生産性至上主義に傾斜している経営学の本質を批判的に問い直す。とりわけ、今日話題となっているLGBTQをとりあげ、社会的課題と経営学との緊張関係を示す。
【目次】
序章 マネジメント研究をクリティカルする
第1章 経営研究における生産性と多様性
第2章 クリティカル・マネジメント研究
("Critical Management Studies")の系統的レビュー
第3章 企業の多様性の包摂と活用
第4章 企業の「利用可能な」多様性の包摂と活用
第5章 マネジメント研究はクリティカルされたか
◆話題の書が早くも改訂!- 当事者のリアルを踏まえ、法整備と支援体制のあり方を問う◆
多様なセクシュアルマイノリティの人たちへの家族形成支援を考える。家族を作る、子どもをもうける、子育てをすることの保障等、当事者のリアルを踏まえ、諸外国(米英、フランス、ニュージーランド、オーストラリア、台湾)の状況なども紹介。その課題を明らかにし、法整備とその支援体制のあり方を問う。LGBTQへの現状認識と進展への第一歩。初版刊行後の動向等の補充しより充実の第2版。
多様性の時代の象徴ともいえる、LGBTQ。
小学校高学年での学習指導で行われる動きがあるなど、現在、子どもから大人まで正しい理解が求められています。
自身がトランスジェンダーであり、日本LGBT協会の代表理事である清水展人氏が、やさしく解説しているのが本書です。
しかも、子どもが読んでもイメージしやすいように、イラストも盛り込んで紹介しています。
LGBTQのことをもっと知りたい人、買って子どもに読ませたい人、自分が当事者の人、身近にいる人……多くの方に読んでいただきたい一冊です。
Part1 今さら聞けないLGBTQのこと
●そもそもLGBTQって何のこと?
●性のあり方はいろいろ
●誰にでもあるマイノリティな部分について
ほか
Part2 自分ごとで考えてみる
●自分の性を再認識してみる
●相談したいときはまず、どこに?
●働きたい職業につける?
ほか
Part3 身近な人がLGBTQだったら
●もしかしてと思ったとき、どう声をかけるか
●どんな配慮が必要か教えてください
●わが子がそうかもと思ったら誰に相談すればいいの?
ほか
Part4 法律や制度ってどうなっているの?
●以前から比べると取り巻く環境は変化した?
●通える学校に制限はある?
●戸籍上の性別や氏名は変えられるの?
ほか
Part5 これから私たちができること
●子どもの名前をつけるときに考えてほしいこと
●これからの学校の制服は選ぶことができると良い
●自分が持っている偏見に気づき、活動する
ほか
など
本書は、LGBTQ+のクライエントに対応できる専門家になるためのテキストである。クライエントが安心して相談できるカウンセリングの場を提供できるよう、支援に必要な知識やスキルを身につけるのみならず、クライエントへの関わり方を大きく左右する、自身の価値観やものの見方、バイアスに気づくためのワークなども紹介する。
多様な性に肯定的で敏感な心理支援者となるための必携の書。
第1部 LGBTQ+の基礎知識
第1章 LGBTQ+のクライエントに会う前に
第2章 LGBTQ+の歴史と現状
第3章 LGBTQ+についてのさまざまな概念
第4章 性的指向をめぐる問題ーー同性愛・バイセクシュアルの理解とメンタルヘルス
第5章 性自認をめぐる問題ーートランスジェンダー・性別違和の理解とメンタルヘルス
第6章 LGBTQ+のクライエントへの心理的支援
第2部 LGBTQ+への支援と臨床実践
第7章 性的指向に関する発達段階別の悩みや課題とその対応
第8章 性自認に関する発達段階別の悩みや課題とその対応
第9章 家族への関わりーー親の反応と親への支援
第10章 LGBTQ+に肯定的で敏感になる
すべての人が生まれながらにしてもつべき権利について、わかりやすく解説した絵本シリーズ(第1期3巻)。自由や平等を手にするために人びとはどのような行動をとり、どのように闘ってきたのか。各巻テーマにそって、歴史上の重要なできごとや進展のために力を尽くした人びとの活動をとりあげ、その長い闘いと、現在の状況までを伝えます。第3巻では、LGBTQ+の権利をとりあげます。いまでこそLGBTQ+ということばをよく耳にするようになりましたが、ここにいたるまでには、差別や偏見などを乗りこえ、自分らしく生きる権利の獲得のために命がけでとりくんできた人びとの長い道のりがありました。本書は、LGBTQ+とはどのような人のことをいうのか、にはじまり、その歴史をふりかえるとともに、いまもつづく課題についても伝えます。
7年ぶり“復活“KARAが今週の週刊朝日の表紙とグラビアに登場!
