腸内環境が睡眠の質に影響を与えている可能性は限りなく高い
【巻頭特集】
脳腸相関・腸内細菌のパワーでストレスを撃退!・「腸活」をして深い眠りを手に入れる・自律神経中枢の疲労回復も快眠の必須条件
【第1章】睡眠の質を上げる食べ物・食べ方
腸内細菌のエサになる食品を毎日食べる
ナチュラルチーズで「ラクトフェリン」を摂取
驚異の回復効果があるイミダペプチドを摂取する
寝る前と寝起きにコップ1杯の水を飲む習慣をつける
【第2章】朝までぐっすり眠るための日中の過ごし方
脳を冷やす鼻呼吸法を習慣にする
ぬるめの半身浴で頭寒足熱を実践
血流を浴する軽めの有酸素運動を行う
万全の紫外線対策が快眠をもたらす
1日にルーティンを守って生活リズムを崩さない
自律神経が酷使されるいびきを治す
【第3章】睡眠負債をためない正しい眠り方
理想の寝姿勢をつくる枕を選ぶコツ
体を委ねるマットレスにはとことんこだわる
睡眠の質を下げない寝間着選びのポイント
睡眠中は自律神経に優しい温度と湿度に保つ
睡眠の質に影響を与える室内の明かり
音と香りにもこだわれば睡眠環境は万全
「理想の睡眠時間」と「睡眠のゴールデンタイム」は人によりけり
「どこでも眠れる」「寝つきがいい」は危険信号
体の右側を下にした横向き寝の健康効果
目覚まし時計を使わず太陽の光で起きる
寝だめで睡眠負債を解消する方法
週末の朝寝坊で寝不足解消、8時間以上眠るのが理想…と思い込んでいませんか?デマに惑わされず「よい眠り」を手に入れるヒントを分かりやすくお話しします。
世界的に見て,日本は圧倒的に「寝不足の国」です。数日以上にわたる睡眠不足が積み重なった状態は,重く背負わされた借金にたとえて「睡眠負債」とよばれます。この睡眠負債が,日中のパフォーマンスを低下させ,心身の健康をおびやかします。
本書では,「睡眠負債」をキーワードにして,睡眠負債を解消し,快眠を手に入れるための具体的な方法を紹介します。睡眠不足による健康リスクや睡障障害,近年急速に進展する睡眠研究の最前線も紹介します。
本書では,睡眠とも深い関わりのある「記憶力」も取り上げています。科学的に効果が期待できる記憶術や,脳科学からみた記憶のしくみについて解説します。
本書で眠りと記憶についての科学知識を身につけ,自分史上最高のパフォーマンスを手に入れましょう。
1 新・睡眠の教科書
プロローグ
睡眠負債大国
睡眠日誌
睡眠負債はすぐには返せない
体内時計のタイプと就寝時刻
PART 1 快眠の科学
睡眠サイクル
ノンレム睡眠
レム睡眠
睡眠圧と体内時計
寝室の環境
睡眠と体温
ブルーライト
覚醒物質オレキシン
眠気とスニップス
PART 2 睡眠と病気
睡眠と死亡率
肥満,糖尿病
認知症
不眠症
睡眠時無呼吸症候群
ナルコレプシー
PART 3 もっと知りたい! 睡眠
睡眠Q&A
理想的な仮眠の取り方は?
退屈だと眠くなり,面白いと眠気が吹き飛ぶのはなぜ?
眠らない動物はいる?
眠らないと,人はどうなってしまうのか?
徹夜や夜勤は,どのくらい体に悪い?
「寝る子は育つ」って,ほんとう?
お腹の赤ちゃんも眠るのだろうか?
どうして「いびき」をかいてしまう?
「金縛り」はなぜおきる?
