日本語は驚くほど表現が多彩だ。たとえば「へこむ」だけでも、
がっかり しょんぼり 肩を落とす 落ち込む なえる テンションだだ下がり 青菜に塩
……まだまだいろいろ言える。いつも「へこむ」じゃもったいない。
似ているようで違う微妙な差を表現できる日本語の面白さを、「感情・気持ち」という角度で紹介。自分の気持ちと照らし合わせて読むだけでもおもしろいし、人に言うともっとおもしろい、日本語を楽しみつくせる本。
迷い、悩み、考えあぐねているのなら、本書を開いてみてください。言葉は心の使いともいわれます。たった一つの言葉が、私たちの考えや行動、ひいては“結果”を変えてしまう力さえ持っています。日々の積み重ねが1年後の自分を大きく変えるよう、12の章でステップアップしていくように古今東西の偉人、経営者、芸術家、学者、スポーツ選手など、一流の人が発した言葉を厳選。毎日ページを開くたびに、今のあなたの背中をそっと押してくれるような言葉に出会えることでしょう。
善意の言葉が人を傷つける!?
あなたが善意で言った言葉に傷つく人もいる。真に相手を癒す言葉とはどのようなものなのか。ラビで作家の著者が、ユダヤの知恵の宝庫である聖書やタルムードなどから示唆に富んだ物語を紹介。現代の豊富な事例と共に、友人関係、家族、職場での話し方、怒りをコントロールする方法、癒しの言葉の本質を論じる。
古のユダヤの教えは、言葉を弓矢に例えている。「なぜ刀など他の武器ではないのか」とあるラビが問う。「それは、ある男が友人を殺そうと鞘から刀を抜いたとしても、友人が彼に弁明して慈悲を乞うなら、男は怒りを静めて刀を鞘に収めるかもしれない。しかしひとたび放たれた矢は、元には戻らないからである」
日本語版への推薦の言葉 ラビ・アブラハム・クーパー
第一部 傷つける言葉の威力
序章 二十四時間テスト
1章 傷つける言葉の威力についての認識不足
第二部 他人についての話し方
2章 うわさ話が引き起こす取り返しのつかない傷
3章 うわさ話の魅力
4章 他人に関する侮辱的または有害な情報を暴露するのは適切か
5章 プライバシーと公人
第三部 人に対する話し方
6章 怒りのコントロール
7章 公正に議論すること
8章 非難の仕方、非難の受け容れ方
9章 子供に対する接し方
10章 人前で侮辱することの代償
11章 嘘をつくのは悪いことか?
12章 思っていることすべてを口にすべきではない
第四部 癒しの言葉の持つ力
13章 癒しの言葉を理解するために最も大事な唯一のこと
第五部 あなたの生活に活かす方法
14章 倫理的な話し方を日常生活に取り入れるには
15章 「有害なことを口にしない日」への取り組み
謝辞(改訂版)
謝辞(初版)
巻末付録「有害なことを口にしない日」決議文
巻末注
訳者あとがき
天皇陛下と美智子さまの言葉 国民に寄り添った60年
本書では、物語・小説を豊かに確かに「読む力」をつけていく新しい「指導過程」を提案した。そして、どういう力を子どもたちに身につけさせていけばいいかという「読む力」つまり「教科内容」の具体を新たに提案した。
仕事でミス連発、どうしようーー。なんて時も、大丈夫。「誰も怪我してない」「誰も亡くなってない」「何とかなってる」なら、ぜ〜んぶOK!Twitterフォロワー22万人!元陸上自衛官ぱやぱやくんが贈る、憂鬱を吹き飛ばすメッセージ
大人の美しさをつくるのは顔立ちより「顔つき」です。
顔立ち:顔の形や作り、目鼻立ち。
顔つき:気持ちを表す顔の様子、表情。
「時間を重ねるごとに、気持ちが顔の形になり、作りになり、目鼻立ちになり、持って生まれた顔が変化していく…。だから逆に意志の力で顔は作ることができる」という著者。
本書は、美容のプロである著者の気持ちを瞬時に変えたひと言を、イマジネーションを刺激する写真を添えて、ストーリーとともに綴っています。
何気なく話す言葉、聞く言葉、かけられる言葉、目にする言葉の中に、あなた自身の顔つきを育てる「宝物」を発見できるようになる1冊です。
第1章
美しさはすぐそこに〜美容の意味と価値を知る言葉
「『誰にも見られてない』って、人を変えるよね」
「気づかれるのが、目的じゃないでしょ?」
「初めて『見られる自分』を意識したんだよね」
「もう、元には戻れないの」
第2章
もっと、高みへ〜プロフェッショナルの崇高な言葉
「気持ちがわかるなんて、最強じゃない!」
「言い換えることから、始めない?」
「よくできました、100点満点。でも……、つまんない」
「ここじゃ、美しいものが創れない気がするんだよね」
第3章
自分を知り、慈しむ〜唯一無二と気づかされる言葉
「答えは、自分の中にあるのに」
「コンプレックスはエネルギーの元なんだから」
「寝ころばな、あかんねん」
「『負け』を知っている人がいいわね」
「自分の取り扱い説明書を更新すること」
第4章
未来にときめく〜年齢を重ねるのを面白がれる言葉
「『結末』をかえられるかもしれないでしょう?」
「シワを怖がる暇があったら、本を読むこと」
「経年変化を楽しめるんですよね」
「『悪くない』と『いい』には、雲泥の差があるのよ」
「私は、自分の足で登りたいと思うんです」
第5章
通りすがりに、宝物〜すれ違う人からの温かい言葉
「お大事に」「気をつけて」
「いつかまた、お目にかかれますように」
「申し訳ないことでございます」
「ごめんなさい、知らなくて」
第6章
まるで、小さな哲学者〜子供たちのまっすぐな言葉
「いらっしゃーい!」
「キャベツに『目』はないよ」
「私たちは近くにいるからね」
「なんだかんだ言って、毎日いいこと、ある」 etc.
