心を満たす「ひとり」の時間(仮)
解剖学者(養老孟司氏)とお笑いタレント(伊集院光氏)による、共感だらけの生き方放談。待望の文庫化!
≪「東大卒の医学博士、解剖学者であり大ベストセラーの著者である先生に対し、伊集院光ごときが親近感?」と笑われるかもしれませんが、同じ匂いを感じるのです。その匂いの元が何なのか、先生のご著書『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)を読んでいてピンときました。「別に世間が間違っているわけではない。間違っているのは、自分のほうかもしれない。だけど世間と自分がズレていることだけは間違いない。ひょっとすると、そのズレが、物書きになる原動力か、と思う」--この文章を初めて読んだとき、僕は救われたような気がしました。僕が感じていた先生との共通点は「世間からズレている」ことです。≫(「はじめに(伊集院光氏)」より抜粋)
世間からズレている。そんな自分自身とどう付き合って生きるか。どう世間と折り合いをつけて生きていくかーー。お互いの人生体験を振り返りながら、楽しくもマジメに考えあう。生き方のヒントが満載!
「文庫版まえがき(伊集院光氏)」「文庫版あとがき(養老孟司氏)」を新たに収録。
<本書の主な内容>
第一章 僕らは世間からズレている
●先生、ゲーマーの味方をしてくれましたね
●僕は医者に向いていなかった
●棺桶を持って非常階段を降りたことある? ほか
第二章 僕がなんで不登校になったのかというと。
●変な手間をかけてる昆虫が生き残っていますよね
●サンドウィッチマンが売れた理由は
●先生と「男と女」の話をするとは! ほか
第三章 世間って、そもそも何でしょう
●ゴキブリが嫌われるのは「意味不明」だから
●お笑いは基本「笑われる」ことを嫌うんです
●世間には不必要な人間が必要ですよね ほか
第四章 たまに世間から抜け出す方法
●思いつめてしまったら猫を見てください
●一度外れてしまうのもありですよね
●今のお笑いは専門学校に行く。大変ですよ ほか
第五章 先生のその発想は、 どこから来ているんですか?
●理屈じゃないことがこの世には存在するという理屈
●最近は、嫌いなもの潰しをしています
●「幽霊は現実だ」といえる場合がある ほか
第六章 「シーラカンス」がいることは、希望ですね
●AIに仕事を取られるとよく言いますが
●人がいらない社会をつくってどうするんだろう
●僕の次のステップは「おもしろすぎないトーク」です ほか
「どんなに努力しても こころが変わらないときは こころは横にそっと置いて 言葉や行動を変えてみる 演技してみる こころは不思議にも変わってしまう こころは 言葉によってコロコロ変わる 言葉によって 言葉どおりの自分に変わる そうすれば自分探しの はてしない旅に終止符がうたれ 新しくて楽しい人生が 始まるでしょう」(本文より)。
本書は30年あまりの長きにわたって読み継がれてきたやすらぎのバイブル。
「すっと無理なく心に響き、心が穏やかになりました」「初めて読んでから数十年経っても、心に染み渡ります」「小さなことにくよくよしていた自分にさよならができました」など、多くの読者に愛されたロングセラーが新装版で新登場。
自分の殻を破りたい人、自分を変えて積極的に生きたい人におすすめの1冊。
つらいときには本書の「そのままの自分でいい そのままの自分が百点満点 そのままのあなたでいい そのままのあなたが百点満点」を何度も唱えたい。
こんなこと言ったら嫌われそう……
わがままと思われたくない……
断ったら後で影響出そう…
そんな悩みをすべて解決!
すがすがしく「NO」と言える気持ちのいい会話術「アサーティブ」とは、「相手との関係を良好に保ちつつ、自分の意見をしっかり主張する」対話スキル。アメリカ発のコミュニケーションスキルだが、日本でも徐々にその重要性が認識されつつある。
本書はその「アサーティブ」について数多くの研修を行い、「研修女王」の異名を持つ著者が、アサーティブの考え方とその具体的スキルを説くもの。「NOと言っても嫌われない方法」「苦手な相手に意見を伝える方法」「上司や部下に対して物おじせず言いたいことを言う方法」「わがままなクライアントに要望を伝える方法」など、そのテクニックは極めて詳細、かつ具体的。
また、内向的な人(パッシブ)が意見をうまく伝える方法など、自分のタイプ別に有効な話し方も解説する。会話例も多数で、まさに「そのまま使える」一冊でもある。
「そもそも会話が苦手」「いつも言いたいことが言えなくてモヤモヤする」という人は必読の一冊!
本書の内容
第1章 そもそも「アサーティブ」って、何?
