近年,複雑ネットワークと制御理論の融合が,バラバシらが発表した論文を契機として注目を集めている.
現実社会に見られる様々なネットワークをコントロールできる可能性が示されているほか,制御点解析によって重要な役割を担うノードを見つけ出すことで,効果的な治療や創薬につなげるといった実応用も生まれている.
本書は,この融合分野について体系的に解説を行う,初の入門的専門書である.
予備知識なく理解できるよう,基礎となる主要な概念や理論から始めて,各種の数理モデル,解析手法,計算手法などについて説明する.また,新型コロナ感染症により重要性が再確認された感染症ネットワークの解析・制御や,主として生体ネットワーク解析を中心としたその他の応用事例も紹介する.
第1章 グラフ理論
第2章 複雑ネットワーク
第3章 制御理論
第4章 線形複雑ネットワークの構造可制御性
第5章 最小支配集合による制御
第6章 帰還点集合による制御
第7章 キャビティ法による制御頂点数解析
第8章 多層ネットワークの制御
第9章 感染症ネットワークの数理モデル
第10章 実ネットワーク解析への応用
★エビデンス×関連図で“いま”の呼吸器看護が一目でつながる!オールカラー改訂版★
初版から大幅アップデート。最新ガイドラインと新規治療まで反映し、解剖生理/フィジカルアセスメントから病態・検査・治療・看護ケアを関連図でわかりやすく解説。バラバラに学んだ知識が、臨床でそのまま使える“実践知”になるガイドブックです。
見やすいオールカラーと関連図で、急性期〜回復期・生活期・在宅までの看護計画づくりと症状マネジメント、患者教育・退院調整・呼吸リハまでを一冊でカバー。病院・施設・在宅のどこでも使用できます。
【こんな方にオススメ】
・看護学生、臨床新人ナース
・呼吸器症状に日常的に対応する病棟/外来/訪問看護の看護師
・最新ガイドラインを踏まえて看護計画と根拠をアップデートしたい中堅看護師
【主な内容】
A 呼吸器の構造と機能、B 呼吸器のフィジカルアセスメント/1 咳嗽・喀痰、2 呼吸困難・窒息、3 血痰・喀血、4 かぜ症候群・インフルエンザ、5 市中肺炎/院内肺炎/医療・介護関連肺炎、6 誤嚥性肺炎、7 肺結核、8 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、9 気管支拡張症、10 気胸、11 膿胸、12 肺水腫、13 急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、14 慢性呼吸不全、15 睡眠関連呼吸障害:閉塞性睡眠時無呼吸症候群、16 膠原病に伴う肺病変、17 特発性間質性肺炎、18 喘息、19 過敏性肺炎、20 医原性肺障害、21 肺がん、22 胸膜中皮腫、23 胸部手術療法における周術期の看護、24 呼吸リハビリテーション、25 呼吸器疾患の緩和ケア
敬遠されがちな肛門部の病態を尻ごみせずに「非専門家が自分で診る」入門書の改訂版.痔核・痔瘻・裂肛をはじめとする,頻度が高く特徴的な病態を180枚のカラー写真によりビジュアルかつ端的に解説.今改訂では,Crohn病患者の肛門病変や梅毒など遭遇頻度が上がりつつある病態や緊急対応を要する病態をさらに拡充.乳児痔瘻や誤嚥による肛門異物・異物挿入なども追加した.外来診療において「自分で(保存的に)診てよい」か「専門的な処置が必要」かの判断を助ける一冊.