特別インタビュー 柳沢正史博士
ユニークで謎だらけのしくみ
ーー「睡眠」の本質に迫る
もっと知りたい! コラム
「夢解読」に成功
睡眠薬
冬眠の不思議にせまろう
2 新・記憶の教科書
PART 1 最強の記憶術
記憶の手がかり
ごろ合わせ・チャンク化
場所法
アウトプット
忘却曲線
記憶の干渉
子供と大人の記憶術
PART 2 記憶と脳のしくみ
記憶をつくる「海馬」
覚える原理「シナプス可塑性」
記憶の素子「スパイン」
長期記憶と記憶の転送 1〜2
特別インタビュー 利根川進博士
人工的にウソの記憶をつくることもできるようになった
PART 3 もっと知りたい! 記憶
目撃情報のエラー
記憶の埋めこみ
記憶のエラーと忘却
超記憶
メタ記憶
ワーキングメモリ
もっと知りたい! コラム
睡眠によって記憶が整理されるしくみを解明
アルツハイマー病の予防に光
紫外線で記憶力アップ!? /脳の老廃物が認知症と関係?
軽い運動で記憶力が高まる/意識して動くと記憶力が増す
電気の刺激で高齢者の記憶力が回復
なかなか寝つけない、夜中に目が覚める、朝早くに目が覚める、熟睡できないーーそんな不眠に悩んでいる人が日本に2000万人以上もいます。まさに国民病ともいえる不眠ですが、軽く考えてはいけません。最初は数日続いただけだった不眠が、やがて1週間、2週間と長期化し、病院で「不眠症」と診断される人も急増しています。睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群などの睡眠関連障害を患って睡眠が極端に不足してしまう人も少なくありません。また、ひと口で不眠といっても「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟眠障害」の4タイプに分かれており、治療法や対処法はそれぞれ違います。不眠を放置すると、疲れが取れず精神を病むばかりか、糖尿病や高血圧の悪化、さらにはうつ病まで招く危険性が高まります。本書は、不眠の原因や症状、病院での診察・検査・治療、自分で行うセルフケアについての疑問に専門医がわかりやすく回答します。自分に合った治療法や、睡眠薬に依存することなく不眠を克服できるセルフケアがきっと見つかります。
ご好評につきup to dateとして約2倍のボリュームでパワーアップ!「睡眠検定」受験に向けて学習しやすい構成です。
睡眠研究の進歩による最新の知見や専門家ならではのコラムも幅広く紹介!睡眠に関心をお持ちの方、睡眠健康指導士、健康・美容関連ビジネス、医療・福祉現場に携わっておられる方、睡眠を改善したい方、睡眠について知りたいすべての方々に、今こそご一読いただきたい必携の一冊です。
専門医が、睡眠のメカニズムと不眠のリスクを図解でわかりやすく解説。
ぐっすりと眠るためのノウハウだけでなく、忙しい日々のなかでうまく睡眠をとっていくための効率的な昼寝方法、朝型やショートスリーパーになる方法、自己覚醒法など、心地よい眠りのための生活習慣&新常識が満載。
【Part1】 知っておくべき睡眠のメカニズム
● 健康・長寿の基本は睡眠にあり!
● 睡眠は脳と体のメンテナンス時間
● 眠気から覚醒までの睡眠のメカニズム
● 50代から「睡眠力」が落ちはじめる
● レム睡眠・ノンレム睡眠の違いとは?
● 自分の睡眠周期でちょうどよく眠る
● 寝だめは不可、無理な短時間睡眠もNG
● 睡眠不足で太りやすくなる理由とは
● 良質な眠りでアンチエイジング!
● 夜にぐっすり眠って認知症予防を ほか
コラム: 動物たちのユニークな眠り方
【Part2】 睡眠の質を高める生活習慣と環境の整え方
● 朝日を浴びて体内時計をリセット!
● 起床時間をそろえて良質な睡眠習慣を
● 最強の昼寝技「パワーナップ」とは?
● 寝る前の軽い運動でぐっすり快眠!
