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ジェンダー の検索結果 標準 順 約 2000 件中 41 から 60 件目(100 頁中 3 頁目) RSS

  • トランスジェンダー問題
    • ショーン・フェイ/高井 ゆと里/清水 晶子
    • 明石書店
    • ¥2200
    • 2022年10月06日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 3.67(11)
  • トランス女性である著者が、トランス嫌悪的な社会で生きるトランスの現実を幅広い分析によって明らかにする。不十分な移民政策、医療体制の課題など、英国の抱える問題は日本と共通するところが多く、本書は日本の「トランスジェンダー問題」を考える上でも大いに参考になる。
     プロローグ

    イントロダクション 見られるが聞かれない

    第1章 トランスの生は、いま
    第2章 正しい身体、間違った身体
    第3章 階級闘争
    第4章 セックスワーク
    第5章 国家
    第6章 遠い親戚ーーLGBTのT
    第7章 醜い姉妹ーーフェミニズムの中のトランスたち
    結論 変容(トランスフォーム)された未来

     謝辞

     解説 スーパー・グルーによる一点共闘ーー反ジェンダー運動とトランス排除[清水晶子]

     訳者解題 日本で『トランスジェンダー問題』を読むために
     訳者あとがき

     原注
  • 性のモヤモヤをひっくり返す!
    • ちゃぶ台返し女子アクション/染矢明日香
    • 合同出版
    • ¥2420
    • 2024年03月13日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 5.0(2)
  • 10代にとっての性は、二次性徴だけではありません。

    多様なセクシュアリティの存在に目を向けること、差別から目をそらさないこと、
    バウンダリー(自分と他者とを区別する境界線)や性被害への対応まで
    さまざまな課題に関心を持ち、対応を知っておくことが自分のためにも友人のためにも大切です。
    〈1 性の多様性〉

    1 性的指向って何?

    ・人を好きになるってどういうことだろう?
    2 性自認ってなに?
    ・目の前にいる人の性別、決めつけてない?
    3 身体的性(DSDs)
    ・女の子も男の子も、体はいろいろ
    4 性的マイノリティに対する偏見と差別
    ・無意識のうちに差別をしないために

    〈2 ジェンダーに基づくあなたらしさ?〉

    5 社会が勝手に決めちゃった、
    ・よい見た目」の基準
    ・見た目に正解なんてない
    6 ジェンダーバイアスについて知ろう
    ・女子の方が料理が上手って、本当?
    7 性差別
    ・「性別に基づく差」、当たり前のこと?

    〈3 コミュニケーション〉

    8 対等な関係ってなに?
    ・私たちを取り巻くさまざまな力関係
    9 相手も自分も大切にするコミュニケーション
    ・自分も相手も傷つけないために
    10 性的同意
    ・雰囲気よりも大切なもの
    11 カミングアウトする自由、しない自由
    ・自分の性、いつ、誰に、どのように伝える?
    12 アウティング
    ・秘密は勝手に言わないで
    13 親しいパートナー間の暴力
    ・「一心同体」に潜む罠
    14 セルフ・コンパッション
    ・自分を大切にするってどういうこと?

    〈4 バウンダリー〉

    15 バウンダリーと性的自己決定権
    ・自分と他人の見えない境界線
    16 あなたと私のバウンダリー
    ・安心安全な関係を築くカギ

    〈5 性と暴力〉

    17 性暴力って何だろう?
    ・遊び…? 誰かをイヤな気持ちにさせていたとしたら
    18 被害にあったら
    ・何ができる?どうしたらいい?
    19 身近な人が被害にあったら
    ・何ができる? 何をやってはいけない?
    20 誰かを傷つけてしまったら
    ・相手を傷つけない言動を知る
    21 第三者介入
    ・性暴力を防ぐために、みんなでできること
    22 性暴力と法律
    ・他人事じゃない、性犯罪に関する法律

