生まれ変わっても、お前を愛しはしない
腹黒わんこ後輩騎士×クールすぎるビューティ騎士。裏切った恋人と幸せだった過去にタイムリープし!?
聖騎士・ガブリエーレは処刑される。生真面目で融通のきかない性格が禍いして教会から濡れ衣を着せられた上、恋人・アレッシオの偽証により罪が確定したのだ。己の不器用な生き方を悔い、裏切ったアレッシオを恨みながら、断頭台で命を失ったーーはずだった。生きて目覚めたガブリエーレは三年前に戻っていた。アレッシオが好きでたまらず、恋人になったばかりの幸せな日々に。ガブリエーレは自分を陥れたすべての人間に復讐を誓うがーー!?
結婚式を挙げ、ハネムーンにも出かけて名実共に新婚となった眞鍋組二代目組長・橘高清和と美貌の内科医・氷川諒一に新たな試練が!?
「うん、僕は清和くんのものだから」美貌の内科医・氷川諒一と、眞鍋組二代目組長・橘高清和の京都への新婚旅行は、熱海でひょんなことから氷川が美人芸妓・朧月になったがために、旅程半ばにして頓挫した。その流れで温泉街きっての売れっ妓のヒモになりかけた清和もろとも東京へと連れ戻された氷川だったが、そこでは眞鍋組の面々をも巻き込んだ歌舞伎町のホストクラブ問題が発生していて……?
飛鳥の地を離れ、奈良の平城京に都をおいてから80年。律令体制が整えられ、天平文化が華開きながらも政争に明け暮れた時代を人びとはどう生きたのか。聖武天皇や藤原仲麻呂などの政治の中心人物のほか、留学生、地方で躍動した豪族、懸命に働いた女官、下級官人などあまり知られていない人物の魅力を解説。当時の社会を生き生きと描き出す。
1 平城京遷都と律令体制のはじまり(藤原不比等ー古代権力確立期の表象…野口 剛/県犬養橘三千代ー古代のスーパーキャリアウーマン…畑中彩子/元明天皇と元正天皇ー母と娘の国づくり…宮川麻紀/他田日奉部神護ー地方豪族の宮仕えと郡司への夢…服部一隆/舎人親王と伊吉博徳ー『日本書紀』との関連をめぐって…笹川尚紀/道慈ー奈良仏教の礎を築いた僧…水口幹記/太安麻呂ー『古事記』と墓誌の古代官僚…桑田訓也/伊福吉部徳足と飯高諸高ー女官点描…伊集院葉子/井真成ー古代日本における留学の実像…河内春人/柿本人麻呂と山上憶良ー万葉歌人の実像…竹内 亮)/2 天平の時代(聖武天皇と藤原光明子ー鎮護国家の国づくりをめざした夫妻…吉川敏子/長屋王…馬場 基/奴池麻呂…馬場 基/橘諸兄ー天平の時代を支えた光明皇后の異父兄…十川陽一/行基ー史料にみるその実像…磐下 徹/吉備真備ー大臣になった地方豪族…河内春人/玄ボウー留学帰国後の栄華と挫折…吉田一彦/良弁と実忠ー東大寺の源流と十一面観音の儀礼…吉田一彦/鑑真ー不屈の伝戒僧…中林隆之/菩提僊那ーインドと唐の文化の伝来…堀 裕/大伴家持ー古代豪族の矜持を保った万葉の大歌人…中村友一/大伴坂上郎女と旅人ー史書と歌集のはざまに…井上さやか/百済王敬福と高麗福信ー渡来系氏族の大立て者ふたり…荒井秀規/大伴古麻呂と橘奈良麻呂ーエリート官人たちの敗北…上村正裕/藤原広嗣ーヤングエリートの驕慢と浅慮…佐藤長門/藤原四子ー藤原氏の繁栄を決定づけた三代目…長谷部将司/笠麻呂ー律令国家の地方政策を支えた能吏…北村安裕/石上宅嗣と淡海三船ー共通点と相違点…浜田久美子/吉志火麻呂ー東国防人の実像…田中禎昭)/3 藤原仲麻呂・道鏡の政権(孝謙・称徳天皇ー唯一の女性皇太子にして尼天皇…仁藤敦史/藤原仲麻呂と淳仁天皇ー権臣と廃帝の実像…十川陽一/道鏡ーその学問とコミュニケーション能力…関根 淳/和気清麻呂と広虫ー平安時代を導いた地方出身の姉弟…長谷部将司/生江東人と安都雄足ー造寺司官人の一類型…矢越葉子/光仁天皇と藤原百川ー天智系皇統を開いた老帝と功臣…西本昌弘/井上内親王ー史上唯一の廃后が意味するもの…桜田真理絵/阿倍仲麻呂と藤原清河ー帰れなかった遣唐使…河野保博/伊治呰麻呂ー国家と蝦夷社会のはざまで…中尾浩康/浦島子と役小角ー神仙世界と古代人…三舟隆之/田中広虫女…田中禎昭/道忠ー鑑真の高弟、東国にて天台宗を支援し優良一切経を広める…飯塚 聡/景戒ー『日本霊異記』の撰述者…三舟隆之)
弘法大師・空海から続く仏教の修行を重ねつつ、苦難を超えて一宗を興した稀有の仏教者の生を幅広い読者に向けて描いた本格評伝に、各界からの仏教学をふまえた達意の文章を収めた充実の書。「昭和の仏師」としても知られる真乗は、まさに人々の心に仏を刻む生涯を送ったのである。
