なぜ、子どもたちは思春期に〈自己〉と〈自我〉が分離してしまうのか。
その相克から噴出する〈不登校〉〈ひきこもり〉〈家庭内暴力〉〈ネットゲーム依存〉
児童精神科医が実践する! 親・支援者・子どもたちへのサポート法
不登校、ひきこもり、家庭内暴力、ネットゲーム依存……
「心の問題」を「思春期のつまずき」という視点でとらえ、子どもにかかわる基本的視点と実践的な対応法を紹介します。
親や教育関係者、周囲の支援者が、子どもの心の病気や悩みに関する正しい知識を得て、
少しでも適切な対応ができるようになれば、苦しんでいる子どもたちにとって大きな助けになります。
不登校を思春期のつまずきという視点でとらえた上で、その視点に基づいて対応法を説明してきました。不登校やそれに付随した「家庭な暴力」や「電子メディア依存」は、自己確立という思春期の課題に向き合えなくなった状況における現実逃避として現れるものであり、「気後れ」「気負い」といった不登校で特徴的に表れてくる心理状態に配慮しながら、つまずきによって揺らいでしまった<自己>や<自我>のバランスをうまく取り直し、自己確立への道をもう一度進めるようサポートをしていく。
第1章 不登校と思春期
第2章 不登校の背景
第3章 家庭内暴力と不登校
第4章 電子メディア依存と不登校はどのように関係しているか
第5章 不登校にどう対応していくか
第6章 思春期の子どもに親はどう対応すべきか
可愛い我が子が突然別人のようになる思春期・反抗期。衝動的で集中力や根気に欠け、誘惑に弱くキレやすい。原因は未完成な10代の脳にあった。可塑性に富み、IQも上がる黄金期ながら、マイナスの影響も受けやすい。近年進んできた研究に基づき、子どもへのより良い接し方を学べる。子育てに悩む親必見の書。解説・渡辺久子
1ホルモンのせいなのか?
210代の脳は未完成
3若い脳細胞は連絡不足
4IQも変化させる脳の黄金期
5寝る脳は育つ
6反抗期の脳はそれを我慢できない
7タバコ1本、中毒のもと
810代の酒は百害の長
9大麻「ダメ、ゼッタイ」の科学的理由
10危険ドラッグが危険なゆえん
11脳をかき乱すストレスに要注意
12精神疾患の危険信号
13デジタル中毒の脳内汚染
14「女子脳」「男子脳」の神話と事実
15スポーツでの脳震盪は侮れない
16未成年の罪と罰
17青年期を越えても、成長は終わらない
あとがき/謝辞/用語説明/引用文献
解説 渡辺久子(児童精神科医/元慶應義塾大学病院小児科)
10代になると始まる体の変化。戸惑いや疑問に答え、多様性に配慮した解説で大人への成長をポジティブに描く。ネット・SNSのリスクや人間関係についてもアドバイス。大好評の性教育絵本『ようこそ!あかちゃん』待望の続編。
初版刊行から10年、新たに改訂増補版として3章を追加し、現在の不登校事情を明らかにする。
「第6部の3つの章が付け加わったことで,新しい読者にも,すでに本書初版を手にしたことのある読者にも,本書が過ごした10年におよぶ年月の味と現在の新たな閃きを感じさせる味とを違和感なく融合させた1冊と受け止めてもらえるなら幸いである。」(あとがきより)
思春期は、異性や同性、部活(先輩・後輩)などの人間関係の悩みに加え、社会生活(家庭や学校が中心)を自主的・計画的に過ごすため、将来にむけて仕事や自立を意識するための内容も盛り込まれています。対象年齢:小学校高学年から中学生、高校生くらい。
特に理由なく、学校にいけなくなった。元気がない、夜眠れない、ごはんが食べられない。「うざい」「うるさい」などの悪態をつく。--思春期特有の心のメカニズムと抑うつ・不安との関係を正しく理解し、子どもを守るヒント
思春期の心とからだの悩みにストレートにこたえるオールカラーのガイドブック。ネットいじめやドラッグ、多様な性的アイデンティティ等、現代的なテーマを多くとりあげる。大人も子どもも、あるいは親子いっしょに読むことができ、わかりやすく具体的なアドバイスが満載。「いざ」というときに頼りになる1冊。
「この子はこの子のままでいい」そう思えたとき、子どもはイキイキと輝き出す。
いつまでも色あせない永遠の“子育てバイブル”、待望のリニューアル!
