特集:ウミウシの多様性と進化 -貝殻の退化がもたらした多様な形態と生態
本特集では,巻貝の革命児,ウミウシの多様性と,したたかな生きざまの一端を紹介する。
巻貝の仲間でありながら殻がない,あっても小さかったり体内に埋もれていたりと,身を守る“鎧”を持たないウミウシたち。
かつてウミウシたちは,後鰓類とよばれる,巻貝類(腹足類)の一大グループを成すと考えられていた。
しかし,分子系統学的研究の進展により,ウミウシにはいくつかの異なる系統のものがいることが明らかになった。
貝殻に頼らない生き方を選んだウミウシたちはどんな進化を遂げてきたか?その過程でどんなことができるようになったか?
ウミウシの進化と系統分類から,各環境での多様性と出現傾向,様々な生存戦略(摂餌生態(専食性),化学防御,盗葉緑体現象,種分化と共生),さらに“泳ぐウミウシ”クリオネに迫る温暖化と海洋酸性化の脅威まで,各研究者たちが巻頭グラビア付きで紹介・解説する。
ほか各連載も必見(「高校生物・ワクワク宣言!!」「実験観察の勘どころ」「植物を集める!! 」「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」「フォトコンテスト 生物科学学会連合」)。
◎巻頭グラビア
1.沖縄のウミウシ
II.ウミウシクイズ -私はどこ?
3.ただいまお食事中
◎特集:ウミウシの多様性と進化 -貝殻の退化がもたらした多様な形態と生態
総論.ウミウシの進化と系統分類
福田 宏(岡山大学)/平野 弥生(千葉県立中央博物館分館 海の博物館)
1.さまざまなウミウシ,さまざまな暮らし -生息環境から読み解く多様性と出現傾向
柏尾 翔(きしわだ自然資料館)
2.ウミウシの摂餌生態 -専食性に見る生存戦略
西田 和記(鹿児島大学)
3.アメフラシ類の化学防御 -Aplysia californicaのインクとオパリン
神尾 道也(東京海洋大学)
4.葉緑体を飼うウミウシたち -盗葉緑体現象の分子的基盤を探る
前田 太郎(慶應義塾大学)
5.ムカデミノウミウシの多様性 -種分化と共生の研究最前線
依藤 実樹子(新潟大学)/溝端 秀彬(東京大学)
6. 見えない閾値が海を変える:クリオネが告げる温暖化・酸性化の連鎖崩壊 -泳ぐ“ウミウシ”, クリオネにも忍び寄る地球温暖化の脅威
山崎 友資(公益財団法人 東洋食品研究所)
◎連載
高校生物・ワクワク宣言!!
立川高校生物部のゆかいな仲間たち -好奇心を形にする探究活動
田中 菜月(東京都立立川高等学校)
実験観察の勘どころ
泥付き野菜で日本各地の細胞性粘菌を調査 -簡易な種株の入手と同定
細野 春宏(放送大学)
植物を集める!!