    〈6 情報と社会〉

    23 正しい性の知識を得るには
    ・セックスについて知りたいとき
    24 LGBTと法律
    ・すべての人に結婚の自由を!
    25 ジェンダーと司法
    ・法律や司法は男女平等じゃないの?
    26 規則・法律は変えられる
    ・社会のルールを決めるのは誰?
    27 この社会をよりよくするために
    ・世界を変えていけるのは、私たちだ!
  • ジェンダー平等のまちをつくる
    • 太田美幸
    • 新評論
    • ¥2420
    • 2025年02月12日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 東京都国立市は、人口7万6000人弱の小さな自治体である。市が設置する「くにたち男女平等参画ステーション・パラソル」の活動は、全国の自治体に配置されているジェンダー関連施策の担当職員のなかではわりと知られた存在で、これまでに何度もメディアで紹介されてきた。
    注目を集める理由の一つは、2018年に国立市が施行した「国立市女性と男性及び多様な性の平等参画を推進する条例」にある。性的指向および性自認などの公表(カミングアウト)をするかしないかの選択は個人の権利であることを明記し、それを第三者に暴露する「アウティング」を日本で初めて明確に禁止したもので、「パラソル」はこの条例にもとづく取り組みを推進するための拠点として開設された。
     加えて、この条例にはもう一つの特徴がある。DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)の被害者支援を重視していることだ。国立市を拠点に活動する「NPO法人 くにたち夢ファームJikka(ジッカ)」は、DVなどの困難な問題を抱える女性たちに制度の壁を越える支援を届けることを目指し、2015年に設立された。行政との密な連携による先駆的な取り組みが徐々に知られるようになり、今では全国各地から支援を求める女性がやってくる。Jikkaとパラソルの活動は、現在の国立市のジェンダー平等施策を支える柱となっている。
    こうした国立市の取り組みは、市民たちから寄せられる声によって形づくられたものだ。その背景には、「市民参加のまちづくり」の長い歴史がある。市民の声は、どのように行政を動かし、まちを変えていくのか。そこに反映される市民と行政の関係とは、どのようなものなのか。ジェンダー平等に向けた国立市の挑戦は、まさにこうした問いに対する一つの答えを示している。
    市民の声がジェンダー平等のまちをつくる。本書が描くのは、現在もなお進行中の、その実例である。
  • 帝国のヴェール
    • 荒木 和華子/福本 圭介
    • 明石書店
    • ¥3300
    • 2021年11月18日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(1)
  • 「帝国」は人種、ジェンダーにおける見えない障壁、ヴェールを土台にして自らを構成している。例えば黒人に貼りつく孤立や苦しみが、白人の側からは不可視のままになっているように。ヴェールに隠された人間の叫びに応答するための、ラディカルな幕開けの書。
     まえがき[編者]

    序文 人種資本主義(レイシャル・キャピタリズム)序説ーーBLM運動が投げかけた世界史的問い[貴堂嘉之]

    1 帝国としてのアメリカにおける人種とジェンダーの交錯

    第1章 帝国建設において人種とジェンダーはどのように関係しているのかーーアメリカ帝国主義についての省察[ルイーズ・M・ニューマン(荒木和華子訳)]

    Column 1 「真の女性らしさ」イデオロギーとアボリショニストによる解放民援助活動[荒木和華子]

    第2章 一九世紀アメリカにおけるフリー・ラヴ思想ーーロマンティック・ラヴの理想と結婚制度[箕輪理美]

    第3章 黒人女性が経験した人種差別の交差性ーーファニー・ルウ・ヘイマーのスピーチを通して[西崎緑]

    第4章 ポストコロニアルからポストヒューマンへーー人種、ジェンダー、種の交差[丸山雄生]

    Column 2 イヌとヒトの不穏な関係から考える人種と植民地主義[丸山雄生]

    2 ポストコロニアリズムの時代におけるジェンダー・セクシュアリティをめぐる運動と批評

    第5章 クィア理論入門ーー鍵概念の定義[ニシャン・シャハニ(土屋匠平・荒木和華子訳)]

    Column 3 ままならない身体、ままならない情動ーージュディス・バトラーの「パフォーマティヴィティ」と「プレカリティ」[五十嵐舞]

    第6章 都市での安全ーーインドにおけるゲイ向け観光と世界化のポリティクス[ニシャン・シャハニ(箕輪理美訳)]

    第7章 FGM廃絶をめぐる歴史プロセスと新たなアプローチの可能性ーー『母たちの村』とナイース・レンゲテによる「男制」への着目[荒木和華子・土屋匠平]

