職場や学校で「多様な地域住民」との間に生じる課題解決に、他者理解と自己省察を行うための技法であるエスノグラフィーはどのように活用できるのか。対象に接近し、できることに向き合い、実行してみた、人類学者たちの様々な事例をダイバーシティ包摂への警鐘とあわせて詳解する。
まえがきーーこの本を手に取ってくださったあなたへ
序論 なぜ、いま、ダイバーシティなのか[清水展]
第1部 気づくーー現場への接近
1 はじまりはテイクノーツから[内藤順子]
2 戦略的「現場主義」を貫くために[西崎伸子]
3 被災の記憶ある場所での学生フィールドワーク[飯嶋秀治]
コラム 現場主義の災害時外国人支援よりーー東日本大震災時の経験から[土井佳彦]
第2部 臨むーーいま地域でできること
4 まちづくりにダイブするーー「プロトタイプ」をつくる方法としての現場グラフィー[早川公]
5 ジンルイガクのトリセツーー世界農業遺産が生まれる現場から[内藤直樹]
6 思いをつなぎ、人をつなげる文化遺産ーー地域遺産の可能性[俵木悟]
7 つながりをデザインするーーコードのズレを生かし新しいモードを生成するまちづくり[森正美]
コラム 実践者と研究者が協働する「メタ現場」の展開ーー行政職員の裁量性への期待[平野隆之]
第3部 仕掛けるーー「ふつう」を解くには
8 リモート・フィールドワークのススメーー外国人技能実習生受入れ現場から[小國和子]
9 ミッション型活動がつなぐ「当事者」とアライーーLGBT活動の実践を省察しながら[砂川秀樹]
10 実務が変わる、人生観が変わる[堀江正伸]
コラム 「射真」という新概念[広瀬浩二郎]
補論 ダイバーシティ、その一歩先へーー多様性を語りうるのはだれか[亀井伸孝]
あとがきーー「束ね」のない連帯を想起する[小國和子]
さくいん
執筆者一覧
わが国のグローバル戦略の一環としての「留学生30万人計画」は、2019年には日本で学ぶ外国人留学生の数が31万人強に達し、数字の上ではクリアした。しかしこの計画の「出口戦略」とも言うべき、留学生の「就職」に関しては、日本人学生と比べてかなり低い就職率となっており、かねてより問題視されている。
本書は、このような状況を受けて、日本の大学・大学院を卒業・修了した外国人留学生の日本企業における採用・活用をめぐる諸問題について、広範な分野の文献研究のみならず、日本企業、大学、そして留学生へのアンケート調査、ヒアリング調査を通して多角的にアプローチし、留学生の採用・活用をめぐる課題を浮き彫りにするとともに、その改革の提言を行っている。
すなわち、留学生を採用・活用することによる企業の「効用」として、「異文化シナジーの創出」「バウンダリー・スパナー(文化の橋渡し役)」「内なる国際化」の3点を挙げ、それらの効用を企業が享受し、新たな価値創造へとつなげるためには、ダイバーシティ・マネジメント(ダイバーシティ&インクルージョン)が求められる、と指摘する。
「組織の多様性の向上」を標榜しながら、外国人留学生の採用・活用に関して悩み模索を重ねている日本企業、また留学生の支援にあたる大学の担当者に向けて、変革へのヒントを提供する。
第1章 国民文化の多様性とそのマネジメントに関する理論的考察
第2章 わが国における外国人留学生の受入れと就職を巡る状況
第3章 日本の大学のキャリアセンターに対するアンケート調査報告ー外国人留学生の「就職状況」と「就職活動支援」についてー
第4章 日本企業に対するアンケート調査報告(1)-外国人留学生の「採用状況」と「採用活動」についてー
第5章 日本企業に対するアンケート調査報告(2)-外国人留学生の入社後の「人的資源管理施策」と「働きぶり」についてー
