女性はみんな知っている。日本人男性は、セックス下手が9割。日常はぜんぶSEXの前戯。セックスレスの原因はSEXにあらず!今すぐ男性自身をリスキリング!
子どもを守るために、まずはおとなが知る!
「子どもの行動範囲が広がってきて成長を感じる一方、心配…」
「性教育に対してどうしても抵抗がある...」
「気にはなっているけど、何から始めたらいいかわからない…」
そんなママ・パパ必読!
いま世界で学ばれている「包括的性教育」は、
多様性や人権を軸に、自分や相手を大切にすることからスタートします。
子どもが幼い頃から自分で自分の身を守り、
自分らしくハッピーに生きていくために、親が日常でできることとは?
ユネスコ「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」の翻訳者である浅井春夫先生監修のもと、
性教育のイメージががらりと変わる新しい視点で、
おさえておきたい最初の30項目をお伝えします。
●子どもが「自分のからだは自分だけのからだ」と知るために
→3歳頃から自分のからだを自分で洗う習慣をつける
●子どもが嫌なことに対し「NO!」と言えるようになるために
→親子で日頃から快・不快の気持ちを言葉にして伝え合う
●子どもが「性別に関わらずみんな平等」と知るために
→親がジェンダーに縛られず、選択の自由を子どもに与える など
陰茎は、その機能をできる限り引き出し維持するためには、正しい扱い方を体得することが必要だ。また、パートナーの心身を傷つける凶器としないためにも、道徳と品格、相手を思いやる礼儀を養った上で使えるようにすることも重要である。しかし現代の性教育では、重要なポイントにはほとんど触れず、青年期の誤った扱い方による射精障害や勃起障害も増加している。また性行為の前に絶対に必要な心の育成も欠落している。本書では、性機能と生殖医療の専門医が、それぞれの年代での性生活・射精生活の心構え、現れやすい問題と対策を解説。思春期から中高年までの各年代を読み通すことで、医学的に正しい陰茎の扱い方や、生涯にわたり性機能を維持する方法を知る。
性の多様性、包括的性教育、子どもの権利など現在の課題の原点にある七生事件を振り返る。
推薦
荻上チキ(評論家)
性教育の失われた時代ーー。それは、放置して遅れたわけではなく、意図的に奪われてしまったものだった。その背景を浮き彫りにし、未来について考えるための、総まとめ。前に進むためにこそ、「読む・わかる・動かす」に参加してください。
山口智美(モンタナ州立大学、人類学)
障害を持つ子どもたちと向き合う七生養護学校での「こころとからだの学習」は、右派勢力に攻撃され、捻じ曲げられ、多くのものが奪われた。学校現場は萎縮し、性教育が広がらない状況は今も続く。貴重な教育実践や裁判の記録、現場の声から歴史を知り、包括的性教育の実現に向け現状を変えていくための書。
第1部 七生養護学校事件の裁判勝訴10年を振り返る
第1章 七生養護学校事件が今も問うていること(日暮かをる、井上千代子、上原ひとみ、宝方㐂代美)
第2章 保護者も納得できなかった「七生養護学校事件」(洪美珍)
第3章 こころとからだの学習裁判ー三つの判決の成果と課題(中川重徳)
第2部 勝訴10年後の性の多様性と性教育
第4章 子どもの権利から見た「こころとからだの学習」の現代的意義(小泉広子)
第5章 統一協会と右派勢力ー性教育バッシングの背景(金子由美子)
第6章 教育現場は今どうなっているのか(現役教諭の座談会)
第7章 性の多様性をめぐる問題状況ートランスジェンダー差別を中心に(遠藤まめた)
第3部 性の多様性が尊重される教育・社会に向けて
第8章 包括的性教育ーその概要、めざすべき人間像、法律私案の提起(浅井春夫)
第9章 「多様な性」尊重か制限かーLGBT理解増進法をめぐる議論から考える(松岡宗嗣)
第10章 民間教育運動が進めてきた「性の多様性」教育実践を定着させるために(堀川修平)
★自分の性に関することを自分で決めるために!
