憧れの完璧な同級生、最高の答えを出してくれるバーチャルアシスタント、迷いのないすてきな男の子、おばあちゃんの恋。多様性をテーマに『すきな人』を描く4つの物語。
忘れ物が多いアイツ、上から目線のオレ様、ちょっとやりにくい転校生、消えていなくなってしまいたい自分。多様性をテーマに『きらいな人』を描く4つの物語。
森林に棲息する昆虫の多様性を紹介し、多様性の危機、種の絶滅の問題にもふれる。
時期と地域により多様な日本列島の墓の形態と構造を明らかにし、縄文時代の造墓や葬送の実態と背後にある葬俗規制・死生観にせまる。発掘された全国各地の縄文時代の葬墓制を網羅した決定版。
本書は、日本の森林の樹種構成や多様性の成り立ちを紹介することを全体の目的として書いたものである。古典的な森林動態ではなく、文字通りダイナミックで劇的な変化が森林の維持や樹木の多様性維持にはたす役割をむしろ述べている。また、樹木がそうしたダイナミックな変化や他の生き物たちとの相互作用の中で、いかに多様な生活史を分化させているのかを紹介する。
北海道から沖縄まで、環状列石、配石、敷石住居などの遺構、石棒・石皿などの遺物を取り上げ、集落内の信仰・祭祀関連施設について、地域ごとの特色を示す。発掘された全国各地の縄文時代の信仰・祭祀施設を網羅した決定版。
シングルマザー、ステップファミリーなど家族形態が多様化した現代において、家庭教育の場としての「家庭団欒」を見直すことで、子どもが幸せに育つ家庭の在り方を考える。
2012年刊「透明導電膜の新展開IV』の普及版。塗布・印刷技術など、多様な成膜・パターン形成技術とディスプレイからタッチパネル、太陽電池、調光窓(スマートウインドウ)などの応用展開を紹介している。
なぜみずからの性別に違和感をいだくのか?どのようにして、割り当てられた性別とは異なる性同一性を形成していくのか?「ある性別として生きる」とはどういうことなのか考えてみたい、すべての人におくる一冊。
序章 「ある性別として生きる」とはどういうことかー新たな性別観呈示のために(多様な性に関する諸概念
本書の構成)
第1章 これまでの性別観はどのようにつくられてきたかー本書の背景(性別観をめぐる学校教育領域とマス・メディア領域の立場の違い
これまで性同一性は、何によって形成されると考えられてきたのか
遺伝と環境要因をつなぐ行動遺伝学研究
“病理”としての性的自己の非典型性)
第2章 研究1 双生児データによる性同一性障害傾向の発達メカニズム(小児期から成人期までの性同一性障害傾向の遺伝と環境の影響)
第3章 研究2 多様な性同一性の形成(性同一性の測定法
身体への医学的介入とジェンダー・アイデンティティの関連
典型的性役割とジェンダー・アイデンティティの関連
性的指向の諸側面
他者や社会からの受容とジェンダー・アイデンティティの関連
ストレスコーピング・スタイルとジェンダー・アイデンティティの関連
規定されないものとしてのジェンダー・アイデンティティ)
終章 これからの性別観ー総合考察(多次元モデルからみた性同一性
多様で流動的な性別のあり方)
本書は、市民系NPOと共益型NPOとの多様な協働のありかたを探ることによって21世紀市民型社会を展望する。最前線のNPOの実践報告をはじめ、全国初の「介護保険市民オンブズマン」や「NPO専用融資システム」・「NPO寄付システム」も紹介。
新たな分析視角から理論・実証を提示。理念論争に終始しがちな公私ミックス論を、福祉国家論の変容の中に位置づけ、年金・医療・介護の国際比較とフランス・米国・日本の医療保険の事例分析をもとに、理論的・実証的に検討する。
私の性別は私が決める。ジェンダーを自由に選択できる多様な性のあり方を認めよう。