直木賞作家であり、舞台演出家、評論家として幅広く活躍するなかにし礼が、今日までに手がけてきた作詞・訳詞曲を集めたアンソロジー。時代を超えて愛される歌唱曲ばかり。
平成の若手爆笑王、桂雀々の第7集。初代・桂春團治の十八番ネタを漫画のように活き活きと描いた「田楽喰い」、奇想天外なSF落語の代表作「さくらんぼ」ほか、ユニークな高座が展開される。
セカンド・シングル。ポップな曲にガーリーな想いを綴った歌詞は、ジュディマリとaikoを足し合わせたようで新鮮。ヴォーカル・作詞・作曲・編曲と多彩な自己表現力に大器を感じさせる。
女性ユーザーから支持を得ている“脱力系青春グラフィティ・コミック”のドラマCD版。双子の兄弟を中心に4人の高校生が織り成す何気ない日常を描く。原作者・堀田きいちのプロットによるオリジナル・ストーリー。
西洋や東洋といった垣根を越え、独自の清々しい演奏を届けてくれる二胡奏者の3年ぶりとなるオリジナル・アルバム。NHK大河ドラマを手がける渡辺俊幸、美野春樹といった大御所音楽家がアレンジを担当。
豊郷・八日市で発祥し、後に祭文踊りとして広まり、江州音頭と呼び名が定着した滋賀県近郊の盆踊りの定番、江州音頭。滋賀から大阪まで広く親しまれている音頭を、桜川梅勇の謡いで楽しめる。
これがメジャーでのデビュー・ミニ・アルバムだが、活動歴は7年になる5人組のバンド。インディーズ時代の代表曲やデビュー曲も収録されたこれまでの集大成的な作品集。メロディアスでちょっと切ない湿り気も含んだ、あたたかみのあるポップス。
2005年に結成20周年を迎えたBUCK-TICKによる史上初のコンプリート・ベスト。87年のデビュー・アルバムから2005年のシングルまで、合計33曲を年代順に収録。時代や作品ごとに表現方法は変化するものの、曲の根底にあるポップ感は普遍。
宗次郎によるオカリナで奏でる日本のうたシリーズ第2弾。全国からのアンケートを元に人気の高い曲をセレクトして構成。透き通ったオカリナの音色が聴く者をやさしく癒す。
4人組(男2、女2)のシングル。名曲「アメイジング・グレイス」をミックスしちゃうという無謀(?)な曲だ。その通常ヴァージョンともいうべきリズミックな(2)、ラップも入ったポップな(3)も、彼ら彼女らのアイディアの豊富さを物語るように斬新、しかも楽しい。
デビュー10周年アニバーサリー・ベスト・アルバム、と表わすより「歌に見る、いい歳のとり方をしたひとりの女性の足跡」といった印象。発表したアルバムも10枚に渡るため聴き手の思い入れによっては不満感もある選曲かもしれないが、代表曲は網羅している。
ビクター専属40周年記念のアルバムということだ。すっかり学者としての生活を送っている人なので、この録音はいつのものなのか分からないが、伸びやかな澄んだ声で、こうした歌を聴くと心が洗われます。好きな曲を選んだというが、いい曲ばかりだ。
第48作『紅の花』の音楽を中心に、リリーが登場した第11作『忘れな草』、第15作『相合い傘』、第25作『ハイビスカスの花』の未収録BGMと名場面で、寅次郎とリリーの出会いから軌跡をまとめた。結局、寅次郎のマドンナはやっぱりリリーだったなと再確認。
松竹マークの音楽、主題歌(渥美清・歌)からスタート。(14)はリリー(浅丘ルリ子)と寅が初めて出会い、言葉を交わす網走のシーンに流れた名曲と、映画で使用されたインストを収録。各シーンのスチール写真、解説付きで熱烈なファンも満足させる作品。
2004年4月からNHK-BS2で放映されたアニメ・シリーズ。公園の洋式トイレで水流に突然、飲み込まれてしまったユーリ。なぜか欧風の異世界に辿り着いて……。異世界へトリップした高校生のファンタジック・コメディ。