どんな動物でも生きていくためにはコミュニケーションが必要だ。人間は言葉を使って意思を伝達するが、言葉を持たない動物たちはどのような方法で意思の疎通を図っているのだろうか。実はすべての動物たちは、人間の言語に相当する精密なコミュニケーション手段を持っており、我々が想像できないほど豊富な情報交換を行っていることが明らかになってきた。動物のうなり声や鳥のさえずりは、従来は単なる感情の発露と見られていたが、実際には自分が今感じていることではない何かを、意志を持って伝達しようとする「リファレンシャル(対象指示)コミュニケーション」が多く含まれることがわかってきた。本書は、こうした動物のコミュニケーション能力に関する最新の研究結果を、豊富な写真やイラストを使って分かりやすく解説している。
第1章 動物のコミュニケーション
人間の世界では、言語はコミュニケーションの重要なツールである。一方、動物の世界では、言語以外のさまざまな手段で情報が交換されている。動物たちは一体どのような方法でお互いのコミュニケーションをとっているのだろうか、昆虫から哺乳類まで、豊富なフィールド調査の成果に基づき明らかにする。
第2章 社会生活
動物のコミュニケーションは、あいさつ、求愛の儀式、子育てなどにとどまらない。群れの文化的伝統の継承、グループの意思決定を行う民主的システムなど、人間の世界と同じ高度なコミュニケーション手段を持っている。これらの手段は、動物たちの社会生活の基盤を構成している。
第3章 知らなかった世界
動物のコミュニケーションについて科学的な調査が進むにつれ、そこには私たちがまったく知らなかった世界があることがわかってきた。動物たちは、我々人間の想像をはるかに超える高いレベルで情報交換を行っている。こうした事例を通して自然についての理解を深めることができれば、私たちと動物たちの間に新しい関係が構築されるだろう。
「自分は『うつ』になるかも…」と悩んだことはないですか?「部下が『うつ』になったかも…」と焦ったことはないですか?発病してしまう「その前に」、33の見えないクッションで心を守りましょう。
身長は、158cmから伸びなかった・・・。
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?
急遽、ラストルックに抜擢された千雪。パリコレへの溢れる思いが殻を破り、思わぬ覚醒を果たした千雪のウォーキングが会場を魅了する。無事終幕するかと思ったその時、会場に現れたのは──? そして物語は、アプロ主催の合同展示会へ。ブランド独立を目指す育人は、売り上げトップを勝ち獲るため、並みいるライバルたちに挑む!!
哲学者が選ぶ珠玉の日本語30選。和の哲学が人間関係を円滑に人生を豊かにする。悩んだときやつらいときに、生き方のヒントに。
お迎えを待っている子どもに…。場面別で分かりやすい!
1日の終わりに最上の締めくくり。眠る前の最後の思考は、朝目覚める時の最初の思考になる…。特別に夜のために編まれた、インドの神秘家・OSHOの言葉の数々。魂に語りかける12ヶ月のメッセージ。
言葉のコミュニケーションは、希望と切実さと複雑さに満ちている。
「紀伊國屋じんぶん大賞2023」第2位『言葉の展望台』著者が贈る、最新哲学エッセイ!
「痛み」を伝える言葉、webの中の私の「言葉だけの場所」、「どういたしまして」の可愛さ、当事者視点からの語りかた、「からかい」が起きる場面、メタファーが見せてくれるもの、定義することへの懐疑、カミングアウトの意味とその先……。
さまざまな哲学の概念や理論はそれぞれが一個のレンズで、このレンズを使って見た風景と、別のレンズを使って見た風景と、その両方を通した風景はすべて違っているかもしれないし、そのどれかが正しいわけではないかもしれない。でもいろいろなレンズを通してみることで、裸眼で見たのとは違う風景の可能性に気づき、新しい仕方で物事を理解したり語ったりしていくきっかけになるかもしれない。(本書「はじめに」より)
【目次】
痛みを伝える
言葉だけの場所
「どういたしまして!」の正体
該当せず
からかいの輪のなかで
たった一言でこんなにもずるい
給料日だね!
言葉のフィールド
カミングアウト
ぐねぐねと進む
安全な場所ーー『作りたい女と食べたい女』
命題を背負う
一緒に生きていくために
語彙力や漢字力を伸ばすクイズやパズルを中心に集めました。「動物穴埋めクイズ」「体の決まり文句虫食いクイズ」やことわざ、四字熟語、慣用句などの二択問題をお楽しみください。もちろん今回も、人気の「クイズ絵」や「とんちクイズ漢字が多すぎる!」、おなじみの間違い探し、クロスワードパズル、記憶力遊びもあります。時折、「すばやく計算」「並んだ数字いろいろ」など算数問題もしながら、楽しく語彙力・漢字力をアップしましょう。