変わりゆく法制度、変わらない脅威。50年ぶりの結核予防法改正に、臨床現場はどう対応しているか。世界最大の感染症に対峙する「定本」第4版。
現在、年間1000種の野生動物が絶滅しており、そしていったん絶滅した生き物は二度と地球上にもどることはない。
乱獲、生息地の分断、幼獣の食害、生息地環境の劣化・・・さまざまなシナリオで人間は動物を絶滅に追い込む。
野生動物を絶滅から救うために、我々は何をすべきなのか。
野生動物を「喰らう」問題、「装う」問題、そしていかにして野生動物を絶滅から救うかについての方策とよりどころとなる思想について多角的な視点から論じる。
序章 絶滅危惧動物とヒトーかかわりあいの歴史と文化 秋道智彌
第1部 絶滅危惧種を喰らう
第1章 「隣人」としてのゾウーバカ・ピグミーのゾウ肉タブーから読み解くヒト社会の進化史的基盤 安岡宏和
コラム1 メコンのシンボル「プラー・ブック」の危急と活用 秋篠宮文仁
第2章 ジュゴン猟をめぐるトレス海峡諸島民と生物学者たち 松本博之
コラム2 センザンコウの肉とウロコ 大石高典
第3章 凋落する大衆回遊魚ーサケとウナギ 森田健太郎・黒木真理
コラム3 フカヒレ狂騒曲 鈴木隆史
第2部 絶滅危惧種の商品化と文化化
第4章 ウミガメはなぜ減少するようになったのか? 亀崎直樹
コラム4 フウチョウに倣って着飾るダンサーーパプアニューギニア西部州クボの事例から 須田一弘
第5章 ホッキョククジラを守りながら食べるー北極海の先住民捕鯨 岸上伸啓
コラム5 薬となって滅びる動物ー犀角に群がる人びと 北出智美
コラム6 イルカ漁をめぐる三つの局面ー自然科学と環境保護と伝統文化 竹川大介
第6章 宝石サンゴー限りある資源と限りなき欲望 岩崎望
コラム7 鯨歯文化も絶滅するのかー捕鯨の副産物 内田昌広
第3部 絶滅危惧種の保全と利用
第7章 野生生物の違法取引と戦うーワシントン条約と日本 井田徹治
第8章 日本の「ゼロ絶滅」と「持続可能な利用」達成へのみちすじ 東梅貞義
コラム8 捕鯨は悪かーアンチ・スーパーホエール論 秋道智彌
第9章 絶滅危惧種を創る、護るー新たな絶滅要因、感染症によるパラダイムシフト 岡安直比
コラム9 チンパンジーを笑うヒトは滅びる 中村美穂
第10章 食べて守るか、食べずに守るか 松田裕之
コラム10 殺さずに末永く利用するー成功例ルワンダのゴリラツーリズム 井田徹治
終章 霊性の復権ー絶滅危惧種とのつきあい 秋道智彌
索 引
感染症総合誌「J-IDEO」に約7年にわたり連載され好評を博した「教えて感染症の病理」を再構成し,感染症を病理学の視点から体系的に学べるレクチャーノートとして一冊にまとめました.ウイルス,細菌,真菌,寄生虫を原因とする種々の疾患について,臨床症状,検査所見,病原体,宿主反応を断片的に捉えるのではなく,病理を軸に統合し,「なぜこの診断に至るのか」という思考過程を丁寧に解説することで,臨床と病理のあいだにある理解の溝を埋めます.感染症診療に関わる臨床医・病理医・臨床検査技師・研修医にとって,病理を共通言語として学び直すための実践的な一冊です.
