96年にプレステ用ソフトとして発売されて以来、多くのファンを持つ人気RPGのシリーズ5作目から、ゲーム前半で使用されたBGMと、武道館、横浜アリーナを埋め尽くす人気声優&歌手で、ヒロインのひとりであるレベッカ・ストライサンドを演じる水樹奈々が歌う主題歌「Justice to Believe(ver.Beginning)」を収録した圧巻の3枚組。前作に引き続きBGMを手掛ける甲田雅人が、新たに上松範康とタッグを組み、丹念に音を紡いでいる。それはノスタルジックな香りを漂わせつつも、それぞれのシーンにマッチした臨場感のあるものとして、『ワイルド〜』の世界観を見事なまでに表現している。
保健所のトラックから落ちた白いこいぬ。エサとすみかを求めて夜の町を歩きまわりますが、だれにも相手にしてもらえません。ようやく、にれの木通り7番地の家で見つけたものは…。アメリカで人気の「マクダフ」シリーズ第一作。
紅一点ヴォーカルを含む4人編成のピアノ・ロック・バンドによるファースト・アルバム。彩り豊かなサウンドにのせたユニークなヴォーカルはどこかクラムボンを彷彿とさせつつ、独自の世界観をさりげなく印象づけていく。アッパーからメロウまで、聴き心地満点。
アニメイトTVなどで配信されたインターネット・ラジオ『Fate/stay tune』のCDシリーズ。アニメ版セイバー役の川澄綾子と遠坂凛役の植田佳奈がパーソナリティを務めている。CD用の新録音も含む、ファン必聴の仕上がりだ。
セルフ・カヴァーで甦る斉藤由貴の名曲の数々。どうしてもオリジナルと比べられるカヴァーものは難しい。比較的シンプルな3、4曲目がいい。リミックスの5、6曲目は無理に21世紀化した感もあるが、これはこれで珍なる風味。本人の歌唱に衰えがないのが最大の収穫だ。