「どう生きるべきか」
「何のために働くのか」
「大志はいかに生まれるのか」
自らの心と向き合い「小志」を積み重ねることで、その答えが出てくる。
志を醸成するバイブルとなったロングセラー解説書に、最新の研究成果を加筆した決定版!
第1章 「志」とは何か
1 「志」という言葉が意味するもの
2 なぜ志を抱いて生きることが重要なのか
3 本書のベースとなった研究の概略
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第2章 志醸成サイクル
1 志の醸成サイクル概観
2 五つのフェーズの詳細
3 志の醸成サイクルを回す
第3章 志のサイクルに影響を与える要素
1 場所の変化
2 情報の入手、事件との遭遇
3 人との関わり
4 一定期間の経験
5 哲学や思想・宗教との出合い、
教育機関での知識・スキルの習得
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第4章 志の成長の方向性
1 自律性の定義
2 社会性の定義
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第5章 事例編
自然に親しむ手引書として大人から子供まで楽しめる待望の完訳版の第2期(6~10巻 各巻上・下 全10冊)セットです。
地球は今、猛烈な勢いで貴重な住人を失っている。開発や戦争で追いつめられ、絶滅を危惧される野生動物の“決定的瞬間”を収めた大型愛蔵版写真集。研究者の詳細解説付き、至高のドキュメンタリー!
無印良品、大戸屋、セコム、公文…
“低生産性”ニッポンのサービス業が
日本発のイノベーションをおこし
世界でウケた理由
日本の産業の海外展開といえば、製造業が中心だった。
しかし、時代は変わった。製造業のみならず、サービス産業でも日本企業が世界にひろがってきているのである。
最近の日本のサービス産業の世界的ひろがりは過去のパターンと大きく違う。
それは、日本人および日本企業が海外で必要とするサービス需要を求めての海外進出ではなく、現地市場での現地需要を獲得するための海外進出だという点である。
日本のサービス業の国際的ポテンシャルを探る1冊。
総論 日本発サービスイノベーションの海外展開
第1部 事例編 先進企業はこうして売っている
第1章 良品計画 コンセプト、商品、店舗の一体展開
第2章 大戸屋 店内調理の海外展開
第3章 セコム 「日本発の仕事観」浸透による成功
第4章 公文教育研究会 共感でつながる海外展開
第2部 論理編 世界にひろげるための成功の鍵
第5章 日本発コンセプトのパワーと具現化
第6章 社会インフラを超えるビジネスシステム設計
第7章 「理念の伝道師」主導の現地経営
第8章 相互作用が生まれる「場」の輸出
執筆者紹介
人間関係が良好で、生産性の高い職場は必ずつくれる!1970年代にアメリカで始まった、怒りの感情と上手につきあう心理トレーニング法を解説。
【キャリア論の第一人者が「社会人のための学び」を完全解説!】
【「何かを学びたい人」「教養とスキルを高めたい人」「今、独学を始めようとする人」
にとって最高の入門書!】
【教育にも最適!独学力が高い人材を「育てる」ヒントも満載!】
日本のビジネスモデルは、大変革を遂げようとしています。
「これまでと同じ」では、もう生き残れません。
この先「なくならない」「必要とされる」仕事をするためには、
「真のプロフェッショナル」として成長しつづけ、生き残る必要があります。
そのためには何が必要か?
プロフェッショナルとして生き残るために必要なことは、「学びつづける」ことです。
常に「アウトプット」と「思考の準備」を怠らず、「自論」を語れる人になる。
その社会人の学びは、「独学」が基本。
だからこそ、いま最も求められているスキルが「独学力」なのです。
「新しい時代」の変化に対応する「独学力」を高めるための
「画期的バイブル」「最高の入門書」が、遂に登場です!
【現在、社会で起きている「変化」を徹底分析!】
★「その仕事」がいつなくなるのか
★「人間が担うべき仕事」が、どう変化するのか
★ビジネスモデルの変換で、個人のキャリアはどうなるのか
★日本企業の「タテ型構造」が大きく崩れるときが来た
★「受け身のリスキリング」では、太刀打ちできない
【日本の「タテ社会」から欧米各国の「ヨコ社会」への転換】
★日本の強みが無力化する時代
★自分がいる業界の「ビジネスモデルの賞味期限」はいつ?
