若き日の右京を髣髴とさせる「杉下右京最初の事件」、取調室での密室劇が見事な「せんみつ」、あのフィリップ・マーロウをもじったパロディ「名探偵登場」など、放送開始6年目にして明らかな“「相棒」らしさ”を確立したシーズン5の前半10話。人気ドラマのノベライズシリーズ9冊目。
裁判員制度を導入前にテーマとして扱い、その危うさを抉り出した名作「複眼の法廷」をはじめ、企業社会の欺瞞とジレンマをリアルに描いた「空中の楼閣」や「正義の翼」、そしてあの武藤弁護士が再登場する「編集された殺人」や「陣川警部補の災難」など劇場版へと盛り上がりを見せる9篇!連続ドラマ第6シーズンの第1話〜第9話を収録。
『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を、『私の男』で直木賞を受賞するまでと、してからの、ドキドキとバタバタの日々…。作家サクラバカズキは、そんななかでもとにかく小説を書き続け、ひたすら本を読み続ける。稀代の読書魔を虜にした本をたっぷり紹介する、大好評ウェブ連載『桜庭一樹読書日記』、待望の文庫化第二弾。
老後の年金をあてにできない「割を食う世代」であるみなさんにとって、資産運用で堅実にお金を殖やすことが重要になりつつあります。しかしこれまで、資産運用には「勉強や研究が必要で手間がかかるもの」というイメージがあり、仕事に邁進している多忙な人ほど手を出しにくい面がありました。本書では、自宅にいながらにしてマイペースで資産運用に取り組むことができるよう、投信の選び方をていねいに解説します。
死刑が廃止されてから二十八年。日本に生存する最後の死刑囚・麻倉玲一は、離島の特別拘置所に収監されていた。フリーライターの熊沢克也は、死刑囚の告白本を執筆するため取材に向かう。自分は「人の命をジャッジする」と嘯く麻倉。熊沢は激しい嫌悪感を抱くが、次々と語られる彼の犯した殺人は、驚くべきものばかりだった。そして遂に恐ろしい事件が起きた!衝撃の長篇ミステリー。
“閉ざされたパティオ”を持つ黎明壮の主・遊馬歴の不可解な死ーそして一族を襲う連続殺人の意外な真相とは。
旅先のインドで、橋場亜希人が不可解な「密室」死を遂げた。10年後、橋場の恋人だった狩野都は群馬山中に「恒河館」を建て、当時の旅行仲間たち、そして桜井京介を招く。ミステリアスな「館」で展開される真相解明劇。そこへ、さらなる悲劇が…。過去と現在が複雑に絡み合う謎を、京介はどう解き明かすか。
MOMOKO TIMESの基本精神は“おもしろければ何でもOK1”。西へ東へ駆け回って面白ネタをレポートした「MORE」の人気連載が、装いも新たに一冊の本になりました。笑いとお役立ち情報満載の、世界でひとつしかない新聞です。
「帰りたい」と少年は強く願った。「一緒に」と少女は強く思った。今、二人にとって、故郷と呼べるところは、二人が出会ったあの学園ー聖マルグリット学園でしかなかったから。そう、無事にあそこまで戻ろうと、ヴィクトリカも一弥も手に手を取り合う。“ベルゼブブの頭蓋”と呼ばれる修道院から辛くも脱出した二人は、豪華列車“オールド・マスカレード号”に乗り込む。しかし、そこには自らを“死者”“木こり”“孤児”“公妃”と仮の姿で名乗る奇妙な乗客たちが。そして、列車内で起こる殺人事件。列車は、弾丸のように闇を貫き走り続ける。まるで、地獄の先へと向かうようにー。一弥はヴィクトリカは、無事学園までたどり着けるのか?ゴシック・ミステリー第六弾。
心がほっこり温まる、新婚小説。
「皆々様の真(まこと)と理(ことわり)、お聞かせ願いたく候。」
圧倒的な映像美で2007年最大の話題作となった「モノノ怪」全12話と、
その源である「怪〜ayakashi〜化猫」の3話を収録したファン待望のコンプリート版が登場!
「英語でメールを書かなくてはいけない」「書いたのはいいけれど、本当にこれで合っているのか不安だ」「メールを書いているだけで1時間経ってしまった!」英文メールに付きもののそんな悩みはこの1冊で解決!ネイティブたちが本当に使っている文例150の中から、あなたのビジネスに必要なメールが見つかるはずです。例文はネットで公開しているので、コピー&ペーストで活用も簡単。必要事項の入れ替えで、3分もあればメールを送信可能です。
「貴方は、貴方の未来を知りたい?」能力者が集う街、咲良田。記憶保持の能力を持つ少年・浅井ケイと「リセット」能力を持つ少女・春埼美空は、管理局の要人に呼び出される。名前を持たず、「魔女」と名乗るその初老の女性は、30年近く隔離され、窓一つない部屋に住んでいた。彼女の能力は、未来を見ること。その役割は、咲良田の未来を監視すること。そして魔女は、自身の死期が近いことを知っていたー。待望の第2弾。