モロッコの古都マラケシュの人々の心に深く旅し、その話し言葉・叫び声・つぶやき・歌などの神話的・呪術的に響きあう聴覚上の世界に、失われた「原初の言葉の顕現」と「人間の魂の始原の郷国」をさぐりだす。異文化にふれあいながら、作家カネッティの「死の意識」の風景のなかに、マラケシュが直面する内的現実を浮き彫りにした感受性あふれる紀行文学的文明論。
平成の世に落語の黄金期の再現を!26年間の沈黙を破り、語る分裂騒動の真相。
『「帝国」戦争と文学』は、満州事変〜太平洋戦争期に刊行された文学作品の単行本を精選し復刻刊行するものである。本書は永田美那子『男装従軍記』(一九三二年、日本評論社)の復刻である。
法曹関係者のための留学サポート!NYロースクールに留学した刑事法学者の多岐にわたる未知の留学情報を収録した記録で、今話題のロースクールや裁判員制、さらには司法取引など米国の刑事司法関連情報に加え、ブロードウェー、自由の女神、NY証券取引所などマンハッタン探訪も満載した楽しい滞在記録である。