どんな仕事でも、大切なのは、「常識」にとらわれず、本質をつかむこと。第一線で活躍する科学者たちは、どのような視点でものを考えているのか。「禁断」の進化論から自然に学ぶテクノロジーまで、さまざまな分野の科学者たちの生き方、考え方を紹介。『絶対音感』『セラピスト』の著者による東工大での人気講義をまとめた一冊です。
1 生物はなぜ光るのか 下村脩の研究人生
2 感染症にかける ゲスト 山内一也
3 偉人伝から遠く離れて マリー・キュリーと弟子・山田延男
4 原子核物理から心理の道へ ゲスト 佐々木玲仁
5 遺伝子工学と知らないでいる権利 ウェクスラー家の選択
6 禁断の不均衡進化説 ゲスト 古澤満
7 実践ショートショート 星新一と要素分解共鳴結合 ゲスト 江坂遊
8 空白の天気図と観測精神 広島地方気象台と猿橋勝子
9 二つの大震災から見えたもの ゲスト 石田瑞穂
10 ひとはなぜ回復するのか 中井久夫と統合失調症の寛解過程論
11 イリュージョンと脳の可能性 ゲスト 柏野牧夫
12 生物模倣のテクノロジー ジャニン・べニュスとバイオミミクリー
日本造血・免疫細胞療法学会編集による,同種造血細胞移植後患者の移植後長期フォローアップ外来に関わる看護師向けの公式テキスト.移植や移植後合併症の基礎知識,外来運営のためのツールやスキルなど,必要な知識・技術を各分野のエキスパートが詳細かつわかりやすく解説.今改訂では,同学会の研修用e-learningの改訂内容に準じて情報更新を行った.
【神経病理診断に役立つ標準的かつ最新の情報と写真が満載.神経病理の決定版アトラス!】
病変の強弱や経時的な変化など,多彩な組織形態を見せる神経病理像は,捉えかたが難しく,診断に苦慮することも多い.
本書では精選された肉眼像や組織像を多数提示して,判断に役立つ所見や標準的な診断法をわかりやすく解説.
病理医をはじめ,法医や脳神経外科医等にとっての神経病理診断の道標となることを目指す.
変性疾患や感染症,外傷,てんかん,プリオン病等々,多様な神経疾患を網羅した,診断実務にも知識の整理にも役立つ決定版アトラス.
≪主要目次≫
第1部 総 論
1.大脳の切り出し・肉眼所見
2.脳幹・小脳の切り出し・肉眼所見
3.脊髄の切り出し・肉眼所見
4.神経染色法
5.神経病理実務の紹介
6.パラフィンブロックの研究活用
第2部 各 論
1.循環障害・血管病変
2.頭部外傷
3.感染症
4.変性疾患
5.脱髄疾患・髄鞘障害性疾患
6.脳形成異常
7.神経皮膚症候群
8.てんかん
9.プリオン病
10.中毒・代謝異常など
索 引
女性のライフサイクル各期の健康問題、性と生殖のケアの基礎知識を詳述しています。
●女性のライフサイクル各期の基礎知識、そこで生じる健康問題とケアについて図解しながら解説しています。高度生殖医療など性と生殖をめぐる今日的課題、女性の生き方の変化について、幅広い知識が得られる内容です。
●「助産師国家試験出題基準 令和5年版」を踏まえて全面改訂。遺伝、ゲノム、性の多様性、プレコンセプションケアの内容を刷新し、国家試験を見据えた学習をサポートします。
総合診療専門医シリーズ最終巻(第5巻).病院に勤務する総合診療医が,病院内,地域内など大小様々な組織内でうまく働くためのノウハウが詰まった1冊.もちろん総合診療専門医取得を目指している病院研修中の専攻医にも役立つ内容となっている.既刊の「診療の仕方」をまとめた第1巻,「ポートフォリオ」を扱う第2巻,「研修の受け方」を取り上げた第3巻と併せて活用したい.
本書は、国際化を踏まえた食品衛生上の諸問題を、実務者の方々に比較的平易に書いていただいたものである。
「菌力」アップトレーニングの世界へようこそ!
