ノンフィクション作家と歯科医師との対話を通して、口腔ケアの大切さを患者さんに訴える。口腔ケアの正しい知識と方法を患者さんが身につければ、大きな病気を防ぐことができ、健康寿命を伸ばすことができる。歯科医院側は、患者さんの不安や疑問を知り、患者さんとの信頼関係を作っていくコミュニケーションアイテムのひとつとしてご活用できる書籍。待合室に置きたい1冊であり、歯科医療関係者の新人に読んでもらいたい書籍。
1 歯医者さんと上手なおつきあい
2 毎日のデンタルケア
3 入れ歯(義歯)とのつきあい方
4 歯科と医科との連携
5 歯科に通って美人になろう
6 歯磨きでいつまでも元気に
歯科医院の人財教育のエキスパートである著者が、新人スタッフから、入職1年目、入職3年以上、中途採用者、5年以上(チーフ候補)、チーフと段階別に人財開発のポイント・コツ・留意点を詳解。スタッフの定着率が低い現状から、新人スタッフにページをさき、教育・サポート体制をつくり、スタッフの人財化と定着化をはかるノウハウを集約し、本書のキーワード「見本を示す」「伝える」「見守る」を軸に、36の秘訣を展開している。
第1章 新人スタッフをどう育てていくか? 第2章 入職1年以上のスタッフの育て方
第3章 入職3年以上のスタッフへの育成と期待 第4章 中途採用スタッフの育成と留意点
第5章 入職5年以上のスタッフへの期待と留意点 第6章 チーフの仕事とチーフに期待されるもの
高齢者のみならず若年層の患者においても、義歯装着時に起きるトラブルは単一の原因ではなく、多くの要素が複雑に入り組んで生じているものである。よってトラブルの原因は、この現象でこの症状が発現するとははなはだいいにくい。そこで本書ではトラブルへの対応方法や原因について、できるだけ多くの具体例を通して考えた。それと同時に患者との会話のなかにどのようなヒントが隠されているのかも、会話の具体例をあげて解説した。
2010年刊行の初版に新しい項目や最新知見、臨床例などを加え、より充実した内容とした。本書は歯周治療を1から学ぼうとする若手歯科医師、歯学部生のための臨床に即した入門書で、歯周治療の概念・外科手技を網羅的に学べるほか、歯周外科をこれから習得しようという段階の読者に向け、その基本であり予知性の高い術式である歯肉剝離掻爬術、遊離歯肉移植術をはじめとした手技の実際、成功のためのノウハウが詳細に記されている。
CHAPTER1 日常臨床でしばしば遭遇する歯周疾患の症状
CHAPTER2 歯周病の診査:歯周組織検査
CHAPTER3 治療計画の立案
CHAPTER4 歯周基本治療
CHAPTER5 再評価
CHAPTER6 歯周外科手術
CHAPTER7 メインテナンス
日常臨床の中でどうすれば患者に喜んでもらえるパーシャルデンチャー治療が実現できるのか? 本書は、診断編、治療編、メインテンス編に掲載されている合計47のポイントを通して、初診で来院した患者をメインテナンスにまで導く治療の進行過程を解説する。教科書や症例集とは異なり、「失敗しないためには何に気をつけるべきか」の具体例を挙げて、「なるほど、そういうことだったのか」と読者が理解できる内容となっている。
第1部 診断編:Diagnostic Edition1〜8
第2部 治療編:Treatment Edition1〜30
第3部 メインテナンス編:Maintenance Edition1〜9
巻頭企画では、コロナ後初の通常開催となったケルン国際デンタルショー(IDS2023)における口腔内スキャナー、ナビゲーションシステム、CAD/CAM機器、クラウドサービスといった各社の新製品を紹介し、今後のデジタル歯科の展望について述べられている。
また、2022年のCISJ全員発表研修会で発表された最新のインプラント症例を分野ごとに掲載。特に今回は、デジタルインプラントロジー&歯科矯正治療にフォーカスしている。
巻頭特別企画IDS2023現地レポート
1章Digital implantology and Orthodonticsデジタルインプラントロジー&歯科矯正
2章Bone augmentation and Sinus floor elevation骨造成&上顎洞底挙上術
3章Periodontal and Implant periodontal surgeryペリオ&インプラント歯周外科
4章Immediate post-extraction implant placement抜歯即時インプラント埋入
5章Implant prosthetics andImplant overdentureインプラント補綴&オーバーデンチャー
外国人患者とのコミュニケーションにおいて、歯科衛生士やアシスタントの手助けになるように書かれた巻の第2冊目。日常の診療で、外国人患者と話すときに役立つような、基本的会話を集めた。
Digital Dentistryの最新情報を毎年アップデートする「Digital Dentistry YEARBOOK」。創刊10年目となる2020年の本号は、巻頭総説論文1編、海外翻訳論文2編、そして参画企業24社の担当者が直接執筆した製品紹介文28編と、それぞれの企業が有力ユーザーに依頼した使用レポート20論文で構成。従来のミリング加工によるCAD/CAMの最新情報はもちろん、口腔内スキャナーやガイディッドサージェリー、そして3Dプリンターの最新事情まで網羅。2020年も、Digital Dentistryの今がここにある!
