21世紀に入った後の中国社会に起きているいろいろな現象をできるだけ平易な中国語で書いた講読用のテキスト。初級段階を終えた学習者が無理なく入っていけるように、文脈に沿った語注を多く付けました。本文に出てくる重要な文法項目はポイントとして取り上げ、例文を挙げ、理解しやすくしてあります。
エンジン開発の重要なポイントとなる筒内現象に焦点を当て、基礎理論と計測・シミュレーションの幅広い知識を学ぶ。
【主な目次】
第1章 イントロダクション
第2章 熱力学サイクルと燃焼
第3章 火花点火エンジン
第4章 圧縮着火エンジン
第5章 過給システム
第6章 シリンダ潤滑
第7章 噴霧特性の計測
第8章 エンジン筒内の計測
第9章 シリンダシステムの計測
第10章 エンジンの燃焼系開発とシミュレーション(CFD)
第11章 詳細化学反応計算
第12章 3Dシミュレーション
第13章 1Dシミュレーション
第14章 今後の展望
遺跡はどのように捏造されたのか。渦中にあった元文化庁主任文化財調査官が、10年の沈黙を経て、いま明らかにする。
エキス剤で健康保険適用の126処方を薬効別に収載。各処方とも、見開きの2頁に方意、診断のポイント、処方の特性と舌証・脈証・腹証、原典の読み下し文、処方構成、君臣佐使、構成生薬の本草学的効能、八綱弁証、臨床応用、類方鑑別などがまとめられており、特にその処方の特徴をよく表したユニークな腹証図が好評。このたびの改訂では、図版・本文を含めた全面にわたる大幅な修正を行い、新たに「症状・病名索引」を追加した。
「カルノーはその理論的考察の基礎に、熱量の保存と永久機関不可能の二つの原理をおいた。これらは共に、当時のだれにとっても異存のない原理であった。カルノーはまず、水力とのアナロジーに訴えながら、高温物体から低温物体へ熱が移動するときには必ず動力を発生させうること、したがって、動力の発生をともなわない熱の移動ーーたとえば温度の異なる物体を接触させたときの熱伝導ーーは必然的に動力の損失であることを指摘する。こうして、驚くべき簡明・直截なやり方で熱機関の効率を最大にするための条件が定式された。ついでカルノーは、この条件をみたす理想機関としていわゆるカルノー・サイクルを提示し、二つのカルノー・サイクルを逆向きに結合した系に永久機関不可能の原理を適用して、熱機関の基本定理ーーそれはやがて熱力学第二主則の基礎となるーーをうちたてた。」
(広重徹「解説」より)
“カルノーの原理”で知られるサヂ・カルノーは、その理論と意義を、1824年に『火の動力、および、この動力を発生させるに適した機関についての考察』として出版した。本書は、この『考察』に加え、遺された研究ノート、弟イッポリートによる伝記、訳者による『考察』の歴史的背景を論じた「解説」を付す。産業革命が進み、蒸気機関がますます利用されるなか、その働きの理論を一般の人々に向けて執筆し、熱力学の出発点となった古典。
はしがき 広重徹
I 熱の科学と技術ーー熱力学の歴史的背景 広重徹
II-1 火の動力についての考察 サヂ・カルノー
II-2 数学、物理学その他についての覚書 サヂ・カルノー
III カルノーの生涯 イッポリート・カルノー
訳注
索引
機械構造用鋼および工具鋼の材料特性と選択性について、大学生の教育用および中堅技術者にとって設計段階における選択方法や問題点を紹介し、効果的な使用法や有効な利用法を提案。
序盤で量子化学の根底にある量子力学の成立・発展をていねいに解説した。最終的には構造化学や分光学まで扱う。全体に数式は多いが、豊富な例題や演習問題を理解の助けとしてほしい。長い目で見て必ず役に立つ本である。
本書は,量子化学の根底にある量子力学の成立・発展から、最終的には構造化学や分光学までを扱った量子化学の教科書です。苦手な量子化学を何となくでも理解させるために,数式を極力減らした本の出版が増加傾向にありますが,本書ではあえて数式をしっかりと示すことで,将来的にも役に立つ量子化学の基礎を身につけてもらうことを目指しました。ただし,本書では「なぜこの式が出てくるのか」という根本から説明するように努めましたので,最初からていねいに読み進めれば,学生1人の力でも理解できるはずです。
本書の第1章から第3章では,古典力学から量子力学の成立・発展までを概観しました。その時点で「何がわかっていなかった」のかを明確にし,量子力学誕生までの流れを理解できるように配慮しました.古典力学・量子力学は量子化学を学ぶ際の基礎となるため,数式を用いてしっかりとていねいに解説しています。
第4章,第5章ではシュレーディンガー方程式の解法およびシュレーディンガー方程式から得られる情報についてを詳しく述べました。
第6章から第9章では水素原子,多電子原子,二原子分子,有機低分子の電子構造に絞り,ていねいに記述しました.