[第25回]ユリノキ
長田 敏行(東京大学名誉教授・法政大学名誉教授)
日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全
[第15回]富山市ファミリーパーク地内に生息するホクリクサンショウウオの保全および普及啓発活動 -地域と連携した保全活動を目指して
森 大輔/加藤 朋美(富山市ファミリーパーク)
フォトコンテスト
生物科学学会連合「第7回 生きものの“つぶやき ”フォトコンテスト」 -審査結果(5)
スキルや態度、倫理、学びの「場」づくり、コンフリクトなど、協同学習のファシリテーションにおける重要ポイントを取り上げ、文化的多様性を学びに活かすヒント、実践の向上につながる具体的な方法を提案する。組織のファシリテーションの事例も紹介する。
★柔軟な思考力・共感力を鍛えるために
多文化社会で必要なしなやかな思考力・共感力を対話形式で鍛えるワークブックです。国籍・宗教・ジェンダー・言語など幅広いトピックを扱っており、異文化コミュニケーションや日本語教師養成コースのテキストとして、また日本語ボランティア等での他者理解にも役立つ内容となっています。
どこからでも始められる1章完結型。限られた時間で使えるミニワークも収録しています。
※教師用参考資料「授業実践のヒント」 (B5判 (予)140頁) は研究社ホームページからPDFダウンロード
第1部 異なりを考える
第1章:郷に入っては郷に従え? -異文化間ソーシャルスキルー
第2章:心が広いってどういうこと? -寛容性ー
第3章:言いにくいことをどう伝える? -アサーション・トレーニングー
第4章:えっ? あなたはこう思わないの? -ビジネスでの異文化接触ー
第5章:「○○人」ってだれのこと? -「日本人」・「外国人」-
第6章:あなたにとっての「カミ」とは? -宗教観ー
第2部 差別とその感情を考える
第7章:悪気はなかったんだけど… -マイクロ・アグレッションー
第8章:今のあなたはどういう立場? -マイノリティとマジョリティー
第9章:みんなが暮らしやすく! -ユニバーサルデザインー
第10章:自分の家の近くはだめ? -沖縄ー
第11章:ひとくくりはあぶない! -ステレオタイプー
第12章:国って愛さなきゃいけないの? -ナショナリズムー
第3部 言語間の平等を認識する
第13章:「ことばができる」ってどんなこと? -国境を越える子どもの言語習得ー
第14章:わかりやすく伝えよう! -やさしい日本語ー
第15章:にぎやかな、音を使わない言語 -手話ー
第16章:英語だけでいいですか? -英語一極集中の功罪ー
第17章:いくつもの言語とともに -複言語主義ー
第18章:軍隊を持つ方言って? -言語バリエーションー
第4部 ミニワーク -ちょっとした気づきのためにー
1〈アイスブレイク -氷を溶かそう!-〉
1-1 増える自己紹介
1-2 あなたはどっち派?
1-3 仲間を探そう
1-4 聞こう話そう
2〈ダイバーシティに気づこう!〉
2-1 いろいろなあいさつ
2-2 プレゼントゲーム
2-3 わたしの大切
2-4 食品ピクトグラム
2-5 タイムゲーム
3〈自分の価値観を客観視しよう!〉
3-1 ○○らしさ
3-2 学校の先生になろう
3-3 代表選考委員会
3-4 常識ってなんだろう?
3-5「中立的なことば」って何?
ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ=ポリコレ)という正義の名のもとに、新たな次元の支配システムが、アメリカを、そしてこの日本を蝕んでいる。
BLM、LGBTQ……「人種差別やジェンダーによる差別をなくし、多様性を認めよ」という掛け声のもと、「新しい正義」が謳われ、その正義の基準に沿わないものは、全メディア総出で、逃げ場なき集団リンチのごとく手酷く批判され、社会的に抹殺される。キャンセル・カルチャーや批判的人種理論が幅を利かせるアメリカ。尻尾を振ってそこを追いかけようとする日本のメディアが、日本を誤った道に連れて行こうとしている。
森喜朗元首相たたきもそうだった。仮に失言はあったにせよ、異様なのは、その後の「全メディア挙げての集団リンチ、吊るし上げ」であり、反論さえ許さぬモンスター的人格攻撃だ。「差別をするな。多様性を認めよ」と叫びながら、その実「自分にとって都合の悪い多様性は一切認めようとせず」「新たな差別を創造する」流れは、今後さらに増加し、極端化し、過激になっていくと思われる。それでいいのか? 防ぐ方法はないのか?
