた議論を読み進めるうちに、さまざまな局面に通じる普遍的な姿勢が浮かび上がる。循環器内科医、EBMを念頭に診療を行いたいすべての医師に「プロの考え方」を指南。
本巻では、リプロダクションに関する解剖・生理学の記述と図表をより丁寧に改良するとともに、不妊症、多様な性、卵子の老化、出生前診断、生殖補助医療、母子感染症、更年期・老年期の疾患、超音波診断など、近年、生殖医療だけではなく社会的にも課題となっている事項について加筆を行い、記述を充実させた。読者が理解しやすいように図表を多く取り入れ、見やすさ・使いやすさを工夫している。