    3 東アジアにおける帝国とポストコロニアリズム

    第8章 東アジアにおける「帝国」の構造とサバルタン・ステイトーー韓国と台湾を中心に[陳柏宇]

    Column 4 ポストコロニアル研究の可能性ーー歴史学からの解説[渡辺賢一郎]

    第9章 朝鮮人新聞の歴史からたどる日本と朝鮮の「結びつき」--一九世紀後半から二〇世紀中葉に至るコロニアルな関係、その内実と展開[小林聡明]

    第10章 法と人権ーー「治安維持法」から「国家保安法」へ[権寧俊]

    第11章 「裏日本」脱却のヴィジョンーー自立共生を目指す新潟の動きをもとに[小谷一明]

    Column 5 脱「裏日本」の夢を「環日本海」に見た[櫛谷圭司]

    第12章 基地引き取り運動とは何か?--無意識の植民地主義からの脱却を目指す草の根の応答[福本圭介]
    35
    Column 6 私たちが「困難な歴史」とともに生きていくために[川尻剛士]

     あとがき[編者]

     事項索引
     人名索引
  • ジェンダー視点で読み解く重要判例40
    • ジェンダー法学会/二宮周平/後藤弘子
    • 日本加除出版
    • ¥6160
    • 2023年12月12日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 近年の最新論点を網羅した「新しい」判例批評。経産省事件(最三小判2023年7月11日)、目黒区女児虐待死事件(東京高判2020年9月8日)など時事的判例を多数収録。日本社会の現実に対峙し、道を切り拓こうとする当事者、弁護士、研究者、市民の思いが込められた判決を編む。
  • ジェンダーからソーシャルワークを問う
    • 横山登志子/須藤八千代/大嶋栄子
    • ヘウレーカ
    • ¥3300
    • 2020年06月02日頃
    • 取り寄せ
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 5.0(2)
  • 困難な状況に置かれた人々を生み出す社会の矛盾に目を向け、当事者主体の支援を展開しながら、人々を抑圧する構造の変革をもめざすソーシャルワーク。だが、その本質を失いかけているといわれて久しい。ソーシャルワークはなぜ視野を狭め、非政治化したのか。フェミニズムとジェンダーを通して、ソーシャルワークを批判的に検証し、その変革への糸口を示す意欲的論考集。
  • 論点・ジェンダー史学
    • 山口 みどり/弓削 尚子/後藤 絵美/長 志珠絵/石川 照子
    • ミネルヴァ書房
    • ¥3520
    • 2023年06月01日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 5.0(1)
  • ジェンダーで歴史を読み解こう
    ジェンダーの視点は、歴史の見え方を変えてきました。本書は、歴史学に新しい地平を開いてきたジェンダー史研究の「論点」を集めています。日本を含むアジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカを中心に、「社会」「家族」「身体」「文化」「政治」などからバランスよく精選された全113の論点と、各時代及び地域の特色溢れるトピックとして36のコラムを収載。語句解説やクロスレファレンス、映画や小説を使ったアクティヴィティ、巻末資料も充実しています。
  • 動物×ジェンダー
    • 村井 まや子/熊谷 謙介
    • 青弓社
    • ¥3300
    • 2024年02月28日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 人間と動物を対立させる価値観を退け、ポストヒューマンやクィアの思想を取り込んで、動物表象に潜むジェンダー力学を浮き彫りにする。動物や人間、精霊やウイルスをめぐる物語に分け入り、マルチスピーシーズとジェンダーの視野で作品の可能性を浮上させる。
  • 多様性って何ですか?D&I、ジェンダー平等の組織づくり入門
    • 羽生 祥子
    • 日経BP
    • ¥1980
    • 2022年01月15日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 3.38(8)
  • 多様性=ダイバーシティが今、組織に問われています。
    ですが、日本の組織はなぜかダイバーシティが進みません。
    特に苦手なのが、ジェンダー平等。企業を取材して分かった
    「多様性に欠ける組織によくある言い訳ベスト5」は、これです。

    1位「女性だけ特別視する必要あるの?」
    2位「D&Iやって、経営が上向くのか?」
    3位「管理職に該当する女性がいない」
    4位「多様性はOKだが、女性活躍はNG」
    5位「女性がみんな、バリバリ働きたいとは限らない」