多様性とは、自らと違った立場の意見を尊重し、相互に認め合うことのはずなのに、逆に「不寛容」ばかりが増し、企業も学校も社会も息が詰まっていく。
ポリコレ先進国・アメリカの悲惨さを見よ。非キリスト教徒に配慮するという大義名分のもと、すでに「メリークリスマス」という言葉は奪われ、性差別への配慮として、「お父さん」「お母さん」も公式の場では使えなくなってしまった。カリフォルニアでは、LGBTQに配慮するため、結婚式の際、「夫」とも「妻」とも言えないのだ。狂気だ。
日本は1日も早く先行するアメリカの過ちに気づき、本当の自由と平等を取り戻す努力を始めなければいけない。「機会の平等」でなく、「結果における平等」を保証することは、「新たな不平等を創造」するだけ。そこには絶望しかない。
今や、日本の学校では「あだ名」をつける事さえ、一律に禁止されようとしている。
「言葉狩り」や「#MeToo」、「マスク警察」や「ワクチン警察」、「お母さん食堂」へのいちゃもんなどに代表される動きが、今後さらにエスカレートし、モンスター化し、一方的なレッテル貼りをすることで、人々のつながりが分断され、冤罪事件を生んだり、暴力や殺人など、新しい深刻な差別を生む日も遠くないのでは、と不安を感じている人も多いように感じられる。
忠実で丹念な取材力を基本に、多くのノンフィクション作品で高い評価を得てきた著者が、「ポリコレ」という新たな敵の正体を見出し、追い詰めていく。
現状のまま進めば、日本もジョージ・オーウェルの『1984年』のような全体主義管理社会というディストピアにどんどん近づいていく。
なんとかそれを阻止したいとの強い思いが本書を書かせた。
世界各国において児童生徒の多様性が高まっているなか、そうした状況を前提とした学校で働く教師の養成や研修が求められている。世界8か国の比較分析をとおして、多様性のさまざまな次元から、その傾向を探るとともに、日本における多様性を志向する教師教育の進展にむけたヒントを探る。
「昭和」には生きるヒントが詰まっている!
「生きていれば、きっといつかいいことがあるはずだ」--人々が楽観的かつ貪欲で、明日へのエネルギーに満ちた「昭和」という時代は、世界の歴史の中でも特に興味深い時代だったとヤマザキマリは語る。先を見通せない不安と戦う今、明るく前向きに生きるヒントが詰まった「昭和」の光景を、様々な角度から思い出しながら丁寧に綴った考察記録。ヤマザキマリ流・生き方指南。巻末に「ヤマザキマリ年表」付き。
「私にとっての昭和がサバンナだったとすると、そこで培ったエネルギッシュな精神はその後イタリア、シリア、アメリカといったそれぞれまったく要素の違う国々に移り住んできた私の、世の中なんでもあり、という適応力につながったと言っていい。様々な不条理と向き合わされ、孤独に打ちひしがれてもなんとか頑張ってこられたのは、あの時代の人々の暮らしや漫画やテレビなどからタフに生きることの重要性を学習できていたからだろう。
移り変わる時代の中で、ときどき、過去の人々の思想や社会のあり方が現状の問題解決に対しての良いヒントとして活かされるように、昭和にもそういう要素はいくつもあるはずだ」──あとがき「昭和というサバンナ」より
はじめに・・・・・・3
1 おやつに問われる創造力
--ジャンクな菓子に胸が躍った時代・・・・・・15
2 昭和的「自分の演出」
--手作りで着たいものを作った昭和・・・・・・29
3 懐かしい風景
--昭和の下町商店街には人情があった・・・・・・47
4 家に魅せられて
--昭和は家に気兼ねなく人が集まった・・・・・・59
5 「おおらか」がいい
--昭和は道端にエロ本が落ちていた・・・・・・75
6 CMの創造性
--昭和のCMには遊びや知的教養があった・・・・・・87
7 昭和のオカルトブーム
--童心大人から勇気をもらった・・・・・・99
8 憧れた大人のかたち
--前に進んだ昭和一桁世代の女性・・・・・・113
9 私とエンタメの世界
--昭和の点が線につながっていく・・・・・・127
10 大気圏の中で生きる
--貧しくても裕福でも、生き方は人それぞれ・・・・・・145
11 地球人類みな兄弟
--昭和は多様性社会だった・・・・・・155
12 昭和流のいじめ
──いじめっこのバックグラウンドが見えた時代・・・・・・167
13 24時間、働けますか
