学校図書館についての初学者が,その理念を十分に理解できるように,理論的な学習に重きを置く方針で執筆,編集された概論的なテキスト。
図書館情報学と哲学,専門分野の異なる2名の執筆者の連携により深い学びの実現を図った。
大きな教育改革が進行していることを受け,全面的に改訂。
第1章 司書教諭になるための学習
第2章 求められる新しい知的社会
第3章 これからの学校教育とあるべき学びの形
第4章 メディアと人間の循環
第5章 学校の中の図書館
第6章 学校図書館の歴史(アメリカ)
第7章 学校図書館の歴史(日本)
第8章 日本の学校図書館の現状
第9章 学校図書館の目的と機能
第10章 学校図書館の図書館サービス
第11章 学校図書館の教育活動
第12章 学校図書館の担当者
第13章 学校図書館のマネジメント
第14章 学校図書館の設計
第15章 学校図書館研究と学校図書館の発展
[資料]
学校図書館法/学校図書館司書教諭講習規程/図書館の自由に関する宣言/IFLAユネスコ学校図書館宣言/子どもの読書活動の推進に関する法律/文字・活字文化振興法等,全33ページ
2017(平成29)年告示の新しい「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」に対応。教職課程コアカリキュラム/モデルカリキュラムにも準拠。
幼稚園教育において育みたい資質・能力について理解し,領域「人間関係」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深め,子どもの発達に即して,主体的・対話的に深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定し保育を構想し実践する方法を身につける。
序章 領域「人間関係」に求められること
第1部 乳幼児期の子どもの人間関係の発達
第1章 0歳児から3歳未満児の育ちと人との関わり
第2章 自立心の芽生えと人間関係ー3歳児の育ちと人との関わり
第3章 友だちと生活や遊びをつくるー4歳児の育ちと人との関わり
第4章 友だちと生活や遊びをつくるー5歳児の育ちと人との関わり
第2部 人と関わる力を育む保育
第5章 領域「人間関係」のねらい及び内容を踏まえて保育を構想する
第6章 領域「人間関係」における幼児理解と評価
第7章 遊びと生活のなかで育む人と関わる力
第8章 トラブルを通して成長する
第9章 道徳性・規範意識の芽生えーみんなで生活をつくる
第10章 協同する経験を重ねる
第11章 特別なニーズをもつ子ども
第12章 子どもの育ちをつなぐ
十九世紀半ばのパリー。天使のような容姿だが我が侭な御曹司・ジルは、街で見かけた自分そっくりの貧しい孤児・ルネと三日間入れ替わる。しかしルネの策略で、ジルはそのまま「ルネ」として生きることになる。ジルはルネの幼馴染みのダニエルを頼るが、生きるために男娼になれと言われてしまう。ルネへの復讐を誓うジルは、ダニエルに抱かれるがー。
猟区管理官ジョー・ピケットの知人、ブッチが失踪。彼の所有地からは2人の男の射殺体が発見されていた。殺害されたのは連邦政府環境保護局の特別捜査官で、ブッチは同局から不可解かつ冷酷な仕打ちを受けていた。ジョーは、狩りの名手で山を知り尽くしているブッチを追うが……。大自然を舞台に展開される予測不可能な追跡劇の行方と、事件に隠された巧妙な陰謀とは。手に汗握り、一気読み間違いなしの大迫力冒険サスペンス!〈猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ〉新作登場。
建築家のための多拠点活動の手引き。人口減少・高齢化に伴う空き家の増加やまちの衰退などの社会問題を背景に、都市圏と地方を跨ぎ、活動する建築家が増えています。
出身地のまちづくりに関わる、いくつもの居場所をシェアする、二拠点で事務所を運営する、定期的に島に通うなど、9組のさまざまな働き方を紹介。縮小時代の建築家の可能性を探る一冊です。
はじめに
巻頭座談会
「多拠点で働く」ことのすすめ
西田司・永田賢一郎・勝亦優祐・丸山裕貴・大沢雄城
横浜=立科町
「不在」を想像しデザインで人や場所をつなぐ
永田賢一郎/YONG architecture studio
郡上八幡=練馬・杉並
惚れたまちで伝統的なまち並みを残す
藤沢百合/スタジオ伝伝
富士=日本橋馬喰町
建築と伴走しながらエリアと設計事務所を成長させる
勝亦優祐+丸山裕貴/勝亦丸山建築計画
横浜=五島列島
客観的視点をもつことで島でこそ可能な建築のつくり方を探る
石飛 亮/WANKARASHIN
京都=世界各国
世界中の都市を転々としながら育む“ここではないどこかへの想像力”
杉田真理子/for Cities、ホホホ座浄土寺座
高円寺=新庄=佐賀
