「女と男」は人類の最大の関心事ともいえる。この永遠のテーマが最新のサイエンスによって解明されつつある。野心的なタブーへの挑戦のなかから、意外かつ誰でも楽しんで読める最前線の研究を紹介。果たして女と男の戦略のちがいとはー。
「美のための美」はなぜ進化したのか?メスが美的感覚をもとに配偶者を選び、オスを改造していくー世界的鳥類学者が刺激的な新説を提唱し、華麗な鳥の羽から人間の同性愛まで、従来の進化論では解き明かせない美と性の謎に斬り込む野心作。ピューリッツァー賞(2018年)ファイナリスト。ニューヨークタイムズ紙「年間ベストブック10冊」(2017年)選出。
ソドムの罪とはなにか?聖書に記されていることは正しいのか?キリスト教の生み出した同性愛への偏見を聖書学から批判する!
「女だけど、恋したのは女の先生」
「ゲイであることを友だちにかくしている」
「自分の身体と割り当てられた性別に、違和感がある」など……。
LGBTQ+当事者の、セクシュアリティ(性のあり方)に
なやんだ体験談を、6編の小説に。
かんたんな用語集やコラムも収録。
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第2話 「同性を好きになったコースケ」 より
ゲイだってことは、クラスメイトたちにはかくしていた。
僕はいいけど、友だちに迷惑をかけたくない。
だから、だまっている。
ほんとうの自分を、ひた隠しにして。
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20世紀初頭のドイツにおいて「青年」たちは、来るべき時代の担い手として過度に賛美され、そこには一種の「青年神話」が形成された。トーマス・マンを始めとする多くの知識人は、タブラ・ラサとしての青年に自らの芸術的・政治的な夢を託した。それはまたファシストたちに関しても同様であった。「青年」においてこそ、この時代のドイツにおける「文学と政治」、そしてまた「エロス」のディスクルスが一身に交差していたのである。本書は、19世紀末からナチズムの台頭に至るまでのドイツで生成・発展していった「ドイツ青年運動」、並びに当時多くの読者を持った思想書や政治的テクスト、また文学テクストを分析の対象とし、「男性同盟と同性愛」を縦軸に、「文学と政治」を横軸に据え、従来の「エロスと文学」か「政治と文学」かという二者択一的な問題設定を横断する「エロスと政治と文学」の、特殊ドイツ的ありかたを明らかにする試みである。
「同性愛」をめぐるパラダイムが大きく変わりゆく時代に、ジェイムズはさまざまな「愛」に関する思考を、どのように小説という表現形式に結晶させたのか。異性愛やきょうだい愛、親子愛と重ねあわせつつ描かれる「同性愛」表現の多様性に注目しながら、ジェイムズの主要作品を読み直す。
ヒトの性的指向を決定するものは何か。選択か?生まれつきか?遺伝子、ホルモン、ストレス、脳、認知心理学、行動学的心理学、精神分析ー性的指向を扱う科学理論を網羅的に取りあげ、その限界と意義を検証する。
父系でのみ受け継がれるY染色体遺伝子の生存戦略が、世界の歴史を動かしてきた。二つの性の誕生、進化における性の役割、男性間あるいは男女間の遺伝子存続を懸けた戦い…。地球生命の進化史を再検証することで、人類の戦争や暴力の背景にある「アダムの呪い」が次第に浮かびあがる。そして、その果てには「男性のいない世界」が待ち受けるという、衝撃の未来予測まで語る!
「みんなの天使」瀬名紫陽花による驚きの家出宣言……れな子は彼女のため、その旅に同行する──!
「私、家出することにしたんだっ」
波乱万丈の高校生活も過ぎていき、楽しい夏休みが到来!
仕事で忙しい真唯のお墨付きを得て紫陽花さんの家に遊びに来たれな子は家族と喧嘩するいつもとは違う彼女の姿を目撃することに…。
その夜、電話口で聞いた紫陽花さんの宣言にれな子は迷いつつも一つの決断を下す──!
この夏、二人の少女に何が起こる…? 青春ガールズラブコメ、新章突入の第5巻!!
アメリカで話題独占!「葬儀屋」ブログを書籍化した
異色のベストセラー、ついに日本上陸!