--昭和の仕事人・・・・・・175
14 孤独を自力で支える家族
--離れていてもつながっている共同体・・・・・・193
15 幸せは待っているだけでは訪れない
--人生100年時代の老後、終活・・・・・・213
16 不条理と向き合う生き方
--孤独を味方にしていた昭和漫画の主人公たち・・・・・・227
昭和というサバンナーーあとがきにかえて・・・・・・241
ヤマザキマリ年表・・・・・・244
生物多様性について、小中学生を対象にわかりやすく解説するシリーズ。国際的な調査データや身近な自治体や企業の事例で、客観的・具体的な学習に役立ちます。第5巻では「未来と生物多様性」について、国際目標から最新の取り組みまで、自分たちのこととして学びます。
「性の多様性」とりわけ性的指向と性自認(SOGI)の視点から、社会のさまざまな領域・構造を読みとく、はじめての入門書。
性の多様性の視点は、性的指向や性自認が流動的で非二元的であること、マジョリティを標準とする何気ない制度や規範が誰を周縁化しているかに意識を向ける。この視点から社会領域をつぶさに読みとくことで、社会の諸制度が内包している課題を俯瞰的に理解するとともに、多様性と包摂を基軸として再構築する方向性を学ぶ、基本の1冊。
はじめにーー「性の多様性」から社会を読みとくとは[釜野さおり・杉浦郁子]
第1章 家族ーー家族からの排除と家族としての包摂[三部倫子]
第2章 教育ーー学校での困難[藤原直子]
第3章 職場ーーSOGIに関わる職場のハラスメント・差別的取扱い[神谷悠一]
第4章 スポーツーー選手たちが遭遇する困難[來田享子]
第5章 社会保障・社会福祉ーー排除される性的マイノリティ[濱畑芳和]
第6章 医療ーーケアの現場からみた性の多様性に関わる困難[藤井ひろみ]
第7章 宗教ーーSOGIと対峙する宗教[宇治和貴]
第8章 社会運動ーー可視化と連帯[本郷正武]
第9章 政治ーー性的マイノリティの抱える課題に対する政治の取り組み[新ヶ江章友]
第10章 社会階層ーーSOGIにもとづく社会経済的不平等[平森大規]
第11章 量的調査ーー性的マイノリティについて知るためのひとつの方法として[釜野さおり]
第12章 質的調査ーー性的マイノリティ研究の日本における展開[杉浦郁子]
索 引
編者・執筆者略歴
開学10周年を迎えた京都の公立高校には、全国から視察が相次ぐ。不登校や発達障害のある生徒も、自分のペースで安心して学べる「学びアンダンテ」を掲げる清明高校。公立校の枠を超えた革新的な取り組みと理念の全貌に迫り、未来の教育の可能性を描く。
大推薦!
ーー苫野一徳さん(哲学者、教育学者/『「学校」をつくり直す』著者)
ーー村中直人さん(臨床心理士/『〈叱る依存〉がとまらない』著者)
序
第1章 筆者と清明高校の出会い
第2章 資料調査によってわかったこと/わからなかったこと
ティーチャーズバイブルに見る清明高校の4つの理論的支柱
利休七則に着想を得た「つばめ七則」の指導理念
理念を行動にーー清明高校『ティーチャーズバイブル〜実践編〜』
生徒をリスペクトするーー清明高校の最高理念
コラム1 生徒をリスペクトする[川畑由美子]
第3章 設立準備と最初の数年間ーー構想と試行錯誤
山口修一教諭・特別支援教育コーディネーター
塩見匠教諭・中間M年次部長
福田智幸教諭・学習支援部長
山下大輔教諭・生徒支援部長
渡邊比加里教諭・卒業G年次担任
コラム2 できる。[山下大輔]
第4章 親鳥となって羽ばたくーー天の時、地の利、人の和
越野泰徳先生ーー学校改革の立役者
山口修一教諭(その2)
塩見匠教諭(その2)
福田智幸教諭(その2)
山下大輔教諭(その2)
渡邊比加里教諭(その2)
コラム3 彼女にとって「清明高校」はどのような場所だったのだろう?[山口修一]
第5章 受けつがれる改革
人生はたこ焼きだ! すぐやる、まずやる、ざっくりとやるーー越野泰徳前校長の教育思想
子どもの権利条約が学校に届くまでーー川畑由美子現校長の場合
私自身の教育観はどんどん変化していきましたーー磯部勝紀副校長の場合
みずから希望して清明高校にやってきたーー教育相談コーディネーター藤田真澄教諭の場合
コラム4 教育のフルフラット[越野泰徳]
第6章 進化をやめない学校
「シン・会議」--学校改革のためのエンジン