★必要なのは「仕事自律」「学び自律」、そして「キャリア自律」の好循環
★お金や社会的地位の「外的仕事満足」から、やりがいや自己成長などの「内的仕事満足」の時代へ
【独学ができる人・できない人では、この先大きな差がつく!】
★ビジネスモデルは「野球型」から「サッカー型」へ
★年功序列、権威勾配がもたらす弊害
★大切なのは「応用力」につながる普遍性の高い学び
【変化の自体に「揺るがない」キャリアの築き方】
★「専門性コンピタンシー」とは何か
★磨くべき専門性を理解し、自分にしかできない仕事をする
★企業にとっても重要な「先物キャリア人材」
★「ピアレビュー(同僚評価)」を重視する
★「ヨコ型のコミュニティ」で専門性を磨く
【自分に合った「独学」を実践するための「50のヒント」を紹介】
◎珈琲店オーナー、サッカー指導者、研究者、企業家──
一流の独学者4人から学ぶ、キャリアと学びの具体例を紹介
◎アートとキャリアの専門家に聞いた、独学への考察
『ユリシーズ』へとつながる、ジョイスの半自伝的小説。彼の主人公は神話の発明家ダイダロスの末裔である。あるいはすくなくともダイダロスの末裔であらうとする。鳥でも天使でもない者が飛ぶことができるのは、言葉によつて思考し、表現するからである。ジョイスはイギリスの属国アイルランドの一人の男の子が言葉に執着しながら育ち、やがてキリスト教の信仰から離反し、イギリスの帝国主義からもアイルランドのナショナリズムからも独立し、言葉によつて立つ文学者にならうと決意するまでを、言葉をめぐる問題を中心に言葉で書いた。自由と脱出は飛びかける者の特性である(訳者解説「空を飛ぶのは血筋のせいさ」より)。
経済学と障害学という、一見接点のなさそうな両分野の対話から生まれる新しい研究成果を世に示す。「障害」という課題を通じて、人々のものの見方と、社会のあり方を深く考えるための一冊。
2023年1月に発刊された東洋経済ACADEMICシリーズ【次代の教育・研究モデル】シリーズの第三弾。
生成系AIの台頭により、大きく変容する社会と教育業界。複雑化する国際情勢とも絡み合い、先行き不透明の時代性は深刻化しつつある。こうした時代を生き抜く上で鍵となり得るのは、学問の枠組みや文系・理系といった縦割りの構造を超越する「新しいサイエンス」だ。高等教育業界においては、データサイエンスを中心に新進気鋭の知見を活かした教育・研究のモデルの構築が各大学により推進されている。いかに多様なグローバルイシューに対峙するイノベーションを創出し、持続可能な社会を構築するか。各大学のモデルを通して、深まりつつある次代の教育・研究の価値を紐解く。
■Message
小説家 平野 啓一郎
「今、人間はどうあるべきか。人間を映す「鏡」として現れたAI--」
■巻頭特集
01アドビ株式会社 教育事業本部 執行役員 本部長 小池 晴子
「追求せよ、AIの透明性」
02特別対談:東京大学 大学院 松尾 豊 教授 × 東京大学 大学院 高城 頌太 さん
東京大学 松尾・岩澤研究室
「なぜ、日本は世界に負けるのか。AIの進化に取り残される日本の現実」
■CASE STUDY 最先端に触れる
01「空間」の最先端
一橋大学×三菱地所
「社会課題に対峙するソーシャル・データサイエンス。東京“大丸有”を舞台に「空間」の価値を創造。」
02「医療」の最先端
大阪大学
「ヒューマン・メタバース医療が告げる医学新時代の到来。」
03「研究」の最先端
理化学研究所第5期ICT戦略タスクフォース構成員/関西学院大学 副学長 巳波 弘佳
「真のDXを実現する、分野横断的知性とは。理化学研究所が掲げる「つなぐ科学」に迫る。」
■教育論考 世界と日本の新しいサイエンス
国際連合大学学長 国際連合事務次長 チリツィ・マルワラ
「デジタル技術の進化に伴い複雑化が進む社会 新時代に適応する教育のあり方とは」
文部科学省
「文理の壁を越えて、次代を生きる人材を育てる」
「大学・高専機能強化支援事業」選定校の取り組み
中央大学/宇都宮大学/滋賀大学
■Reportage 変革の「今」に迫る
立命館大学/目白大学/成城大学
■DX・AIの深化 「新しいサイエンス」の可能性に迫る 次代の教育・研究モデル
生成AIの利活用ハウツー
編集完了に当たって
東洋経済ACADEMICシリーズ
☆☆☆気になりすぎて死んじゃううう〜〜〜!!!☆☆☆
☆☆☆小学校の理科が大好きになる! 超爆笑まんが☆☆☆
トムとエイミのきょうだいが
日常のふしぎを探究していくよ!