"行く道は正美先生が照らしてくれる。今までも、これからも。"
若松亜紀氏(「陽だまりサロン」オーナー・秋田県児童会館「みらいあ」館長)推薦
第1章 思春期につまずいてしまうのはなぜか
●幼児期に愛情不足で育った子は、のちに問題が起きやすい
●性行為の低年齢化は早熟だからではない
●親を信頼できない子は不登校になりやすい
●夫婦仲の良し悪しが子どもに影響する
●叱るときは、あくまでも行動を
●今できていることを認める
●反抗は、親の愛を確認するための作業
第2章 子どもは依存と反抗を繰り返して自立する
●親に心を許し、甘えられる関係をつくる
●子育ての喜びを忘れていませんか?
●ときには思いきり甘やかしてあげよう
●反抗期は順調な成長のあかし
●興味をもち、本気で聞くことで信頼関係が築かれる
●親子のみぞを埋めるには、子どもの声に耳を傾けて
第3章 生きる力になる“自尊心”を育む
●「他の子」とのちがいをみつけて受け入れよう
●「自分を信じる力」と「人を信じる力」を取り戻す
●信じてあげると、人と深く交われる子になる
●親の自己保身が子どものプライドを傷つける
第4章 まるごと受け入れる、まるごと抱きしめる
●いくつになっても、ふれあいは心の栄養剤
●「抱きしめる」ことが最大の愛情表現
●心をこめて、大好きな献立を
●子どもを支える親のサポートが大切
第5章 思春期には、こんなまなざしが大切
●まず、子どもの話を聞く
●過保護はぜんぜん悪くない
●待ってあげれば、子どもは生きる自信をつけていく
●ありのままを受け入れることは、最高の抱きしめ
第6章 親も子もハッピーになれる絆づくり
●母性と父性のバランスを整える
●“この子のため”は本当か?
●子どもがピンチのときこそ、親の出番
●「与えることの喜び」を知る親子は、強い絆で結ばれている
男の子の「気になっているけれど、面と向かっては聞きづらいこと」
パパママの「どうやって伝えたらいいかわからないこと」
にこたえます!
これから思春期を迎える男の子、
思春期の入り口に立った男の子が知っておきたい
「性の知識」をわかりやすく紹介。
マンガ・イラスト図解・全編フリガナつきの読み物で、
子どもひとりでも、家族でも読める1冊です。
学校では教えてくれない、
パパやママも伝え方がわからない、
・これから起こる体の変化と対応法
・家族や友達との距離感が変化し、心にも変化が訪れたときの対応法
・SNSや友達同士の噂に惑わされないための正しい「性の知識」の身につけ方
・体と心の変化に困ったとき、悩んだときの相談先の見つけ方
などを解説。
性教育は子どもを守るだけでなく、子どもの自己肯定感をも高めることができます。
誰しも体や心に「境界線」をもっていることを学ぶので、
自分も人も大切にできる・人と心地よい関係を築けるようになります。
著者は、産婦人科医のサッコ先生こと高橋幸子先生。
全国の小学校・中学校で性教育の講演を行ない、
子どもたちの多くの質問に答え続けている高橋先生の、
科学的にわかりやすく伝えるコツも満載です。
はじめに
プロローグ 気になるけど聞きづらい性の話
第1章 これから、ぼくたちどうなるの?
第2章 覚えておきたい 体と心に関する大切なこと
第3章 知っておきたい ちんちん(ペニス)のこと
第4章 好きになったときに知っておきたいこと
第5章 性の知識で自分を守る、相手も守る
サッコ先生ののおすすめ性教育本
相談窓口一覧
共感と信頼関係で乗り切る!
あなたを守ってくれる読むお守り!
