ゴッホの農夫の靴やギリシアの神殿など具体的な芸術作品の分析を通して、後期ハイデッガーを予示する新たな真理観、存在論が展開される最重要作品の新訳。ガダマーの解説付き。
私は2019年から現在まで、某大学で毎年数回の講義を担当させてもらっている。美術家としての私がその時々に考えたこと、伝えたかったことをお話しするのだが、これまでの議論を振りかえってみると、「生き延びる」というテーマに関連した内容が意外に多かった。(「はじめに」より)セルフポートレイト作品で知られ、「私」の意味を追求してきた美術家が、「生き延びるとは何か」というテーマに取り組んだ人生論ノート。
至極のエッセイ45本に加え、文庫版の「おまけ」9本&「あとがき」を収録。あなたの心の中でうごめく「曖昧な感情」に、「曖昧なまま」そっと寄り添ってくれる沢山の言葉たちー最果タヒ初のエッセイ集が待望の文庫化!
とある学校の芸術科クラスに通う5人の女の子。
彼女たちがデッサンしたり、粘土をこねたりしてるのを見てると、いつの間にかこっちも一緒に授業を受けてる気分に!?
きゆづきさとこの大人気美術系4コマがついに発売!!
〈「アートは難しい、わからん」から「わからない。だから興味がわく」へ。〉
〈アートはわからない!と思っている人にこそ触れてほしい「対話型鑑賞」。〉
1980年代後半ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された対話型の美術鑑賞法(VTC)は、その後派生したVisualThinking Strategies(VTS)をふくめ、日本では「対話型鑑賞」として徐々に広まりました。近年、この鑑賞法は美術鑑賞のみならず教育現場や医療、サイエンスの分野でも評価され、さらにビジネス界にも普及しつつあります。本書は各分野の専門家が対話型鑑賞の現状を把握し、問題や課題を浮き彫りにした上で、対話型鑑賞の可能性を見つめ直す一冊です。
※2022年夏に開催されたフォーラム「対話型鑑賞のこれまでとこれから」をもとに書籍化。
芸術とは「眼に見えたもの」の再現ではなく「知っていること」から創られる。絵画や彫刻にせよ建築や都市にせよ、優れた独自の表現が確立された時、そこには、かつてなかった精神的価値に裏打ちされた空間認識が根ざしているに違いない。原始時代の洞窟壁画、ギリシアの神殿と彫刻、ゴシック建築、ルネサンスの理想都市、鉄とコンクリートと工業化から現れた世紀末芸術、20世紀に花開く抽象芸術……。自己と対象との関係において際立った表現様式が持つ文化史的・精神的背景を解き明かす、圧倒的な芸術論。西洋美術の碩学の隠れた名著。解説 三浦 篤
原始空間の特質
ギリシャ人の空間意識
イタリア美術の空間意識
ゴシック空間の象徴性
ルネッサンスの理想都市
新しい技術と空間的可能性
世紀末芸術の空間意識
キュビスムの空間意識
抽象的空間の成立ーー抒情と幾何学
あとがき
解説 三浦篤
人間の条件と可能性を大胆に更新する人類学者インゴルド。ジャンルを越えて共感を呼んだ『ラインズ』につづく待望の邦訳。“線”から“つくること”へ!