第2章 「言いたいことを言う」技術1[相手別]苦手解消のヒント
第3章 「言いたいことを言う」技術2[シーン別]苦手解消のヒント
第4章 自分の意見を「すがすがしく伝える」技術
第5章 相手を知れば、もっと伝わる
第6章 「GIVE & TAKE」から「GIVE & GIVEN」へ
小さくなった風船、ケーキの空き箱、去年のカレンダー……。実はそれ、子どもたちの大事なたからもの! かわいくてユーモラスな絵本。
SoftwareDesign誌での連載と技術アドベントカレンダー24回ぶんに収まらなかった関連知識を徹底解説。いわゆる「オブジェクト指向」と呼ばれる考え方から発展した分野は、どのようにソフトウェア設計の役に立つのかを、よく知られた原則、テスト駆動開発、デザインパターンなどを通じて理解できる一冊です。上級者には定番の知識を体系的に整理するヒントとして、初級者には可愛いイラストで覚えるキーワード集として、幅広く活用していくことができます。なお、サンプルコードはPHPで書かれていますが、他の言語に置き換えて読めるコードばかりです。PHPを使っているかどうかを問わず、全ての開発者にオススメです。
第 1章 クリーンアーキテクチャ
第 2章 パッケージ原則
第 3章 オブジェクト指向
第 4章 UML(統一モデリング言語)
第 5章 オブジェクト指向原則 SOLID
第 6章 テスト駆動開発
第 7章 依存性注入
第 8章 デザインパターン
第 9章 アジャイル開発
大人にも人気の「しろくま」シリーズ第6弾!
ぼくは、おいしいものをたべるのがだ〜いすき。なかでも、あかいたべものがおきにいり。
あるひぼくはおもったんだ。「だいすきなあかいたべもののなかにはいってみたら、どんなかんじかな?」そうぞうしただけでよだれがでちゃう。
「いちご」あかといったら、やっぱりいちご。そのままたべてもおいしいし、ケーキ、パフェ、だいふくにもはいっているよ。だいすきだから、ぼくがいちごになっちゃうよ!
「りんご」ぼくのいえでは、まいにちりんごをたべるよ。おかあさんがつくってくれるうさぎのりんごにはいってみたら、マントみたいになっちゃった!
「だるま」たべものだけじゃあきちゃった。ほかのあかいものにもはいってみよう! ねがいごとをかなえてくれるあかいだるま。ぼくもだるまになって、みんなのねがいをかなえてあげたい! きみのねがいごとはなにかな?
読み聞かせにもぴったりのユーモア絵本!
私立中学「惑星学園」に通う中学一年生の日向星は、明るく誰からも好かれる女の子。
でも、星にはひとつみんなに隠していることがある。
それは……超人気ソングライターの「ステラ」であること。
ある日、曲提供の依頼を断るため大手の芸能事務所を訪れた星だったが、そこで偶然、気になっていたアイドル「PLANET」の解散危機の場面に遭遇してしまう。
彼らを救うため、星はPLANETの魅力を伝えるための曲を作るーー。
超美形グループから愛されすぎる! 胸がキュンとする青春ストーリーがはじまる!
【もくじ】
私の日常/天文部/PLANET/スターになる存在/大人な黒月くん/EARTH/親友/出会い/解散?/チャンス/初めての楽曲提供/[side土和]ステラさん/心配/再始動/みんなに届け!/箱推し/[side土和]輝くために/プロデューサー?/めざすは一番!/[番外編side土和]初恋/[番外編side 土和]心の支え/[番外編side土和]救いの手/[番外編side土和] 輝く一番星
千年間、読み継がれた日本最古の長編小説『源氏物語』。誰もが知る作品だが、作者・紫式部は生年も本名も、実のところは分かっていない。さらに、『源氏物語』のストーリーには明らかに矛盾がみられる箇所があり、「複数作者説」まで唱えられている。
本書は、そんな紫式部と『源氏物語』にまつわる55の謎を取り上げ、平安時代の実態とともに、その真実に迫る。
●第一章 『源氏物語』とはーー作品をめぐる謎
どんな内容なのか?/紫式部直筆の『源氏物語』は存在するのか?/最初から五十四巻だったのか?/平安時代の後宮とは?
●第二章 なぜ光源氏が主人公なのかーー物語をめぐる謎
時代設定はいつ頃なのか?/光源氏は実在の人物をモデルにしているのか?/なぜ皇室の不倫が大胆に描かれているのか?/なぜヒロインたちは出家してしまうのか?
