典型画像を覚えよう!基本的な疾患の画像所見、そのバリエーション、鑑別疾患までを見開きで簡潔に解説。
子供は大人を小さくしただけではない、成長し発達するから興味深い。小児科をこよなく愛し、臨床小児科として活躍中の著者が愛情を込めて書き上げた、小児科の決定版。
基本となる微生物学的知識に加えて、検査技術の理論・考え方・進め方を縦軸に、感染症診断に必要な微生物検査の重要な要素(基本操作、検査精度管理、病原微生物管理、法的根拠など)を横軸に編集された、単なる実習書や検査マニュアルを超える内容。
経験豊富なエキスパート213名が編集・執筆。139疾患すべてで診療指針を掲載。最新ガイドライン情報に加えて執筆者の経験に基づく治療法も解説。好評の「ガイドライン活用のポイント」、「専門医へのコンサルト」を大増量。「アドバンスド」、「最近の話題」によるガイドラインを超えた最新情報も充実。「具体的処方」で薬物治療の実際が一目瞭然。診療現場で役立つ情報が満載!
腕試し全100症例。
内科疾患の診断と治療に関する基礎と応用力を、
クイズを解き進めながらチェックしよう!
患者管理を進めていく際、どの検査や治療を先に行うべきか。治療を行い、検査をオーダーする順序、検査結果にどう対処するのかを、具体的な症例のシナリオを追うだけでしっかりと理解できます。
本書は、米国USMLE受験のための参考書でもあり、症例シミュレーションに沿って、臨床知識を楽しみながら再確認するには最適です。
新項目として寄生虫検査を追加!検査材料別検査法を見直し、検出菌の表を充実!薬剤耐性菌のメカニズムおよびその検査法のUpdate!抗菌薬の体内動態についてわかりやすく解説!微生物検査の基本操作、アウトブレイクの定義を追加!学生さんにも臨床家にも使いやすい、必携の1冊。
救命の鍵を握る判断力を磨いて、敗血症に強くなる!
アルコールがもたらす医学的諸問題をアップデートし、今後の方向性を展望する最新知見と情報を解説!
●アルコールが関わる医学的問題は基礎医科学から、身体疾患と精神科領域に広がる臨床医学まできわめて広範な領域を含む。アルコール医科学・医療の諸分野の最近の進歩は瞠目するものがあり、また学際領域からも新たな知見が生まれ、他にも広く波及する新しい概念とアイデアを涵養している。
●一方、アルコール関連問題はますます社会的問題としての意義を増しており、飲酒運転や女性・若年者・高齢者の飲酒問題など、医療と社会・経済的問題とが不可分の関係にある。
●そこで本書では、アルコール医学・医療の最新の展開、基礎医学、アルコール性身体疾患、アルコール依存症、女性・未成年者・高齢者と飲酒問題、アルコール関連問題への取り組み、という主題ごとに小項目を置き、テーマの多様性を反映した多彩な分野のエキスパートに、“最新のエビデンスを最新の視点のもとに解説いただいた。
座談会
1.アルコール健康障害対策基本法施行から6年─アルコール医療はどのように変わったか
総論:アルコール医学・医療の最新の展開を知る
2.アルコール関連問題におけるわが国の状況と世界の動向
KeyWord アルコール関連問題,アルコール依存症,生活習慣病のリスクを高める飲酒,障害調整生命年(DALY),持続可能な開発のための2030アジェンダ
3.アルコール健康障害対策基本法─制定から6年,新たな動きの数々
KeyWord アルコール健康障害対策基本法,第2期アルコール健康障害対策推進基本計画,継続支援モデル事業,SBIRTS
4.アルコール生命医科学:現状と今後の展望
KeyWord アルコール関連肝疾患(ALD),細胞死,腸内マイクロバイオーム,ハームリダクション,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
アルコールの基礎医学
5.アルコールの疫学─わが国の飲酒行動の実態とアルコール関連問題による社会的損失のインパクト
