感染症総合誌「J-IDEO」に約7年にわたり連載され好評を博した「教えて感染症の病理」を再構成し,感染症を病理学の視点から体系的に学べるレクチャーノートとして一冊にまとめました.ウイルス,細菌,真菌,寄生虫を原因とする種々の疾患について,臨床症状,検査所見,病原体,宿主反応を断片的に捉えるのではなく,病理を軸に統合し,「なぜこの診断に至るのか」という思考過程を丁寧に解説することで,臨床と病理のあいだにある理解の溝を埋めます.感染症診療に関わる臨床医・病理医・臨床検査技師・研修医にとって,病理を共通言語として学び直すための実践的な一冊です.
腎臓病と診断されたこどもや家族の不安を少しでも和らげるために、病気について理解できるように、イラストを中心にやさしく解説した本。いろいろな種類の腎臓病があることや、最新の治療法について、ていねいに解説。患者説明にそのまま使うこともできる。
どんな仕事でも、大切なのは、「常識」にとらわれず、本質をつかむこと。第一線で活躍する科学者たちは、どのような視点でものを考えているのか。「禁断」の進化論から自然に学ぶテクノロジーまで、さまざまな分野の科学者たちの生き方、考え方を紹介。『絶対音感』『セラピスト』の著者による東工大での人気講義をまとめた一冊です。
1 生物はなぜ光るのか 下村脩の研究人生
2 感染症にかける ゲスト 山内一也
3 偉人伝から遠く離れて マリー・キュリーと弟子・山田延男
4 原子核物理から心理の道へ ゲスト 佐々木玲仁
5 遺伝子工学と知らないでいる権利 ウェクスラー家の選択
6 禁断の不均衡進化説 ゲスト 古澤満
7 実践ショートショート 星新一と要素分解共鳴結合 ゲスト 江坂遊
8 空白の天気図と観測精神 広島地方気象台と猿橋勝子
9 二つの大震災から見えたもの ゲスト 石田瑞穂
10 ひとはなぜ回復するのか 中井久夫と統合失調症の寛解過程論
11 イリュージョンと脳の可能性 ゲスト 柏野牧夫
12 生物模倣のテクノロジー ジャニン・べニュスとバイオミミクリー
ネズミ類研究の最前線ーー多様性や進化研究のモデル動物として注目されるアカネズミをはじめ,琉球列島のケナガネズミやトゲネズミ,人間とのかかわりが深いハツカネズミ,ネズミ類が媒介する人獣共通感染症など,気鋭の研究者たちが多様で興味深い研究内容を紹介する.
はじめに(本川雅治)
序 章 日本のネズミ(本川雅治)
I 進化
第1章 日本のネズミの起源(佐藤 淳)
第2章 日本のネズミ化石(西岡佑一郎)
第3章 アカネズミの形態変異(新宅勇太)
第4章 アカネズミの集団史と進化(友澤森彦)
II 生態・生活史
第5章 アカネズミの採餌行動(島田卓哉)
第6章 アカネズミの社会行動(坂本信介)
第7章 実験動物としてのアカネズミ(越本知大)
第8章 琉球列島のネズミ類(城ヶ原貴通)
III ヒトとネズミ
第9章 ハツカネズミの歴史(鈴木 仁)
第10章 ネズミ類が媒介する感染症(新井 智)
終 章 これからのネズミ研究(本川雅治)
本書は、国際化を踏まえた食品衛生上の諸問題を、実務者の方々に比較的平易に書いていただいたものである。
近年、企業が従業員の健康管理を経営的な視点で実践し業績の向上へ結びつける「健康経営」という経営手法が注目されています。
しかし、新型コロナウイルス感染症の流行は、個人の行動様式や企業での働き方を変容させ、さらに「従業員の健康」と「企業の業績」の双方に直接影響を与えうることから、今後は健康経営の在り方も見直しを迫られると考えられます。
「ポストコロナ」における社会の変化を踏まえた上で、改めて健康経営について、具体的な対策と考察を展開し、求められる企業と医師の関係にも言及します。
第一章 健康経営とは
第二章 健康経営の具体的対策1 感染症
第三章 健康経営の具体的対策2 生活習慣病
第四章 健康経営の具体的対策3 メンタルヘルス
第五章 ポストコロナの企業─医師関係
小児科・内科・皮膚科を訪れる子どもの多様な皮膚症状(日常診療でよく遭遇するもの,見逃してはいけないものを中心に)を疾患別,年齢別で紹介する.成長過程による様々な症状や皮膚障害の出方の違い,発現しやすい部位などを豊富な臨床写真で展開する.
総説:子どもの皮膚の機能と発達?新生児期の皮膚症状
1章:湿疹・皮膚炎
2章:蕁麻疹・紅斑
3章:薬疹
4章:膠原病
5章:物理的皮膚障害
6章:角化異常症
7章:炎症性角化症
8章:色素異常症
9章:代謝異常症
10章:付属器疾患
11章:・腫瘍
12章:真皮の変化
13章:感染症
14章:虫と寄生生物による皮膚炎
泌尿器科の薬はこの1冊で!
ガイドラインの改訂と腫瘍領域の薬剤情報を反映して大幅にアップデート!
数あるガイドラインの薬剤の部分をかみ砕いてまとめ,フローチャートと表で適応,用法・用量,処方の注意点や評価項目,推奨グレードや薬剤選択の順序がひと目でわかる便利さで人気を得ているハンドブックの最新版.
