黒い喪服の人々で埋めつくされた重役の葬儀の場に、よりによって純白のスーツを着て現れた課長の平松浩。人々はその非常識さに呆れ返ったが、同じ日の夜、彼の妻は裏磐梯の猫魔温泉で姿を消し、絞殺死体で発見された。はたして夫の平松は犯人なのか?白いスーツ姿のナゾに志垣警部と朝比奈耕作が挑む。
なんで、こうなるんだろうー。僕こと宮古天音は、地味ーな作品を書いてるミステリー作家。初ドラマのロケ地・六久路谷温泉にくっついて来てみたらー出会ってしまったのだ。彼、浮名聖に。浮名は超売れっ子の同業者で、学生時代からの知り合い。僕限定で可愛げのなさを発揮する彼とは、昔っからケンカにつぐケンカって仲。そんな緊張感が漂う中で、殺人事件が…!?書き下ろしのトラブル・ラブ・ミステリー。
日下刑事は困惑していたー。大学時代の友人浜田に誘われ、紀伊勝浦温泉を訪れた日下は、そこで起きた溺死事件の容疑者として浮かんだのが浜田であることを知る。しかし、そのアリバイは日下自身によって証明されていた。浜田は犯罪者なのかー。表題作ほか、十津川警部の推理が冴えるトラベル・ミステリー傑作集。
目の前で進化が起こる夢のような場所がアフリカにあった!進化の実験ヴィクトリア湖と驚異の魚シクリッドをめぐる物語。
自称・温泉王が太鼓判を押した名湯の数々。団体が押し寄せず、勘ちがいした懐石料理も出ず、源泉に近く、24時間入浴可能、ひっそり、のんびり湯にひたる…。人情味あふれる宿の人々との交流も楽しみの一つ。浴衣姿、手拭い片手に、下駄をカラコロ、近くを散歩するも良し。読めば温泉気分まちがいなし。ついガマンできず発作的に温泉へ行きたくなる。
ワイン、日本酒、ウイスキー…etc.気候を操る重要な役割を担う精霊ー気象精霊たちのエネルギーはお酒。精霊さんたちは毒でもあり薬でもある膨大な量のそいつをエネルギーに、今日も気候の操作に余念がないハズ…。今回、ミリィと参謀ユメミに与えられたミッションは、火山に貯まったエネルギーの解放。火山がらみの作戦に心の傷を抱えるミリィは、逡巡しながらも操作にあたるが、久々に発行された“災害発生許可証”とアルコールとともに、事件はいつも通り思わぬ方向へ…。フェイミンさんたち敵(!?)組織気候変動誘発局の思惑もなんとなくハッキリし、組織対立の構造も明確に!アクション・コメディ・ファンタジー第4弾。
誰も知らなかった本物の温泉の本当の実力!人の心を癒す“名湯の3条件”に適う温泉はどこか。温泉と温泉地の癒し効果を、歴史と科学の目から検証する。なぜ、日本人は温泉に魅了されるのかがわかる本。
秋深まる京都嵐山。警視庁捜査一課の和久井刑事は、人生初のお見合いに臨んでいた。なんと相手は志垣警部の姪千代。渓谷の川沿いに建つ温泉宿の個室で緊張のご対面となったが、その大浴場で事件発生。和久井が入浴中に、往年の時代劇スター・嵐山剣之助が溺死。殺人の疑いが和久井に。
心を和ませ、疲れをいやし、体調を整えてくれる温泉の上手な活用法。
科学・技術、政治・経済、教育・心理など、様々な分野から「読解のための共通漢字」1167字を選出。多種多様なタスクで、漢字の定着だけでなく、漢字語彙力の拡充も図るアプローチ。豊富な「生」の素材から、漢字・漢字語彙の使用場面や実際の用法が学習できる!専門分野別の課立てで、学習者のニーズに合わせ、自由に自律的に学べる!漢字圏の方にも、非漢字圏の方にも、また授業でも、自習でも使える教材。
関西有数の温泉地・有馬で大型旅館を経営する吉崎波満子は、幼なじみの志垣警部を招待する。例によって和久井をお供にいそいそ出かけた志垣だったが、夜遅く、波満子は裸身に夜光塗料で経文を書かれ、逆さ吊りの死体となって発見された。被害者は、なぜ妖しくも美しい死化粧をまとったのか。
本物の温泉だけが秘めるとてつもない力。
厚生労働省医薬部外品認可の天然鉱石入浴剤。
これが本当の秘湯だ!たとえ屋根が無くとも、囲いが無くとも、湯舟が無くったってお湯が湧き、裸になって、そこに人が入れば立派なお風呂なのだ。廃屋同然の掘っ建て小屋はもちろん、それが路傍にポツンと置かれたポリバスだけであろうとも、洗濯場に使われていようとも、そこは極楽温泉天国。あなたの温泉の概念が根本からくずれること、まちがいなし。ビックリ写真満載。
本書は、著者自身が混浴露天風呂に浸かり、肌で感じたこと、出会った人、体験したことなどを綴ってきた雑誌連載をまとめたものである。
デフレ経済、リストラ、ボーダレス社会…現代人の言い知れぬ不安は、温泉でこそ癒される。そのキーワードは「純和風」と「本物志向」。日本人が大切に培ってきた温泉文化の恵みをありのままに享受するには、あらかじめ正確な情報収集を怠らず、旅先では五感を非日常モードへと切り替える心構えが必要なのだ。若い女性に芽生えた静かな混浴ブームの真相から、自分だけの「温泉別荘」の見つけ方まで、本物の温泉選び・宿選びを通じてやすらぎの「ふるさと」を体感する、温泉教授の賢い休暇術。
「入るな危険!」-死を招く細菌を培養する「循環温泉」、天然温泉とは名ばかりで大量の湯で割っている「お湯割り温泉」など、いま、温泉の健康・安全神話に危険信号が。そこで、日本全国3000カ所以上の温泉に実地に入湯・調査した温泉ジャーナリストが、「温泉遺産」として残すべき源泉100パーセントの100温泉を厳選・紹介する。