授業で使える新しい性教育ワークブック!
心も体も成長する中高生は、自分のからだに悩んだり、異性との付き合い方に悩んだりする時期です。一方インターネットには性の情報が氾濫しており、そのなかには誤った知識も多くあります。簡単に人とつながることができるSNSによって、子どもが大人による性被害を受ける事件もあとをたちません。そのような現代の中高生に対し、自身が性教育をほとんど受けていない教員や保護者も、どう教えていいかとまどうことも多いと思います。
本書は、性のことについて悩む中高生自身が、正しい知識を身につけ、性の多様性を理解し、自分のからだのことを大切にすることができるようになることを目指した、新しい性教育のためのワークブックです。
■この本の特長
・項目ごとに教員向け・保護者向けの「伝え方のポイント」を掲載
・学年や年齢に応じてそれぞれに必要な項目を選んで使うことができる
・生徒自身が調べ、話し合いながら学べる書き込み式
・先生、生徒が具体的に話し合う場面をイラスト付きで紹介
・「Q&A」「コラム」を豊富に掲載
はじめに
本書の使い方(教員と保護者向け)
本書の使い方(生徒向け)
第1 章 性の多様性とジェンダー
1 「性」をどうとらえるか:「セクシュアリティ」って何だろう?
2 「人間の性」を照らす5本のスポットライト:性の多様性を考える
3 「人間は多様」「性も多様」これは当たり前:LGBTQ、SOGIE とは?
4 日本語ではどちらも「性」だけど……:ジェンダーとセックス
5 「男女平等」のさらに先がある?:ジェンダー平等とは?
6 「男らしさ」「女らしさ」って誰が決めるの?:ジェンダーステレオタイプとは?
7 「からだ」をめぐる情報を見つめ直す:メディアやネット情報とコンプレックス、ルッキズム
第2 章 人間関係と性
1 人間関係を振り返ってみよう:どんな人間関係から何を得てきただろうか
2 人間関係が生み出すプラスとマイナス:それを分ける要因を考える
3 「よりよい人間関係」をつくるために:大切にすべきことって何だろう?
4 友だち関係と性:ピアプレッシャーって?
5 家族も多様:世界にはどんな家族の姿があるんだろう
6 「付き合い」をめぐって:恋愛に正解や定義はあるか?
7 恋愛だとおちいってしまう「カン違い」とは?:デートDV を考える
第3 章 からだの権利と安全の確保
1 性的な関係もいろいろ:人間はどういう理由で性的な関係をもつのか?
2 「からだの権利」って?:どんなことが守られるのかを知ろう
3 暴力ってなんだろう?:暴力は人から何を奪うのか
4 性暴力と性的行為:その違いはどんなことか考えてみよう
5 法律と性:未成年者の性的行為、性交同意年齢、性犯罪
6 SNS と性:実際のケースから気をつけるべきことを考えよう
7 友だちに性のことで相談されたら?: 相談することの大切さ
困ったときの相談窓口
子どもは性についていっぱい知りたいことがあります。性の正しい知識は、自分で自分を守るために、いまも、これからも、絶対に必要です。
卵子と精子の出会いから命の誕生まで、子どもがわくわくしながら読める。「赤ちゃんてどうやってできるの?」「体の内側と外側」「月経・射精」も科学的に図解とマンガで説明。多様な性や家族、養子、性虐待、エイズも解説。
もくじ
バードとビーは図書館へ これってほんと?
1 知りたい? はずかしい? わからない? あかちゃんて、どうやってできるの?
2.卵子+精子=あかちゃん 生殖って?
