an・anとnon・noの創刊は女性雑誌の大きな歴史的転換点となった。ガールズ・カルチャーに至る「女の子」文化の展開と女性読者の拡大、女性たちの生き方とアイデンティティ、ファッションへの欲望など、明治大正の婦人雑誌の草創期に遡り俯瞰する。
池上流、女性で読み解く現代史!
サッチャー、アウンサンスーチー、緒方貞子、ベティ・フリーダン……
全10回の白熱講義録と、読めば文章力が向上する〈レポート講評会〉も収録。
目次
講義のはじめに
第1章 アウンサンスーチー 政治家
第2章 アニータ・ロディック 女性実業家
第3章 マザー・テレサ カトリック教会修道女
第4章 ベティ・フリーダン 女性解放運動家
第5章 マーガレット・サッチャー 元英国首相
第6章 フローレンス・ナイチンゲール 看護教育学者
第7章 マリー・キュリー 物理学者・化学者
第8章 緒方貞子 元国連難民高等弁務官
第9章 ワンガリ・マータイ 環境保護活動家
第10章 ベアテ・シロタ・ゴードン 元GHQ職員
池上流白熱教室 学生レポート発表会
おわりに
女性も男性も不幸にし、日本を滅ぼす性別役割分業。その弊害の実態を明らかにし、個人として尊重される公正な社会づくりに向けての国内外の取り組みを紹介。
昭和女子大学生のキャリアデザインをめぐる意識と最新の政策動向から、女性の職業的自立に向けた包括的キャリア教育・キャリア支援の課題を示す。
女性であり、障害があることによって二重に周縁化される障害のある女性が現代インド社会を自律的に生きるための道筋を、ジェンダーの視点から検討した論集。障害の医学モデルから社会モデルへの転換を考察し、また障害女性の生活実態を踏まえ上で結婚・子育て、家族としての経験を描き出す。
序[アーシャ・ハンズ]
謝辞[アーシャ・ハンズ]
日本語版に寄せて[アーシャ・ハンズ]
イントロダクションーージェンダーの視点で障害をとらえる枠組[アーシャ・ハンズ]
第一部 ジェンダーの視点で障害をとらえるーー諸問題とその概念化
第一章 ジェンダーの視点でとらえる障害学[ウパリ・チャクラヴァルティ]
第二章 障害のある女性はこの社会でどうやって暮らしているのか?[サティシュ・B・アグニホトゥリ&アムリタ・パテル]
第三章 心理社会的障害のある女性ーー医学的観点から社会的観点へ[ニリカ・メーロトラ&マヒマ・ナーヤル]
第二部 経験と行為主体性
第四章 私の内側は正常だが、外側の私の身体は正常でない![マリニ・チブ]
第五章 結婚した障害のある女性ーー矛盾に満ちた現実[サントシ・ハルダー]
第六章 障害のある母親の育児という旅路[サンジャ・リマエ]
第七章 発達障害と家族ーーインド都市部における自閉症スペクトラム障害[シュバンギ・ヴァイディヤ]
第三部 差別を乗りこえるための、ジェンダーの視点からの方略
第八章 現代インドの労働と障害におけるジェンダー構造ーー推論と経験に基づいて[レヌ・アッドラカー]
第九章 心理社会的障害のある人の法的能力と公民権[バーガヴィ・V・ダヴァール]
エピローグーー不可視性と不透明な方向性を変えるために[アーシャ・ハンズ]
訳者あとがき
監訳者・訳者紹介
編者・執筆者紹介
●看護師に必要な女性生殖器疾患の基礎知識から、疾患別の具体的な看護、事例に即した看護過程の展開まで、患者の身体的問題、心理・社会的問題を理解しながら学ぶことができます。看護師国家試験対策から卒後までご活用いただきたい1冊です。
●今改訂では、新しい国家試験出題基準に対応。データや知見、分類なども最新の情報に更新しました。
●序章では、近年増加している子宮内膜症の患者の事例を取り上げ、講義の導入に使いやすくするとともに、読者が学習内容に関心がもてるようにしました。
●第6章A節では新たに、子宮頸がん患者の事例を用いて、経過ごとに共通する看護のポイントを解説しました。経過ごとの視点をおさえたうえで、B節以降の症状・疾患・治療ごとの看護を学ぶことができます。
●「腟鏡の取り扱い」「剃毛・除毛」「外陰部洗浄」「リンパマッサージ」などの看護技術を、イラストと写真をまじえてわかりやすく紹介。臨床現場の実際への理解につなげます。
水田宗子、尾形明子、岡野幸江、姜尚中、田代親世による白熱のシンポジウム。初恋・記憶・喪失のドラマ「冬のソナタ」から浮かび上がる日韓性差文化、家族、そして社会の変化。
現代の女性が抱える諸問題を浮き彫りにして、“現代を女性として生きること”についての問題点を提示し、女性としての現代の生き方を探り・考える。
米国で初めて出版された『女性とジェンダーの心理学ハンドブック』を完訳。ジェンダーの視点から心理学の歴史,研究方法論,発達心理学,社会心理学,臨床心理学など幅広い領域を体系的に検証する。米国内外の研究がまとめられ,伝統的な実験〜ポストモダン分析までのさまざまなアプローチを紹介する。
昭和女子大学女性文化研究所は、1986年5月、昭和女子大学創立65周年を記念し、大学院・大学の緒学科の女性文化研究を促進し、内外の女性文化の創造と発展に寄与することを目的として設立し、「女性文化研究叢書」を刊行してきた。今回の第12集は、大学創立100周年記念出版になる。
目次
総論 リーダーシップと女性 坂東眞理子
第1章 21世紀の女性の高等教育とリーダーシップの醸成 志麻園子・掛川典子・島崎里子・粕谷美砂子
第2章 女性活躍推進企業にみる女性リーダーの育成とリーダー像 瀬戸山聡子・西本万映子・森ます美
第3章 女性リーダーを育成するキャリア研修とワークとワークライフバランス施策 清水直美・大橋重子
第4章 役員を目指す女性の育成に必要な経験・意識・環境とは 伊藤純・青木美保・今井章子・武川恵子
第5章 役員・管理職を目指す女性育成の課題 高木敏雄・小森亜希子
第6章 女性リーダーのキャリア形成から見たセルフ・リーダーシップの研究 北本佳子・今井章子
第7章 日中韓プログラムにおけるグローバル・リーダーシップ育成のあり方 川畑由美・マイリーサ
第8章 東アジアの大学で女性リーダーは育つか シム チュン・キャット
本書は、ベーベルの女性論を、没後九〇年を経て、再考するものである。