日本で2人に1人がアレルギーをもっていると言われる現在。
病気にならず健康に生きていくための基本から、症状改善のための具体的な方法までを専門家が解説。
皮膚病に悩むすべての人のための一冊。
【目次抜粋】
はじめに
第1章 皮膚病はなぜ起きるのか
●皮膚の異常は体からの要注意信号
●なぜアレルギー疾患は起きるのか
●毒に囲まれて生きている現代人
第2章 皮膚病の種類
●アトピー性皮膚炎と気管支喘息は親戚関係
●ニキビ
●ハゲも乾癬も食生活の乱れが招く
第3章 西洋医学、ステロイド剤の落とし穴
●化学薬品では病気は治せない
●手術に頼る西洋医学
●かゆい皮膚病はかいていい
第4章 皮膚病の最善の治療は汚血を取ること
●自然に毒を出している
●汚血がたまっているサインとは
●皮膚病を治す7つの鉄則
第5章 漢方薬はなぜ皮膚病に効果があるのか
●医学の基礎は薬草
●化学薬品と漢方薬の違い
●尋常性乾癬が35種類の薬草で改善
第6章 体に「毒」をためない生活
●病気にならないための7ヵ条
●平均寿命ではなく、健康寿命を延ばす
●希望をもち続け、病気を気にしない
好評の《これからの保育シリーズ》の改訂版!
5年ごとに改訂される「日本人の食事摂取基準2025年版」に準拠。最新の法令にのっとった食物アレルギー児への対策・対応・支援の仕方、災害時の備えと保育所での食の支援など、保育現場に即した本。
管理栄養士・保育士の目線でアレルギー対応の「いろは」を掲載し監査の備えとしても役立つ必携の書。
同シリーズでロングセラーの『保育現場の食育計画』とセットがお勧め。
2 はじめに
3 目次
4 監修者・著者紹介
5 保育現場の職員で共有したい10point
Part 1 アレルギー疾患をもつ子どもの“食”の考え方
10 管理栄養士から学ぶ 栄養学のはじめの一歩
20 …… 食事のバランスと除去の考え方
23 食育から見る食物アレルギー
…… 食育から見る食物アレルギー
25 …… 知っておきたいアレルギーのしくみ
27 …… 保育所で見られるアレルギー全般
29 …… 子どもの食物アレルギー
40 …… 医療機関の上手なかかり方
43 必要最小限の除去の考え方〜食のコントロール〜
44 …… ポイント1 「医師の診断に基づいた必要最⼩限の原因⾷物の除去」が原則
47 …… ポイント2 誤食に注意
52 …… ポイント3 食物経口負荷試験のススメ
56 …… ポイント4 除去食で不足が心配な栄養素の補完
58 …… 複数アレルゲンに対応したアレルギーコントロールレシピ
61 食品ごとのアレルゲン特性(正しい除去と代替食)
62鶏卵 / 67乳 / 71小麦 / 75大豆 / 78甲殻類・軟体類・貝類 / 80そば / 82落花生(ピーナッツ)・木の実(ナッツ)類 / 85ごま / 87果
物類・野菜類(いも類含) / 89肉類 / 91きのこ類 / 92魚介・魚卵 / 95海藻 / 95その他(ゼラチン・米・カフェイン・コチニール色素〈着
色料〉・香辛料)
98 おそれず無理をしない離乳食のススメ
106 …… 食物アレルギーに配慮した離乳食 基本の「キ」
108 ヒヤリハット事例から学ぶ 対策のキホン
Part 2 ケース別の対策と支援
110 就学を見据えたアレルギー対策と支援
112 発達特性を踏まえたアレルギー対応・保護者支援
122 災害時の備えと保育所での食の支援
Part 3 知っておきたい栄養学と法令・ガイドライン
132 おさらい栄養学
142 法令・ガイドラインと各種様式
144 むすびに
国民の約5割がかかっているという花粉やハウスダストなどが原因のアレルギー性鼻炎はどうしたら治るのか? 耳鼻科の治療には終わりがない。2時間待ちの1分診療も当たり前。額帯鏡をつけてマスクをしたお医者さんとはコミュニケーションはとりにくい。本書は、そうしたモヤモヤ、長年の鼻のグズグズ解消に役立つ本。