3.おなじところとちがうところ 男性のからだ・女性のからだ
4.成長すると…… あかちゃん、子ども、10代、おとなへ
5.からだの内がわにあるのは? 外がわにあるのは? 女性のパーツ
6.からだの内がわにあるのは? 外がわにあるのは? 男性のパーツ
7.すごいぞ! 卵子の旅 卵子はなにをするの?
8.精子の旅もすごいぞ! 精子はなにをするの?
9.セックスってなに? 男性、女性、愛、性交、あかちゃんのつくり方
10.愛ってなに? 愛はいろいろ
11.精子と卵子が出会う!
12.子宮はあたたかくて、いごこちいい 妊娠
13.しんせんな食べもの! しんせんな空気! 健康な成長
14.のびて! パンチ! キック! しゃっくり? ゲップ? 胎児は育つ
15.ふたごだけじゃないよ! ふたご、みつご、よつご、いつつご
16.さあ、でておいで! 出産
17.きみをきみにしてくれるもの 染色体と遺伝子、ほかにもあるよ!
18.家族になる 生まれて、また、養子縁組で
19.からだの安全のために 「いいタッチ」と「ダメなタッチ」
20.話してみようよ HIVとエイズのこと
21.「バブバブ」、ヨダレだらだら それはうれしいってこと! あかちゃんと遊ぼう
22.おめでとう! 誕生日おめでとう! 養子になった日、おめでとう!
とってもわくわく! もっと話したい!
さくいん
監修者あとがき
その歪んだジェンダー観の理由と影響を読み解く。
子どもが性の健康を保つには、年齢に応じた知識を必要とします。幼児のころから若者になるまで、常に親の話しかけが大切です。カナダで評判の「セックス・レディー」が手助けします。最新・最良の知識を与え、豊富な実例を示して、適切な話し方を教えます。
子どもに性教育をしたいけれど、恥ずかしく、照れもあるし、どうしたらいいかわからない…性教育の入口でとまどっている親や子育てにかかわるみなさんへ。
性教育は人権教育。臨床心理士と子ども・保護者・教職員などに向け、年間約80講座を実施する性教育のプロが伝授!
◆まず、親子で確認しておきたいこと
なぜ、3歳から性教育?
性被害を認識できず、周りに伝えることが難しい幼児。性暴力の意外な真実として、小さい子も、男の子も女の子も被害にあう、知人が加害者である場合も。そのため、どんなこともオープンに話せる関係を築くことが、性教育のスタート。幼児期の親子関係作りが大切なわけを、性教育と関連づけて解説。
◆子どもからの質問にどう答える?
「赤ちゃんはどこから生まれるの?」「おちんちんがピン!ってなるのはなんで?」「なんで、ママのおっぱいは大きいの?」「赤ちゃんは、どうやってできるの?」…など、性や性行為に関連することは、どう伝えていいか戸惑うもの。子どもにわかりやすく、そのまま伝えられるアンサー例を取り上げる。
◆子どもの「性」にまつわる悩み・疑問
「性器いじりにはどう対応したらいい?」「子どもとキスしちゃダメ?」「男の子同士で性器を見せ合っていたらどうしたらいい?」「性器を触られたと子どもが言ってきた」「子どもおおしりをふくのはいつまで?」…など、ママ友や周囲に相談しづらい内容や、「外出先で、子どもが1人でトイレに行っても大丈夫?」といった、施設での性被害(男女)を防ぐためのアドバイスなど。
◆少し先を生きる子どもたちの姿から
小学校高学年、中学生、高校生の、「自撮り写真をネットにアップし、知り合った人に裸の写真を送ってしまう」「『NO』が言えず、避妊なしの性行為を繰り返してしまう」「自分の性に違和感があり、部屋にひきこもる」など、具体的な事例を解説。
◆巻末に、取り外せる「じぶんの からだを たいせつに する えほん」つき(8p、オールカラー)
自分の体は自分のもの、性器の名称や洗い方など、かわいいイラストとわかりやすい図解で、親子で一緒に見て理解できる。
2023年度から全国の学校で「生命(いのち)の安全教育」が本格的にスタートしました。