●第三章 『源氏物語』はどうやって書かれたのかーー成立をめぐる謎
なぜ紫式部は『源氏物語』を書きはじめたのか?/藤原道長はスポンサーだったのか?/最初は短編小説だったのか?/『源氏物語』の作者は一人なのか?
●第四章 なぜ『源氏物語』は読み継がれたのかーー受容史をめぐる謎
なぜ「国宝源氏物語絵巻」が描かれたのか?/なぜ紫式部は地獄に堕ちたと信じられたのか?/信長・秀吉・家康は『源氏物語』を読んだのか?/海外でも『源氏物語』の擬作が書かれていた?
●第五章 本当に紫式部が書いたのかーー作者をめぐる謎
紫式部の本名は?/藤原道長の愛人だったのか?/清少納言の関係とは?/『源氏物語』作者複数説とは?
どうぶつさんがくらしているところにもコンビニがあります。お店のなまえはニャニャマート。てんちょうはネコイチさん。どうぶつさんのほしいものがなんでもあるのがじまんです。
朝、急いでやってきたのはパンダさんの親子です。パンダさんの子どもは、「サササンド」を見つけて大喜び。ネコイチさんは、「サクサクしたササとマヨネーズのくみあわせがたまらニャイですよ。ササの葉がこまかいので歯にはさまらないようご注意ください」と、伝えました。
次にやってきたクマさんは、「ハチミツとイクラのパフェ」を注文しました。ネコイチてんちょうは、パフェができるとクマさんのところへ持っていきました。「ハチミツとイクラのパフェです。あまくてしょっぱくてとろーりプチプチ。どうぞごゆっくり」
それからも、カブトムシさんやヤギさん、キリンさんがお店でお買い物をしていきます。そして最後にこいぬくんがやってきて……?
『青鬼 ジェイルハウスの怪物』(PHPジュニアノベル)と交錯(クロスオーバー)する、興奮のストーリー!
夏休みのある日、街外れの洋館・ジェイルハウスで恐ろしい怪物に遭遇したひろしたち。命からがら洋館から脱出したひろしたちの姿を、一人の少女が目撃していた……。目撃者・レイカは、ひろしと同じ小学校に通う5年生。初めてオカルト現象を目の当たりにしたことに感激したレイカは、オカルト調査クラブを立ち上げ、クラブ初の調査対象として「ジェイルハウス」を選ぶ。そして、幼なじみの優助とともに怪物ホカク計画を開始するが……。
おはようおかえりーーそれは「無事に、早く帰ってきて」という願いが込められた言葉。北大阪にある和菓子屋「凍滝」の姉妹、小梅とつぐみ。姉の小梅は家業を継ぐため、毎日和菓子作りに励み、 自由奔放な妹・つぐみはエジプトへの留学を目指していた。ある日、亡くなった曾祖母の魂が、何故かつぐみの身体に乗り移ってしまう。戸惑う小梅に曾祖母は 「ある手紙を探してほしい」と頼んでくるがーー。芋あんのキンツバ、六方焼き、すずめのこなし、最中……和菓子の香りもふくよかに、正反対の姉妹をあたたかく描く家族小説。
アプリケーション開発には、基本のMVC以外の機能実装が非常に重要になります。本書は、既刊『PHPフレームワーク Laravel入門』を読み終わった方に向けて、もっと知りたいという要望の高かったMVC以外の機能実装の手法を解説します。コア機能の詳細から、サービス、DBクラスとEloquent、ジョブ管理、フロントエンド(Vue.js、React、Angular)との連携、ユニットテスト、Artisanコマンドまで詳細にわかります。Laravel5.8.9準拠。
なぜ日本では約700年も政府貨幣が発行されなかったのか?
日本の貨幣の歴史から現代の課題が見えてくる!
貨幣と国債に違いはあるのか。インフレーションは悪夢なのか。日本史の事例から考える、人気エコノミストによる令和時代の貨幣論。
日本の歴史には経済理論の事例が満載!
●富本銭は貨幣として機能したのか
●和同開珎銅銭のプロモーション戦略
●貨幣を使用する全員から取れる税
●金属貨幣に先行する手形という信用通貨
●なぜ室町幕府は貨幣を発行しなかったのか?
●300年間、賃金が変わらなかった中世
●なぜ宋銭が日本で基軸通貨になったのか
●暗号資産と渡来銭の共通点とは?