第6章 外国人留学生に対するアンケート調査報告ー外国人留学生の「就職活動」「就職内定」を巡る状況と「大学・企業への要望」
第7章 外国人留学生に対するヒアリング調査報告ー「就職活動で苦戦する背景」と「大学・企業への要望」及び「後輩の留学生への助言」:M-GTAによる分析ー
第8章 元外国人留学生社員に対するヒアリング調査報告ー「仕事上の苦悩」と「インクルージョンの促進要因」を巡る状況、「経営・人的資源管理に対する不満」及び「キャリア展望」:M-GTA(Modified Grounded Theory Approach)による分析ー
第9章 大学と企業の取り組みに関する事例研究
終 章 本書の総括と大学・企業・留学生に求められる変革
2004年に翻訳出版された『企業文化』は、やはり名著として名高い『組織文化とリーダーシップ』の、よりビジネス実務に近く活用できる本ととして高く評価されてきた。
この改訂版は、基本的な構成は以前と同じながら、こんにち企業文化に関連し、グローバル化・IT活用などの進展により 具体的に課題となることが増えたテーマを掘り下げて論じている。また、翻訳がより読みやすく図版も充実した上、要所に「読者の皆さんへの質問」が用意され、論点を自身の問題に引きつけて理解しやすいよう工夫した。
エドガー・ヘンリー・シャインの組織文化論の入門に最適!
第1部 文化の仕組みと中身
第1章 なぜ、悩むのか?
第2章 文化とはいったい何か?
第3章 組織文化の要素と次元
第4章 より深層にある仮定
第5章 文化を評価する時期と方法
第2部 文化の形成、発展、変革のダイナミクス
第6章 文化の学習と再学習、そして、変容
第7章 スタートアップ企業における文化の創造、進化、変化
第8章 成熟企業における文化のダイナミクス
第9章 組織版「中年の危機」と潜在的衰退
第3部 多文化主義の現実
第10章 文化が出会う時:買収、合併、ジョイント・ベンチャー等による多文化のコラボレーション
第11章 文化を扱わざるを得ないリーダーにとっての文化的現実
発達障害は人類本来のヴァリエーションである。歴史に大きな業績を残した偉人のエピソードをもとに,進化心理学・神経科学の知見をふまえ,様々な障害が強みに働いた過程を考察。障害のもつ特色を見出し均質化した現代人の生のあり方に「ふくらみ」を取り戻すことを試みる。好評書を全体的に見直し新たに三章分を加筆した。
【主な目次】
序章 人は皆、障害を持ったサルである
第1章 洞窟壁画の無名の画家たち
第2章 うわの空のエジソン
第3章 無筆の勝負師 坂田三吉
第4章 癇癪持ちのアインシュタイン
第5章 外国語のできないレオナルド
第6章 古典嫌いのアンデルセン
第7章 付き合いべたなベル
第8章 落ち着きのないディズニー
第9章 遊芸人としてのモーツァルト
第10章 発達障害はなぜ進化したか
共にはたらく。
共に生きる。
本書は日本企業のダイバーシティマネジメントを全面的、かつ組織・個人の観点から分析し、日本でいま実施すべきモデルを提案することを目的としている。性的マイノリティだけでなくダブルマイノリティとされる人々に対して、表層的ではないダイバーシティマネジメントを行うことの困難と希望を、包括的に描く。
ダイバーシティとインクルージョンのある組織の構築は、あらゆる業界のビジネスにとって必須の課題です。多様性のある市場に参入しなければ、潜在的な莫大な収益と、ユーザーのコアニーズに合ったプロダクトをつくるチャンスを失います。
では、このビジネス上の「理由」は確立されていたとして、その「方法」についてはどうでしょうか? いったいどうすれば、市場シェアを獲得しつつ、見過ごされてきたグループに向けたよりインクルーシブなプロダクトをつくり、多様化する世界に適応できるのでしょうか?