● ゆ〜っくり入浴で深部体温を上げる
● すぐに眠りたいときは全身シャワー
● 忙しい日は手足浴で簡単リラックス
● 冷え性でも寝る時には靴下NG
● パソコン・スマホは就寝1時間前にオフ
● 眠れない夜は腹式呼吸やストレッチを ほか
コラム: めちゃくちゃな夢を見る仕組み
【Part3】 快眠ごはん&眠りを誘う正しい食べ方
● 快眠体質のカギは3つのアミノ酸
● トリプトファンは睡眠リズムのカナメ
● グリシンで安眠・美肌を手に入れる
● ギャバは副交感神経を助け、眠気を強める
● 白米を発芽玄米に変えて快眠ごはんに
● 栄養素別・睡眠によいおすすめ食材
● よく噛んで食べて睡眠リズムを整える
● 快眠に効く朝ごはんはバナナ&牛乳
● ランチは品数の多い定食スタイルで ほか
コラム: 知っておくべき睡眠薬の種類
【Part4】 今までの意識を変える快眠の新常識
● 眠くない時は無理に眠らなくていい
● イメージの力を借りてスムーズに眠る
● 悩むより “寝逃げ” して問題を解決!
● 自己覚醒能力を使ってスッキリ起床!
● 20分ルールで至福の二度寝
● 休日の朝寝坊・早寝は2時間だけ
● 睡眠ダイアリーで睡眠状況をチェック
● 「逆算睡眠法」で自分に合った睡眠を
● 睡眠時間を減らして睡眠の質をアップ
● 夜型から朝方に変わるには2週間
夜なかに目が覚める…、朝すっきり起きられない…、など睡眠に悩んでいる人はなんと9割以上(*ESSE調べ)。そこで医師などのプロに教わる快眠のメソッドから、冬の季節に気になる免疫力アップをかなえる習慣まで、毎日を元気に過ごすためのとっておきのアイデアを集めました
<CONTENTS>
・漫画で解説
石原新菜医師に聞く、睡眠と免疫力の関係
・Part1
睡眠賢者に聞く 最高の睡眠を手に入れるすごい習慣
・ラクして栄養満点! 朝食レシピ
・B-Flow Marikoさんの1分寝落ちヨガ
・バスタオル枕のつくり方
・今日からできる快眠テク
・「快眠できる」のはどっち?
Part2
トリプトファンで睡眠ホルモン補充 愛しの卵レシピ
Part3
最高の免疫力を手に入れるすごい習慣
・今日からできる免疫力アップアイデア15
・食べて免疫力アップ
・きくち体操で免疫力アップ
・ Part4
ジッパーつき保存袋で手軽に!みそとキムチをつくろう
眠りの知識をアップデートして、ぐっすり睡眠を手に入れよう!
最新科学からわかった「睡眠のメカニズム」と「よく眠るための生活習慣」
■知れば知るほど面白い!睡眠のしくみ
最も身近な生理現象でありながら、意外と知らない睡眠のメカニズム。
「体内時計のしくみ」「レム睡眠、ノンレム睡眠の知られざる役割」「不眠の要因」などの眠りと覚醒のメカニズムから、「睡眠不足でうつや認知症のリスクが高まる」「記憶の定着のためには睡眠が必要」といった睡眠と脳の関係まで、近年の研究や調査結果をもとに興味深いトピックスを取り上げています。
・ぐっすり眠れたときほど記憶力が高まる
・アルツハイマー病の原因物質が睡眠中に除去されている
・夜型は怠惰なのではなく、原因は遺伝子だった
・睡眠のサイクルは90分単位とは限らない
■健康・メンタル・仕事のパフォーマンスとの関係
何だか調子が悪い時、仕事がうまく回っていない時など、自分のせいではなくて睡眠が足りていないだけかもしれません。
心と体の健康状態や注意力・判断力といったパフォーマンスにも睡眠が大きく影響していることがわかっています。
・5〜6時間寝ていても、注意力やパフォーマンスは下がっている
・睡眠不足だと、3倍もかぜをひきやすくなる
・十分に寝ていないと、食欲ホルモンが増えて太りやすくなる
■ぐっすり眠り、スッキリ目覚めるための行動習慣
「なかなか寝つけない」「途中で目が覚めてしまう」「寝ても疲れがとれない」「朝にスッキリ起きられない」…など眠りの悩みは人それぞれ。
光、音、温度、カフェイン、食事などが睡眠にどのように影響するのかを紐解きながら、睡眠の質を上げるための生活習慣や環境を紹介しています。
・朝は太陽光を浴びて脳を覚醒させよう
・コーヒーは13時以降に飲むと眠りに影響する
・夜はわずかな光でも睡眠リズムを左右する
【目次】
Prologue 朝起きた瞬間からだるい…原因は睡眠負債かも!?