    それぞれの問いに、50のデータで答えていきましょう。

    【読みどころ】
    ◎今さら聞けない…なぜ「多様性」が組織に必要なのか!?
    ◎50のデータで裏付け! D&Iが企業の成長につながるわけ
    ◎リーダー必読!経営戦略が成功したすごいダイバー推進企業事例
    ◎新コーポレートガバナンスで企業が対応すべき6つのこと


    \何からやればいい? に答えます/
    【多様性早見表】【女性活躍4タイプ】でチームのダイバー推進度を判定!


    ★推薦コメントも続々!★

    「言い訳ばかりの上司に、必ず読ませてください。」
    ーーサイボウズ社長 青野慶久
    「多様性のある企業こそ成長する。その証明となる一冊だ。」
    ーーアクセンチュア社長 江川昌史
    「多様性は未来を突破する切り札だと、豊富な分析から確信しました。」
    ーー日本総合研究所理事長 翁百合
  • トランスジェンダーQ&A
    • 高井 ゆと里/周司 あきら
    • 青弓社
    • ¥1980
    • 2024年05月01日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 4.0(7)
  • 「性別を生きる」って、どういうこと? トランスジェンダーについての基礎的な情報、性別分けスペースのこと、「トランス差別はいけないけれど気になる」疑問など、大きなクエスチョン21個、そこから派生するクエスチョン65個の問いと答えをまとめる。
    第1部 性別の重み

    性別を重要視する社会
    性別らしさと性別であること
    性別と服装
    性別と外見
    性別と身体
    性別とアイデンティティ
    性別の多元性
    性別分けスペース
    性別二元制社会

    第2部 基礎知識

    Q1:トランスジェンダーとはどんな人たちを指すの?
    Q2:トランスジェンダーって、「女らしさ」や「男らしさ」の押し付けがいやな人たちのこと?
    Q3:トランスジェンダーの人たちは、どれくらいいるの?
    Q4:「性別を変える」ってどういうこと?
    Q5:生活上の性別を変えるって、何をするの?
    Q6:身体の特徴を医学的に変えるって、何をするの?
    Q7:書類上の性別(戸籍)を変えられるの?
    Q8:ノンバイナリーの人も性別を変えるの?
    Q9:トランス男性は男の人、トランス女性は女の人、と理解しておけばいい?
    Q10:自分の望みどおりに性別を「変えた」トランスジェンダーの人たちは、もう困りごとはないの?
    Q11:どんなことが理由で差別を受ける?
    Q12:差別の現状を示すデータについて、もう少し知りたいな
    Q13:ノンバイナリーの人たちも差別を受ける?
    Q14:最近、SNSでトランスヘイトがひどいよね?

    第3部 性別分けスペース

    素朴な疑問は素朴ではない
    未来を考えるために
    Q15:トランスジェンダーは性別分けスペースに混乱を招きませんか?
    Q16:性別分けスペース1トイレ
    Q17:性別分けスペース2公衆浴場
    Q18:性別で分かれることがある活動ーースポーツ

    第4部 「トランス差別はいけないけれど気になる」疑問

    Q19:トランスジェンダーと医療
    Q20:トランスジェンダーと社会の変化
    Q21:トランスジェンダーとジェンダー特権

    あとがき

    もっと知りたいあなたへ
  • 職場で使えるジェンダー・ハラスメント対策ブック
    • 小林敦子
    • 現代書館
    • ¥2200
    • 2023年06月10日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • お茶くみや受付係、秘書等の補佐的な仕事をさせられる、リーダーとしての経験を積ませてもらえない……。
    そんな「性役割に関するハラスメント」、すなわちジェンダー・ハラスメントを防止する研修をおこなってきた著者が、組織におけるジェンダー・ハラスメントの実態を分析し、対策方法を説く。
    セクシュアル・ハラスメントという言葉は社会的に浸透しており、「性的な欲求に起因するハラスメント」であることはある程度理解されている。
    一方ジェンダー・ハラスメントも少しずつ認知されてきてはいるが、具体的な定義はあまり理解されていない。
    ジェンダー・ハラスメントは多くの職場で発生しているものの、加害者/被害者ともにハラスメントであることを気づかないケースも多い。