第10章では「量子力学の知見がどのように熱力学を説明しうるか」に焦点を当て,統計熱力学について簡単に触れました.物理化学の授業の最終目標の1つは,熱力学と量子化学の統合的理解であり,それには統計熱力学が必要です.統計熱力学という大きな学問領域のごく一部を大学院入試で問われる範囲に限定して記述してあります.
第11, 12章では,さまざまな分光学において量子力学の知識がどのように役に立つか,そして実際にスペクトルをどう解釈するかについてまとめました。
物理化学を修得して自分のものにするには,お話を読むだけでなく演習が必要不可欠です。そのため,トピックごとにできる限り例題を入れ,さらに章末にはその章をまとめる問題を配して理解すべき事項がわかるようにしてあります.これらを解答できるようであれば,定期試験,大学院入学試験には十分対応可能です.
最近の量子化学の本とは逆行しているようなコンセプトの教科書ですが、長い目で見て必ず役に立つ1冊です。
2級〜4級海技士試験(機関)の口述試験において、共通して出題されることの多い問題をまとめた問題解答集。暗記のみに頼った勉強とならないよう、問題や解答の参考となる図や専門用語などの解説を多く加え、解答を“理解”することに重点を置いた。そのため、機関士にとって必要な基礎知識を身につけるための参考書としても活用できる。
ここ数年の試験に出たあらゆる問題を掲載!
めざせ!製図の達人
本書は、「わかりやすい第4類消防設備士試験(弘文社)」「本試験によく出る第4類消防設備士問題集(弘文社)」などのテキストや問題集の実技部分を補完するために編集した製図専門の問題集です。弘文社のテキストでは、巻末に試験を受けられた方からの情報の募集の告知をしているため、これまでに、個人、企業の方から大変多くの本試験情報が寄せられています。しかし、これらの情報をすべて問題集などに掲載することは不可能であり、かなりの割合の情報が使用できていない状況にあります。そこで、読者の皆さんから、何かと「実技の情報が足りない」というご意見を耳にしていたので、今回、これらの情報をできるだけ生かした問題集を作ろうではないかと、企画、編集したのが本書なのです。その内容については、できるだけ本試験において出題された内容を尊重しつつ、別の回で似たような出題があった場合は、2つを1つにまとめたような問題にして、「スキ」をできるだけ作らないようにして問題作りをしました。
まえがき
製図試験の概要
自動火災報知設備に用いられる主な図記号
本書の使い方
受験案内
学習を始める前に
第1回(問題/解答・解説)
第2回(問題/解答・解説)
第3回(問題/解答・解説)
第4回(問題/解答・解説)
第5回(問題/解答・解説)
第6回(問題/解答・解説)
第7回(問題/解答・解説)
第8回(問題/解答・解説)
第9回(問題/解答・解説)
第10回(問題/解答・解説)
第11回(問題/解答・解説)
第12回(問題/解答・解説)
第13回(問題/解答・解説)
ボーナス問題
力学は、生産に携わる現役技能者や生産事務に従事する管理者にとって必要性は痛感していても、「理解に時間を要する」「実際、どのように役に立つのかがわからない」と感じるのも事実です。「日々扱っている機械設備の状態そのものが力学現象である」ことに気づくような、「現場の視点の力学」が必要です。汎用機械に現れる力学現象(運動、釣合い、振動、仕事、エネルギー)に力学の基本理論を当てはめて解説する、幅広い力学(流体、機械、材料、熱力学)の基本を示す「現場目線の力学の教科書」です。