これは文部科学省が、「子供たちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう、全国の学校において」推進する、「性教育」です。一方、世界に目を転じると、2009年、ユネスコが中心になって作成した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」が発表されました。これは、性教育についての新たなとらえ方とその具体的な実践の在り方を提示したもので、「包括的性教育」の進め方を記したものとして、いまや性教育の国際的指針となっています。
さて、本書のタイトルにもなっている「包括的性教育」とは、何でしょうか。それは、これまでの身体や生殖の仕組みだけを教える「性教育」でなく、人間関係、性の多様性、ジェンダー平等、幸福など幅広いテーマを含む教育のことです。文科省が推進する「生命(いのち)の安全教育」は、いわば包括的性教育の一部分といえるでしょう。
男女共同参画および人権政策を進める上で、今後は「包括的性教育」が学校現場で主流になってくると考えられます。けれども、いきなり明日から「包括的性教育」をやってくださいと言われても、その背景、教育理念がわかっていなければ、ただマニュアルをなぞるだけの授業になってしまいます。
本書は、タイトル通り「包括的性教育」をはじめる前に、教師や保護者が知っておきたいことを簡潔にまとめたものです。小中学校での「包括的性教育」の実践例も掲載しており、理念と実践を同時に学べる本となっています。
教育関係者だけでなく、教師を目指す学生、ジェンダー平等社会の実現を願う人たちに、ぜひとも読んでほしい一冊です。
自分の“セクシュアリティ”について考えることをきっかけに、セクシュアルマイノリティとは何か、自分らしく生きるとはどういうことかを伝える絵本です。
自分と異性のこころとからだを知りたい!障がいのある人たちの性教育の具体的な取り組み方を、実践例と学びの意義をまじえて、テーマごとに取り上げる。授業の指導案づくりに!豊富な教材紹介!実際の授業後の気づき&解説。
ネットやスマホなど、さまざまな性情報に接してすでに“起きている”子どもたち。子どもを加害者にも被害者にもさせたくないという保護者のニーズ。だけど制約が大きすぎる現場…。それでも性教育にチャレンジしてみよう!!という現場のための必携入門。具体的なヒントも満載!
女子会で話題にあがる、生理についての悩みや、パートナーとのセックス事情……。そんな性にまつわる気になるあれこれに、カリスマ産婦人科医が回答。最新医学の見地から、オトナ女子が自分のからだを大事にできるようになるための性教育を展開する。
子どもたちが知りたい「からだのこと」「自分がどこからきたのか」「男の子と女の子の違い」「友だちや家族」などについて、絵とマンガをまじえてやさしく説明します。この絵本をきっかけに親子で対話が始まるでしょう。
もくじ
バードとビーはどうぶつえんへ
1 わからないことがいっぱい!
2 おんなのこのすること おとこのこのすること
3 どこがおなじ? どこがちがう?
4 つまさきから あたまのてっぺんまで
5 あたまのてっぺんから つまさきまでおとこのこにあるもの
6 おとこのこにあるもの
7 おんなのこにあるもの
8 おんなのこも おとこのこもせいちょうするよ
9 らんしがいっぱい! せいしがいっぱい!
10 コウノトリじゃなかったんだ!
11 たくさんのせいしがおよいでいく
12 しきゅうはおおきくなっていく
13 ちっちゃなつぶが、おおきなスイカに
14 へそのお
15 ひるも、よるも、ずっと
16 おとこのこ? おんなのこ? ふたご? もっとたくさん?
17 あかちゃんだ!
18 ハッピー・バースディ!
19 だっこしたり、キスしたり
20 いろいろなかぞく
21 いいタッチと、だめなタッチ
22 おんなのこも おとこのこもみんなともだち
23 おとなになっていく
バードとビーはとしょかんへ
さくいん
監修者あとがき この本を子どもたちと読まれる方々へ"