「来年度、高学年の担任になってしまった!どうしよう…」
初めて高学年の担任をする先生や、担任経験はあるけど高学年は初めての先生、あるいは育休明けに高学年の担任になった先生は、戸惑うのではないでしょうか。
「高学年の学級担任は大変」な理由は、大きく3つあると考えられます。
・身体面の変化に悩む子が多い
・心の面の変化も大きい
・それらに対応する指導力が求められる
本書は、過去に学級崩壊を経験した著者が、その経験と反省から改善策を探り、失敗しないように体系化したものです。高学年に不安をもつ先生に寄り添いながら、1年間の指導のポイントや、やってはいけないこと、やっておくと良いことなどを丁寧に紹介します。
体の成長を見守り、揺れ動く心を受け止め、「大変な中にいる子どもたちを支える」という高学年の担任は大きなやりがいがあります。笑顔で卒業式を迎えるための力になる1冊です。
■担当者コメント
「高学年の担任になりませんように…」と祈っていたら配属されてしまった!という先生へ。
この本はそんな先生のための”お守り”です。4月の学級開きの前にパラパラ見ておくと、1年間の見通しがもて、どの時期にどのような手立てをすればよいのか、行事でトラブルになる前にどんな話をしておけばよいのかなどがわかります。お守りとして手元に置いておくと、心強い味方になるはずです。
思春期の子どもの迷い、悩み、不安に、親や学校の先生など、ふつうの大人はどのように理解し見守り、どんな支援ができるのか、思春期の発達的特性を整理しながら考える。
第一部 思春期の見方・考え方
第1章 思春期の生態
1 何を考えているのかわからない
2 思春期だから……
3 思春期の基本的要素
4 豊かな生態系
5 相互作用の反応炉
第2章 思春期の登場人物
1 一人だけでは完結しない
2 登場人物の広がり
3 思春期の社会性
4 親以外の大人
5 環境としての対人関係
第3章 思春期のフィールド
1 育ちの場
2 家庭の中は見えない
3 学校の中での思春期
4 宇宙空間のような地域
5 発達上の現在地
第4章 思春期の育ち
1 思春期の行動
2 命がけのサバイバル
3 思春期というリスク
4 今どきの思春期
5 思春期の終わり
第二部 思春期の心配ごと・困りごとーー理解のポイント
第5章 厄介ものの思春期
1 「問題行動」という問題
2 問題行動の類型
3 不登校のインパクト
4 心の病?
5 過去と未来の交差点
第6章 思春期の心の世界
1 思春期という体験
2 見える風景の変化
3 自分への気づき
4 迷い・悩み・不安
5 葛藤と欲求不満
第7章 逸脱と異常
1 正常な思春期
2 許容範囲
3 氏か育ちか
4 「正常」への期待
5 もうひとつの要因
第8章 支援のための理解
1 思春期の素顔
2 適応のひずみ
3 相互作用の悪循環
4 思春期問題の構造
5 問題から支援ニーズへ
第三部 思春期の育ちの支援
第9章 育ちの支援の基盤
1 「育てる」から「支援」へ
2 思春期の支援ニーズ
3 誰のための支援?
4 技法よりも関係性
5 自然な育ちの一部としての支援
第10章 支援に参加する
1 誰でも支援者
2 支援の連続体
3 役割と責任
4 支援ニーズへの気づき
5 保護因子としての支援者
第11章 専門的支援との連携
1 サービスの利用
2 専門的支援の意義
3 医療への期待と限界
4 中途半端な高校生
5 積極的見守り
第12章 次のステージへ
1 嵐が去るのを待つ
2 目的地の大人
3 育ちの支援から生きる力へ
4 ほどよい支援
5 嵐が去って……
親が肩の力を抜くと、親が楽になります。親が楽になると、子どもも楽になります。付録・いじめにあって、自殺を考えている君へ「自分らしく、成長していけばいい」、子どもたちを元気にする「いじめ対応マニュアル」
これって思春期?それとも病気? 精神科医が、思春期の母娘が抱えがちな悩みに回答しながら、「自己発達力」「自己治癒力」を引き出す育て方をアドバイス! 父・息子も必読!!