[技術総説編]
[海外論文編]
[CAD/CAM 編]
[画像診断装置編]
[矯正治療編]
[ガイデッドインプラントサージェリー編]
2023年現在、日本国内において骨補填材料とメンブレンを製造または販売している主要7社の計10製品の最新情報を掲載。インプラント適応材料、歯科適応材料それぞれの臨床活用の実際が、症例レポート付きで解説されているので参考にしやすい。巻頭企画では、骨補填材料とメンブレンのパートに分けて、さまざまな骨造成の術式に適した材料の選択、GBRを成功させるための要点などが国内外の最新エビデンスとともに提示されている。
巻頭企画1国内認可骨補填材料の適応と最新情報2023/2024
巻頭企画2国内認可メンブレンの最新情報およびGBRの臨床応用 2023/2024
Product Information & Clinical Report
金額の話をしたら、患者は引きませんか?その後のプレゼンが本当の勝負。治療説明に3割。価格説明の後のクロージングに7割の時間とエネルギーを傾注。吉野式「営業の極意」が自費率アップを約束する。
本書は、頭蓋顔面の成長の選りすぐりの重要なテーマを一冊にまとめたものである。骨格の成長の原則、骨形成とその制御、頭蓋底と頭蓋顔面結合の形成、顔面骨格の出生前の発生、そして下顎骨、鼻上顎複合体、眼窩、頭蓋底、耳胞と頭蓋冠の成長、骨のリモデリング、筋、軟組織がテーマとして収録されている。頭蓋顔面の成長の基本には、詳細な図と広範囲な参照文献一覧が収録されている。各章は、個別の著者らによって執筆され、現代の視点と歴史的な視点の両方から、総合的に論評されている。著者らによって、医学と歯学に加え、解剖学、生物学、生物数学、発生学、矯正学、自然人類学と形成再建外科など、様々な背景から専門知識が記載されている。
第1章 骨格系成長の原則
第2章 頭蓋顔面複合体の形態の進化
第3章 骨形成とその調節
第4章 顔面骨格の出生前の発生
第5章 頭蓋底の形成と頭蓋顔面の結合
第6章 生後の骨の成長:評価方法
第7章 頭蓋顔面形態の形態計測学
第8章 下顎の成長のメカニズム
第9章 鼻上顎複合体の生後の成長
第10章 眼窩の成長
第11章 頭蓋底の成長
第12章 耳胞の成長
第13章 頭蓋冠の成長
第14章 軟骨と頭蓋顔面の成長
第15章 頭蓋顔面領域における骨のリモデリング
第16章 筋、軟組織と頭蓋顔面の成長
第17章 筋、血管と頭蓋顔面の成長:いくつかの実験的アプローチ
2024年7月に開催されたOJ年次ミーティングの抄録集。22作目となる今回のテーマは、インプラント周囲組織マネジメント。「外科術式のこだわり」と「longevityの実現」と銘打たれたシンポジウムでの、木原敏裕氏や鈴木真名氏、船登彰芳氏をはじめ、硬・軟組織マネジメントの技術で名高い著名臨床家たちの講演を収録した。ハイレベルな臨床家たちによる現在のインプラント治療の最先端の技術と、明日の臨床に役立つ情報の双方が学べる充実の一冊である。
「骨補填材料やメンブレンなど、どの材料を用いればいいかわからない……」「GBRでの縫合部の裂開を防ぐにはどうしたらいいか知りたい……」「どのような症例からGBRを始めればいいのかわからない……」と、感じている“GBR難民”の先生方に向けて、GBRに欠かせない器具の紹介をはじめ、骨欠損形態に準じた最適な材料選択および術式に至るまで、初学者でもわかるよう、図を多用してわかりやすく解説している。