物理化学の初学者向けの演習書.テーマごとに,概要,例題と解説,さらに練習問題を掲載.例題は典型的な問題がほとんどで,問題の解き方だけでなく,よくある間違えも掲載されている.丁寧に解説されていて,落ちこぼれないために最初に取り組むべきテキスト.演習講義の教科書,試験対策として自学習用にもオススメ.
1章 物理化学の基礎(SI単位/単位の換算/原子のモル数と相対原子質量/分子質量と物質量/実験式と分子式/重量分析/他)
2章 熱力学(エネルギー変化/内部エネルギー/エンタルピー変化/ヘスの法則/ボルンーハーバーサイクル/他)
3章 化学平衡(平衡とギブズエネルギーの最小点/平衡定数ー実在系の近似として/Kp、KcとKの関係/正反応と逆反応/他)
4章 相平衡(気相、液相、固相/1成分系ー相挙動/1成分系ーギブズエネルギー、エンタルピー、エントロピー/他)
5章 反応速度論(化学反応速度/化学反応次数/初速度法:反応式の決定/積分型の速度式/化学反応の半減期/他)
6章 電気化学(静電相互作用/活量/イオン強度/デバイーヒュッケルの極限法則/伝導度/化学電池)
物理とは,いわば自然界のルールをとりあつかう学問です。たとえば,あなたがすべてをお見通しの“神様”でなくとも,相手が投げたボールがどこに届くのか,だいたい予想できるはずです。それはボールが毎回,同じルール,すなわち「法則」にしたがって飛ぶからです。このような法則を勘ではなく,だれでもあつかえるように体系化したものが物理学だといえます。この本では,力のはたらきや運動をはじめ,気体と熱,音などの波の性質,電気と磁気,ミクロな世界の法則から最先端物理まで,物理学の全体像をやさしく紹介しています。むずかしい計算をする必要はありません。物理の世界をどうぞお楽しみください。
超弾性体・弾塑性体・弾粘塑性体などの様々な材料構成モデルの導出から、準静的問題の有限要素解析コンピュータプログラムへの実装まで。非線形連続体力学(力学理論)+有限要素離散化と非線形解法(数学理論・数値解析手法)で学習する丁寧な解説書(ソースコード付)。
技術士第一次試験「機械部門」専門科目の基礎知識とキーワードを一冊にまとめたテキストの第4版。平成28年度から令和2年度までに出題された問題の内容を分析して技術項目を選定し、従来の基本となる項目に追加記載している。
最近,試作時間を短くできるというメリットが注目され,Arduinoとその周辺ボードを利用する事例が増えています.また,プログラミングのしやすさから美術や音楽関係でも利用者の増えているArduinoですが,一つだけで使うというよりも複数必要になる試作も多くあります.
本書では,小型でコスト・パフォーマンスのよいArduino互換機と,ブレッドボードで組むときに便利な小型のボードをたくさん作ります.製作した各種ボードは,市販のセンサや表示器と組み合わせて,素早く試作ができます.これらの応用事例を具体的に解説しています.もちろんArduinoは,オリジナルのイタリア製を使って組むことも可能です.製作したボードには専用のライブラリを用意しましたので,やりたいことだけを記述することで,素早くプログラムが完成します.
本書は工学的側面から学ぶ物理を「量子力学入門」,「統計力学入門」の2部構成でまとめた.基礎から実践的な応用力を身につけられるよう図表や例題を多数掲載した好個の教科・参考書.
身のまわりの量子力学/量子力学発展の歴史とその考え方/量子力学の基本仮定とシュレーディンガー方程式/自由空間中の粒子の運動/量子力学の基本仮定(その2)/トンネル現象/ポテンシャルに閉じ込められた粒子/結合した閉じ込め領域/周期ポテンシャル中の運動/光の吸収・放出/統計力学の基礎/熱力学の要点/カノニカル分布/カノニカル分布の応用/フェルミ分布とボーズ分布/電子の統計力学
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極!
邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、菊地裕介(ピアノ)の演奏による、
ベートーヴェンの3大ピアノ・ソナタといわれる第8番≪悲愴≫、第14番≪月光≫、第23番≪熱情≫を収録したアルバム(2010年録音)。
<収録内容>
1. ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 作品13 ≪悲愴≫ 第1楽章:Grave-Allegro di molto e con brio
2. ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 作品13 ≪悲愴≫ 第2楽章:Adagio cantabile
3. ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 作品13 ≪悲愴≫ 第3楽章:Rondo.Allegro
4. ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2 ≪月光≫ 第1楽章:Adagio sostenuto
5. ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2 ≪月光≫ 第2楽章:Allegretto
6. ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2 ≪月光≫ 第3楽章:Presto agitato
7. ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 作品57 ≪熱情≫ 第1楽章:Allegro assai
8. ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 作品57 ≪熱情≫ 第2楽章:Andante con moto
9. ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 作品57 ≪熱情≫ 第3楽章:Allegro ma non troppo
絹、生薬、食用、木材、製紙原料…古代から人間の生活を支え、豊かにしてくれてきた桑。おもな桑の特徴、養蚕の起源と伝播、文化や芸術に与えた影響ほか、中国から世界中に渡った桑の木の驚くべき物語。カラー図版約100点。
タイムリミットは24時間。爆破テロを企てるテロリストたちの陰謀を阻止し、長安の街を守れ!
総製作費、中国ドラマ史上最高額の150億円!総再生回数、驚異の165億回!
ノンストップ・サスペンス・アクション時代劇の最高傑作!!
★唐の都、長安を爆破テロから守れ!長安を狙うテロとの24時間の攻防を壮大なスケールとスピード感あふれる演出で描く中国版「24 -TWENTY FOUR-」!
★総再生回数、驚異の165億回!
放送開始早々、中国最大のレビューサイト<豆辯>で、50%以上の人たちが5つ星の評価をつけ、8.7ポイントの高評価を獲得!
現時点における中国ドラマの最高評価作品!
★総製作費、中国ドラマ史上最高額の150億円!
古地図をもとに7カ月をかけて繁栄を極めた長安のセットを組み、270日をかけて24時間のストーリーを撮影!
疾走するカメラワークと緻密なディティール、ワンカット長回しを多用した撮影手法で、映画クオリティの映像美と臨場感を実現!
★長安の治安を守る靖安司=李必(り・ひつ)を演じるのは、いま中国で絶大な人気を誇るアイドルグループ<TFBOYS>の易?千璽(イー・ヤンチェンシー)!
李必とタッグを組んで爆破テロに立ち向かう死刑囚=張小敬(ちょう・しょうけい)を演じるのは舞台や映画で活躍する演技派俳優の雷佳音(レイ・ジャーイン)!
重厚な演技をみせる豪華キャストが競演!
★原作は中国の文壇で絶大な人気と実力を誇る若手の鬼才マー・ボーヨンの50万部を売り上げた同名歴史小説!
時代劇でありながら米ドラマの製作手法を取り入れた演出で注目を集めた監督には、大ヒットを記録したファンタジック時代劇「海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎〜」のツァオ・ドゥン!
日本からは音楽に村松崇継、甲冑などの衣装デザインに黒沢明監督の長女である黒沢和子が参加!