どんな子も発達に偏りがあり、進んでいる部分と遅れている部分がデコボコしているもので、それは一人ひとりの個性。発達障害と呼ばれるものは、その延長線上にあって
偏りが目立っているというだけのこと。(「はじめに」より)
本書に収録の「お悩み一覧」(もくじより)
【1章 デコボコOK! 乱高下しながら成長するのが思春期です】
気分のムラに振り回される / すぐキレる / 話し合いにならない / 一方的にしゃべり、人の話を聞いてない / すぐパニくる! / 忘れっぽく、片づけられない / スローすぎる /
喫煙&飲酒 / ゲーム感覚で万引き
【2章 思春期娘と更年期母は「ホルモン星人」バトルがあって当然です】
娘も母も不調だらけ / 月経前のイライラ / 彼氏にどっぷり / ダイエットを繰り返す / 女子グループのLINE外し / 娘がいじめの加害者に……
【3章 眠りの乱れが思春期をタイヘンにする】
朝、起きてこない / ベッドに入ってもスマホ / 仮眠から不登校 / 睡眠薬をほしがる
【4章 いい子が危ない!? ときには引きこもりも必要です】
反抗期がないけれど…… / 見知らぬ相手とのツイッター / 赤面恐怖 / 「できる子」が引きこもりに…… / 赤ちゃん返り
【5章 これって思春期? それとも病気? 脳のクスリで治せるの!?】
包丁を持ち出した / 教師に服薬をすすめられる / マスクを外せない / 思春期うつ病? / 初期統合失調症と診断されて / 薬がどんどん増える
<著者プロフィール>大下隆司(おおしも・たかし)
1955年、鳥取県境港市生まれ、精神科医。代々木の森診療所院長。
立命館大学卒業後、数学教師等を経て29歳で医学生となり、1991年神戸大学医学部卒業。
神戸大学医学部付属病院、東京都立墨東病院、明石土山病院、東京女子医科大学勤務を経て
2012年より現職。診療のかたわら、兵庫県中央児童相談所の思春期相談、神戸国際大学の
学生相談、兵庫県学校サポートチームで中学生の相談、新宿区教育委員会特別支援教育巡回相談で発達障害の小学生の相談等、子どもに関わる仕事に注力し、現在も國學院大學の学生相談、NPO法人メンタルケア協議会の副理事長をつとめる。
専門は、臨床精神薬理、心理教育、児童青年精神医学。
認定資格等:精神保健指定医、精神科専門医、産業医、臨床心理士、公認心理師。
腹痛や頭痛、めまい、朝起きられない、食事がとりづらい……心身にさまざまな不調が生じやすい思春期。「関係性」を見て良い循環を作るブリーフセラピーによる支援のポイントを、多彩な事例で紹介!
まえがき…黒沢幸子
序 章 思春期のこころとからだの問題とブリーフセラピー…木場律志
[第1部 学校編]
第1章 頭痛と吐き気で教室にいることが難しい…志田 望
第2章 髪の毛を抜いてしまう…法澤直子
第3章 原因不明の吐き気は問題?…井上滉太
第4章 めまいや耳鳴りで友人関係がうまくもてない…横尾晴香
第5章 眠たくてすぐに起きられない,授業も受けられない…西田達也
第6章 過敏性腸症候群のスクールカウンセリングーー来談しない生徒と「未成年の主張」…大石直子
[第2部 医療編]
第7章 起立性調節障害ーーシステムズアプローチ風…吉田幸平
第8章 摂食障害ーー「例外」への注目と本人の強みを活かしたアプローチ…山仲彩代
第9章 発達障害を背景にもつ抑うつ症状や身体症状ーーリソースを活かす発達臨床…田上 貢
第10章 強迫性障害ーーコミュニケーションの読み取りと介入,言葉遣いと治療姿勢…伊東秀章
第11章 メンタルクリニックでのブリーフ的支援…平山雄也
第12章 未来のポジションから考える思春期へのブリーフ的支援…伊藤弥生
終 章 思春期界隈ストーリーーー保護者や関係者を支援する…赤津玲子
中高一貫の男子校・私立堂目木帝高校。少子化のあおりを受けて共学化されたことにより男子たちは「彼女ができるかも!」と期待したが、結果として女子は入学してこなかったーー。
一年後、男子高校生たちは豊満な友人の胸を揉んで女の子と付き合っている疑似体験をしたり、調理実習を裸エプロンで受けたりと精神は崩壊しかけていた!
イケメンだけどちょっぴり残念な高校生たちのおバカなスクールライフ開幕!