Googleのプロダクトインクルージョンチームは、そのための戦略を築き上げてきました。本書は、そうした彼らの足跡をたどる実践的なガイドです。Googleで「プロダクトインクルージョン」の責任者を務めるアニー・ジャン=バティストは、プロダクトやサービスの開発プロセスにインクルーシブデザインを組み込む方法を教えてくれます。読者は、リスクを抑えつつ収益性を向上させるインクルーシブプロダクトをデザインするための重要な戦略とプロセスのひとつひとつを学ぶことができます。
革新的なGoogleのプロダクトインクルージョンチームから、アイデア出し、UXリサーチ/デザイン、ユーザーテスト、マーケティング、またマネジメント、リーダーシップなど、さまざまな視点でインクルージョンのためのベストプラクティスを学ぶことができる一冊です。
◆女性管理職登用に必要な施策とは何か
◆どのように行動計画やアクションプランを策定するのか
◆組織成果をあげることのできる推進体制とは
市場の成熟化や少子高齢化、グローバル化が進展し、顧客ニーズが多様化するなかで企業が発展を続けるには、多様な人材を活用していくことが求められます。とりわけ人口が急速に減少していく今後は、女性社員を積極的に管理職そして役員に登用していくことが不可欠です。女性の活用により、企業内のパワーバランスを変え、組織変革を通じて生産性を向上させ、価値創造性を高めていくのです。そのためには、ジェンダー・ダイバーシティ施策とワーク・ライフ・バランス施策を組み合わせて進めることが欠かせません。
本書では、資生堂でダイバーシティ経営に向けた意識改革・行動改革と女性の活躍推進を実践してきた著者が、その具体的取り組みを詳述します。
各社の「女性活躍推進・次世代育成支援行動計画」実現に欠かせない一冊です。
多様な就業志向や価値観を持った人材が意欲的に仕事に取り組み、経営成果に貢献できるようにするダイバーシティ経営を提唱。
ダイバーシティ経営が成功する鍵は、?多様な価値観を持った人材を経営目標に統合する理念統合経営、?多様な人材をマネジメントできる職場管理職の育成、?多様な人材の仕事へのコミットメントを支えるWLB支援である。本書は生協で働く多様な人材を対象とし、日本企業全体の人材マネジメントに有益な情報を提供する。
秘められた外国人労働者の力を引き出し業績を大幅にアップさせる方法とは。人手不足から抜け出すカギは外国人労働者のポテンシャルを活用した、「労働生産性」の向上にあり。
現代の多様化した教育問題を考えるにあたり必要不可欠である、「ジェンダー」や「ダイバーシティ」(多様性)の視点から編まれた教育の理念・教育の歴史及び思想、いわゆる「教育原理」の学びを深めるテキスト。
第1部では、教育の思想・歴史について、2部では、教育の理念について、3部では現代日本の学校教育が抱える諸問題を取り扱う。
<執筆者>藤田 由美子, 谷田川 ルミ, 奥野 佐矢子, 本多 みどり, 田渕 久美子, 高橋 英児, 二井 仁美, 角替 弘規 , 岩本 健良
ダイバーシティ経営を実践すると企業価値を向上させる本当のマーケティングが見えてくる!ビジネスに求められる本質的な知識とノウハウをこの一冊にまとめました!
「飲み会を断らない女」の問題の本質とは?
2012年第2次安倍政権初期の最重要政策として掲げられた「女性活躍推進」。あれから9年、女性の就業率こそ上がったものの、五輪組織委問題が象徴するようにジェンダー平等はいまだこの社会に根付かず、気づけば国際社会からどんどん取り残されている現実がある。
なぜ、日本社会にはダイバーシティが定着しにくいのか?
MeToo、#わきまえない女、イクメン、「あたしおかあさんだから」、女性入試差別等等、近年話題をよんだトピックをもとに、この国がかかえる問題の根源に迫る。
【本文より抜粋】
日本で女性がフルスロットルで「仕事も家庭も」両立して駆け抜けるには、重力に抗する並の努力が必要なのかも知れない。「自然体」などでいたら、とてもではないが不可能だ。
私は女性活躍推進関連政策を、「日本女性超人化計画」と呼んだ。
はじめに 日本社会にある異物
第1章 「女性活躍」と「ダイバーシティ」の齟齬
第2章 なぜ日本のダイバーシティは進まないのか
第3章 かわったようでかわっていない
第4章 日本の母に課される荷はなぜ重い?
