「思いやり」を言葉にするメリットは、二つあります。一つは、むろん「いい人」「やさしい人」であることで、人間関係をよくすることです。そして、もう一つは、言いたいことをうまく言えるようになることです。この世の中、言いたいことを口にすると、人から嫌われないかと、我慢している人は少なくないでしょう。でも、本書の伝え方を身につければ、人から嫌われずに、自分の思うところを話せるようになります。ぜひ、職場や学校、家庭など、いろいろな場所で、お役立てください。人にやさしい言葉をかければ、あなたの人生が大きく変わりはじめるはずです。
比較言語学の目的は、言語間の系統関係の確立にとどまらず、系統関係にある諸言語の祖語を再建し、各言語が祖語の状態から現在の状態に至るまでにどのように変化を遂げてきたのかを解明することにある。文献に記録のない言語史を、比較言語学の手法によってどのように再建するのか。日琉諸語の例に基づいて解説する画期的な書。
認知言語学の創始者の1人とされるレナード・タルミーが、人間の知覚と概念化の仕組みから文法の意味論に迫った大著は、1970年代から約30年の研究をまとめた認知言語学のまさに金字塔である。その待望の翻訳(全4巻)の第三弾では、現代の認知言語類型論の重要な基盤を成す言語の意味と表層形式の関係、すなわち、語彙化のパターンの類型や普遍的原理の探求、その基となる意味カテゴリーやその原理を扱っている
本書は、福岡言語学会(Fukuoka Linguistic Circle(FLC))発足50周年を記念して編まれた論文集である。本学会の回顧録、ならびにこれまでの招待発表者・講演者一覧とともに、九州地域の言語学研究者を中心に投稿された論文36編が収められている。研究分野は統語論、意味論・語用論、音声学・音韻論、母語獲得・第二言語習得と多岐にわたっており、これまで学会が活動目的としてきた多様な言語研究の成果が反映された集大成的な内容となっている。
結婚・祝い事、ビジネス、学校行事、地域活動、葬儀・法要など対面・リモートでそのまま使える豊富な文例・フレーズ集。
アナウンサー歴30年、でも本当は「人前で話すのがずっと苦手」だった著者の自分と相手が調和する話し方。7つの基本で話し上手に!
幼稚で直接的な物言いで、損をしたことはありませんか?ちょっとしたことに気をつけるだけで、誰でも簡単に、知的で気づかいのある「素敵な言葉づかい」を身につけることができるのです。「ぶっちゃけ言うと」より「ありていに言いますと」。「行けたら行くね」より「○日までにお返事します」。「歌がお上手ですね」より「歌もお上手ですね」。「あんまり出来が良くないね」より「ここさえ直せばもっと良くなるよ」。…ゆっくり、少しずつで大丈夫。全部「今日からできること」です!
村上春樹、村上龍、恩田陸ほか日本文学の韓国語訳を手がける人気翻訳家のドタバタ奮闘記。
言語学習の動機づけは才能のあるなしにかかわらず変えることができる。考え方1つで、言語学習は、誰にとっても、楽しい、意味のあることになり得ることを、ユズルとシオンの成長とともに実感してほしい。
人間が第二言語を習得することとその第二言語を用いて文章を書くことはどのような関係性にあるのか。新たな知の創造へ。
世界の不思議な自然のことば。ことばの窓からどんな風景が見える?色、におい、味、音…地球上の神秘に気づかせてくれる、100年後ものこしたい74のことばたち。