「消費税」「憲法改正」「景気対策」「TPP農業問題」、時代に通底する問題点をわかりやすく解説!
レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか?本書は、志ある若者が集った幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論する。過去の偉大な人への「私淑」を可能にするものとして、「本」の役割をとらえなおし、「ブログ空間」を、時空を超えて集うことのできる現代の私塾と位置づける。ウェブ技術を駆使した、数万人が共に学べる近未来の私塾にも言及し、新しい学びの可能性を提示する。
経済危機を生き抜くには、今こそ哲学が必要だ!資本主義の限界を分析し、“あるべき社会”を探った世界的経営思想家のベストセラー。
子どもたちは漢字の読み書きが大好き。ただし、機械的な反復練習は嫌い。最近、科学的な漢字指導法を20年余の研究からまとめました。内容は、音訓・意味・成り立ち・熟語・使い方の5過程を1つの漢字の学習で一緒にする(1セット5過程の漢字指導)のです。これで理解力・表現力・思考力を高める漢字力が着く指導書です。
わが国モノづくりが元気を増すために生産現場に必要となる管理技術を、生産現場で著者が実際に経験した内容をベースとして手を加え、わかりやすく平易にまとめ上げた。生産現場で用いられている用語をふんだんに取り入れた、生産ならびに生産現場における管理に関する実務の手引書。
生きる力を学ばせる、教育の原点とは?子供をもつ親と、学校の先生にあてた渾身のメッセージがここに。子供たちをもう一度育て直す、少年院の矯正教育の実態と懸命に取り組む教官たちの姿を追った、書き下ろしノンフィクション。
「一億総白痴化」は「一億総博知化」だった?!テレビは格差社会化を止める教養セイフティ・ネットとなるか。
11億の人口を持ち、22の言語を話し、さまざまな宗教と民族で構成されている国・インド。近年、インド式計算法やソフトウエアの優れたエンジニアを輩出する国として知られるようになった。もともと、ゼロも十進法もこの国から生まれた。彼らは小さい時から徹底して九九や2行詩を暗記させられる。語学も最低3カ国語は暗記させられ、そのまま覚えることの重要性を身につける。日本人は「人と同じ」であるかどうかを気にするが、インドでは「人と違う」ことが重んじられるのだ。インド人の特徴のひとつに「多彩性」があげられるが、いま日本人に求められるのがこれなのだ、と著者はいう。キヤノンの外国人社員第1号だった著者によるユニークな社会文化論。
逸脱した性問題行動がある知的障害者への治療・教育のためのワークブック。
そこが聞きたい。科学から子育て・ジェンダー、平和まで。
東京大学駒場キャンパス「高校生のための金曜特別講座」発、豊かで広い学問の世界へ、いざ。
英語偏重の傾向にあるわが国の外国語教育を再考し、様々な言語の学習によって多極的な世界観について学ぶ重要性を説く。
世界を変える「方法」がわかってきた。企業、政府、教育、メディア、一個人…時代は社会起業3.0へ。社会起業を体系的に学べる一冊。
少子高齢化、家族構造の変化、雇用の不安定化、格差の拡大……変容する日本社会において社会保障制度が担う役割は極めて大きい。「成長」ですべてが解決するのか。消費増税の使い道は、社会保障の充実なのか。短期的な「成長」思考を越えて、環境・福祉・経済が鼎立する「定常社会」という新たな日本社会の姿を考える。
材開発の重要性がますます叫ばれていながら、自社のラーニング部門の実績に満足しているビジネスリーダーはわずか20%程度。大半の企業では、確たる成果が見られないまま、従来型の研修プログラムが続けられているのではないか。いま必要なのは、人材開発の目的を根本から問い直し、自社の戦略と整合した企業内学習の形を見出すことだ。知識の獲得だけでなく行動の変容を、個人の能力向上だけでなく組織の業績向上をもたらす企業内学習(コーポレート・ラーニング)の要諦を、世界トップクラスのビジネススクールIMDの教授が解説。
交通渋滞、バスや鉄道の経営難、中心市街地の衰退、これは人間が引き起こした社会的な問題だ。そこで市民の意識や常識に働きかけ、クルマ依存からクルマをかしこく使う方向へ、人々の自発的な行動転換をはかるのがモビリティ・マネジメント(MM)だ。その考え方や手法を初めてMMを担当する人、戸惑いがある人へ説く。
現実の課題をプログラミングで解決せよ!学習ブームの火付け役となったシリーズはさらに先のステージへ。「プログラミングは料理のように学べ」「難しい・専門的は過去のもの」…。瞬時に完成、挫折ゼロ。これが、21世紀に生き残るための「必修科目」だ!
障害があっても子どもは性的に発達し、やがて二次性徴を迎え大人になっていきます。ただでさえ困難の伴う発達障害の子の子育て。性のことからは遠ざけておきたいと願う保護者も多いのですが、むしろ性に関する正しい知識と行動を教えることが、子どものいのちの尊厳を守ることにつながります。そこで、「先生、相談です」。本書は、科学的で人権意識に根ざした性教育を推進する執筆陣が、保護者・支援者・教師からの具体的な場面についての相談に応え、健やかにセクシュアリティを育む方法を伝えます。
研究でも教育でも羨望の眼差しで語られることが多い米国トップ校。だが、その一つであるプリンストンで教えるようになった東大教授は、日本に蔓延する幻想に疑問を投げかける。語られなかった「白熱教室」の内実。