伝統的な技を最新科学で解き明かす。基礎理論から応用技術まで幅広く網羅。
国家試験を吟味して、薬学生が身につけるべき基礎化学の内容を厳選。解説は答えを導く過程を重視。化学が苦手な学生を想定し、高校レベルの基礎からしっかり身につけることを意図した。全編フルカラー。
【改訂にあたって】
初版の出版から10年の歳月が経ちました。この間、多くの薬学生の皆様に本書をご利用いただきましたことに、執筆者一同、心から感謝申し上げます。その間、薬学教育は進化を続け、薬剤師としての実践能力や、理論的な基盤がこれまで以上に求められる時代となりました。
第2版では、このような教育の変化に対応するため、内容を全面的に見直し、大幅な改訂を行いました。特に、新たに「物質の状態とその変化」および「化学熱力学」の2章を加え、物理化学の基礎的な概念を体系的に学べる構成としています。これによって、薬物動態や製剤設計といった応用分野への理解を深めるための基盤を強化しました。
また、初版の内容についても、学生や先生の皆様からいただいた貴重なフィードバックをもとに、説明をよりわかりやすく改良するとともに、「なぜそうなるのか」という理論的な考え方の習得に重点を置きました。このように、本質的な理解を促す記述を充実させることで、学びの質をさらに高めることを目指しています。
さらに、本改訂版では、薬剤師国家試験の出題傾向を分析し、関連する問題を各章に効果的に配置しました。これによって、学習のモチベーションを高めつつ、理解の定着を促せるよう工夫しています。従来の特徴である色分けを活かした解説や、計算過程の丁寧な説明を継承しつつ、例題や練習問題を増強し、自学自習のためのツールとしても活用しやすい内容に仕上げました。
本書が、薬学生の皆様にとって一般化学を深く理解する助けとなり、将来、高度な専門性を備えた薬剤師として活躍されるための礎となることを、執筆者一同、心から願っております。
【目次】
第1章 物質の基本概念
第2章 物質量と溶液の濃度
第3章 分子の性質
第4章 化学結合ー原子どうしの結びつき
第5章 分子間相互作用ー分子どうしの結びつき
第6章 物質の状態とその変化
第7章 化学熱力学
第8章 化学平衡
第9章 酸と塩基
第10章 酸化と還元
第11章 反応速度
第12章 有機化合物の基礎
第1章 物質の基本概念
第2章 物質量と溶液の濃度
第3章 分子の性質
第4章 化学結合ー原子どうしの結びつき
第5章 分子間相互作用ー分子どうしの結びつき
第6章 物質の状態とその変化
第7章 化学熱力学
第8章 化学平衡
第9章 酸と塩基
第10章 酸化と還元
第11章 反応速度
第12章 有機化合物の基礎
化学の例題とその解法を、簡潔かつ丁寧にわかりやすく解説。高校レベル〜理系大学の初年度レベルの初歩的な内容の理解を深め、化学を「フレンドリー」なものとして、次のレベルにステップアップするための演習書。
ー 主要目次 -
0 序章(数値・単位・原子量・モル・他)
1 原子の内部
2 化学結合と分子の形
3 気体の性質:自由な粒子
4 物質の状態と分子間力
5 溶液の性質
6 イオン性溶液の性質
7 状態変化に伴うエネルギー:熱力学
8 熱力学の第二法則:自然に起こる変化の方向
9 化学平衡と熱力学
10 酸と塩基