アレルギー性鼻炎は、ダニやホコリなどのハウスダストがアレルゲンとなり1年を通して鼻炎症状が認められる「通年性アレルギー性鼻炎」と、スギやヒノキなどの花粉が原因で花粉の飛散時期にだけ症状が現れる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」に分けられる。
本書では、「花粉症」と「通年性アレルギー性鼻炎」の違いや治療法の違いがひと目で分かるようになっている。
まずは、自分のアレルギー性鼻炎はどのレベルかを知っておくことが治療の第一歩。治療法には大きく分けて、薬物療法、免疫療法、手術療法、抗原除去と回避の四つがある。薬物療法は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状や重症度によって薬を使い分けることが大切。薬の種類、効果、副作用について詳しく説明しているので、今まで訳も分からず薬を処方されていた人はスッキリする。重症の人には手術も勧める。内視鏡による手術は昔と違い安全で負担が格段に少なくなっている。また、アレルギー体質を根本から直す最新治療法「舌下免疫療法」も丁寧に解説。さらに、インターネットを検索してもはっきりしない治療方法、期間、リスク、コストについても触れてある。知ることは快癒に向けた第一歩だと納得。
本書はまた、アレルギー性鼻炎の患者の約4割に「慢性副鼻腔炎(ちくのう症)」の合併が見られるという。アレルギー性鼻炎が長期にわたることによって、鼻や副鼻腔の粘膜が慢性的に腫れ「副鼻腔炎(ちくのう症)」を起こしやすいことについて、分かりやすく解説し、その治療法についても詳述する。
花粉症やハウスダストなどのアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎で悩んでいるすべての人に読んでいただきたい1冊。
赤ちゃんを「アレルギー」にさせないために、0〜3歳までにしたほうがいい大切なことをまとめた一冊。デリケートな赤ちゃんの肌をすこやかに保つために、またアトピー性皮膚炎・食物アレルギーの心配事も解消する、妊娠中から出産後までにママやパパにぜひ知っておいてほしいことが詰まっています。解説は、アレルギーのスペシャリストで日本小児科学会小児科専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医・指導医の千葉大学予防医学センター特任教授・下条直樹先生と、腸内細菌研究のパイオニアである、東海大学医学部感染症研究室の古賀泰裕先生という、アレルギー研究最前線にいる信頼すべきお2人。医学的知見に基づいたアドバイスをまとめました。妊娠中&赤ちゃんの「食のポイント」、赤ちゃんの肌を守る「スキンケアのコツ」、すこやかな「腸」を育てるコツ、など、できるだけわかりやすく紹介しています。気になる妊娠中〜〜子育てのQ&Aつき。
その患者さん,本当にアレルギー疾患ですか?
現在,3人に1人は何らかのアレルギーをもち,スギ花粉症は今や国民の半数近くが罹患していると言われています.しかし,その複雑なメカニズムから,専門医でなければ正確な診断が困難なものも多く,診断,治療方法を見誤るケースもあります.アレルギーの診断を受けて長期にわたり治療を続ける患者さんのなかには,非アレルギー疾患である患者さんも多く含まれています.
本書は,診療現場で,アレルギー疾患と非アレルギー疾患が鑑別できるようになるための専門書です.
本書の構成
■各種アレルギー疾患の病態と分類・症状・治療を解説
■アレルギー疾患と間違えやすい,非アレルギー疾患の症例をあげ,検査項目,診断のポイント,治療を解説
「食物アレルギー診療ガイドライン2021」「食物アレルギーの栄養食事指導の手引き2022」準拠!
管理栄養士必携の食物アレルギーのバイブルが待望の改訂!