本書はBDウェビナーの第1回目から12回目までの講義のポイントをまとめたものです。
感染症の適切な治療を行うための第一歩は、やはり原因微生物を迅速かつ正確に特定することだと思います。私が想起する “菌種の同定"" は「その菌株が分離された患者の臨床症状、病態、治療経過を把握・検討しながら、グラム染色所見、集落の特徴、簡単な生化学性状などから菌種を想定したうえで、自動同定機器やキット、遺伝子解析、質量分析などのデータを “道具"" として総合的な視点で行うこと」です。
さらに、 “究極の同定"" とは、患者の臨床症状、病態、治療経過を把握・検討しながら、グラム染色所見、集落の特徴、簡単な生化学性状などを基にして “一瞬で菌種を想定"" できることではないでしょうか。つまり、日常検査における同定の第一歩はsnap identification、一発同定(推定)がとても大切だと思うのです。
最初にグラム染色像や集落を観察して “ひらめく"" かどうか、そこからスタートするのではないでしょうか。そして、菌種同定のプロセスは経験や勘に基づく直観的な判断(暗黙知)をいかに客観的な証拠(形式知)で明らかにして、ウラを取りながら迅速かつ正確な同定へとつなげていくかが重要です。
自動同定機器やキット、遺伝子解析、質量分析などのデータはウラを取るための “道具"" だとの意識改革が何より重要だと常々思っています。この講演録をご活用いただき、日常検査における「菌種の同定」「感染症の診断」をもう一度一緒に考えてみませんか?
発行:日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
「DMATとは?」「EMIS、PEACEとは?」など、災害医療でまず知っておくべき基本知識から、産科病棟・新生児病棟などでの実際の対応、平時の備えまで学べる1冊。各項目の冒頭にあるチェックリストで大事なポイントを整理でき、箇条書きの解説でサクッと理解!
◆日常診療で遭遇頻度の高い泌尿器疾患を取り上げ,患者の病態に合わせた最適な処方をするための薬剤の知識をまとめました。
◆ガイドラインに沿った治療をふまえた上で,各疾患のエキスパートが「私の処方」として薬剤の開始から併用,追加,変更までの具体的な処方例を紹介しています。
◆診療現場で増えている代替医療に関する質問にも答えられるよう,サプリメントや漢方についても,エビデンスに基づいた解説を加えました。
◆手元にあると便利な1冊として,泌尿器科診療に携わるすべての医師にお勧めします。
1章 感染症
1 膀胱炎
2 尿道炎
3 前立腺炎
4 泌尿器科医が遭遇する陰嚢・陰茎皮膚疾患
5 精巣上体炎,精巣炎
6 腎盂腎炎
7 尿路結核
8 尿路真菌症
2章 排尿障害
1 前立腺肥大症
2 過活動膀胱(男性)
3 過活動膀胱(女性)
4 夜間多尿
5 腹圧性尿失禁
6 神経因性下部尿路機能障害
3章 性機能障害・男性不妊
1 男性更年期障害
2 勃起不全
3 射精障害
4 男性型脱毛症
5 乏精子症、精子無力症
4章 尿路結石症
1 結石排石促進
2 結石再発予防
3 結石仙痛
5章 内分泌疾患・その他
1 原発性副甲状腺機能亢進症
2 慢性腎臓病
3 副腎腫瘍
4 間質性膀胱炎
6章 泌尿器科悪性腫瘍
1 副腎癌
2 腎癌
3 前立腺癌(ホルモン感受性)
4 前立腺癌(去勢抵抗性)
5 膀胱癌
6 精巣癌
7 陰茎癌
実臨床での考え方がわかる,難聴早期発見と切れ目ない支援のための1冊
●第1章では,難聴の早期発見とその後の診断・補聴器の装用と早期療育の状況について,第2章では,学齢期における継続的な支援などについて言語発達や学齢期に問題になることの多い重複障害の問題などを含めて初学者にもわかりやすく解説しました。
●最新のエビデンス紹介を基本に,実臨床の場での知見も取り入れています。
●小児難聴の診療に必要な幅広い知識を,実臨床に即した形でまとめました。
●医師,言語聴覚士,特別支援学校教員をはじめ,難聴児の支援に携わるすべての専門家に役立つ1冊です。
Introduction 小児難聴の総論