<収録内容>
【Disc】:Blu-ray3枚組
・画面サイズ:16:9 HDサイズ(1080)
・音声:リニアPCM2chステレオ
・字幕:日本語字幕
33〜48話収録(全48話)
※収録内容は変更となる場合がございます。
化学工場の概要をつかみ、化学工学の基礎を学ぶテキスト。
1章 化学工場と化学工学
1節 化学工業と化学工場
2節 化学工場
3節 化学工場と化学工学
2章 物質収支
1節 単位と有効数字
2節 物質の流れと物質収支
3節 化学反応をともなわないプロセスの物質収支
4節 化学反応をともなうプロセスの物質収支
3章 液体と気体の流れ
1節 液体の取り扱い
2節 気体の取り扱い
3節 管内の液体・気体の流れ
4章 熱の取り扱い
1節 熱の移動と熱の基礎知識
2節 熱交換器
3節 伝熱の計算
5章 熱の出入りをともなう操作
1節 蒸発
2節 空気の調湿
3節 水の冷却
4節 乾燥
5節 ボイラー
6節 冷凍機
6章 物質の分離と精製
1節 蒸留
2節 吸収
3節 抽出
4節 その他の分離・精製法
7章 固体の取り扱い
1節 固体と粉体
2節 粉砕と混合
3節 粉体の分離
4節 粉体の層
8章 反応装置
1節 反応装置の種類
2節 触媒反応装置
9章 計測と制御
1節 化学プラントの運転管理
2節 プロセス変量の計測と伝送
3節 調節計と操作部
4節 プロセス制御
10章 化学プラントの管理
1節 生産計画と工程管理
2節 品質管理
11章 化学工場の安全と関係法規
1節 労働安全
2節 いろいろな労働災害
3節 化学プラントでの災害と安全性の確保
4節 化学工場の安全対策
5節 化学工場と関係法規
付録
問題解答
さくいん
エネルギー管理士試験の熱分野の4課目を1冊にまとめた「エネルギー管理士実戦問題 熱分野+必須基礎課目」の改訂版。前版の内容を法令改正に対応した形に刷新、比重を増したエネルギー管理技術の対応を含めるほか、平成18年以降の新試験制度の問題を取り込む。
技術士試験「機械部門」に関係する基礎知識がこれ一冊でおさえられる。問題を解いていてわからない用語が出てきたら、辞書のように調べられ、つまずき易い式展開は途中計算を省かずに解説。第一次・第二次試験の要点を記載。
1 金属工学・材料工学編
1 鋼の変態
2 熱処理
3 ステンレス
4 靱性
5 破壊機構
6 破壊力学
7 材料強化機構
8 腐食
9 非破壊検査
10 鋼鉄
11 その他の金属
2 材料力学編
1 応力と歪み
2 真直はりの曲げ応力
3 歪みエネルギー
4 丸棒のねじり
5 衝撃応力
6 柱の座屈
7 モールの応力円
3 機械力学編
1 力のつりあい
2 重心
3 運動学
4 剛体の動力学
5 摩擦力による運動
6 組み合わせばね
7 歯車
8 物理現象・効果・センサ
4 振動工学編
1 振動の基本
2 ばねの振動
3 強制振動
4 エネルギー法(レーリー法)
5 制振材料
6 音
7 各種問題
5 制御工学編
1 制御の種類
2 各種モデルの運動方程式
3 ステップ関数
4 単位インパルス関数
5 ラプラス変換
6 微分方程式の解法
7 伝達関数
8 制御系の基本要素と伝達関数
9 ブロック線図
10 システムの応用
11 システムの安定性
12 システムの周波数応答
6 流体力学編
1 流体について
2 各種係数と定数
3 ベルヌーイの定理
4 ピエゾメーター,マノメーター(液柱計)
5 摩擦応力係数と管摩擦係数(圧力降下係数)
6 抗力と抗力係数
7 流体がひき起こす現象
8 流れの運動量
9 各種問題
7 熱力学編
1 状態方程式と各法則
2 定数
3 放射と熱伝導
4 熱伝導
5 熱機関
6 理想気体
7 プロパン燃焼の理論空気量
8 各種問題
8 トライボロジー
1 表面硬化処理
2 損傷について
3 六価クロムメッキと三価クロムメッキ
9 付録
1 品質工学
2 単位
カナダ サスカチュワン大学D.G.Fredlund研究室の数十年に渡る精力的な研究活動の成果を取りまとめた,世界でも類を見ない不飽和土質力学の専門書“Unsaturated Soil Mechanics in Engineering Practice”の邦訳.
近年,深刻化する降雨,干ばつ,台風等などによる災害.その発生メカニズムを明らかにするためには,従来の固相,液相からなる2相混合体である飽和土の土質力学では不十分で,そこに気相を加えた3相混合体である不飽和土質力学の体系化が必要である.