KeyWord 飲酒,アルコール関連障害,アルコール依存症,疾病による損失
6.アルコールの法医学─事故・犯罪・異状死
KeyWord 血液中アルコール濃度,法医学,異状死,事故死,犯罪死
アルコール性身体疾患
7.アルコールと身体疾患─総論
KeyWord アルコール,アルコール代謝酵素,身体疾患
8.アルコール関連脳神経障害
KeyWord ウェルニッケ脳症(WE),ビタミンB1,コルサコフ症候群(KS),アルコール関連認知症
9.アルコール性肝障害の診断と治療の進歩
KeyWord アルコール臓器障害,糖鎖欠損トランスフェリン,肝硬変,ハームリダクション,ナルメフェン
10.アルコールと膵臓疾患
KeyWord 急性膵炎,慢性膵炎,アルコール
11.アルコールと循環器疾患
KeyWord アルコール性心筋症(ACM),遺伝的要因,心臓MRI,冠動脈疾患,高血圧
12.アルコール飲酒とがん─エビデンスの現状
KeyWord アルコール飲酒,がん,コホート研究,プール解析,用量反応関係
アルコール依存症
13.脳はいかにしてアルコール依存に陥るか?
KeyWord 報酬系,neuroadaptation,グルタミン酸,ドパミン,内因性オピオイド
14.アルコールの精神作用と依存症の臨床
KeyWord アルコールに対する反応,アルコール依存症,遺伝因子,環境因子,中間表現型
15.依存症とハームリダクション
KeyWord ハームリダクション,物質依存,依存症治療,公衆衛生政策
女性・未成年者・高齢者と飲酒問題
16.女性とアルコール関連問題
KeyWord 依存症,若年発症,重複障害,胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD),胎児性アルコール症候群(FAS)
17.未成年者の飲酒問題─20歳未満の飲酒の弊害
KeyWord 未成年飲酒,脳の発達,急性アルコール中毒,健康への影響
18.高齢者と飲酒問題─アルコール関連認知症を合併したアルコール依存症
KeyWord 高齢者,アルコール依存症,アルコール関連認知症,ウェルニッケ・コルサコフ症候群
19.アルコール使用障害とDV・子ども虐待
KeyWord アルコール使用障害(AUD),ドメスティックバイオレンス(DV),子ども虐待(CA),統合的な治療
アルコール関連問題への取り組み
20.行政の取り組み
KeyWord アルコール健康障害対策基本法,アルコール健康障害対策推進基本計画,行政
21.アルコール使用障害への早期介入プログラム
KeyWord 多量飲酒,アルコール依存症,飲酒量低減,ブリーフインターベンション(BI),HAPPY
22.アルコール関連問題における多職種・多機関連携とSBIRT
KeyWord アルコール依存症,連携医療,早期介入,SBIRT
23.職域におけるアルコール関連問題とその対策
KeyWord 職場,アルコール,プレゼンティーズム,健康経営,両立支援
24.飲酒が関連する交通事故と飲酒運転への対策
KeyWord 飲酒運転,認知,行動
アルコール医学・医療の理解に必要な最新基礎知識
25.アルコール性肝障害のキーワード
雑誌「小児科臨床」で好評の連載を書籍化。小児科専門医を目指す人のために、「小児科医の到達目標」25分野をふまえた、わかりやすい144の例題と解説をQ&A方式で掲載。
1.小児保健
2.成長・発達
3.栄養
4.水・電解質
5.新生児
6.先天異常・遺伝
7.先天代謝異常・代謝性疾患
8.内分泌
9.生体防御・免疫
10.膠原病・リウマチ性疾患
11.アレルギー
12.感染症
13.呼吸器
14.消化器
15.循環器
16.血液
17.腫瘍
18.腎・泌尿器
19.生殖器
20.神経・筋
21.精神・行動・心身医学
22.救急
23.思春期
24.地域総合小児医療
25.関連領域
索 引
薬の作用と体の変化/薬の効き方