「FRB」の最大の目的は、アメリカの「雇用の最大化」と「物価の安定」です。そのために彼らはどのように考え、どう行動しようとしているのかー。基本的な思考スタンスから、資料の見方、会見の読み方まで、ポイントを押さえた解説で、FRBの動きが見えてきます。
私たちが暮らす経済社会は、民間活動からなる市場経済と、それを補完・修正する国家活動とで構成されている。重要なのは、国家による補完・修正が、私たちの生活を豊かにし、厚生を増大させることができているかという点である。それを見極めるためには、実際に起きている経済現象を正しく理解しなければならない。ところが、新聞・テレビなどの大手メディアやSNSでは、間違った理解に基づく報道・情報が大手を振ってまかり通っている。本書では、経済学の基礎的な知識を学び、経済現象を正しく理解するための「道しるべ」を掲示する。
東大で学ぶビジネス成功への近道。「現金値引き」と「ポイント付与」販促効果はどっちが大きい?!モノの売り方、賢い消費のノウハウ満載。
本書刊行の第一の目的は、世界中の多くの研究者によりバラバラに分散的に行われている組織の経済学の研究について、その全体像と各論を統一的な視点・モデルを用いて説明し、本分野の理論の研究者やユーザーに対して、それぞれの理論の異同、より具体的には、ロジックや前提、インプリケーションの相違を可能な限り厳密に明らかにし、理論の発展や企業分析現場における応用に貢献することである。第二の目的は、そのように、統一的な視点で、見通し良く整理した最先端の切れ味鋭い理論を用いて、実際の複雑な組織の現象、なかんずく日本企業の組織の説明・評価を試みることである。
教育の効果を高めるためには、お金がかかります。どのような教育投資が成功に結びつくのか、制度やインセンティブをどのように設計するのが最適なのか。経済学の視点から論理的に解説します。著者は大学で教鞭をとる経済学者で、統計データに基づく分析を行うなど精力的に活動しています。家庭の役割や、学校教員のインセンティブ、教育制度の視点など、総合的な視点から解説しています。最終的には日本の発展のためにどうするのが最適なのかという幅広い視点からも解説します。自分の子どもを教育機関に預ける親世代はもちろんのこと、学校教員や教育の制度設計にかかわる人まで、幅広い読者が対象となります。
診断士1次試験10年分の過去問題(平成25〜令和4)を論点別・重要度順に編集!法改正・制度変更にも対応!(詳しい解説付き)
コンピュータ操作の基本と情報収集から学ぶ論文作成技法。数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)対応テキスト。
実態と理論の乖離を埋める。「なぜ貿易が行われるのか」「どのように国際的に資金が流れているのか」「なぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか」-このような素朴な疑問から、グローバル化し、相互依存の高まった国際経済活動を解明する。データを全面的にアップデートし、新型コロナ禍の貿易に関する影響も盛り込んだ新版。
世界トップクラスの研究者が経営論壇で議論している内容を、日本のビジネスパーソンのためにかみ砕き、語りおろした「バーチャル特別講義」。本書“1理論編”では、野中郁次郎、フィリップ・コトラー、マイケル・ボーダー各教授ら9名が登場、企業経営の本質に関わるテーマを取り上げ、縦横に語る。『世界最高峰の経営教室』の内容を大幅に増補改訂して文庫化。
Z世代を中心に、コスパならぬ「タイパ」(時間対効果)の追求が当たり前となった。時短とは異なり、「限られた時間でより多く」「手間をかけずに観た(経験した)状態になりたい」という欲求が特徴で、モノやコンテンツをコミュニケーションの“きっかけ”“手段”ととらえているという。背景にはサブスクの普及、動画のショート化などの環境変化と、「時間を無駄にしたくない」「いますぐ詳しく(=オタクに)なりたい」といった意識の変化がある。もはや純粋に消費を楽しむことはできないのか?一見不合理なタイパ追求の現実を、気鋭の研究者がタイパよく論じる。
食べ物は踊る、未来が変わる。食卓からみる資本主義、貧富の差、グローバリズム、SDGs、環境問題…。
見るだけで会話ができる!マーケティングの第一人者、東大教授が伝授!
EUと、ヨーロッパの主な国々の政治・経済・国際関係をわかりやすく解説する。複雑で、多様なヨーロッパ/EUに関する基礎的な知識をまとめて学べる好評テキストの最新版。