解剖学は、人体を把握し、描き出すための重要な鍵となる。本書のために撮り下ろした250点以上の写真と100点以上のデッサンを通じて、人体の内部を視覚的に解説するこの本は、あらゆるレベルの芸術家の画力を向上させるだろう。人体を描いた絵画を理解し、その現代的な鑑賞方法を学びたいと願うすべての人にとって、理想的な参考書である。
巻頭特集:銅版画の新潮流
これまで銅版画は「線描」でイメージを描画する作品が中心でしたが、本特集では近年主流となっている銅版画の傾向を、次の二つのテーマに分類して紹介します。
一つは、銅版画らしいマチエールの表現において、他の技法と組み合わせるなど新味のある作品を発表している「マチエール表現の作家たち」。入江明日香や濱田富貴といった作家を中心に、山田純嗣、森本由貴子、田沼利規、西村 涼、河内大樹を紹介します。
もう一つは、非常に私的かつ内省的な部分に作品のテーマを求める「私的表現の作家たち」です。重野克明、村上 早の作品に込めた思いや制作の動機をインタビューで明らかにしつつ、島田北斗、玉分昭光、豊泉綾乃、チョン ダウン、森 茜が登場します。
今、あえて銅版画で制作をする理由とは。銅版画の新潮流とは何か。最前線で活躍する作家たちの作品とインタビューから、現在の銅版画シーンを明らかにする特集です。
巻頭特集 銅版画の新潮流
第1章 マチエール表現の作家達
入江明日香 ”版表現”で世界と向き合う
濱田富貴 「構造」というマチエール
山田純嗣/森本由貴子/田沼利規/西村 涼/河内大樹
第2章 私的表現の作家たち
重野克明 版画はまじめに苦しまないと 取材・辺見 海
村上 早 銅版画、私の傷。
島田北斗/玉分昭光/豊泉綾乃/チョン ダウン/森 茜
座談会 銅版画の新潮流とは何か? 野口玲一・藤村拓也
版画家ヒストリー 中林忠良(銅版)
「版画アートコレクション」の作家 吉田秀司(木版)
期待の新人作家 土屋未沙(木版)
写真芸術の世界 ロベール・ドアノー
近代日本のアール・デコ 第6回 満鉄のアール・デコ
展覧会スポットライト
没後70年吉田博展/KYOTO版画2021閉会展/「HANGA」NEXT GENERATION/丸山浩司作品展・ゼミ有志展
展覧会レポート
第11回飛騨高山現代木版画トリエンナーレ2020 文・磯見輝夫
版画で作るオリジナル・グッズ 第5回 小さな版画で作る豆本 講師・早川純子
今すぐ買える版画の逸品 版画マーケットプライス2020年12月〜2021年2月版
版画展覧会スケジュール 2020年12月〜2021年2月版
公募展受賞作品/公募展募集要項
版画インフォメーション
HANGA GEIJUTSU English Summary
大学入試で行われた面接を徹底分析し、厳選した頻出質問50に加えて、学部系統別の専門的な質問や時事性の強い内容も掲載。「合格する回答」と「残念な回答」から面接突破へのポイントが一目でわかる!さらに、大学関係者から聞いた面接のポイントも公開。
ドゥルーズは芸術との格闘によって哲学を構築した。ドゥルーズの哲学における概念の創造に、芸術はいかにして重要な役割を果たしてきたのか。初期から最晩年まで取り組み続けた芸術をめぐる思考の変化とともに、その概念の生成の過程を明らかにする。
完結。文芸批評をのりこえる「作品科学」の方法論。闘争を科学する。
日本では、古くは江戸時代より「美人」が浮世絵版画の画題として親しまれてきました。ですが、「美人版画」は単に女性の姿かたちを描くだけではなく、時代ごとの風俗をうつしとり、流行を彩ってきたものなのです。「時代」はとりわけ女性の装いに顕著に表れていました。
本特集では単に「女性を美しく描く=美人版画」という図式ではなく、描かれた女性像に、現代ならではの視点が盛り込まれた作品を紹介します。また、第 2 章では伊藤深水や竹久夢二といった、大正・戦前までの女性を描いた版画作品も合わせて掲載することで、近代から現代に至る時代の変遷にも注目します。
巻頭特集 「美人版画」の現在 時代をうつす鏡
第1章 「美人版画」の現在
掲載作家
・山口 藍
・浅野勝美
・岩渕華林
・中田真央
島崎良平/鈴木結紀子/西田版画室/佐藤真奈美/長谷川可奈/前橋 瞳/高松和樹/石川真衣
「今、美人を描くということ」(談・川西由里)
第2章 「新版画」や口絵・挿絵にみる美人たち
掲載作家
「木版口絵」の美人…鏑木清方
「美人画ポスター」の誕生…山田秋畝/北野恒富
「夢二式美人」の隆盛…竹久夢二
「新版画」の美人…橋口五葉/伊東深水/山川秀峰/鳥居言人/山村耕花/小早川 清/石川寅治
「イラストレーション」の美人…高畠華宵/蕗谷虹児/中原淳一/橘 小夢/竹中英太郎/神保朋世/志村立美
「日本美人」は紙上イメージにあり(談・岩切信一郎)
版画家ヒストリー 星野美智子(リトグラフ)
「版画アートコレクション」の作家 鈴木良治(リトグラフ)
写真芸術の世界 今 道子
近代日本のアール・デコ 最終回 モニュメントと博覧会のアール・デコ(文・山田俊幸)
展覧会スポットライト
海を渡った版画家たちー平塚運一と神原 浩ー/三塩佳晴展/舟越 桂小品展/山中 現展ーミニマルー谷川俊太郎詩集より
展覧会レポート
第10回 FEI PRINT AWARD展(文・河内成幸)/アワガミ国際ミニプリント展2021(文・平木美鶴)
版画で作るオリジナル・グッズ 第9回 シリコペ紙版画 講師・松田圭一郎
今すぐ買える版画の逸品 版画マーケットプライス2021年12月〜2022年2月版
版画展覧会スケジュール 2021年12月〜2022年2月版
公募展受賞作品/公募展募集要項
版画インフォメーション
HANGA GEIJUTSU English Summary
ベストセラー『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』などで
「生命とはなにか?」という大命題を解き明かしてきた福岡伸一氏。
次なる根源への問いとして選んだのは「芸術とは、科学とはなにか?」。
過去から現代までの芸術と科学が混ざり合う軌跡をたどりながら、
バランス、対、記号、擬態などをキーワードに俯瞰すると、
どんな物語が潜んでいるのか?