1 基本となる知識 福島邦博
column 1 小児医療における考え方 守本倫子
column 2 厚生労働省・文部科学省による「難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針」について 中川尚志
第1章 乳児期の難聴・幼児期の難聴
1 新生児聴覚スクリーニングの実際 菅谷明子
2 精密聴力検査(他覚的聴力検査,幼児聴力検査) 南修司郎
3 先天性サイトメガロウイルス感染症の病態・検査・治療 森内浩幸,森内昌子,神田幸彦,佐藤智生
4 遺伝性難聴の病態と検査 野口佳裕
column 1 遺伝学的検査 宇佐美真一
5 小児難聴の画像診断 内藤 泰
6 乳児期の難聴児に対する補聴器フィッティング 富澤晃文,城間将江
7 乳児期難聴児への介入に必要なポイント 北 義子
column 2 きこえの多様性 中澤 操
8 新しい人工聴覚器と補聴器と適応 古賀 涼,神田幸彦
9 人工内耳の適応選択とその後の対応 岩崎 聡
10 幼児期における難聴児の療育 近藤美紀,神田幸彦
column 3 「難聴のお子さんと保護者のための難聴児療育のロードマップ〜特に人工内耳に関連して〜」 神田幸彦,高橋晴雄,宇佐美真一
11 人工内耳前後の療育:小児人工内耳装用前後のガイドラインについて 神田幸彦,高橋晴雄,伊藤真人
12 急性中耳炎,滲出性中耳炎(非外科的治療) 伊藤真人
第2章 学齢期の難聴
1 学齢期における先天性伝音難聴の外科的治療 白馬伸洋
2 難聴児の言語発達:学齢期の支援について 藤吉昭江
column 1 難聴児にとっての手話言語 武居 渡
3 症候群性難聴の診断と合併する全身症状 吉村豪兼
column 2 聴覚情報処理障害(聞き取り困難症) 阪本浩一
column 3 心因性難聴・機能性難聴 片岡祐子
4 環境調整指導のポイント 菅谷明子
column 4 聴覚過敏 佐藤吏江
5 神経発達症(発達障害)の合併した聴覚障害 福島邦博
6 保護者支援のあり方(保護者とのQ&A) 麻生 伸
column 5 セルフアドボカシー 國末和也
7 福祉制度の概要 石川浩太郎
8 専門職連携教育(IPE)と多職種協働(IPW) 福島邦博
column 6 難聴児の支援に関する調査研究(令和2〜4年度) 大瀬千紗,東海林崇
索引
現時点での「スタンダード」というべき、市中感染症診療の考え方と進め方を1冊にまとめた。具体的な症例を、どう考え、どう進めるべきか、そのプロセスをわかりやすく提示する。「チャート」を全症例に配置。症例の考え方、進め方のポイントが一目瞭然である。IDATEN(日本感染症教育研究会)講師陣によるピアレビュー(査読審査)を実施。項目の1つひとつが、吟味された確かな内容となっている。
消化器内科領域の病棟業務は,消化管系の疾患,肝胆膵系の疾患など、非常に多くの疾患にわたる.本書では,そのような疾患について研修医が急性期病棟で診療を行うときに必要な知識やスキルをわかりやすく解説する.消化器内科レジデントだけでなく,初期研修医やホスピタリストとして活躍する総合内科,総合診療科の医師にも役立つ書.消化管編.肝胆膵編,どちらも消化器内科の病棟管理をするうえでの必読書.
CHAPTER 1 症候編
導入
1 腹痛
2 下痢
3 便秘
4 嘔吐
CHAPTER 2 疾患編
導入
1 上部消化管出血
2 下部消化管出血
3 憩室炎,感染性腸炎,CD腸炎,虚血性腸炎
CHAPTER 3 コンサルテーション
導入
1 ABLによる急性胃拡張症(胃不全麻痺)
2 How to use PPI1 治療編
3 How to use PPI2 予防編
4 イレウスチューブの管理
5 カンジダ食道炎の治療
6 胃瘻の管理・トラブルシューティング
7 上下部内視鏡スクリーニング,ヘルスメンテナンス
8 ストマ造設か? それとも,ステント留置か?
9 下部消化管内視鏡時の前処置
10 大腸ポリープのマネジメント
11 調べてもはっきりしない上腹部症状の対応
12 ステント留置か? それとも,バイパス手術か?
索引