★エビデンス×関連図で“いま”の呼吸器看護が一目でつながる!オールカラー改訂版★
初版から大幅アップデート。最新ガイドラインと新規治療まで反映し、解剖生理/フィジカルアセスメントから病態・検査・治療・看護ケアを関連図でわかりやすく解説。バラバラに学んだ知識が、臨床でそのまま使える“実践知”になるガイドブックです。
見やすいオールカラーと関連図で、急性期〜回復期・生活期・在宅までの看護計画づくりと症状マネジメント、患者教育・退院調整・呼吸リハまでを一冊でカバー。病院・施設・在宅のどこでも使用できます。
【こんな方にオススメ】
・看護学生、臨床新人ナース
・呼吸器症状に日常的に対応する病棟/外来/訪問看護の看護師
・最新ガイドラインを踏まえて看護計画と根拠をアップデートしたい中堅看護師
【主な内容】
A 呼吸器の構造と機能、B 呼吸器のフィジカルアセスメント/1 咳嗽・喀痰、2 呼吸困難・窒息、3 血痰・喀血、4 かぜ症候群・インフルエンザ、5 市中肺炎/院内肺炎/医療・介護関連肺炎、6 誤嚥性肺炎、7 肺結核、8 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、9 気管支拡張症、10 気胸、11 膿胸、12 肺水腫、13 急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、14 慢性呼吸不全、15 睡眠関連呼吸障害:閉塞性睡眠時無呼吸症候群、16 膠原病に伴う肺病変、17 特発性間質性肺炎、18 喘息、19 過敏性肺炎、20 医原性肺障害、21 肺がん、22 胸膜中皮腫、23 胸部手術療法における周術期の看護、24 呼吸リハビリテーション、25 呼吸器疾患の緩和ケア
900点以上の画像とともに病理を学べば、脊椎脊髄診療は発見に満ちている !
脊椎脊髄疾患は、日常生活動作に重大な影響を与えます。医学の進歩により、診断所見、分子・遺伝子レベルでの病態の把握、治療法の開発が進み、これらを総合的に理解して脊髄の変化を正確に捉えることが求められています。しかし現在まで脊髄の病理に特化した専門書はないのが現状です。われわれは剖検時、「発生から老化まで」を合言葉に、人生において生じてくるさまざまな脊椎脊髄疾患の病態の理解のため、ほぼ全例で脊髄の検索を行ってきました。脊髄はその全長を脊柱管に囲まれ、慣れないと剖検において採取することが困難であり、神経病理を専門としない一般病理の分野では検索することが少ない臓器です。本書では上部頸髄から馬尾に至るまで、硬膜を破らず、後根神経節を含めて採取する脊髄採取方法について、初心者にもわかりやすいように紹介しています。脊髄の検索では、頭蓋内病変、脊柱管を構成する椎骨とその周囲組織、全身臓器の病変との関連で行う必要があり、単に脊髄を採取するだけでは疾患の正確な理解ができないことに留意すべきです。
本書は三輪書店が刊行している「脊椎脊髄ジャーナル」で好評をいただいた連載カラーアトラス「脊髄の病理」に約8年間にわたって掲載された内容を基本として作成しました。
脊髄の病理の理解は、脳神経内科、脳神経外科、整形外科、小児神経科、放射線科、病理科の医師のみならず、医学部の学生、患者の看護、リハビリテーションにかかわる看護師、理学療法士、作業療法士などの方々にも必要です。本書が脊椎脊髄疾患の臨床、病理、基礎研究に携わる方々に参考になれば、著者として大変うれしく思います。
公認心理師を目指す学生のための標準テキスト、国家試験の出題内容に対応して改訂
●公認心理師国家試験の出題内容に対応して改訂!
●からだの構造と器官系について、豊富な図表をもとに心の働きと関連づけて解説。
●がん、難病、糖尿病など心理支援が必要な疾患を重点に構成。第2版では機能性疾患、緩和ケア・終末期ケアを新設。
●人の体と医学の基本理解とともに、医療スタッフの一員としての心構えが深まる一冊。
【目次】
1章 心理職に求められる人体の理解と医学知識
2章 人体の構造と機能
3章 心に関わる統合器官系
4章 小児の成長発達と疾患
5章 加齢と疾患
6章 内科疾患
7章 がん
8章 感染症
9章 脳血管疾患
10章 神経疾患(難病を中心に)
11章 機能性疾患
12章 整形外科疾患
13章 周産期医療
14章 緩和ケア・終末期ケア
15章 健康と健康増進
トランプ政権の4年とは何だったのか。果たして経済政策はうまくいったのか。新コロナ感染症下で、バイデン新政権はそれをどう変えていくのか。その行方を探る指針となるのが本年度の大統領経済報告書だ。
全体に「ナースのギモン」、重要な症状項目として「嚥下障害」「運動麻痺」を新設!脳神経看護はモニターなどの機器ではわからない脳内の変化に気づく必要があり、観察・アセスメントが非常に重要。本書では、領域別疾患患者対応のポイントを徹底的に見える化。症例とチャートで、脳神経疾患患者の発症から退院後までの流れが、ストーリーで理解できる。患者さんの症状も多数イラスト化。注意したいサインがイメージできる!