11 電気化学:化学エネルギーと電気エネルギー
12 反応の速度
13 放射線と放射能
械保全技能検定試験、機械系保全作業1、2級の過去問題集。
2017年度(平成29年度)から2024年度(令和6年度)まで、8年間の全問題と詳しい解説を収録しました。また、効率的に学習できるよう、問題を分類し、分野ごとに掲載しています。
東大名誉教授である著者の航空宇宙推進工学関連研究の集大成として、ロケット工学の基本からはじまり、ロケットエンジンのノズルに関する事項、燃焼の基礎、ロケットエンジンの伝熱、液体ロケットエンジンのターボポンプ・燃焼に関する事項までを解説し、さらにロケットエンジンを設計する際の例題を付記している。
航空工学・宇宙工学系の学科を持つ多くの大学で教科書・参考図書に指定されている、ロケット工学の基本図書。
弊社発売の「ロケット工学」/木村逸郎 著 は、OD(オンデマンド)印刷にて復刻して以来、大変ご好評をいただいております。
この度、製造ならびに材料コストの見直し、ケース削減により環境にやさしい並製本とすることで価格を大幅に下げることに成功いたしました。この機会にぜひご購入下さい。
第1章 緒論
1.ロケット推進の定義と分類
2.各種ロケット推進の特徴
3.ロケットの歴史
4.地球周辺の空間
第2章 ロケットの航行力学
1.化学ロケットの航行力学、他3節
第3章 化学ロケット推進の基礎
1.推進原理、他2節
第4章 実際のノズルに関連した問題
1.理想ノズルと実際のノズル、他8節
第5章 燃焼基礎論
1.燃料発熱量の燃焼所要酸化剤量、他8節
第6章 ロケットエンジンにおける伝熱
1.伝熱に関する基礎的事項、他5節
第7章 液体ロケットエンジン
1.液体推進薬、他4節
第8章 液体ロケットエンジンにおける基本的燃焼過程および燃焼不安定
1.燃焼室滞留時間と燃焼所要時間、他11節
第9章 ターボポンプおよびタービン
1.ターボポンプに関する基礎的事項、他6節
第10章 固体ロケットエンジン
1.固体ロケットエンジンの特徴、他
第11章 固体ロケットエンジンにおける燃焼
1.固体推進薬の燃焼速度、他
半導体デバイスについての基本的な内容をまとめたテキストです。
《本書の特長》
●紙面を惜しまず、たくさんの図を用いて解説。バンド内の電子や正孔の様子が理解しやすいように工夫されています。
●省略されがちな物性理論の基礎から解説。また、太陽電池やダイオードなどの光半導体について、その動作原理を詳しく解説。
●演習問題も多数掲載。詳細な解答も付いているので、講義用テキストにも最適です。
第1章 原子の構造とエネルギー準位
第2章 電子デバイスで用いられる粒子統計
第3章 バンド理論
第4章 半導体
第5章 トランジスタ
第6章 受光デバイス
第7章 太陽電池
第8章 発光デバイス
第9章 半導体レーザー
第10章 集積回路
第11章 半導体メモリ
第12章 熱電効果デバイス
累計610万部突破! 大人気の「自衛隊×異世界」ファンタジーの海上自衛隊編、文庫化第3弾下巻! 海に浮かぶ大国アトランティアとそこに本部を持つ裏組織を探るべく、さっそく潜入を試みる江田島と徳島。大小の船団が寄り集まって形成されたその不気味な海上国家では、『門』内外を巻き込む陰謀が蠢いていた。だがそこに突如として“死神”ロゥリィ・マーキュリーが出現。破壊の限りを尽くす彼女の登場により、徳島達は混沌の渦へ叩き落されることにーー!?