第5章 わたしたちのガラパゴスな結婚
第6章 まだ居場所のない男
エピローグ 日本でダイバーシティを実現するために
就労人口が減少している今日、企業自身も生き残りをかけ、年齢・国籍の違いなどの個性を受入れたり、育児・介護休業制度の活用や病気・障害という困難の中でも力を発揮してもらうよう職場の環境を整えるなど、雇用の多様化に対応していかなければなりません。本書は各労働者層への対応事例を紹介し、実務に有用なQ&Aも収録しております。人事労務担当者はもちろん、労働者の方々にも今後の働き方を考えるために参考となる一冊です。
ダイバーシティ(多様性)は今後の企業経営のキーワード。『多様性トレーニング・ガイド』(解放出版社、2000年)を今日的に発展させ、職場ですぐにセクハラやパワハラ対策、メンタルヘルスなどをテーマに多様性と人権の参加型研修が実践できるよう執筆・編集した。
はじめに
第1章 ダイバーシティ(多様性)を理解する
ダイバーシティ(多様性)の意義
コラム 区別と差別はどう違う?
第2章 参加型のファシリテーション
1 ファシリテーション力をつける
2 参加型トレーニングの4つの要素
3 ファシリテーター/トレーナーの7つ道具
4 アイス・ブレーカー
第3章 トレーニング・セッション
1 ダイバーシティ・リーダーシップ
ワークシート 多様性社会におけるあなたのリーダーシップ度の測定
資料 いま求められる循環型ファシリテーション型リーダーシップ
コラム 10代で飛躍的に伸びるリーダーシップ力
2 ダイバーシティ・マネジメント
ワークシート 多様性トライアングル:ダイバーシティ活用度チェック
資料 多様性トライアングル・モデル
3 アサーティブなコミュニケーション
コラム I(アイ)メッセージを使うときのヒント
ワークシート 自己診断
アサーティブの権利と責任シート
4 2つの文化を考える
用語解説
コラム 異文化体験の副産物
5 パワー・ハラスメントを予防する
ワークシート パワー・ハラスメントと人権
資料 怒りの仮面
6 セクシュアル・ハラスメント防止研修 プレ・クイズ
ワークシート セクシュアル・ハラスメント:プレ・クイズ
資料1 セクシュアル・ハラスメント:プレ・クイズ 解説
資料2 セクシュアル・ハラスメント防止の総合的取り組み
7 セクシュアル・ハラスメント防止研修 認識度
ワークシート 認識度
ワークシート セクシュアル・ハラスメント深刻度チャート
資料 セクシュアル・ハラスメントの予防
8 メンタルヘルスと人権
ワークシート メンタルヘルスと人権
資料 傾聴スキルを身につける
コラム EAPとは
9 ワーク・ライフ・バランス
資料 企業のワーク・ライフ・バランス取り組み事例
資料 データ1ワーク・ライフ・バランスの希望と現実
データ2共働き世帯の推移
データ3育児休業制度の取得しやすさ
データ4休暇・休業を取得しなかった理由
データ5メンタルヘルス労働相談件数および相談割合の推移(東京都)
10 対立の解消 コミュニケーションの仲介者
資料1 コミュニケーションとは何か
資料2 コミュニケーションの仲介者
資料3 対立とは何か
資料4 「家族えん会議」
エンパワメント・センター研修講座一覧
あとがき
著作一覧
女性のリーダーシップとは何か、それをどう涵養し、発揮していくかを考える。
総論 ダイバーシティと女性 坂東眞理子
第1章 企業におけるダイバーシティ経営の推進と女性のキャリア形成 森ます美
第2章 ダイバーシティ経営における女性の活躍とリーダーシップ 伊藤純・斎藤悦子
第3章 女性活躍推進の取り組みが社員の意識と満足度に与える影響 小森亜紀子・大橋重子
第4章 福祉現場におけるダイバーシティ・マネジメントとリーダーシップ 北本佳子
第5章 少数派メンバーのリーダーシップが組織にもたらす影響 本多ハワード素子
第6章 女性農業者のリーダーシップ形成と地位向上に向けた取り組み 粕谷美砂子
第7章 女子大学のリーダーシップ開発における実務経験教員の役割 今井章子
第8章 女性リーダーの資質とその育成 友野清文
第9章 フランス社会の指導的立場への女性の進出 吉川佳英子
驚異的に発展するアジアとイスラム圏に精通する気鋭のコンサルタントが、ポストコロナ時代の「美食ニッポン開国論」を提言。
ビジネス・ブレークスルー大学長の大前研一氏推薦!
