いまや世界の約半数の国で採用される男女共同参画のための積極的改善措置=ポジティブ・アクション。その定義は何か。それはどのような範囲で、どのように行われるべきか。多角的な観点から理論的、実証的に考察する。
日本の科学技術分野のジェンダー平等が進まないのは、本気度が足りないからである。本書は、日本、欧米諸国、中国における科学技術分野の女性参画拡大政策を、統計データや口述史、インタビューを通して分析。日本の現状と課題を描き出し、これからの科学技術やジェンダーを展望する。
国民各層の要求に応える社会政策はいかにあるべきかー。労働と生活、福祉とのバランスをとりながら「社会政策」とは何か、という点を、全体を通じて明らかにするテキスト。従来の社会政策論のテキストにあった一般的な歴史的叙述は避け、日本の社会政策をめぐる基本的論点、現状と課題をわかりやすく解説した。
輝きはじめた女性農業者たち。日本の女性農業者は、いま大きな自己変革を遂げつつある。これまでの農業労働・人間関係を超えて環境保全・地域問題を担う主体へと。その道程を独自のジェンダーの視点から論述し、女性学に新たな領域を拓く労作。
男女共同参画社会基本法が一九九九年六月に成立したのを受け、各章で基本法制定後の進展を盛り込んだ改訂版。
育成・活用の基本。働きがいのある会社をつくる。企業が取り組むべきポジティブアクションの基本的な課題と事例を紹介。
本書は、コース別雇用管理を、均等法などとの関連で法的政治的側面からのみ見るのではなく、能力開発やモチベーション、また職能資格給制度など労働条件を巡る側面からも学際的に分析し、その全体像を鳥瞰図的に浮き彫りにすることを意図している。さらに「女性雇用問題」に関連させ、広い視点から「仕組みと運用の問題点の所在」を析出し、「改善の方向」についても考察している。
男女共同参画2000年プランに関する第2回報告書。第1部現状編では、我が国の現状について、第2部施策編では、平成8年12月以降10年3月までの状況を中心とした施策を男女共同参画2000年プランに掲げる目標に沿ってまとめた。
未来志向型社会・北欧世界の英知を言語文化とライフスタイルから解き明す!学際的アプローチによる新・北欧学への誘い。
一日の8時間は職業生活のために、次の8時間は家庭生活・社会生活・自分生活のために、そして残りの8時間は休息睡眠のためにー。新しい人間モデルによる新しい働き方・働かせ方を設計する4つのLife(職業生活・家庭生活・社会生活・自分生活)の充実を前提にした人材マネジメントでなければならない。