●食物アレルギーについて初めて学ぶ栄養士にもわかりやすく解説した好評書の改訂版。
●「病院栄養士がアレルギー患者に対して適切な指導ができる」「集団給食に関わる栄養士が食物アレルギー対応を安全に実施できる」内容を網羅。
●「知識編」では「食物アレルギー診療ガイドライン2021」などに基づく診療に関する情報、「食物アレルギーの栄養食事指導の手引き2022」などに基づく栄養食事指導に必要な情報を解説し、「実践編」では職域別の栄養食事指導の実際を紹介。
●臨床や教育現場の声を反映して、新設項目やコラム、資格制度情報などを追加し、よりわかりやすく使いやすい内容にアップデート。
【目次】
知識編 食物アレルギーの知識
第1章 食物アレルギーの診療
第2章 食物アレルギーの栄養指導に必要な知識
実践編 職域別の栄養指導の実際
第1章 食物アレルギーの栄養食事指導
第2章 保育所・認定こども園
第3章 学校・幼稚園
第4章 医療機関(病院・診療所)
第5章 行政の栄養指導(乳幼児健診・離乳食指導など)
第6章 災害時における食物アレルギー患者の支援
とてもかわいい転校生のみおちゃんは、重度の猫アレルギーがあることを秘密にしていたが、猫のいる雑貨店でみおちゃんの誕生日会を開く計画が勝手に進んでしまう。
見えない病気や困難と配慮を考えるきっかけの一冊に。
【神戸 遥真先生より】
朱梨のクラスメイトのみおちゃんは、とってもかわいくて完ぺきな女の子。だけど、じつはみんなにかくしていることがあって……?
人には、見た目だけではわからないさまざまな困難があることがあります。それを知ったとき、自分には何ができるのか。世の中にはどんな工夫があるのか。朱梨たちといっしょに考えてもらえたらうれしいです!
【担当編集者より】
みおちゃんと親しくなるうちに、見た目ではわからないアレルギーや病気、困難などについて朱梨は考えるようになっていく。自分の見えてる世界や好きなものが、ほかの誰かにとっても同じとは限らない。配慮を求めること、誰かのために配慮をすることを考えるきっかけの一冊に。
園・学校での「対応の基本」と、「困った!」はこの1冊で解決。大きな事故につながる食物アレルギーから、3人にひとりといわれる花粉症など、子どもたちがいるすべての場所で知ってほしい主なアレルギーを紹介。子どもと過ごす日常的な場面を想定しながら読める1冊です。
0歳から13歳まで
子どものアレルギーに対する治療・対応が
この一冊でぜんぶわかる!
アレルギーの基礎知識、年代別の治療法、自宅での対処法を
アレルギー専門医が徹底解説!
アレルギーを持つ子どもやその保護者たちは、長期にわたって症状と向き合っていかなければなりません。しかしながら情報不足や誤解から必要以上に日常生活に制限をかけてしまうことがあります。
著者は神戸市西区で小児科・アレルギー科クリニックを営む医師です。著者のクリニックを訪れる保護者のなかには「ぜんそくだから走ってはいけない」「みんなと同じものは食べられない」などの制約があると勘違いしている人もいるといいます。
このような親の思い込みが、「あれもダメ」「これもダメ」と子どもを規制でがんじがらめにしてしまうこともあるのです。
著者は保護者がアレルギーの種類や子どもの年代ごとの正しい治療法や対処法を知っておくことで、子どもたちが誤った制限をうけることがなくなると考えています。ぜんそくでも友達と一緒に走ることができますし、食物アレルギーがあっても食べられるようになることがあるというのが著者の主張です。
そこで本書は、子どものアレルギーに対処する保護者向けに、アレルギーの基礎知識や年代別の治療法、自宅での対処法などを分かりやすく解説しています。
アレルギーに悩む親子にとって希望の光となる一冊です。
アレルギー疾患は,一般内科,小児科,救急現場でよく遭遇するcommon disease.アナフィラキシーショックの対応や,現場で必要とされる適切な初期対応の手順,紹介のタイミングを見逃さないためのポイントを,レジデントや非専門医に向けわかりやすくまとめました.
日常診療で役立つよう,各アレルギーにおける「マストな対応」と「ベストの管理」を目で追いながら,基本知識が学べるようになっています.