今を生きるすべての人に贈る再生の物語。
「死は生の正常な一部である」
「死を健全に理解すれば、そこには美が見出される」
・生後すぐの赤ん坊 ・がんと闘病していた少女 ・大好きだった祖父
・薬物中毒の男 ・アルコール依存症の男 ・ダウン症の中年女性
・排除されていたレズビアン ・余命二日で自ら電話をかけてきた男
...ありとあらゆる形の死に接した、葬儀屋の六代目。
苦しみながらも、大切な人を失った人々に寄り添い続けていくうちに、
彼は死に希望と美しさを見出す。
死は、弱さを受け入れる強さをくれる。
米タイム誌が「必読の書!」と太鼓判。原書である
『Confessions of a Funeral Director:How the Business of Death Saved My Life』
はAmazon.comで4.6/5.0の高評価(6月6日時点で189人がレビュー)を得ている。
翻訳は『死ぬ瞬間』(エリザベス キューブラー・ロス)を訳した法政大学名誉教授の鈴木晶氏。
タイム(ネット版)
「ある葬儀屋の告白」というブログは示唆に富み、幅広いテーマを扱い、時には不遜だ。筆者は死を扱うビジネスの深層に踏み込んでいる。読者は、死についてだけでなく、人生について学ぶことができる。
ワシントン・ポスト
著者は有名ブロガーとして知られる。彼は葬儀屋という地味で堅い職業を定義し直し、人生における究極の関心事についての会話を誘う。
一見強面だが温厚な豪と、華やかで感情豊かな宇楽。そんなカップルが営む、ゲイ専門の恋活相談所『おしどり縁結び商会』。マッチング率120%を謳っているが、実際に評判はよく、いくつもカップルが生まれている。『おしどり縁結び商会』には特別な出会いを求める客が日々訪れて…?
ゲイ専門の恋活相談所を営む豪と宇楽の出会いは十年以上前。有り金をスられ、雪に埋もれるよう立ち尽くしていた豪に、宇楽が声をかけたのがきっかけだった。親しくなるにつれ、次第に心を寄せ合う二人だが…?
同性カップルに結婚の権利が認められていないのは正当か?米国を代表する政治評論家が同性愛者の社会的位置づけを論じ、米国において同性婚法制化を推し進めることとなった画期的な書、待望の邦訳。
青年ウィトゲンシュタインの故郷オーストリアの寒村での小学校教師時代を実地に検証し、この大哲学者の隠れた愛と生をつきとめスキャンダルをまき起したいわくつきの研究書。
古代ギリシア世界における男性文化のエロティシズム。
十九世紀末、フロイトによって確立された精神分析学。彼の高弟ユングは後に袂を分かち、一派をなすーー。人間存在の深層を探究した彼らの存在は、今なお我々に多大な影響を与え続けている。彼らは何を追い求め、何を明らかにしたのか。二人の巨人の思想の全容と生涯を、それぞれの孫弟子にあたり日本を代表する第一人者が語りつくした記念碑的対談。
人間存在の深層を探究した二人の巨人
その思想の全容と生涯を両派を代表する日本の第一人者が語りつくす
十九世紀末、フロイトによって確立された精神分析学。彼の高弟ユングは後に袂を分かち、一派をなすーー。人間存在の深層を探究した彼らの存在は、今なお我々に多大な影響を与え続けている。彼らは何を追い求め、何を明らかにしたのか。二人の巨人の思想の全容と生涯を、それぞれの孫弟子にあたり日本を代表する第一人者が語りつくした記念碑的対談。
深層心理学は知的な理解のみでは十分ではない。人間全体としてのかかわりが、真の理解のためには必要となってくる。そのような意味で、本書もわれわれの個人的な体験からはじまって、フロイトやユングの人となりに及びつつ論を展開していったことは、今から考えてもいいアイデアであったと思っている。……この対談をヒントとして、読者は深層心理学のなかの問題点をひろいあげ、自らの思索を深めてゆかれることだろう。--<本書「対話者あとがき」より>
※本書の原本は、1978年11月、思索社より刊行され、1989年8月、第三文明社よりレグルス文庫として再度刊行されました。
対話者まえがき 小此木啓吾
第一章 出会い
1 フロイトへの道
2 ユングへの道
3 出会いの契機
第二章 人間フロイト、人間ユング
1 フロイトと同性愛
2 ユングとトニー・ウォルフ
3 フロイトとザロメ
4 両親
5 ユダヤ人問題とナチズム
6 ユングとビンスワンガー
7 フロイディアンとユンギアン
8 ボーリンゲンの塔
9 死と生
第三章 人間の心をめぐって
1 自我の構造
2 元型
3 力動論
4 発達論
5 心理療法
第四章 夢を語る
1 催眠療法から自由連想へ
2 影
3 抵抗と転移
4 分析の終わりと終わりなき分析
第五章 文化と社会
1 日本人の母性原理
2 阿闍世コンプレックス
3 日本でフロイディアン、ユンギアンであること
4 精神分析学的日本人論
関連人物解説
対話者あとがき 河合隼雄