本書は,飽和土とのもっとも大きな違いである,含水比とマトリックサクションの関係を表した水分特性曲線を解説することで,従来の土質力学の延長として不飽和土までを体系化している.
さらに,その体系化に基づいた不飽和・飽和浸透解析,不飽和変形解析,不飽和斜面安定解析等の各種の手法(連成・非連成解析手法)の確立と,それらの手法の実務への適用についても言及している.
1章 不飽和土質力学の理論から実務まで
2章 不飽和土の土質特性と相特性
3章 不飽和土の状態変数
4章 状態変数の測定と推定
5章 不飽和土の水分特性曲線
6章 水分流束の地表面での境界条件
7章 不飽和土中の水の流れの理論
8章 飽和・不飽和浸透問題の解法
9章 不飽和土中の空気の流れ
10章 不飽和土中の熱流解析
11章 不飽和土のせん断強度
12章 塑性,極限平衡状態でのせん断強度
13章 不飽和土の応力ー変形解析
14章 不飽和土の応力ー変形問題の解法
15章 圧縮率と間隙圧係数
16章 不飽和土の圧密,膨潤過程
原子力や火力発電に代わる自然・再生可能エネルギーの技術的発展が著しい現在、日本のエネルギー政策は持続可能な未来に向けてどのようなビジョンを描くべきなのか? 国内の現状のみならず、ドイツほか先進各国の環境政策、住宅・交通分野の市場の実態に通じた第一線の専門家たちが集い、2017年夏、法政大学サステイナビリティ研究所主催で行われたシンポジウムの記録。
はじめに
第一部 分析と提言
第1章 自然エネルギーを中心とする日本のエネルギー計画
【槌屋治紀】
1 はじめに
2 地球温暖化とパリ協定
3 脱炭素社会シナリオ2050
4 将来のエネルギー需要
5 自然エネルギーのポテンシャルと導入見通し
6 自然エネルギーによる供給
7 二つのシナリオ
8 温室効果ガスの排出量
9 費 用
10 おわりに
第2章 専門家委員会、市民討議、政策形成
──エネルギー政策形成過程の日独比較
【壽福眞美】
1 はじめに
2 2012年「革新的エネルギー・環境戦略」──3・11以前と以後
3 ドイツ「エネルギー転換」の道──政治と科学の関係
4 政治的決定から社会的合意形成へ(2011〜2018年)
5 おわりに
第3章 パリ合意に逆行しない日本のエネルギー政策および気候変動政策を策定するために
【明日香壽川】
1 はじめに
2 気候変動による影響
3 気候変動対策の国際・国内枠組み
4 石炭火力新設と政府施策との不整合
5 これまでの温室効果ガス排出削減数値目標策定プロセス
6 石炭火力発電所に対する訴訟
7 おわりに
第4章 ドイツのエネルギー大転換
──日本のエネルギー政策への教訓
【吉田文和】
1 はじめに
2 ドイツの脱原発
3 「ドイツのエネルギー大転換」
4 ドイツのエネルギーの現状
5 おわりに
第二部 総括討論
【壽福眞美・飯田哲也・槌屋治紀・荻本和彦・藤野純一・明日香壽川・吉田文和】
2050ビジョンと現在の新傾向の統合
定性的・定量的分析の統合
日本の再生可能エネルギー政策の問題点とその原因
FITの評価と今後
核エネルギーという負債
熱エネルギー政策をめぐって
温暖化問題とCCS
交通問題とエネルギー政策
本書は刊行以来好評を得てきたテキストの新訂版.初学者向きに化学の基礎を分かりやすくまとめた.図表や例題を数多く配置するなど,理解しやすいよう工夫された好個の教科・参考書.
近代化学の発展と単位系の確立/原子の構造と原子軌道/共有結合と分子軌道/分子の形と混成軌道/共有結合以外の化学結合/物質の三態と化学ポテンシャル/混合物の状態変化/熱力学第一法則とエンタルピー/熱力学第二法則と化学平衡/反応速度論