●権力から独立した方法で貨幣量を維持
●宝永改鋳がインフレを起こした
●正徳改鋳がもたらした強烈なデフレ
日本国内では、日米の金利差にばかり目が行ってしまうが、米国以上に金利を引き上げた各国の通貨も多い中でドルの価値だけが上がっている。安全保障上のリスクがある中で、強い軍事的なプレゼンスと安定性をもつ国の通貨が上昇したのだ。政府負債としての貨幣の価値を裏付けるものが政治・軍事におけるパワーであるという視点は、日本史の中のマネーにおいてもしばしば観察される現象だ。(「はじめに」より抜粋)
一見すると、ふつうに見える写真。写真にまつわる話を読んでみると、おかしな点がうかびあがってくる。どこがおかしいのか、なにがおかしいのか……? 写真に隠された真実を、キミは見ぬけるかな?
誘拐された友だちが残したヒントを、写真から読み解く「隠されたメッセージ」。スーツケースの中身を捨てるだけのバイトのはずが……「病(やみ)バイト」。遊園地にいるはずのない着ぐるみが写真に……「遊園地」。謎解きミステリーやホラーなど9編を収録。
朝読にもぴったりの一冊!
【目次】
隠されたメッセージ/病(やみ)バイト/夏祭り/完璧なアリバイ/夜のファミレスで出会ったJKの話/遊園地/選択せよ/ハッピーエンディング/心霊配信
タケコプターとはなんの象徴なのか?
四次元ポケットには本当はなにが入ってる?
みんなが大好きな国民的作品は、最高の哲学書だった!
本書は、タイムマシン、タケコプター、アンキパンなど、ドラえもんのひみつ道具を軸に哲学し、物語に秘められたメッセージを読み解く1冊です。
あなたの知らない、ドラえもんの深い世界がここにある!
(本書の主な内容)
●なぜ人は「タイムカプセル」を埋めるのか?
●「どこでもドア」がドアの形をしている理由
●夢と現実のどちらが本当の世界なのか?
●「ビッグライト」の活躍する場が少ない理由
●機械化は人を幸せにするのか? etc.
「この本では、『ドラえもん』に登場する未来の道具を切り口に、物事の本質や私たちの歩むべき道を考えてみたいと思います。たとえば、どこでもドアを切り口にした場合には、『「ドア」とはなにか?』といった具合です。様々な角度から深く考えることで、日頃の思い込みを超えようとする点が特徴です。ぜひ皆さんも自分自身で考えることで、自分なりの答えを出してみてくださいね」(本書「はじめに」より抜粋)
「古代ローマ史」第一人者が、世界史の読み方をわかりやすく解説。
東京大学教養学部で28年間、早稲田大学国際教養学部で4年間、教壇に立って語ってきた著者のエッセンスを凝縮。
人間社会の普遍的な真理を教えてくれる「古典」と、人類の経験の集大成である「世界史」、この二つをきちんと学び、身につけることで「教養」の基礎が築かれる。
現代を読み解くヒントは、世界史の中にある。過去を知ることで今がわかる。
【目次】
●序章:「歴史に学ぶ」とは何か?
●第1章:文明はなぜ大河の畔から発祥したのか
●第2章:ローマとの比較で見えてくる世界
●第3章:世界では同じことが「同時」に起こる
●第4章:なぜ人は大移動するのか
●第5章:宗教を抜きに歴史は語れない
●第6章:共和政から日本と西洋の違いがわかる
●第7章:すべての歴史は「現代史」である
※本書は、2017年1月にPHPエディターズ・グループから刊行された『教養としての「世界史」の読み方』を加筆・修正したものです。
■「はじめに」より一部抜粋
江戸時代の大名で剣術の達人でもあった松浦静山が説いたように、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」である。
華麗な成功は必ずしも「勝利の方程式」に基づくものではなく、偶然や幸運に支えられていただけであることがままある。
一方で、敗北や失敗には明確な原因がある。
であるならば、むしろ歴史上に無数に存在する凡庸な失敗を反面教師とするほうが役に立つのではないだろうか。
景気が悪く退屈な話だったとしても、敗者の失敗に関心を寄せ、同じ轍を踏まないよう心がけるほうが、成功者の派手で華麗なリーダー論に接して気分が良くなるよりも、よほど意義がある。
本書では、あえて歴史上の敗者に注目し、彼らがなぜ敗れたか、失敗したのかを考察していく。
■目次
【第一章】現場主義・プレーヤー型
源義経:最強プレーヤーはなぜ「独立」に失敗したか
西郷隆盛:情に流された英雄の末路
山本五十六:大作戦を破綻させたコミュニケーションの欠如
【第二章】サラリーマン社長型
明智光秀:「三日天下」を招いた決断力不足
石田三成:最大の敗因は組織づくりの軽視
田沼意次:官僚の枠を超えられなかった改革者の限界
【第三章】オーナー社長型
後鳥羽上皇:自身の権威を過信した「名君」の誤算
織田信長:部下の謀叛を招いた「ブラック企業」の長