科学のなかに芸術を見いだし、芸術を科学の言葉で解き明かす72の芸術深読み論。日本経済新聞で連載された人気コラムが待望の書籍化!
「染色体の手品を解き明かす」、「対の構造を愛する」、「人々が愛する太古のカバ」、「絵画修復は情報の上書き」、「ネアンデルタール人は何者か」、「らせん建築・流れゆく動線」、「被写体の秘密、写真の性質逆手に」、「虫の模様に見る文化の起源」「ダリにもまた科学者の心」「北斎、瀑布にベクトル見いだす」など、72編を収録。
1 マンハッタンヘンジ
2 親魏倭王の金印
3 聖女プラクセデス
4 右手と左手
5 バベルの塔
6 ヴィレンドルフのヴィーナス
7 パワーズ・オブ・テン
8 ミミクリーズ
9 カバのウィリアム
10 メランコリア1
気鋭の作家/キュレーター/研究者22人による論考+インタビューによって、帝国主義が隠蔽してきた“芸術”、そして“日本美術史”なるフィクションを解体=再編し、読みかえを迫る出色の論集。
フランスの老舗出版社「ラルース」が19世紀から発行してきた百科事典から、多岐にわたるジャンルの色鮮やかなレトロイラストを集め、一冊にまとめました。
みっちりと敷き詰められた美しい博物画が、現代の解説を添えて紹介されています。
羽ばたく者たち/陸上に住む仲間たち/深海の生き物たち/畑での仕事/果樹園とブドウ園で/庭のさまざまな顔/都会の喧騒/工房にて/舞台に集まれ!/場の騒乱のなかで/挿絵画家の紹介
真の芸術に至るために古代ギリシア芸術への回帰を唱えたヴィンケルマン(1717-1768)。芸術の真髄を「高貴なる単純と静謐なる偉大」に見出し、精神的なものの表現に重きを置いた。ゲーテら同時代人の古代への情熱をかきたて、近代思想に多大な影響を与えた名著。匿名の著者を装って自ら同書を批判した「公開状」、同文への回答、書簡なども収録。
凡例
絵画と彫刻におけるギリシア芸術模倣論
『絵画と彫刻におけるギリシア芸術模倣論』にたいする公開状
ドレスデン王立古代小キャビネット陳列室の一体のミイラについて
『絵画と彫刻におけるギリシア芸術模倣論』の解説と模倣論にたいする公開状への回答
彫像描写
書簡
ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマン略年譜
ヴィンケルマン使用文献(原注および訳注)
解題
神名・人名索引
近代はそれまでの西欧社会のパラダイムを決定的に覆した。古代への憧憬、自然回帰、産業革命、怪奇趣味……「我々の時代の幕開け」を多面的に考察する芸術論集。
志望校攻略に欠かせない大学入試過去問題集「赤本」
海外で作品が高額で取引される村上隆が、他の日本人アーティストと大きく違ったのは、世界基準の戦略を立てたこと。
稀代の芸術家が、熱い情熱と冷静な分析をもって、アートとビジネスの関係を語る。