Part1 パフォーマンスが悪化する 睡眠負債の法則【仕事のミスや体調の悪化、もしかして睡眠不足のせい!?】
Part2 最新神経科学でわかった 睡眠のしくみ【ヒトはなぜ眠るの?なぜ眠れないの?】
Part3 朝〜昼のスッキリ習慣【集中力とパフォーマンスを高める】
Part4 夜のぐっすり習慣【寝つきがよくなり、翌日に疲れが残らない!!】
我慢しないで! 睡眠の悩み
睡眠に関する悩みを持つ人の割合や睡眠薬の処方率は、加齢とともに顕著に増加していきます。睡眠の質の低下は、日中の生活にも影響を及ぼします。一般に睡眠不足は、その日のパフォーマンスを下げるだけでなく、高血圧や糖尿病などの生活習慣病や、うつ病、認知症の発症とも関係があり、心身に大きな影響を与えます。
例えば「不眠症」では、夜寝床で眠れない日が続くうちに、寝床に行くだけで緊張感が高まり、さらに眠れなくなるという悪循環に陥ってしまうことがあります。
睡眠に関する病気で不眠の次に多い「睡眠時無呼吸症候群」では、血中の酸素濃度が低下するため高血圧になり、治療しないと心筋梗塞や脳梗塞を発症することもあります。また眠りが浅くなるため日中の運転などで交通事故につながることが社会問題にもなっています。
「夜間頻尿」は、夜トイレのために何度も目が覚めてしまう症状のことです。トイレに行きたい、でも我慢できないほどではないという状態でも、つい念のためトイレに行っておくようになり、目が冴えて眠れないまま朝を迎えることがあります。
さらに年を重ねていると、夜暗い中トイレに行くことが転倒などの原因になり、それが骨折、寝たきりにつながってしまうこともあります。
眠れない、夜トイレに何度も起きる、朝早く目が覚めてしまう、睡眠薬を使って大丈夫?、睡眠薬のやめ方を知りたい、いびきがうるさいと言われる、睡眠時無呼吸症候群ってどんな病気?、C-PAPってどんな治療?など、睡眠の悩みは尽きません。睡眠障害の有病率が増加する働き盛りからシニア世代向けに、睡眠の正しい知識や自分でできる快眠のコツ、治療すべき病気を、専門医が解説します!
はじめに
第1章 睡眠のウソ・ホント
日本人の3人に1人が睡眠障害ってホント?/年を重ねると睡眠時間が短くてもよくなるってホント?/睡眠薬は使っても大丈夫ってホント? ほか
第2章 この悩み、そのままにして大丈夫?
眠れない/夜何度もトイレに起きる/いびきが気になる/睡眠薬をやめたい/睡眠に最適な寝室環境を知りたい ほか
第3章 治療が必要な睡眠の病気
不眠症/睡眠時無呼吸/うつ病 など
はじめに
第1章 睡眠のウソ・ホント
日本人の3人に1人が睡眠障害ってホント?/年を重ねると睡眠時間が短くてもよくなるってホント?/睡眠薬は使っても大丈夫ってホント? ほか
第2章 この悩み、そのままにして大丈夫?
眠れない/夜何度もトイレに起きる/いびきが気になる/睡眠薬をやめたい/睡眠に最適な寝室環境を知りたい ほか
第3章 治療が必要な睡眠の病気
不眠症/睡眠時無呼吸/うつ病 など
ぐっすり眠ることは,はつらつとした生活を送る上でとても大事です。睡眠不足だと,体はだるく,頭もうまくはたらきません。ところが,日本は圧倒的に睡眠不足の国のようです。ある調査によると,日本人は諸外国の平均よりも1時間以上も短い睡眠時間しかとっていないのです。睡眠不足になると,疲れがとれないだけでなく,さまざまな病気につながる恐れもあります。
どうすれば毎日ぐっすりと眠り,すっきり目覚めることができるのでしょうか? その第一歩は快眠サイクルを知ることです。私たちは毎晩「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という,ことなる役割をもつ2種類の睡眠を何度もくりかえしています。とくに最初にむかえるノンレム睡眠が快眠のために重要だといわれています。
本書では,睡眠のしくみや,ぐっすり眠るためのコツを生徒と先生の対話を通してやさしく解説します。本書を通して,快適な睡眠を手に入れましょう。どうぞお楽しみください!