「6年間の体験がエネルギーに」
結成15周年を迎えたKARA。記念アルバムに収録した新曲「WHEN I MOVE」は一度耳にしただけで覚えてしまうメロディーやリズムが特徴です。メンバー5人が7年ぶりの“再始動”と、新曲にかける思いを語ってくれました。
「ミスター」でキュートな”ヒップダンス“を披露し、日本中を熱狂の渦に巻き込んだKARAが7年ぶりに帰ってきました。活動休止期間中、メンバー5人は異なるフィールドで活躍していましたが、その経験をすべて新曲に込めたそうです。メンバーそろっての来日も久しぶりで、ファンの皆さんがとても温かく迎えてくれたといいます。結成15周年を迎えた5人に心境を聞きました。笑顔溢れるカラーグラビアもお楽しみに。
その他の注目コンテンツは
●やっぱり変だよ岸田政権
年明け早々「異次元の少子化対策に挑戦する」と宣言した岸田文雄首相。ジャーナリストの河合雅司さんは「付け焼き刃のパフォーマンスだ」と一刀両断します。LGBTの人たちを「見るのも嫌だ」と発言して更迭された秘書官、唐突な防衛費増額に、各界の識者が怒りの鉄槌を下します。安倍晋三首相を「国賊」と呼んで処分された自民党の村上誠一郎議員が本誌に寄せた“直言“も必読です。
●【第1弾】大学合格者高校ランキング速報
難関国立大学の学校推薦型選抜・総合型選抜の結果がほぼ出そろいました。コロナ禍はまだ収束していませんが、これまでより課外活動が自由にできるようになり、こうした入試にチャレンジする受験生が増えているようです。東京大学や京都大学に合格したスーパー高校生の横顔も紹介。今年度からスタートした「探究学習」についても詳しく解説しています。
●便失禁にみんな悩んでる
「トイレまで我慢できずに漏らしてしまった」「気づかないうちに……」--実は65歳以上の男性の8.6%、女性の6.6%が便失禁に悩んでいるそう。潜在患者は国内だけで500万人以上になると言われています。尊厳にもかかわるデリケートな問題で、7割超の人が「誰にも相談できない」と悩みを深くしているのが実情です。どんな治療法や対処法があるのか、詳しく取材しました。
●「インボイス」はデス・ゲームだ!
10月に始まる消費税のインボイス制度。その実態はクリエーティブ産業など日本経済を支えてきた「フリーランス」という働き方を破壊しかねないものです。ジャーナリストの斎藤貴男さんが、クール・ジャパンを担うクリエーターらの声を丹念に拾い、その問題点を浮かび上がらせます。
思春期の読者が自分と他人の性を大切にしていけるよう、さまざまな性のありかたを学ぶことができるシリーズ。手にとるのが恥ずかしくない大きさやデザインを採用し、柔らかいイラストやマンガを通して、学校や友人関係などで生じる具体的な悩みや疑問を1つずつ丁寧に紹介していきます。第4弾のテーマは「性役割・性別表現」です。
第1章 性役割ってなんだろう 「女は料理ができてあたり前? 男は料理ができたらスゴイ?」/あなたの考える「性別らしさ」って?/身のまわりの性役割を見つけてみよう/ジェンダー・ステレオタイプってなんだろう?/ジェンダー・ステレオタイプとどう付き合う?
第2章 みんなが気持ちよく過ごすために 「男はスカートをはいたらダメ?」/性役割は必要なルール?/性役割を押しつけないために/性役割・性別表現とジェンダー・アイデンティティ/性役割・性別表現とからだの性/性役割・性別表現と好きのありかた/「あなたの思う”らしさ”」を探求しよう
第3章 性の多様性ってなんだろう 「LGBTの人がいるから性は多様?」/あなたとわたしも多様性をつくるひとり/自分の性についてもっと知るために/性にかかわることば/もっと知りたい・話を聞きたい ほか
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができる5巻セット。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。
思春期の読者が自分と他人の性を大切にしていけるよう、さまざまな性のありかたを学ぶことができるシリーズ。手にとるのが恥ずかしくない大きさやデザインを採用し、柔らかいイラストやマンガを通して、学校や友人関係などで生じる具体的な悩みや疑問を1つずつ丁寧に紹介していきます。第3弾のテーマは「好きのありかた」です。
第1章 好きってなんだろう 「好きにはたくさんのルールがある?」/恋愛の感情や性的な好きは、みんなが絶対にもっている?/だれに恋をしても、しなくても/だれに性的に惹かれても、惹かれなくても/「両想いになりたいのがあたり前?」/どんなふうに好きになっても/好きな人と一緒に何をしたい? 相手の気持ちを確認しよう/性交渉について知っておくべき二つのこと/セルフプレジャーをするときに
第2章 みんなが気持ちよく過ごすために 「ぼくもいつか、好きな人と家族になりたい」/好きのありかたに「絶対」はない/気をつけたいステレオタイプ/好きのありかたで相手がどんな人なのかがわかる?/家族のありかたの選択肢/子どもと暮らす/カミングアウトする? しない?/カミングアウトされたとき/もしあなたがアウティングを……
第3章 性の多様性ってなんだろう? 「LGBTの人がいるから性は多様?」/あなたとわたしも多様性をつくるひとり/自分の性についてもっと知るために/性にかかわることば/もっと知りたい・話を聞きたい ほか
様々な悩みや生きづらさを抱えるLGBTQ のみなさんの暮らしを守るため
現行の法律や制度の実践的な活用方法をアドバイス
こんな不安に本書がお答えします
・法律上の家族でなければ遺産・保険はどうなるの?