清明高校はどんな場所だったかーー卒業生たちの証言
対人援助の専門家から清明高校はどう見えているのかーースクールカウンセラー綾野文さんの語り
清明高校でいじめが起こりにくい理由
第7章 ワーキンググループ見学報告
清明ワーキンググループの始動
ワーキンググループ体験日誌
コラム5 取り戻した“じしん”[小鳥遊隆]
第8章 授業風景と在校生たち
清明高校の授業見学記(その1)
清明高校の授業見学記(その2)
在校生たちの思い
コラム6 場所を変えて私も変わる[山奥知華]
第9章 保護者の声、トップたちの思い、筆者が考えること
保護者たちの声
変化を止めないーートップたちの思い
筆者が考えること
コラム7 どの学校も清明高校みたいな感じで良いんちゃう?[九条優花]
おわりに
憲法学の基層から、根源的な権利を追求し続けた、憲法研究者としての50年にわたる軌跡の集大成。憲法・比較憲法・ジェンダー法学など広範な著作をテーマ別に編集。第6巻は、日仏憲法原理の比較から「ブルジョア革命論」や「女性人権史」の学問領域を構築し、「新しい人権」を標榜。
多様性教育の原則をふまえ、個人から出発して社会に働きかける学習活動を、安心と傾聴・わたしとあなた・文化的多様性・バイアスを見抜く・バイアスに立ち向かうの5章構成で紹介する。日本の実態にあわせて創ったガイドブック
神経発達症など発達に特性のある児童生徒は学校で様々な苦労をしている。認知・行動・コミュニケーションのスタイルや興味関心の対象などに定型発達児とのギャップがあり、少数派であるがゆえに多数派である定型発達児に合わせることを強いられ精神的な不調や過剰適応を生じることもある。発達に特性のある子どもたちが安心して活動できる学校とはどのようなものか。本書では、通常の学級における望ましい児童生徒と教師との関係や教室環境、学校の中で安心して過ごせる場所、特別な教育の場での児童生徒の特性やニーズに合った活動、学校を拠点とした卒業後まで続く余暇活動支援などについて、神経発達症の当事者や教員養成の視点なども含め多面的に論じ、真にインクルーシブな未来の学校の姿を描き出す。
目次より
第1章 発達に特性のある子どもの学校生活の問題と支援
第2章 学校や教室に穏やかな心地よい風をー「こうあるべき」の呪いからの解放
第3章 ⼦どものやる気スイッチ探します!-科学する通級指導教室
第4章 多様な子どもたちがいることを前提とした学校づくりをめざして
ー 困りごとを研究する「自分研究」をベースとした通常の学級と特別支援の連携
第5章 「2.5プレイス」としての保健室を拠点とした支援
第6章 卒後の余暇活動支援・生涯学習支援ー「若竹ミュージカル」の実践から
第7章 当事者の視点から学校環境を調整する
第8章 発達支援マインドをもつ先生になるために大切なこと
教室の中には、たくさんの当たり前があることを知る一冊。
好き嫌い、ジェンダー観、家庭環境、過ごしやすさなど、人それぞれいろんな性質や考え方があると気づけます。
難しい内容はなし!イラストたっぷりでわかりやすい、子どものための絵本図鑑です。
【絵本のように読める図鑑 】
ここはいつもの教室。けれど、小さな“モヤモヤ”をかかえる人が、ひっそり隠れているみたいです。
すると、そこに小鳥がやってきました。クラスのメンバーはその小鳥に連れられて、ちがいを知る「旅」にでかけます。
絵本ページも図鑑ページもイラスト満載で、見ていて楽しいレイアウト。眺めるうちに新しい価値観に触れられます。
【多様性について理解が深まる】
「ふつうとは何か」を考えることから始まり、好きなもの、ジェンダー、性、体、ルーツや文化、家族、過ごしやすさ、学びやすさなど、とても幅広いテーマを取り上げています。自分の考えが当たり前ではないということ、そして、一人ひとり決して同じ人はいないんだということ感じることができます。人や社会に対して、思いやりをもてるようになる一冊です。
・はじめに
・旅のしおり 〜ふつうって何?〜
1.すきなもののちがい
2.ジェンダーのちがい
3.性のちがい
4.身体機能のちがい
5.ルーツや文化のちがい
6.家族のちがい
7.すごしやすさのちがい
8.学びやすさのちがい
・あとがき
子どもの多様な性の世界へ