序 文 永田 真
執筆者一覧
本書ナビ
アレルギー患者への対応ー基本ポイント 永田 真
Part1 アレルギー患者への対応
1 アナフィラキシーへの対応と再発予防 永田 真
2 気管支喘息(成人) 長瀬洋之
3 気管支喘息(小児) 板澤寿子
4 長引く咳(咳喘息,アトピー咳嗽など) 新実彰男
Column 難治例に関する新しい概念と治療
5 花粉症 後藤 穣
6 通年性アレルギー性鼻炎 岡野光博
7 好酸球性副鼻腔炎・中耳炎 高林哲司
Column 鼻茸と凝固・線溶系の制御異常
8 アトピー性皮膚炎(成人) 佐伯秀久
9 アトピー性皮膚炎(小児) 濱野祥子,成田雅美
10 蕁麻疹 中原剛士
11 アレルギー性結膜炎 海老原伸行
12 薬剤アレルギー 山口正雄
13 ラテックスアレルギー宮野恭平
14 食物アレルギー
果物・野菜 森 詩織,正木克宜
木の実・豆類 佐藤さくら
魚介類 鈴木慎太郎
Column 寄生虫・アニサキスのあれこれ
肉 千貫祐子
小麦 森 雄司,近藤康人
Column 加水分解コムギ
ソバ,ゴマ 内田義孝
鶏卵 猪又直子
牛乳 後藤海人,柳田紀之
Column 牛乳による新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症
化粧品・スキンケア関連 長尾みづほ
経口ダニアナフィラキシー山本貴和子,梅沢洸太郎
Column お好み焼き摂取後に発症したアナフィラキシー
Part2 アレルギー診療の基礎知識
1 皮膚テスト 二村恭子
2 IgE抗体検査とコンポーネント検査 堀向健太
3 アレルゲン回避指導の実際
吸入系アレルゲン 杣 知行
食物アレルギー 高里良宏,伊藤浩明
4 アレルゲン免疫療法の実際 中込一之
Part 3 おもなアレルギー治療薬 永田 真(監修)
おもな抗アレルギー薬:メディエーター遊離抑制薬
おもな抗ヒスタミン薬(第一世代)
おもな抗ヒスタミン薬(第二世代)
おもな抗アレルギー薬:トロンボキサンA2合成阻害薬/受容体拮抗薬
おもな抗アレルギー薬:ロイコトリエン(LT)受容体拮抗薬
おもな抗アレルギー薬:Th2サイトカイン阻害薬
おもなアレルゲン免疫療法薬
おもな分子標的治療薬
おもなアナフィラキシー治療薬
おもな遺伝性血管性浮腫治療薬
おもな気管支喘息治療薬
おもなアトピー性皮膚炎外用薬
おもなアレルギー性鼻炎点鼻薬
おもなアレルギー性結膜炎点眼薬
おもなステロイド全身療法薬
その他
索引
激増する大人のアレルギー診療に必要な知識だけをコンパクトにまとめたハンドブック.
小児期からの持ち上がりケース,大人になってから突然発症するケースのどちらも的確に診断・治療ができるようになる!
抗体検査とプリックテストの使い分けや,偽陰性と思われるときの対応,免疫療法の実際,見落としがちなアレルギーなど現場での悩みの解決策がわかる1冊.プライマリケアで役立つこと間違いなし!
CONTENTS
1 序章
1 成人の食物アレルギー診療の基本的重要ポイント 〈永田 真〉
2 診療の基本知識
1 問診に必要な重要知識 〈伊藤 潤〉
2 IgE抗体検査(コンポーネント診断を含む) 〈堀向健太〉
3 食物アレルゲン検査の基本的注意点 〈永田 真〉
4 皮膚テスト(プリックテストを含め,果物,甲殻類等) 〈矢上晶子〉
5 食物経口負荷試験と除去指導の基本 〈今井孝成〉
6 アナフィラキシー管理とエピペン 〈海老澤元宏〉
7 食物アレルギーにおける免疫療法の可能性 〈海老澤元宏〉
3 日常よくみられる大人の食物アレルギー
1 口腔アレルギー症候群と花粉─食物アレルギー症候群 〈正木克宜〉
2 食物依存性運動誘発アナフィラキシー 〈近藤康人〉
3 魚アレルギーとアニサキスアレルギー 〈鈴木慎太郎〉
4 クルミなどの種実類アレルギー 〈佐藤さくら〉
5 経口ダニアナフィラキシー(パンケーキ症候群) 〈長瀬洋之〉
6 ヒスタミン中毒とその他の仮性アレルゲン 〈山口正雄〉
7 大人の鶏卵アレルギー 〈中込一之〉
8 大人の牛乳アレルギー 〈杣 知行〉
4 知っておくべき大人の食物アレルギー
1 重症モモアレルギー 〈猪又直子〉
2 大豆(豆乳)アレルギーと納豆アレルギー 〈福冨友馬〉
3 豚肉アレルギー:pork-cat syndrome 〈千貫祐子〉
4 牛肉アレルギー:α-Gal syndrome 〈千貫祐子〉
5 スパイスによるアレルギー:2つのPFAS+鑑別の山椒 〈伊藤 潤〉
6 ラテックス─フルーツ症候群 〈宮野恭平〉
7 ソバアレルギー 〈内田義孝〉
8 ゴマアレルギー 〈板澤寿子〉
9 スキンケア製品で発症する食物アレルギー 〈矢上晶子〉
10 人工甘味料によるアレルギー 〈原田 晋〉
11 全身型金属アレルギー 〈足立厚子〉
12 昆虫食アレルギー 〈関谷潔史〉
索引
給食によく出るメニューを、身近な材料でアレルギー対応に!毎日のお弁当作りに役立つ簡単レシピ。
ほむほむ先生が…、皆さんから寄せられた実際のご質問にお答えしま〜す!