脳波を読み取り、精神活動を追跡する研究の発展などにより、睡眠の科学は急速な進歩を遂げている。睡眠の各段階の機能と役割が徐々に明らかになり、それらが阻害されることによる肉体的、精神的弊害がはっきりしてきた。ストレスの多い現代社会は個人の眠りの質を下げ、それは結果的に、社会全体に損失をもたらしている。本書は、最新の眠りの科学を、写真やイラストをふんだんに使ってわかりやすく解説し、多忙な現代人が、より良い睡眠を得るためのさまざまな方法を紹介している。
イントロダクション
ー睡眠は本当に必要か?
第1章 睡眠とは何か?
ー昔ながらの疑問に対する新しい答え
睡眠の発見/不眠症/動物と睡眠/昼と夜/体内時計
第2章 夢とリズム
ー浅い眠り、深い眠り、そして夢
入眠/深い眠り/夢の役割/睡眠と年齢
第3章 眠りと健康
ー眠りが心身に役立つ仕組み
記憶の整理/問題の解決/パフォーマンスの向上/健康的な反応/健康と空腹/心臓への影響/精神疾患/認知症
第4章 睡眠と社会
ー電子世界の眠り
始業・終業時間/居眠り事故/百薬の長/より良い睡眠
◆1万人の眠りを変えた快眠セラピストによるベストセラー、待望の文庫化!◆
・朝がつらい
・寝つけない
・集中力が続かない
・肩凝り、腰痛、冷え性に悩んでいる
・イライラする
・いつも眠い
…これらの悩みも、ぐっすり眠ってすべて順調!
「すぐ」にできて「かんたん」で、「自宅にあるもので」実践できる、
効果抜群の快眠メソッドをご紹介!
あなたにピッタリの快眠法が、本書で必ず見つかります。
□オーダーメイド枕はタオルで作る
□眠りが浅いのは「寝過ぎ不眠」かも!?
□寝苦しい夜のエアコン設定は2段階
□寝る前1分! ストレッチで超熟睡
□睡眠負債は土曜日にリセットする
□イビキには舌まわし体操
□睡眠の優先度を上げる …他
シリーズ累計115万部突破の『おやすみ、ロジャー』監訳者がすすめる、最強メソッド!
睡眠が変われば、人生が変わる!!