ゲラゲラ笑って頭がよくなりたい子、集まれ〜〜〜!!
●海に捨てられたゴミはどうなるの?
●家庭ゴミはどうやって処理されるの?
●人間のせいで海の生き物が困ってるって本当? ……
みんなのまわりで起こるふしぎな現象のほか、
気になりすぎて眠れない身近な18のナゾをスッキリ解決!
オモシロすぎて、勉強している感覚はゼロ。
なのに「科学の基本」が楽しく身につく、と
累計700万部突破!!
☆☆☆総ルビで読みやすい☆☆☆
☆☆☆小学校就学前から小学校1〜6年生まで対象☆☆☆
1 お小づかいかせぎならトムにお任せ!
空きビンはどうやって再使用されるの?
2 捨てちゃいけない大事なゴミ
家庭ゴミはどうやって処理されるの?
3 トムのしめっぽい1日
ヘアドライヤーは、どうやって熱い風をつくるの?
4 はてしない階段
エレベーターはどうやって動くの?
5 ドキドキ映画館デート
3D映画はどうして立体的に見えるの?
6 風よ、とまれー!
台風はどうして起こるの?
7 砂ばくでサバイバル1
砂ばくはどうしてできるの?
8 砂ばくでサバイバル2
ラクダはどうして砂ばくでも生活できるの?
9 砂ばくでサバイバル3
砂ばくのオアシスはどうやってできるの?
10 願いをかなえて! お月様
月はどうして形が変わるの?
11 ねても覚めても雨に注意!
どうして夏は夕立がよく起こるの?
12 ガタゴトゆられて電車の旅
電車はどうやって動くの?
13 水族館のとなりのきょうだい!?
オットセイはどうして陸の上でも暮らせるの?
14 魚と友だちになるには?
魚はどうして水の中でも素早く動けるの?
15 トムのおかしな飛行機エチケット
飛行機はどうやって空を飛ぶの?
16 ようこそ、火山島へ!
火山島はどうやってつくられるの?
17 波がさらったプレゼント
げん武岩にはどうして穴があいているの?
18 ウミガメの恩返し
海に捨てられたゴミはどうなるの?
ゾウやカバなどの身近なものから、初めて名前を聞く珍しいものまで、36種の生きものの“ヤバさ"にとことん迫ります! すべての生きものにクスっと笑えるユニークなイラストつき。コラムも充実。
環境問題は最大の政治問題であるとする養老流環境論。複雑なシステムである自然を相手にする時は、西欧式コントロールではなく、日本古来の「手入れ」の思想こそ大事とする。著者初の本格的環境論。
読み継がれる昆虫の叙事詩、待望の完訳版!
虫の詩人・ファーブルが著した昆虫自然科学の古典。1巻下では色々な種類の狩りバチの興味深い行動の謎を解き明かす。読みやすい日本語、詳細な脚注と細密なイラストでファーブルの世界がより面白く!