腎臓病と診断されたこどもや家族の不安を少しでも和らげるために、病気について理解できるように、イラストを中心にやさしく解説した本。いろいろな種類の腎臓病があることや、最新の治療法について、ていねいに解説。患者説明にそのまま使うこともできる。
どんな仕事でも、大切なのは、「常識」にとらわれず、本質をつかむこと。第一線で活躍する科学者たちは、どのような視点でものを考えているのか。「禁断」の進化論から自然に学ぶテクノロジーまで、さまざまな分野の科学者たちの生き方、考え方を紹介。『絶対音感』『セラピスト』の著者による東工大での人気講義をまとめた一冊です。
1 生物はなぜ光るのか 下村脩の研究人生
2 感染症にかける ゲスト 山内一也
3 偉人伝から遠く離れて マリー・キュリーと弟子・山田延男
4 原子核物理から心理の道へ ゲスト 佐々木玲仁
5 遺伝子工学と知らないでいる権利 ウェクスラー家の選択
6 禁断の不均衡進化説 ゲスト 古澤満
7 実践ショートショート 星新一と要素分解共鳴結合 ゲスト 江坂遊
8 空白の天気図と観測精神 広島地方気象台と猿橋勝子
9 二つの大震災から見えたもの ゲスト 石田瑞穂
10 ひとはなぜ回復するのか 中井久夫と統合失調症の寛解過程論
11 イリュージョンと脳の可能性 ゲスト 柏野牧夫
12 生物模倣のテクノロジー ジャニン・べニュスとバイオミミクリー
この5年間の変化をふまえて全面改訂。
とくに,投与中に眼科診察を定期的に行う必要がある薬剤,副作用予防のための点眼使用がプロトコールに入っている抗がん剤などの情報を充実させました。
処方薬のほか,患者さんによく聞かれる市販薬もカバー!
第1章 点眼薬の基礎
第2章 アレルギー性結膜疾患
第3章 結膜炎(感染性)
第4章 ものもらい
第5章 ドライアイ
第6章 角膜上皮疾患
第7章 眼瞼縁炎,眼瞼炎
第8章 緑内障
第9章 非感染性の眼表面の炎症
第10章 角膜感染症
第11章 白内障
第12章 周術期
第13章 眼精疲労
第14章 ぶどう膜炎
第15章 眼内炎(感染性)
第16章 点眼麻酔
第17章 散瞳薬・調節麻痺薬
第18章 ステロイド剤と非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
第19章 全身投与薬の眼に出る副作用
ネズミ類研究の最前線ーー多様性や進化研究のモデル動物として注目されるアカネズミをはじめ,琉球列島のケナガネズミやトゲネズミ,人間とのかかわりが深いハツカネズミ,ネズミ類が媒介する人獣共通感染症など,気鋭の研究者たちが多様で興味深い研究内容を紹介する.
はじめに(本川雅治)
序 章 日本のネズミ(本川雅治)
I 進化
第1章 日本のネズミの起源(佐藤 淳)
第2章 日本のネズミ化石(西岡佑一郎)
第3章 アカネズミの形態変異(新宅勇太)
第4章 アカネズミの集団史と進化(友澤森彦)
II 生態・生活史
第5章 アカネズミの採餌行動(島田卓哉)
第6章 アカネズミの社会行動(坂本信介)
第7章 実験動物としてのアカネズミ(越本知大)
第8章 琉球列島のネズミ類(城ヶ原貴通)
III ヒトとネズミ
第9章 ハツカネズミの歴史(鈴木 仁)
第10章 ネズミ類が媒介する感染症(新井 智)
終 章 これからのネズミ研究(本川雅治)
本書は、国際化を踏まえた食品衛生上の諸問題を、実務者の方々に比較的平易に書いていただいたものである。
近年、企業が従業員の健康管理を経営的な視点で実践し業績の向上へ結びつける「健康経営」という経営手法が注目されています。
しかし、新型コロナウイルス感染症の流行は、個人の行動様式や企業での働き方を変容させ、さらに「従業員の健康」と「企業の業績」の双方に直接影響を与えうることから、今後は健康経営の在り方も見直しを迫られると考えられます。
「ポストコロナ」における社会の変化を踏まえた上で、改めて健康経営について、具体的な対策と考察を展開し、求められる企業と医師の関係にも言及します。
第一章 健康経営とは
第二章 健康経営の具体的対策1 感染症
第三章 健康経営の具体的対策2 生活習慣病
第四章 健康経営の具体的対策3 メンタルヘルス
第五章 ポストコロナの企業─医師関係
小児科・内科・皮膚科を訪れる子どもの多様な皮膚症状(日常診療でよく遭遇するもの,見逃してはいけないものを中心に)を疾患別,年齢別で紹介する.成長過程による様々な症状や皮膚障害の出方の違い,発現しやすい部位などを豊富な臨床写真で展開する.
総説:子どもの皮膚の機能と発達?新生児期の皮膚症状
1章:湿疹・皮膚炎
2章:蕁麻疹・紅斑
3章:薬疹
4章:膠原病
5章:物理的皮膚障害
6章:角化異常症
7章:炎症性角化症
8章:色素異常症
9章:代謝異常症
10章:付属器疾患
11章:・腫瘍
12章:真皮の変化
13章:感染症
14章:虫と寄生生物による皮膚炎
900点以上の画像とともに病理を学べば、脊椎脊髄診療は発見に満ちている !