1人ひとりが異なる性のありようを描く子どもたちの姿を、どのように理解すればよいのか。園・学校や地域社会における性の多様性を尊重する環境づくりと、アイデンティティの観点に立った子どもたちへの支援とは。子どものジェンダーとセクシュアリティの発達に関して、基本的な理解と支援のあり方を丁寧に解説する。
序章 性的マイノリティのカテゴリー
第1章 心理的性の発達
第2章 性の多様性を尊重する園・学校,地域社会
第3章 セクシュアル・アイデンティティ支援
第4章 ジェンダー・アイデンティティ支援
第5章 医療的身体介入を求めている子どもへの支援
生態学の問題から生まれた数学が,純粋な理論としても発展しながら,さらに物理学,情報科学,経済学,社会学といったさまざまな分野で用いられる可能性を秘めていたーー
生物多様性の定量化に対する圏論的な研究から発展した,奥深い数学の世界を味わう.
「多様性の尺度がみたすべき性質は何か」「その性質をみたす関数はどんな形をとらねばならないか」という公理的なアプローチによって,Shannonエントロピーを出発点に,Renyiエントロピーやq対数的エントロピー(Tsallisエントロピー),そして生態学におけるHill数,アルファ多様度,ベータ多様度,ガンマ多様度といった概念を展開していく.
その中で,「どんなときに多様性は最も大きくなるのか」という問題には,圏論的な不変量であるマグニチュードという概念が関わることが明らかになる.また最終章では,エントロピーの圏論的な起源を探り,純粋数学の心臓部にもエントロピーが現れることを見る.
本書では,ほかにも関数方程式,情報理論,幾何学的測度論,確率論,数論といった,数学の幅広い分野が取り上げられている.一方で,初等的な解析学さえ知っていれば本筋を追うことができるよう注意が払われている.
[原著]Entropy and Diversity: The Axiomatic Approach (Cambridge University Press, 2021)
第1章 基礎的な関数方程式
第2章 Shannonエントロピー
第3章 相対エントロピー
第4章 Shannonエントロピーの変形
第5章 平均
第6章 種の類似度とマグニチュード
第7章 価値
第8章 相互情報量とメタ群集
第9章 確率的手法
第10章 情報損失
第11章 素数を法とするエントロピー
第12章 エントロピーの圏論的起源
付録A 予備的事実の証明
付録B 条件の要約
足で葉を叩くドラミングで、チョウは味見し、産卵できる植物かを見分けるーーアゲハチョウ研究の最新の成果による解説と美しい写真から、分子生物学や種の多様性の最先端に迫る。アゲハチョウを入り口に、最先端の成果による解説と、昆虫写真の第一人者による約150種のアゲハチョウの美しい写真によって、分子生物学や「種の多様性」への理解を深めていく。
兵庫県は、摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の旧国=「五国」にまたがる。
広域にわたる県域の各地では、多様な歴史・文化が育まれてきた。
一方、「五国」のヒト・モノは交流を持ち、相互に影響を及ぼし合ってきた。
本書は、「多様性と交流」をキーワードにして、古代から近現代までの兵庫県の歴史を「五国」という枠組みから捉え直し、兵庫地域史研究の新しい地平を切り拓く。
序文(久保田昌希)
刊行にあたって(大会成果論集刊行特別委員会)
1 公開講演
博物館と地方史 - ひょうご歴史研究室の一〇年 -(藪田貫)
西摂地域からみた「ひょうご近世史」への視角(大国正美)
ー 都市と村を結ぶ交通・人流・物流を手がかりに -
2 共通論題
古代ひょうごの駅制(中村弘)
中世播磨の内陸交通路(前田徹)
兵庫における中世城館の変遷(山上雅弘)
3 近世の物流と交流
近世地方書肆による書籍流通 - 播磨国姫路の本屋灰屋長兵衛を事例に -(石橋知之)
近世後期における明石藩蔵米と灘酒造業(加納亜由子)
近世後期、幕領における支配所間の資金融通と郡中備銀制の成立(尾崎真理)
ー 大坂谷町代官・久美浜代官支配所間の融通を中心に -
4 近現代の都市化・工業化と地域形成
近現代兵庫県の人口と都市化・工業化(吉原大志)
兵庫県の地域形成に関する一試論 - 近現代の明石地域を事例に -(本井優太郎)
第七四回(兵庫)大会の記録(大会成果論集刊行特別委員会)
執筆者紹介
縄文人ってスゴイ!