    本書ではハラスメントの具体例や、研修後のアンケート、落語研修の台本など、研修の意図と内容を丁寧に紹介しているので、読みながら自身の偏見に気づき、対策を講じていけるはずである。
    著者は特に「自分には偏見があることに気づいていない」状態のアンコンシャス・バイアス(潜在的ステレオタイプ)に着目して研修プログラムを作成している。
    その研修プログラムはジェンダー・ハラスメントだけでなくあらゆる差別解消にも効果が期待できるため、今後ぜひとも広がっていってほしい。
    内閣府男女共同参画局や連合が近年アンコンシャス・バイアスを紹介するようになったが、「自分の考えが偏見にあたることに気づいていない」といった誤った意味で使用しており、著者はその問題を指摘している。
  • 同性婚のこれから
    • ジェンダー法政策研究所
    • 花伝社
    • ¥1870
    • 2024年03月11日頃
    • 在庫あり
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    • 0.0(0)
  • 同性婚の「現在地」、そして「その先」を展望する

    いまだ法律で認められていない同性婚。そもそもなぜ日本では「異性婚」しかできないのか? 憲法・民法・国際人権法の視点から「法の論理」を、そして独・仏・台湾事情から同性婚法整備の過程とその後の経過を学び、日本における婚姻の自由と平等を考える。


    執筆者
    辻村みよ子(東北大学名誉教授)
    三成美保(追手門学院大学法学部教授・奈良女子大学名誉教授)
    田代亜紀(専修大学法科大学院教授)
    西山千絵(琉球大学大学院法務研究科准教授)
    中川重徳(弁護士)
    二宮周平(立命館大学名誉教授)
    谷口洋幸(青山学院大学法学部教授)
    齊藤笑美子(GELEPOCフランス支部長)
    渡邉泰彦(京都産業大学法学部教授)
    福永玄弥(東京大学教養学部准教授)
    糠塚康江(東北大学名誉教授)
     はしがき(辻村みよ子)
     企画趣旨ーー二一世紀の人権保障としての婚姻の自由・平等(三成美保)

    第1部 日本における婚姻の自由・平等
     婚姻の自由・平等をめぐる憲法論ーー同性婚について(田代亜紀)
     〈コメント〉同性カップルの婚姻の憲法的基礎づけに向けて(西山千絵)
     核⼼部にさしかかる「結婚の⾃由をすべての⼈に」訴訟(中川重徳)
     実務上の課題と具体的な提案:二宮周平

    第2部 婚姻の自由・平等の法理ーー国際比較から
     国際人権法と婚姻の自由・平等ーー性別制限の撤廃は国際人権法上の義務か(谷口洋幸)
     フランス同性婚の10年と見えてきた課題(齊藤笑美子)
     ドイツでの同性婚まで二五年? 一六年? 四日?(渡邉泰彦)
     「ジェンダー平等」と性的マイノリティの権利ーー台湾における婚姻平等を中心的事例として(福永玄弥)

     おわりにーー同性婚のこれから(三成美保)
     あとがき(糠塚康江)
     読書案内・関連サイト紹介
  • 日本の近代思想を読みなおす4 女性/ジェンダー
    • 中島 隆博/末木 文美士/水溜 真由美
    • 東京大学出版会
    • ¥5500
    • 2024年03月26日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(1)
  • 時代を反映する選りぬきのテキストに解説を付し、日本の近代思想を読みなおして捉えるためのアンソロジーの第4巻。近代日本において、ジェンダーにまつわる問題に関して女性が執筆した様々なテキストを収録。広義の意味でのフェミニズム思想の展開をたどりながら、女性のおかれた状況やその背景を捉える。
    はじめに
    I 家族と性役割
    1 近代家族と良妻賢母規範
    2 母性保護論争
    3 高群逸枝と婚姻史
    4 家族制度の民主化と農村女性
    5 主婦論争
    資料編
    母性偏重を廃す(与謝野晶子)
    招婿婚の研究(高群逸枝)
    蕗のとう(山代巴)
    主婦労働の値段ーーわたしは“主婦年金制〞を提案する(水田珠枝)