三拠点の暮らしの延長にまちをつくる
加藤優一/銭湯ぐらし、最上のくらし舎、オープン・エー+公共R不動産
新潟=横浜
キャリアを活かしネイバーフッドに貢献する
大沢雄城/オンデザインパートナーズ
東京都区部=水戸
「生涯を通して取り組むべき課題」を見つけるために
中山佳子
函南町=日本全国/世界各国
旅する建築家を目指して
梅中美緒/Unknown Meets Ethnography
あとがき
図版クレジット
略歴
花の記憶を詠む能力ゆえに虐げられていた紅妍は、突然冷酷な皇子・秀礼により都へ連行される。
彼は皇帝への呪詛を祓うため仙術師を探していた。
紅妍は偽りの妃として後宮を調べることになるが、花を詠み、人の想いに触れるうち徐々に認められていく。
そして秀礼の本当の優しさや国を守る強さに触れ……「秀礼様のとなりが、わたしの居場所。だから守りたい」
これは不遇の少女が歴史に名を刻む皇子と幸せになるまでの物語。
東寺百合文書とは、東寺に襲蔵されてきた、奈良時代から江戸時代初期まで約九百年にわたる、総数一万八千点・二万七千通におよぶ日本最大の古文書群である(2015年ユネスコ世界記憶遺産に登録)。本史料集には「ひらかな之部」刊行中の『大日本古文書』未収録の「カタカナ之部」を翻刻。2年ぶり待望の第14巻。
No.1レズ風俗嬢ゆづきによる待望の初エッセイ。今まであまりメディアで語られることのなかったレズ風俗の世界。そこは男性向けAVのようなエロや百合マンガみたいなロマンチックなだけの世界じゃない。レズだからこそわかる女のコの心とカラダの苦悩をやさしく解きほぐす。「心に麻酔をして頑張って生きてる女の子に幸あれ!」恋や性に悩む女性にほんの少しのビタミン剤となる処方箋ブックス。
保育者は、連絡帳やおたより、指導計画、お知らせボードなど、文章を書く仕事が多いです。そこで本書では、書くことが苦手な人のために、「一文を短くする」といった文章の基本と共に、様々な文書の書き方をていねいに解説しました。また、理解を手助けするGOOD例とNG例を豊富に掲載しています。
part1 おさえたい文章の基本
part2 連絡帳の書き方
part3 指導計画の書き方
part4 おたよりの書き方
part5 お知らせボードの書き方
part6 アプリでの配信・メールの書き方
part7 園外文書の書き方
誰もがよく知る童謡とクラシック名曲のコラボレーション!?プリモとセコンドの両方に色々な曲のテーマが登場し、ちょっぴりパロディ風な味付けで「笑い」もミックスされたワクワク楽しい連弾曲集。6手リレー連弾も収載。難易度:中級
絵本が教えてくれる、日々うっかりこぼれ落ちてしまいそうな大切なこと
オレンジ色のふたごの野ねずみ、ぐりとぐら。お料理すること、食べることが、大好きなふたり。中川李枝子さんと山脇百合子さんの姉妹が子どもたちを喜ばせようと作った絵本は、見るたび、読むたび、人々をしあわせへと誘います。
カステラなどのおいしいもの、家の中を飾るすてきなもの、外の世界に広がる草花たち。「ぐりとぐら」は、まるでにわとりのように、しあわせのたまごがつぎつぎと生まれてくる絵本です。本書は、絵本が教えてくれる、日々うっかりこぼれ落ちてしまいそうな大切なことを集めました。東京・立川のPLAY!MUSEUMで開催中の「ぐりとぐら しあわせの本」展(2022年4月10日まで)にあわせて刊行するポケットブックです。
ぐりとぐらの誕生
1 おいしいもの:ぐりとぐらのたべもの 野村友里(料理人)/ぐりとぐらの器 鹿児島睦(陶芸家)
2 いえのなか:ぐりとぐらのすてきなもの 岡尾美代子(スタイリスト)
3 そとのせかい:ぐりとぐらの草花 田中伸幸(植物学者)/うた
しあわせをつなぐ:関根里江(福音館書店・編集者)
国家の役割や主権が議論されるとき、必ずといっていいほど取り上げられる政治学の名著『リヴァイアサン』。しかし、日本では「万人の万人に対する闘争」の部分のみが広く有名になり、ステレオタイプ化されている。専門家によって近年飛躍的に解明されてきた作品後半の宗教論・教会論と政治哲学の関係をふまえて全体の要点を読み直し、従来の作品像を刷新。近代政治を学び平和と秩序を捉え直す、解説書の決定版!
「人間の欲望やその他の情念は、それ自体としては罪ではない」
ーー近代政治哲学の創始『リヴァイアサン』--
一五八八年、イングランド南西部に生まれたホッブズ。彼は政治権力と教会権力の争いによって内乱が起きるなかで、この問題の処方箋は他国にも通用する普遍的なものと考え『市民論』を執筆。さらに教会権力批判を強めて著したのが『リヴァイアサン』である。
【目次】
序論
第一部 人間について
第二部 国家について
第三部 キリスト教の国家について
第四部 闇の王国について
総括と結論
年譜・文献案内・索引