クリやドングリをアク抜きしてクッキーをつくったり、イヌやイノシシを飼ったり、クリ林を長期間にもわたって管理して大型建物をつくったり、インフラさえも整備していた。さらには、特産品や鉱山を開発し、特産品は水上交通を利用して遠隔地まで運び、交易していた。
みな定住生活がもたらした産物である。
縄文人と縄文文化、変化する暮らしと「いのり」「まつり」が意味する精神世界を紐解く。
第一章 縄文文化と縄文人
縄文時代とはどのように定義されるのか?/縄文人とはどのような人びとか
第二章 土器の登場と生活の変化
縄文土器とは何か?/定住生活の開始と定住革命への胎動
第三章 高度な動植物利用─定住革命の進展・その1
低地遺跡の調査からわかってきたこと/動植物管理技術の発達
第四章 ムラと「ムラのネットワーク」──定住革命の進展・その2
縄文時代の集落/縄文ネットワークの発達
第五章 墓から読み解く縄文社会──定住革命の進展・その3
縄文時代の墓/複雑化してゆく社会
第六章 精神文化の発展──定住革命の進展・その4
縄文人のいのり/縄文のまつりーー祖霊祭祀の発達
3分間の校長講話で多様性を尊重する子供が育つ!
本書の概要
次代を担う子供たちには、文化の違いなどを認め合い、新たな枠組みを構築していく力が必要になります。そこで、本書では、「多様性の尊重」について子どもたちにも分かりやすく、また考えを深められるような校長講話を72例紹介します。
本書からわかること
「多様性は大切」と言うけれど
一人一人の違い、国や文化の違い、世代間の違い、性別の違い、障害の有無、生物や環境の違い……。
グローバル化や情報化が加速している現代において、自分とは異なる他者との違いを理解し、認め合い、考えを共有する「多様性の尊重」は大切です。
では、それを子供たちにも分かりやすく伝えるためにはどうしたらいいでしょうか?
「自分事」として多様性について考える
「相手を尊重することは大切です」「違いを認め合いましょう」「対話を重ねてお互いに理解しましょう」……。
伝えたいメッセージをダイレクトに訴えることも大切ですが、それだけだと子供の心には響きにくいものです。
「自分事」として考えることができるように、子供たちにとって身近な話題を交えて話を進めるようにしたいところです。
夢中になって講話を聴くために
そのため本書で紹介している講話では、以下のような工夫をしています。
・子供たちが集中して話を聴けるように、概ね3分間で話し終えられるようにまとめています。
・学校行事やアニメ、食べ物、スポーツなど、子供たちの関心を引く話題を取り扱っています。
・ただ話を聞くだけでなく、ときにクイズ形式であったり、挙手をする機会があったりなど、子供たちが主体的に参加できるようにしています。
本書で取り上げる「多様性」
本書では72の講話を紹介しています。
「個性の伸長」「価値観の受容」「異文化と理解」「世代とつながり」「性別と社会的役割」「障害と共生」「生命と環境の豊かさ」「相互理解と対話」の八つの項目に分け、それぞれ9話ずつです。
この中から、先生方が話してみたくなる講話がきっと見つかることでしょう。
こんな先生におすすめ
全校集会などで多様性についてのメッセージを発したい先生方には、ぜひおすすめです。
学校だよりの巻頭言などにも活用できることと思います。
学級担任の先生方も、朝の会や帰りの会、学級だより、また、道徳の授業での活用なども考えられそうです。