世界的に見て,日本は圧倒的に「寝不足の国」です。数日以上にわたる睡眠不足が積み重なって生じる「睡眠不債」は,日中のパフォーマンスを低下させるだけでなく,心身の健康に多大な悪影響を及ぼします。
本書では,睡眠負債を解消し,快眠を手に入れるための具体的な方法を紹介します。睡眠負債による健康リスクや睡眠のしくみ,「夢」などの睡眠研究の最前線も紹介しています。
また 実は睡眠と深い関わりのある「記憶力」も取り上げました。科学的に効果が期待できる記憶術や,脳科学からみた記憶のしくみなどについて解説しています。
さあ,本書で眠りと記憶についての科学知識を身につけ,自分史上最高のパフォーマンスを手に入れましょう。
Prologue
睡眠不足は万病のもと
日本は,世界一の「睡眠負債大国」
週末の寝だめでは,睡眠負債は返せない
記憶が保存されるプロセスと,睡眠との関係
1 新・睡眠の教科書
PART1 睡眠のしくみ
睡眠サイクル
ノンレム睡眠
レム睡眠
睡眠圧と体内時計
体内時計のタイプと就寝時刻
年齢・性別と眠り
覚醒物質オレキシン
眠気とスニップス
メラトニンとコルチゾール
PART2 快眠の科学
睡眠日誌
1日のスケジュール
睡眠と体温
ブルーライト
Topics アルコールと睡眠
寝室の環境
スリープテック
適度な運動
マインドフルネス
Column 1 睡眠薬
PART3 睡眠と健
睡眠と死亡率
肥満,糖尿病 1〜2
認知症
不眠症
睡眠時無呼吸症候群
ナルコレプシー
Topics 睡眠と免疫機能
PART4 もっと知りたい! 睡眠
睡眠Q&A
特別インタビュー 柳沢正史博士
ユニークで謎だらけのしくみー「睡眠」の本質に迫る
冬眠の不思議
Topics 人工冬眠
Topics 夢の不思議
2 新・記憶の教科書
PART1 最強の記憶術
記憶の手がかり
ごろ合わせ・チャンク化・場所法
アウトプット
忘却曲線
記憶の干渉
子供と大人の記憶術
column 2 睡眠によって記憶が整理されるしくみを解明
PART2 記憶と脳のしくみ
記憶をつくる「海馬」
覚える原理「シナプス可塑性」
記憶の素子「スパイン」
長期記憶と記憶の転送 1〜2
特別インタビュー 利根川 進博士
人工的にウソの記憶をつくることもできるようになった
PART3 もっと知りたい! 記憶
記憶をつくる「海馬」
覚える原理「シナプス可塑性」
記憶の素子「スパイン」
長期記憶と記憶の転送 1〜2
特別インタビュー 利根川 進博士
人工的にウソの記憶をつくることもできるようになった
睡眠時無呼吸症候群は命にかかわる重大な病気です!
本書を読んで、とにかく横向きで寝てください。
******************************************************
「寝ても疲れが取れない」「いびきがうるさいと言われる」「日中、ひどい眠気に襲われる」
このような悩みを抱えている方は、“睡眠時無呼吸症候群”かもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、その名の通り「寝ている間に息が止まる病気」です。
息が止まったまま再開しなければ、身体に酸素が足りなくなり死んでしまいます。
ですが多くの人は、寝ている間の出来事なので、
息が止まっている自覚がなく、深刻には考えていないかもしれません。
しかし、睡眠時無呼吸症候群は放っておくと、心筋梗塞や脳卒中、
認知症などの死に至る合併症をも発症させる、絶対に放っておいてはいけない“病気”です。
著者は心臓血管外科医として、日本だけでなくアメリカ・ハーバード大学や
カナダ・ウェスタンオンタリオ大学で心臓手術をする中で、
「睡眠時無呼吸に気づいて治療をしていれば、この手術は必要なかったのではないか」と思える患者に数多く出会ってきました。
いびき、睡眠時無呼吸は“あること”をするだけで大幅に改善できます。
それが「仰向けで寝ることをやめる」ことです。
本書では仰向け寝、横向き寝それぞれの呼吸のデータを根拠に、
なぜ横向きに寝れば睡眠時無呼吸を改善できるのか、
さらに、睡眠の質を向上させるための方法や生活のヒントを紹介します。
本書を参考に横向き寝を実践して、
生活の質を変えて長生きする「良い睡眠」を手に入れてください。
【目次】
序 章 あなたの睡眠に何か問題は起きていないか?
第1章 いびきや無呼吸は深刻な病気と関係している
第2章 重い無呼吸にはCPAPという治療法がある
第3章 横向き寝でいびき・無呼吸は劇的に改善する
第4章 睡眠に良いとされることは何でもやってみる
序 章 あなたの睡眠に何か問題は起きていないか?