授業方式ですが,ほむほむ先生の授業はとってもわかりやすいですよ〜。漫画家の青鹿ユウさんの漫画やイラストもとってもかわいい!全国の小児アレルギーに悩めるお子さんや親御さんのため、ほむほむ先生が、アレルギーの仕組みや検査、お薬のお話などをやさしく教えてくれますよ。
きっと皆さんのこころづよい「安心」となれるはず(ほむん!)
〇オープニング 授業が始まりますよ〜!
〇アレルギー全体のショートカット授業(イントロダクション)
1章 ほむほむ先生、アレルギーの仕組みを考える
2章 ほむほむ先生、アレルギーの成長曲線をひもとく
3章 ほむほむ先生、気管支喘息の過去・現在・未来を考える
4章 ほむほむ先生、アトピー性皮膚炎の過去・現在・未来を考える
5章 ほむほむ先生、食物アレルギーの過去・現在・未来を考える
6章 ほむほむ先生、アレルギーが心配なときの受診先を考える
〇教えて・ほむほむ先生(質問回答コーナー)
【アレルギーの仕組みや検査のご質問】
7章 事前のアレルギー検査、必要性のお話
8章 じんましんとアレルギー検査のお話
9章 舌下免疫療法と食物アレルギーのお話
10章 改善と悪化、シーソーゲームのお話
11章 経口免疫療法と経皮感作のお話
【アレルギーと成長・遺伝のご質問】
12章 「赤ちゃん のくしゃみはアレルギー?」のお話
13章 アレルギーと遺伝のお話
14章 小麦アレルギーと食べている量と年齢のお話
【気管支喘息のご質問】
15章 喘息とお薬のお話
【アトピー性皮膚炎のご質問】
16章 皮膚のバリア機能のお話
17章 日焼け止めと湿疹のお話
18章 ステロイド薬とスキンケアのお話
19章 アレルギーとかゆみ対策のお話
20章 アトピー性皮膚炎と汗のお話
21章 アトピー性皮膚炎と食物アレルギーのお話
【食物アレルギーのご質問】
22章 経口免疫療法と時間と再発のお話
23章 卵アレルギーと母親の食事制限のお話
24章 卵アレルギーと免疫療法と調理法のお話
25章 卵が食べられるようになったあとの卵アレルギーのお話
26章 卵アレルギーとインフルエンザワクチンのお話
27章 食物アレルギーと腸内細菌のお話
成人の10人に1人に症状あり!
これ一冊ですべてがわかる初めての解説書。
もしかして自分も……? と思ったら、以下をチェック!
□花粉症である
□自分または肉親がアレルギー体質である
□子どもの頃にアレルギーがあった
□食生活が乱れてor偏っている
□過度のきれい好きである
□最近、日光を浴びていない
□調理業や食品加工業など食物を扱う仕事をしている
□料理などで食材に触れると手がかゆくなる
ひとつでも 当てはまる場合は、成人食物アレルギーの発症リスクあり!
*****
食品などの摂取で起こる食物アレルギー。
なかでも、大人になってから発症する「成人食物アレルギー」の患者数が近年急増しており、重症化すると命にかかわることはあまり知られていない。
しかし、花粉症の人や幼少期にアレルギーがあった人、食生活や就労環境に偏りのある人……誰もが発症リスクを抱えているのだ。
本書は、そのメカニズムから最新治療法にいたるまで、成人食物アレルギー研究・治療の第一人者が初めて解説した一般書である。
自身が発症する可能性だけでなく、症状に悩む人への対応やアナフィラキシーショックを起こした場合の対処など、成人食物アレルギーを“正しく知って、正しく恐れる"ための必読書!