脊椎脊髄疾患は、日常生活動作に重大な影響を与えます。医学の進歩により、診断所見、分子・遺伝子レベルでの病態の把握、治療法の開発が進み、これらを総合的に理解して脊髄の変化を正確に捉えることが求められています。しかし現在まで脊髄の病理に特化した専門書はないのが現状です。われわれは剖検時、「発生から老化まで」を合言葉に、人生において生じてくるさまざまな脊椎脊髄疾患の病態の理解のため、ほぼ全例で脊髄の検索を行ってきました。脊髄はその全長を脊柱管に囲まれ、慣れないと剖検において採取することが困難であり、神経病理を専門としない一般病理の分野では検索することが少ない臓器です。本書では上部頸髄から馬尾に至るまで、硬膜を破らず、後根神経節を含めて採取する脊髄採取方法について、初心者にもわかりやすいように紹介しています。脊髄の検索では、頭蓋内病変、脊柱管を構成する椎骨とその周囲組織、全身臓器の病変との関連で行う必要があり、単に脊髄を採取するだけでは疾患の正確な理解ができないことに留意すべきです。
本書は三輪書店が刊行している「脊椎脊髄ジャーナル」で好評をいただいた連載カラーアトラス「脊髄の病理」に約8年間にわたって掲載された内容を基本として作成しました。
脊髄の病理の理解は、脳神経内科、脳神経外科、整形外科、小児神経科、放射線科、病理科の医師のみならず、医学部の学生、患者の看護、リハビリテーションにかかわる看護師、理学療法士、作業療法士などの方々にも必要です。本書が脊椎脊髄疾患の臨床、病理、基礎研究に携わる方々に参考になれば、著者として大変うれしく思います。
【大学一般教養向けの超入門教科書】
本当に重要な内容を厳選して掲載。やさしくわかりやすい文章で解説しているので、高校で生物学を履修していない学生でも大丈夫。学習効率がさらに高まる演習問題と重要語句が隠れる赤シート付きなので、自学自習もでき、参考書としても最適。
【 目 次 】
第1部 生命科学の基盤
第1章 生物とはどのようなものか?
第2章 生物を構成する基本単位:細胞
第3章 細胞の分裂
第4章 受精卵から個体への成長:動物の発生
第2部 基礎となる生命維持機構
第5章 生物を構成する物質
第6章 生体内で見られる化学変化:代謝
第7章 核酸:DNAとRNA
第8章 遺伝情報の発現
第9章 生命情報の伝達と恒常性の維持
第3部 細胞や個体の状態変化
第10章 生物個体数の増加:生殖
第11章 真核細胞の健全性維持、老化、死
第12章 がんはなぜ高率に発生し自然治癒しないのか
第13章 生体防御と免疫
第14章 感染症と病原体
第4部 生命科学の応用
第15章 遺伝子を操作する:遺伝子工学
第16章 ゲノムを解析、改変する:ゲノム工学
第17章 生命科学に基づく創薬
第18章 産業や社会における生命科学の利用
第1部 生命科学の基盤
第1章 生物とはどのようなものか?
第2章 生物を構成する基本単位:細胞
第3章 細胞の分裂
第4章 受精卵から個体への成長:動物の発生
第2部 基礎となる生命維持機構
第5章 生物を構成する物質
第6章 生体内で見られる化学変化:代謝
第7章 核酸:DNAとRNA
第8章 遺伝情報の発現
第9章 生命情報の伝達と恒常性の維持
第3部 細胞や個体の状態変化
第10章 生物個体数の増加:生殖
第11章 真核細胞の健全性維持、老化、死
第12章 がんはなぜ高率に発生し自然治癒しないのか
第13章 生体防御と免疫
第14章 感染症と病原体
第4部 生命科学の応用
第15章 遺伝子を操作する:遺伝子工学
第16章 ゲノムを解析、改変する:ゲノム工学
第17章 生命科学に基づく創薬
第18章 産業や社会における生命科学の利用
主な疾患とその薬物治療、スポーツ(運動)に関しての留意事項を「運動中の体への薬の影響」や「患者対応」という視点からわかりやすく解説!「アンチ・ドーピングにおける注意点」についても掲載!