・病院で家族として付き添えないの?
・外国人の同性パートナーは一緒に暮らせるの?
・2人の子どもの将来が心配なんだけどー
もくじ
第1章 今さらですがLGBTQってなんですか?
第2章 日本にもLGBTQに関する法律があります
第3章 パートナーシップ制度
第4章 民間のLGBTQに関する取り組み
第5章 老後はどうなる? 病院は? 遺産は?
第6章 LGBTQの暮らしを守る法律
第7章 LGBTQの子育て
第8章 外国のLGBTQ事情
第9章 ビザ(在留資格)とLGBTQ
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第5巻では、「みんなが暮らしやすい未来」につながる地域や学校、職場や家庭の多様性について考えます。
1日10秒、無理なく続けられるスピーキングトレーニング!
ニュース等で話題の60テーマを取り上げた短い英文を読み、自分の意見を短い英文で話してみましょう。まずは回答例の日本語訳を英語にするときの思考力を訓練します。さらに、より英語らしい表現を選んで洗練された英文へとブラッシュアップ。文のつながりや発音のルールを掴めているかをチェックして、3人のナレーター(アメリカ人男性・アメリカ人女性・日本人著者)の読み上げを参考にスピーキング練習をしましょう。
読む英文も話す英文も10秒という気軽さで無理なく継続でき、効果的なステップでスピーキングに必要な要素が満遍なく学習できます。
「英作文のヒント」では日本人に多い思考パターンや特有の発言傾向を確認し、英語で発信する際にあなたの意見としてしっかり伝わる視点や考え方のヒントも指南。
好評既刊『10秒リスニング』の姉妹編。東京青山の英語塾、(株)コミュニカの小西麻亜耶先生のメソッドを書籍化。
スポーツはだれのもの?
「ジェンダー平等」が原理的に困難なスポーツにおいて、その限界がゆえにあぶり出される矛盾や齟齬がセクシュアリティやジェンダーの問題としてどのようにあらわれ、特に性的マイノリティをめぐってどのように変化しているのか。
今後のスポーツ界のより本質的な多様さと共存に向けた可能性を考える。
日本の現状について、自らの体験を通じて語った
下山田志帆氏、杉山文野氏、村上愛梨氏のインタビュー掲載!
LGBTQ+の人びとの権利獲得に向けた思いと行動、それを抑圧する社会の歴史をたどります。セクシュアリティを公表した有名人や運動の前線で闘った人びとの生き様、今を生きるLGBTQ+の若者からのポジティブなメッセージとともに、希望と勇気と誇り(プライド)を今につなげます。
みんなも、ありのままの自分に誇り(プライド)を持とう。そして愛したい人を愛し、自由に生きる人たちの勇気をたたえよう。
レイトン・ウィリアムズ 俳優(本文・P.7より)
自分にプライドを持って、好きな服着て、好きなメイクをして、好きな音楽聴いて、好きな国に住んで、好きな仕事をして、好きな人を好きになればいい。ありのままでいい。みんな1人じゃない!
Aisho Nakajima アーティスト(本文・P.127より)
★本書で紹介する人びと
アン・リスター、オスカー・ワイルド、リリー・エルベ、マレーネ・ディートリッヒ、オードリー・ロード、マーシャ・P・ジョンソン、ハーヴェイ・ミルク、ヴィト・ルッソ、マシュー・シェパード、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ、マリエル・フランコなど
まえがき レイトン・ウィリアムズ
はじめに スー・サンダース
●はるか昔からいたLGBTQ+の人びと
●変化の兆し
●転換点
●プライドの誕生
●激震
●ものかげから出て
●今も続く闘い
[日本語版特別寄稿]自分にとってのプライドとは Aisho Nakajima
本書で紹介する人びと:アン・リスター、オスカー・ワイルド、リリー・エルベ、マレーネ・ディートリッヒ、オードリー・ロード、マーシャ・P・ジョンソン、ハーヴェイ・ミルク、ヴィト・ルッソ、マシュー・シェパード、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ、マリエル・フランコなど