不登校を決めたあなたへ 今からでも遅くない
世界が注目する「自主学習」をわかりやすく解説
台湾の前デジタル大臣オードリー・タン、弟の唐宗浩には不登校の過去がある。
母親として二人を支えた経験から、学びの内容を子ども自身が決める「自主学習」を行う《種の親子実験小学校》を創立し、台湾のオルタナティブ教育の先駆者となったのが、今作の著者・李雅卿だ。
本書は李と同校元校長の朱佳仁、同校卒業生で自主学習実践者の唐宗浩の三名で記した自主学習の指南書で、不登校に悩む子どもたち、保護者、教育者に向けて、実践的なノウハウと温かな励ましのメッセージがふんだんに盛り込まれた一冊。
●著者
李雅卿(リー・ヤーチン)
オードリー・タンの母。《種の親子実験小学校》共同創設者の一人。
朱佳仁(ヂュー・ジアレン)
《種の親子実験小学校》教師兼校長を歴任。
唐宗浩(タン・ゾンハオ)
《種の親子実験小学校》卒業生。「自主学習促進会」に携わる。
●訳者・近藤弥生子
台湾在住ノンフィクションライター。
主な著書は『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』等。
学習障害児の教育に才能を発揮する、優秀で少し変わった教師、椿林太郎。彼の目に映る、人間の未知なる可能性とは──。“生"への根源的な問いを投げかける著者渾身の長編小説。(解説/菊間千乃)
【もう「学校」だけに「学び」を頼らない!】
●不登校という選択は誰にでも起こりえる
●むしろ、いまの学校制度に過剰適応することは危険ですらある
●少子化にもかかわらず、不登校の子ども・生徒の数は過去最高を記録している
このような問題意識から、本書は生まれました。
最近では、教育現場でも無理やり登校させる指導は減りつつありますが、一方で、不登校の子どもたちの学び場は整備の途上です。
本書は、子どもたちが最適な学び場を選ぶ際の指針となるよう取材しました。
【本文より】
不登校をテーマにした本は、たくさんあります。
多くは、わが子の不登校に強い不安を感じている親の心に寄り添ってくれるような本です。
当事者による体験談も人気です。
不登校が起こる原因や構造を学術的に解明しようとする本もあります。
でもこの本は、いずれでもありません。
多くの親がイメージする一般的な「学校」に行かなくても、学べる場所がこれだけある、と紹介する本です。
そうすることで、「学校」に行かなくてもいきなり詰んだりはしないと伝えたい。(中略)
子どもの人生における学校の比重を減らせれば、子どもたちが学校で感じるストレスは減るはずです。
そうすれば、不登校はもちろん、いじめだって減るはずです。
【本書に登場する主な学び場】
●不登校特例校ー星槎中学高等学校、西濃学園中学校・高等学校、岐阜県立草潤中学校
●フリースクール─星槎ジュニアスクール、スマイルファクトリー、広島県スペシャルサポートルーム
●私学の生徒向け不登校支援センター─神奈川県私学修学支援センター
●オンライン不登校支援プログラム─カタリバroom-K
●通信制高校ー星槎国際高等学校、目黒日本大学高等学校通信制課程
●不登校経験者が集う普通科高校ー北星学園余市高等学校
●ホームスクール─ホームスクール&エデュケーション家族会、日本ホームスクール支援協会
●不登校専門塾ービーンズ
●平日昼間の居場所ーいもいも 森の教室
など多数(順不同)
【目次】
序章 学校に行きたくないと言えたとき
第1章 不登校と社会の変化
第2章 居場所・塾・ホームスクール
第3章 学校から半歩離れる教育支援
第4章 不登校経験者が通う学校
第5章 フレキシブルに通える通信制高校
第6章 モザイク模様の学び環境へ
終章 親子で取り戻すそれぞれの自分
【著者プロフィール】
教育ジャーナリスト。
株式会社リクルートから独立後、数々の育児誌・教育誌の編集に携わる。
教育や育児の現場を丹念に取材し斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。
心理カウンセラー、小学校教員としての経験もある。
著書は『ルポ森のようちえん SDGs時代の子育てスタイル』など70冊以上。
人は生まれ育った環境に大きな影響を受ける。今の日本はとりわけ経済的要因で人生が左右される。
飢え、住む場所がない、非正規雇用の増加など「見える貧困」も問題だが、習い事や修学旅行に行けない、誕生日のお祝いをしないなどの「体験格差」、さらに自己肯感や忍耐力、協調性などの非認知能力が育たない「見えない貧困」も蔓延している。
自ら貧困家庭で育ち、その体験を書籍化した著者が、貧困が連鎖するメカニズムや、そこからの脱出がいかに困難かを、実体験やデータを交えて分析。
同時に東京大学大学院教授山口慎太郎との対談で、「親から子に受け継がれるもの」を考察し、貧困を断ち切るための政策・方法を検討していく。
ヒオカ
ライター。1995年生まれ。
社会問題からエンタメまで様々なテーマで取材・執筆。
著書に『死にそうだけど生きてます』(CCCメディアハウス)『死ねない理由』(中央公論新社)がある。
中川家、ちゃんみな、HANA、羽生結弦、平手友梨奈、東京ゲゲゲイが大好き。
X:@kusuboku35 Instagram:@hioka35
環境分野では、ノーベル経済学賞に最も近い経済学者による、新しいスタイルの地球温暖化問題の教科書。
もしこれから100年で気温が6℃上昇する確率が10%あるなら、あなたはどんな行動をとるか?