第1章 いびきや無呼吸は深刻な病気と関係している
第2章 重い無呼吸にはCPAPという治療法がある
第3章 横向き寝でいびき・無呼吸は劇的に改善する
第4章 睡眠に良いとされることは何でもやってみる
睡眠と覚醒によるリズムは生命現象の基盤にあり、栄養や運動と並んで健康を支える重要な要素である。睡眠は健康の維持増進に関わるライフスタイルの改善に必須であるばかりでなく、労働環境の改善、疾病予防や事故防止にとっても重要である。本書は、健康に関わる睡眠について、眠りのメカニズム等に関わる科学的アプローチ、睡眠に関連した疾病等の医学的アプローチ、睡眠障害の社会に及ぼす課題等の社会学的アプローチにより構成されている。
1.睡眠学への誘い 2.生体リズム 3.睡眠の役割 4.睡眠の構造 5.睡眠・覚醒の制御機構 6.睡眠と発達・性差 7.睡眠と夢・記憶 8.睡眠と環境 9.睡眠と社会 10.睡眠と労働 11.睡眠障害 12.快眠への対処(1) 13.快眠への対処(2) 14.睡眠教育の実践 15.睡眠障害の予防に向けて
専門医が教える
「ライフスタイル改善療法」
薬だけに頼らず、心の病を克服!
最新のエビデンスに基づく
【食事】【運動】【睡眠】【仕事】【余暇】の良い習慣
正しい生活習慣を身につければ、
病気の回復も早まり、再発予防にも効果あり
一生の宝物になるので、ぜひ実践!
《構成/一部抜粋》
PART1 心の病に潜む現代型「隠れストレス」
●ストレスに強い生活習慣と弱い生活習慣
●明るい気持ちも、落ち込みも脳内の神経伝達物質が決めている
●ストレス太りはホルモンのしわざだった
●じわじわ続く長期ストレスが脳を傷つける
●「うつ病で肥満」だと認知機能が低下する?
●心の病気になったとき、回復が早い人と遅い人の差はここにあった etc.
PART2 食事のとり方が脳の健康を左右する
●うつ病や認知症のリスクを上げる食事と、下げる食事
●気をつけたい4つの嗜好品
●デンタルケアはメンタルケア
●誰かと食事をともにする「共食」の力 etc.
PART3 最新研究でわかった「元気脳」と「栄養素」の関係
●脳で感じたストレスはダイレクトに腸に反映する? 腸と脳の密接な関係
●「腸活」で脳を元気に健やかに!
●アミノ酸系は神経伝達物質の原料に。肉も食べよう!
●心の病気を持つ人はビタミンD不足にもご用心!
●その体調不良は、ミネラル不足が原因かも?
●精製されていない穀物はメンタルを強化する etc.
PART4 運動はメンタル機能全般に絶大な効果がある!
●運動不足は、脳の萎縮を招く
●続けるコツは「低い目標で達成感を得る」こと
●運動する時間帯に注意
●運動で脳の新しい神経回路が生まれる etc.
PART5 心の病を遠ざける働き方・余暇の過ごし方
●残業はあくまでも例外措置と考えよう
●効率よく働くために知っておきたいこと
●気をつけたい光ブルーライト
●「メディア拘束ストレス」を避ける
●休日は「ゆる登山」のすすめ etc.
PART6 脳を守り脳を修復する睡眠の力
●不眠と肥満の悪循環に気をつけよう
●自分に合った生活リズムを決めよう
●してはいけないこと
●睡眠薬との賢い付き合い方etc.
〔ふろく〕 心の健康を保つためのライフスタイル50のポイント
PART1 心の病に潜む現代型「隠れストレス」
PART2 食事のとり方が脳の健康を左右する
PART3 最新研究でわかった「元気脳」と「栄養素」の関係
PART4 運動はメンタル機能全般に絶大な効果がある!
PART5 心の病を遠ざける働き方・余暇の過ごし方
PART6 脳を守り脳を修復する睡眠の力
ふろく 心の健康を保つためのライフスタイル50 のポイント
「目を閉じてもなかなか眠れない」「夜中に何度も目が覚める」「よく眠っているはずなのに疲れが取れない」そんな人は深〜い眠り「深睡眠」の時間が、足りていないのかもしれません。深睡眠が不足していると、ぐっすり眠れないだけでなく、やる気が出ない、
寝不足ニッポンの処方箋。睡眠を改善すれば毎日の生活パフォーマンスが劇的に上がり、明るい未来に繋がる!人生が変わる眠りの科学