■目次■
はじめに
第1章 耳慣れない成人食物アレルギーとは
Column アレルギー疾患が次々と発症する「アレルギー・マーチ」
第2章 成人食物アレルギーの原因食物は何か
第3章 食物アレルギーはどのようなメカニズムで発症するのか
第4章 よくあらわれる症状とは
第5章 検査・診断はどのような流れで行うか
第6章 一人ひとり異なる適した治療・対処法とは
第7章 慢性的なアレルギー症状で困っている人へ
Column 加工食品のアレルギー表示ルールを理解する
おわりに
■著者プロフィール■
福冨友馬(ふくとみ ゆうま)
1979年山口県生まれ。独立行政法人国立病院機構相模原病院臨床研究センター臨床研究推進部アレルゲン研究室長。医学博士。2004年広島大学医学部卒業。沖縄県立北部病院を経て2006年から相模原病院アレルギー科に勤務、2009年同臨床研究センター研究員。2012年より現職。著書に『臨床現場で直面する疑問に答える成人食物アレルギー Q&A』(日本医事新報社)などがある。
人気食養研究家の著者による、アレルギーを起こしにくく、免疫力を高める“目からウロコ”の子どもの食事提案。
アレルギー疾患全般にわたり包括的かつ実践的に解説した定評あるロングセラー、初の日本語訳。近年の治療法の進展を踏まえ、免疫系や治療薬の作用機序など基礎知識から紐解き、疾患別に病理、診断、治療を詳述。全身的・各科横断的に診ることが求められるようになったアレルギー疾患を、専門医はもちろん、呼吸器科・小児科・皮膚科・耳鼻咽喉科・眼科・消化器科等各科医師が連携して治療する際に共有すべき知識を網羅。
診療科の枠にとらわれずにまとめたアレルギー疾患の本!
子どもから大人,急性期から慢性期までどんなアレルギー疾患にも対応できるようまとめた書籍.
「臨床編」ではよくある質問から成り立っており,著者の日々の診察で得た指導に役立つエッセンスが簡潔にまとめられている.
多様な患者を診るプライマリ・ケア医やアレルギー疾患を一通り学びたい方におすすめの一冊.
食物アレルギー患者を支えるためには、家庭だけではなく、食に関わるすべての人に食物アレルギー対応の知識と実践力が求められる。保育士や幼稚園等の教諭、栄養士・管理栄養士、保健師、看護師などの専門職をはじめとした食に関わる人が、食物アレルギーの基礎知識から専門的な対応まで実践的・体系的に学ぶことができるように編集した。最新版では食物アレルギー診療ガイドライン2021」に準拠した内容になっている。
本書は、認定NPO法人アレルギー支援ネットワークが2006年より毎年開催するアレルギーの専門研修講座のテキストであり、受講者からの要望が多かった免疫療法、アレルゲン表示、緊急時対応、災害対策、給食対応の実例といった実用的な内容を充実してきた。
医学、食品・栄養学、食育、調理の専門家とアレルギー対応食づくりの経験者が共同で執筆。正しい知識を伝える教科書であるとともに、筆者らがアレルギー最前線の現場から発信するメッセージに溢れた1冊となっている。
第1章 医学講座
1-1 アレルギーの基礎
1-2 食物アレルギーの臨床(総論)
1-3 食物アレルギーの臨床(各論)
1-4 最新医療・免疫療法
1-5 アレルギー児の栄養食事指導
1-6 アトピー性皮膚炎
1-7 気管支喘息、花粉症、ダニアレルゲン
第2章 食品学講座
2-1 アレルゲンの基本
2-2 加工食品の表示とアレルギー表示
第3章 栄養と献立
3-1 食育とアレルギー
3-2 乳幼児期の栄養と献立
3-3 集団生活の食事
第4章 食物アレルギー児の管理
4-1 ひやりはっと事例から学ぶ安全管理と緊急時対応
4-2 アレルギー児の受け入れ
4-3 アレルギーっ子の災害対策
第5章 離乳食・幼児食のアレルギー対応レシピ集
5-1 離乳食の調理
5-2 幼児食の調理
巻末資料 料理の腕 これでぐんぐんアップ