    2 性、愛
    1 「新しい女」と「両性の相剋」
    2 貞操論争と堕胎論争
    3 女性同性愛
    4 性暴力とセクシュアル・ハラスメント
    5 森崎和江の性愛論
    資料編
    生血(田村俊子)
    逃げた娘(松田解子)
    百合子へ(湯浅芳子による宮本百合子宛書簡一九二四年六月十三日)
    第三の性ーーはるかなるエロス(森崎和江)

    3 性を売る
    1 公娼制度と廃娼制度
    2 芸娼妓による手記・自伝
    3 からゆきさん
    4 キーセン観光反対運動資料編
    現代生活と売春婦(山川菊栄)
    辻の華(上原栄子)
    女の情況 なぜ私はキーセン観光に反対するのかーー経済侵略と性侵略の構造を暴く(松井やより)

    4 権利と解放
    1 自由民権運動と女性
    2 『青鞜』
    3 ウーマン・リブ
    資料編
    同胞姉妹に告ぐ(しゅん女(岸田俊子))
    泣て愛する姉妹に告ぐ(清水豊子)
    元始女性は太陽であったーー『青鞜』発刊に際して(平塚らいてう)
    いのちの女たちへーーとり乱しウーマン・リブ論(田中美津)
  • ジェンダー目線の広告観察
    • 小林美香
    • 現代書館
    • ¥2200
    • 2023年09月09日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 3.83(7)
  • **********************************************************************
    【書評掲載】
    「週刊金曜日」2023年10月13日号 武田砂鉄さん
    「朝日新聞」2023年12月2日 山内マリコさん

    【著者インタビュー・寄稿続々掲載!】
    「週刊文春」2023年10月26日号
    「毎日新聞」2023年10月28日
    「朝日新聞デジタルRe:Ron」2023年11月1日
    「朝日新聞」2023年11月22日
    「日経新聞」2023年12月2日

    【そのほかメディア出演】
    YouTube「ポリタスTV」2023年9月11日、10月30日
    音声番組「なんかIWAKAN!」2023年7月31日
    音声番組「わたしたちのスリープオーバー」2023年11月3日
    **********************************************************************

    コンプレックスを刺激する脱毛・美容広告、
    バリエーションの少ない「デキる男」像。
    公共空間にあふれる広告を読み解き、
    「らしさ」の呪縛に抵抗する。

    広告と経済の関係を考え、私たちのものの見方が、どれほどそれらのイメージから影響を受けているかを理解することは、消費社会の中で私たちがどのように生活しているのか振り返ることにつながるはずです。(まえがきより)
    1 広告観察を始める前に
    2 広告観察日記 2018-2023
    3 脱毛広告観察 脱毛・美容広告から読み解くジェンダー・人種・身体規範
    4 「デキる男」像の呪縛を解くために
    5 性感染症予防啓発は誰のため?:広報ポスターから考えるこれからの性教育
    6 対談:広告だけに文化のすべてを担わせてはならない 笛美×小林美香
    7 対談:広告と公共性 消費者教育のためのメディアリテラシー 尾辻かな子×小林美香
    8 「写真歌謡」試論
  • ジェンダー史10講
    • 姫岡 とし子
    • 岩波書店
    • ¥1056
    • 2024年02月22日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 4.0(13)
  • 暗黙のうちに男性主体で語られてきた歴史は、女性史研究の長年の歩みと「ジェンダー」概念がもたらした認識転換によって、根本的に見直されている。史学史を振り返りつつ、家族・身体・政治・福祉・労働・戦争・植民地といったフィールドで女性史とジェンダー史が歴史の見方をいかに刷新してきたかを論じる、総合的入門書。
     はじめに

    第1講 女性史研究の始動ーー世界と日本
     1 先駆的な女性史研究
     2 戦後の日本女性史研究
     3 女性史研究の拠点としての地域女性史

    第2講 第二波フェミニズムと新しい女性史
     1 「新しい女性史」の誕生
     2 「新しい女性史」は何をもたらしたか
     3 「新しい女性史」の日本での受容