温暖化問題に確率的にアプローチし、人類がとるべき行動を考える。
自動車の詳細な構造はわからなくても、自動車を運転したり、自動車事故に備えることはできる。
温暖化の詳細なメカニズムはわからなくても、その確率を考えて、温暖化に備えることはできる。
温暖化に関しては、私たちにわかっていることよりも、わかっていないことのほうが
はるかに多い。わかっていることは、温暖化問題は危険だと告げているし、わかっていない
ことは、温暖化問題はすごく危険だと伝えている。
温暖化問題は専門的だし、自分には直接あまり関係がないし、対策のとりようもないーー
と考えている、ふつうの人のための、いままでとはちょっと違う温暖化対策の入門書。
フィナンシャル・タイムズ紙2015年ベスト経済書の一冊に選出!
世界の識者が推薦!
ナシーム・ニコラス・タレブ(『ブラック・スワン』著者)
「リスク」に対する非常に洗練されたアプローチ。驚くべき本だ。
イアン・ブレマー(『「Gゼロ後」の世界』著者)
気候変動のリスクに関心があるすべての人におすすめの一冊。
マーティン・ウルフ(フィナンシャル・タイムズ経済論説主幹)
ガツンとくる本。
ウィリアム・ノードハウス(米国経済学界の権威、『気候カジノ』著者)
経済の複雑さとグローバルな環境問題合意の難しさを踏まえて書かれた本。
はじめに:クイズ
第1章 緊急事態
第2章 基本のおさらい
第3章 ファットテール
第4章 故意の無知ーーそれについて考察する経済学者2人の見解
第5章 地球を救い出す
第6章 007
第7章 あなたにできること
第8章 エピローグ:ちがう形の楽観論
謝辞
訳者あとがき
注
参考文献
索引
おもしろくてわかりやすい! 集英社版・学習まんが『世界の伝記NEXT』から展開中の「伝記×SDGs」は、偉人の生き方からSDGsの目標達成のヒントがもらえる新シリーズ。
第3弾は性差別とたたかった裁判官ルース・ベイダー・ギンズバーグです。
ルース・ベイダー・ギンズバーグは2020年になくなるまでの27年間にわたり、アメリカの連邦最高裁判所で裁判官をつとめた女性です。
ルースは1933年、ニューヨークに住むユダヤ系の両親のもとに生まれ、幼いころからとても優秀でした。しかし、当時のアメリカでは教育や職業をめぐる女性差別やユダヤ人差別がひどく、若いルースもたびたび差別に悩まされます。それでも「女性の自立」を説いた母の教えを胸に、法のもとで平等な社会を実現するために法律家を志します。
弁護士となったルースは男女平等が問われたいくつもの裁判で実績を上げ、弱い立場にあった女性、ときに男性を助けます。その後、裁判官として判決をくだす立場となり、1993年には最も重要である連邦最高裁判所の裁判官に指名されました。最高裁判所では、男女の賃金格差に異議を唱えたり、マイノリティの権利を守ったり、多くの判決や意見で注目を集めつづけました。ルースは法のもとの平等を目指す「正義の象徴」として、アメリカじゅうの人びとから尊敬される存在になったのです。
【本書の特長】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●Q&Aや年表など、よりくわしく知ることができる記事ページも充実!
【もくじより】
広がる好奇心
認め合うパートナー
わたしは負けない
差別とのたたかい方
わたしは反対します
解説:R・B・Gは法のもとの平等が正義だと考えました