おいしいダイバーシティをはじめよう
第1章 日本食の現在地
日本観光を楽しめないムスリムたち
ネギを取り分ける台湾人
買い物に2時間かかるムスリマ
引きこもる在住ムスリムたち
1人だけ弁当持参
飲み会に恐怖するムスリム
スキー旅行でインスタント食品
「キットカットはハラールですか?」
第2章 美食の国の不都合な真実
「ジャパン・アズ・ナンバー1」と機会の窓
「選ぶ側」ではないという認識はあるか?
ムスリムの市場規模は世界最大に
「勤勉さ」では計れない生産性
産業構造の変化に乗り遅れた日本
日本が小国から学ぶ点
多様性が生む競争力
各種調査から見える若者の姿
驚きの「留学したくない理由」
低下しつづける東大の世界ランキング
留学フェアのお粗末な実態
データから見える日本の閉鎖性
人生100年時代に学びは必須
難民認定に見る日本の非寛容さ
ムスリム社員の「生の声」
祈りのための”努力”
行政による排他性も
知られざるムスリム墓地問題
教育の問題ではないか
第3章 「食」からなら開国できる
日本食への意外な低評価
求められる「彼らもまた正しい」の姿勢
なぜ、日本のフードダイバーシティは遅れたのか
「食べられない」という多様性
文化・嗜好による「食べられない」
宗教上の理由での「食べられない」
ポリシー、思想に基づくもの
体質・体調による制限
「食べられない」にどう対応するか
おいしい対応法(個人編)
おいしい対応法(事業者編)
「正解はない」という基本
「ぶっちゃける」ことがおいしい
便利なビュッフェ
第4章 未来予想図
ポジティブシナリオ
ネガティブシナリオ
現在地はどこか
ハラール対応したラーメン店
クリケットタウンを目指す佐野市
ムスリムに大人気の大阪のソウルフード
東北の町がリードするSDGs
ハラールメニューを揃える学食
伝統を進化させた味噌煮込みうどん店
「いつまで拒むのですか?」
あとがき 食は世界の共通語
もっと知るためのコラム
1 ヒジャブは典型的?
2 進化するコンビニ、スーパー
3 もしイスラム教徒がハラームを食べたなら?
4 イメージの中のテロリスト
5 お祈りは歯磨きみたいなもの?
6 お清めの水とシャワートイレ
7 断食はつらいよ?
8 知っていると便利 ハラール認証
9 保育園を探して
経営者として1年間の育休取得し、元国際公務員(国連専門官)として、日本でダイバーシティ経営や働き方改革などがはやるはるか以前から、世界標準として実践し指導してきたダイバーシティ経営のポイントについて、体験談を織り交ぜて解説。「ダイバーシティ型社内通貨制度」や「ダイバーシティ経営BCP」「働き方改革BCP」などの著者オリジナルの経営手法の提唱・紹介や、LGBT(Q)・異文化理解・ムスリム対応・インバウンド対応など、その他のビジネスにおける各種ダイバーシティ&インクルージョンについてコンパクトにまとめたもの。