    第3講 ジェンダー史
     1 ジェンダー史の登場
     2 ジェンダー史と構築主義歴史学

    第4講 歴史叙述とジェンダー
     1 歴史教育とジェンダー
     2 ジェンダー視点は歴史叙述を変えたか

    第5講 家族を歴史化する
     1 家族に関する神話の崩壊と家族の歴史化
     2 伝統社会における家
     3 近代家族論の精緻化
     4 近代家族の普遍化と揺らぎ
     5 日本での家族史研究と女性・ジェンダーの視点

    第6講 近代社会の編成基盤としてのジェンダー
     1 身分制
     2 近代的ジェンダー観の形成とその制度化
     3 国民・ナショナリズムとジェンダー

    第7講 身 体
     1 身体は不変か?
     2 性・生殖の歴史研究
     3 L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)

    第8講 福 祉
     1 福祉研究へのジェンダー視点の導入
     2 福祉活動の出発点としての戦時福祉
     3 福祉活動と女性の社会進出

    第9講 労 働
     1 働き続けてきた女たち
     2 労働概念の転換と女性就業
     3 労働と労働者のジェンダー化
     4 女性労働者保護法とジェンダー・家族

    第10講 植民地・戦争・レイシズム
     1 植民地とジェンダー
     2 戦争がもたらしたもの
     3 戦争・占領と性暴力

     図版出典一覧
     主要参考文献
  • 知ってる? ジェンダー・セクシュアリティ マンガ カラフルKids
    • 手丸 かのこ/渡辺 大輔
    • 子どもの未来社
    • ¥1650
    • 2023年08月08日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 5.0(1)
  • 「女らしさ」「男らしさ」「男女で分けること」に違和感をもったことのある人たちへ、「らしさ」「区別」に縛られず、自分の「好き」や「こうしたい」という気持ちを大切にしていいんだ、と伝える様々な物語。Q &A解説付。
  • 10代のうちに考えておきたいジェンダーの話
    • 堀内 かおる
    • 岩波書店
    • ¥990
    • 2023年12月22日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 4.0(1)
  • 「女子は理系が苦手、男子は文系が苦手」「男子は青系が好き、女子はピンク系が好き」って誰が決めたのでしょう? 10代が直面するジェンダーの問題を、過去・今、そして未来に向けて考察します。自分らしさとは何か、バイアスとは何かを自分ゴトとして考えた先に、多様性を認め合う社会をつくるヒントが見えてきます。
  • 障害者ジェンダー統計の可能性
    • 吉田 仁美
    • 法律文化社
    • ¥5940
    • 2024年05月10日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 障害とジェンダーの視点を結び付けた障害者ジェンダー統計は、障害者の実態をより正確に把握し、障害者の生活を変えることができるものとして国際的に重要性が指摘されている。障害者ジェンダー統計の先進国における研究動向と日本の現状を把握のうえ、障害の医学モデルから社会モデルへの転換に際し、障害者ジェンダー統計における新しい統計データの分析の方向性を示す。
  • 15のケースで考えよう 保育のなかのジェンダー
    • 藤田 由美子
    • チャイルド本社
    • ¥1320
    • 2023年10月19日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 園生活で起こり得る15のケースをジェンダーの視点で見つめ、その問題点や見直しのポイントを解説します。全ての子どもたちが「女らしさ・男らしさ」ではなく「自分らしさ」をのびのびと発揮できるために、学び考えていける1冊です。

    序章 マンガでわかる『ジェンダー』ってなに?
    1章 日常の保育から考える
    2章 行事・発表会から考える
    3章 職員や保護者の姿から考える
    Q&A
    ジェンダーに関するチェックリスト
    ジェンダーについての理解が深まる本や映画
    ジェンダーに関連する用語の解説
  • 「ピアノを弾く少女」の誕生
    • 玉川裕子
    • 青土社
    • ¥2640
    • 2023年09月26日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • なぜ少女たちはピアノを習うのか
    日本に西洋音楽がもたらされ普及していくなかで、ほかの楽器に比べて一般の家庭に積極的に受け入れられていったピアノ。その習い手は、多くの場合には妻、そして娘であった。なぜほかの楽器ではなく、ピアノなのか。なぜその習い手は女性なのか。ピアノが普及していく黎明期の日本社会を丹念に追い、その背景に迫る渾身の書。

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