社会になんとなく疎外感を抱くことはないか。自分の居場所などないと思えたり、自由に生きることを阻む檻のように感じたり…しかし、社会はあらかじめ存在するのではなく、人と人の日々のコミュニケーション=相互作用の集積から生まれるもの、そう考えれば、おのずと社会との関係の結び方が見えてくる。そして、「私から社会へ」を考えることは“ほんとうの自分”を振り返ることにつながる。個と社会の問題にこだわり、よりよく生きる道を模索したジンメル思想を現在を読み解くツールとして捉え直す、気鋭の社会学者によるスリリングな試み。
似合う洋服の色がすぐにわかる。知的に、若々しく演出できる色がわかる。今までとは違うおしゃれができる配色テクニック満載。あなたの肌色に似合う“ベストカラー”がすぐわかる。インテリアセンスが格段にアップするカラーテクニック術。
美しい言葉遣いには人の心をとらえる力がある。英会話でも、本当に大切なのは「話せるか話せないか」よりも、「どんな英語を話すのか」ということ。感じのよい態度で丁寧な英語を話せば、きっと相手も好意的に対応してくれるはず。渡米生活25年の経験から得た、旅先で、ビジネスで、好印象を与えるスマートな大人の会話術。
NHK教育の人気番組『からだであそぼ』から、話題のコーナーとたいそうをDVD化。本作は「歌舞伎たいそう」を中心に構成され、市川染五郎による踊り方の手本などを交え、楽しく覚えることができる。
佐藤弘道お兄さんとヨガのきよこお姉さんが、親子向けの楽しい遊びを提案。公園に出かけていろんなものと触れ合ったり、音楽に合わせて踊ったり、気になるもののマネをしたり……。子供の体と心を健やかに育ててくれる。
伝統工芸の美を伝えるNHKの番組『美の壺』。本作ではオープニング・ナンバーの「モーニン」から、番組内で使われたスタンダード曲を収録しており、ジャズ入門編的な趣もアリ。番組ナビゲーターの谷啓によるライナーこそが、まさにビギナーに向けて書かれたソレだ。
最近、DNAの分析技術が飛躍的に進歩し、現代人はもとより古人骨に残された遺伝子から日本人のルーツとなる人々が溯れるようになった。アフリカを出た人類がどのような道をたどって東アジアに到達し、日本列島へ渡ったのか、分子遺伝学の立場からその足跡に迫る。また、縄文人が先住する日本に大陸から稲作技術を持った弥生人が移り住んできたという日本人の二重構造論をDNA分析から検証。縄文から弥生への移行は平和的に行なわれたのか?渡来した集団の規模は?さまざまな疑問に縄文・弥生人の遺伝子分析から答える意欲的な一書。
桜、藤、椿、宝づくし、蝶…伝え続けたい優美なデザインを絹糸の輝きで描く、珠玉の図案集。50点以上の図案を掲載。初めてでもわかりやすい、ぬい方解説つき。
うつ病人口100万人。2人に1人は再発し、3人に1人は薬が効かないー“不適切”な投薬と診断の実態!医療現場の最前線から最新の成果を伝える。
童謡「ぞうさん」で知られる詩人まど・みちお。老いてなお、果てなく自由な感性の源はどこにあるのか。身辺の小さな発見を書きとめたノート、入院を機に再び描き出した絵を引きながら、百歳の日々を語る。静かな感動を呼んだドキュメンタリー番組、NHKスペシャル「ふしぎがり まど・みちお百歳の詩」書籍化。「地球の用事」「リンゴ」「れんしゅう」「トンチンカン夫婦」ほか詩一七篇を収載。
海外のスラムや路上を数多く取材してきたノンフィクションの俊英が、遺体の冷凍空輸、韓国系教会によるホームレス支援、夜逃げ補償つきの結婚紹介所など、在日外国人たちの知られざる生態を追う。そこに浮かび上がってきたのは、日本人も知らないこの国のもう一つの姿だった!「異文化交流」のスローガンが取りこぼしてきたリアルな人間模様をすくい上げ、新しい視点から日本文化を描く意欲作。