奈良・万葉を知り尽くした歴史学者・直木孝次郎が、秋冬の散策にすすめるとっておきの14コース。味わい深い達意の文章と豊富な写真で、自ら歩いた全コースを道案内する。歴史散歩に役立つ付録も満載のガイドブック。
棚田の残る明日香村から奈良県北東部の山添村にかけての、心の古里の面影を
残す大和高原。自然とふれあい、心の温もりがあり、生活の気配を感じる里山
の情景を、オールカラー94点にまとめる。撮影年月日・撮影データを付す。
ユネスコの世界遺産に登録されて久しい「古都奈良の文化財」。では「奈良」とは?その枕詞「青丹よし」とは?平城京は何故、あの地に築かれたのか?都の東・春日野の地に興福寺、東大寺、春日大社、元興寺などが造営された理由は?そして都の西・菅原の地に唐招提寺、薬師寺などが建立されたのは?春日野の一角で生まれ育った著者ならではの、一歩ふみこんだ、知的好奇心に満ちた案内。
日本の聖地として、日本人の心の拠所として繁栄を続けた奈良。その奈良の聖地化にとっては、天武朝以降の聖徳太子信仰の広がりが決定的な役割を果たしたと思われる。その意味で、聖徳太子一四〇〇年遠忌の年に、奈良女子大学が聖徳太子について何も語ろうとしないのは、かえって不自然だと考えたのである。
聖徳太子と疫病神ー現代社会における神のゆくえ
日本仏教史における聖徳太子の位置
聖徳太子への道ーー散策から思索へ
推古朝の合議ーー大夫合議制の変質と冠位十二階・十七条憲法
コラム 聖徳太子と織田信長
五三〇年代の異常気象とその影響
けいはんな公開シンポジウム 聖徳太子像の再構築 討論
◎「この浜辺でしちゃおうか…」真夏のビーチは快感祭り!
◎男も女も欲望開放! とろめきの海岸物語
北急食品に勤務する石田夏彦は、輸入ワインを誤発注し、大量の在庫を売らないといけない羽目に。
そんな時、営業で訪れた湘南で元カノの淳子に遭遇し、再会エッチする。
事後、彼女に窮状を話すと、夏の湘南ビーチはナンパ天国だから、女を口説くのにワインは需要があると言われる。
さっそく夏彦は実行に移し、海の家を開いてワイン販売に奮闘する。
その一方で、隣の店で働く淑やかな美女・奈緒子に惹かれていく夏彦だった。
果たして、夏彦の恋と仕事の行方は⁉
肉食系も清楚系も濡れる真夏の浜辺…奇才・沢里裕二が放つ魅惑のエロティック・ドラマ!
建武中元2年(西暦57)、倭奴国王綿積氏は
後漢に奉貢朝賀し、光武帝は印綬を賜った。
即ち「漢は奴国王に委ねる」と──
海神・綿津見命を祖とする阿曇族。履中期の阿曇浜子、百済へ派遣された阿曇比羅夫、天智天皇期の阿曇頬垂など、代々古代史に勇名を馳せた阿曇氏であるが、白村江での大敗を最後に『日本書紀』からその名を消し、志賀島北部の山嶺に沖津宮を築きわたつみ三神を祀った。
史料に残る阿曇族の痕跡を現代までたどる
一 楽浪郡
二 阿曇族
三 卑弥呼
四 壹 與
五 広開土王碑
六 倭の五王の時代
七 磐井の乱
八 白村江──『日本書紀』に見る阿曇氏
九 志賀海神社考
十 風浪宮考
古代国家誕生の歴史を奈文研の気鋭の研究者六名が、最近の研究成果、キトラ古墳天文図、木簡、大宝元年元日朝賀と宝幢・四神幡、飛鳥寺塔心埋理納品、銀銭…銅銭…を熱く語り早川和子氏がイラストを添える。白鳳衣装と天平衣装もあわせて紹介。
才色兼備、『氷の秘書』の裏の顔は、超年上紳士マニアだった!?
奈良歴史人物伝、50の詩的モノローグ。奈良町界隈(奈良市)を中心に写真満載。
王の子として生まれながら、仏門に入り、身を隠さざるを得なかった御船王(のちの淡海三船)。還俗後、彼を待ちうけていたのはー。古の都をめぐり、みつけた歴史の残照。
26年前に薬害エイズの被害者として実名を公表し、国と製薬会社を相手に訴訟を起こし
厳しい裁判を戦い抜き、加害を認めさせた歴史的裁判の中心にいた川田龍平。
弱者の「いのち」を守る活動を国政の場からつづけ四半世紀。
いま世界はコロナ禍に加え、ロシアのウクライナへ軍事侵攻で「尊いいのち」が毎日奪われて続けている。
情報が氾濫し、何が正しく、間違っているかを見極めるのにも困難さは深まる。
社会的弱者や次代を担う子どもたちのいのちを大切にする社会へ
この時代を生きる特に若い人に伝えたい「いのちのメッセージ」!
第1章 感染,告知
第2章 告白,信頼
第3章 実名公表
第4章 責任の明確化
第5章 僕の人生,将来
第6章 ドイツへ留学
第7章 教育界から政界へ
第8章 いのちを守る法律をつくる
薬害から3・11へ
第9章 有機農業と食の問題
第10章 若者へのメッセージ