パーラーではじめて食べたアイスクリーム、焼きりんご、ミルクセーキ、ドーナツ…。甘く幸せな味を、大正から昭和初期を背景に紹介。おやつの作り方40種掲載。
本書は、野菜の香りや甘さを生かすために、砂糖などの甘みは控えめに、栄養素を丸ごと摂れるよう皮なども生かすようにレシピを作りました。お菓子によっては、食事代わりに食べてもOK!というレシピもあります。
きょうはメイシーちゃんがおやつをつくります。それもとびっきりのしょうがいりビスケット。さあ、めしあがれ。
「すぐにたべなきゃアイスクリーム、ぐずぐずしてるととけちゃうよー。わすれちゃならないペロペロキャンディ、だいすき、だいすき、たべるのだいすきー」うたっているポーくんは、まだきがついていません。おおかみのガブリが、ポーくんをたべようと、きけんなわなをしかけているなんて…。
近所のお友だちと遊ぶとき、幼稚園・保育園などの行事で一緒におやつを作るときなど、このレシピがあれば、アレルギーのある子もない子も、へだたりなく楽しめるのではないかと思います。アレルギーも、いち個性として認めたい、子どもたちには胸を張って歩いていってほしい…。また、そういう世の中になってほしいとも願っています。
さつまいも、残りご飯、おもち、黒砂糖…などなど、身近な材料をひと工夫して作る、手軽で、しかも美味しいおやつ集。日本各地の風土・生活習慣・四季折々の行事の中で生まれた味と知恵の数々を、おばあちゃんの解説付きで見開きページにまとめた、実用性満点の簡単レシピ。