マイクロアグレッション(英語:Microaggression小さな攻撃)とは、「知らないうちに誰かを傷つける無自覚な言動」です。マイクロアグレッションを受けた人の自尊感情は低くなり、企業全体の生産性が低下することが多くの研究で明らかになっています。
本書は、職場で発生しうるマイクロアグレッションについて、問題点と予防策、発生後の対応をわかりやすく解説します。社内研修などでそのまま使えるワークショップも豊富に掲載しています。
第1章 マイクロアグレッションー定義と実例
1 実例で考えるマイクロアグレッション
<実例1>見た目が海外にルーツがあるような人に対して
<実例2>職場で男性社員に対して
<実例3>職場で女性社員に対して
<実例4>職場で若い世代に対して
<実例5>職場でシニア世代に対して
2 ワークショップ解説編
■ワークショップ Extra
■コラム1「レイシズム」■
■ワークショップ Extra
第2章 マイクロアグレッションー本当の問題
1 蓄積する怖さ
■コラム2■
2 ハラスメントにつながる危うさ
■コラム3■
3 差別構造のピラミッド
■コラム4■
4 差別が起きる原因
5 差別はなくならないか?!
第3章 マイクロアグレッションーなぜ起きるのか?!
1 気づきにくい理由
■コラム5「偏見と差別」■
2 何もいえなくなっちゃう?!
3 何を言ってもいい……ただし
第4章 マイクロアグレッションをふせぐためにーその対策
1 確証バイアスを知る
2 もう一つの物語を見つける
3 バイアスを超える
4 リフレーミング
5 リテラシーを磨くためのワーク
■ワークショップ Extra
第5章 どうしたらいいかエクササイズー実践編
1 踏まれた思い
2 アグレッションを相対化する
3 バイスタンダー理論
4 さあ、どうする?! 実践編
■ワーク 給湯室やランチの時間
■ワーク オフィスにて
■ワーク 仕事の打ち上げで入った居酒屋
5 誰かを変える?!
■ワークショップ Extra
6 人は信頼に値しない?!
7 公平で平等な職場
おわりに
■アップデートすること
■多様性はちから
■誰かの他者に
休業開始から職場復帰まで、ポイントに応じてトラブルを引き起こさない方法を紹介。5H2WによるQ&A方式で8つの事業場外資源の活用方法を紹介。「過重労働」の削減方法、「職場の人間関係」の改善方法について。様々なメンタルヘルス問題をどのように対応すべきか、Q&A方式で解説。
仕事と人生が楽しくなる職場をつくる。だから、人、会社が輝き、成長するー。「奇跡の集客率とスタッフ定着率」をつくりだしたノウハウ30。
組織のクセ、思考の歪みまで味方にして、問題解決する技を組織・人材コンサルの専門家が伝授。
2015年12月から従業員50人以上の事業場でストレスチェック制度の導入が義務化された。メンタルヘルス不調者と日々向き合っている精神科産業医と、社会保険労務士として様々な企業の実態を見てきた人事コンサルタントが、この制度の概要、導入手順、活用方法、成功の秘訣などを現場に即して解説。企業タイプ別導入モデル、メンタル不調者が出た場合の対応方法も事例を挙げて紹介、メンタルヘルスに強い組織づくりも提言。
はじめにーー「ストレスチェック制度」実施の準備はできていますか?
1 義務化される「ストレスチェック制度」とは?
2 「ストレスチェック制度」にかかわる人と役割分担
3 従業員とのコミュニケーションが成功のカギを握る
4 ストレスチェック制度の導入ロードマップ
5 Step1 ストレスチェック制度の導入準備
6 Step1 ストレスチェック制度の導入準備 Q&A
7 Step2 ストレスチェックの実施
8 Step2 ストレスチェックの実施 Q&A
9 Step3 個人結果の通知・面接指導
10 Step3 個人結果の通知・面接指導 Q&A
11 Step4 集団分析、改善点の検討等
12 Step4 集団分析、改善点の検討等 Q&A
13 企業タイプ別導入モデル
14 メンタル不調者が出たらーー失敗例にみる課題と対処方法
15 メンタルヘルスに強い組織づくりに向けて
あとがき
巻末資料
介護事業に強みを持つ社労士が、事業所の抱える問題点のチェック方法、整備が必要な制度設計、企業風土醸成の方法を示し、問題点解決
第1章 人を大切にする経営
第2章 「働きがい」の創出〜良い組織風土への取り組み
第3章 「働きやすさ」の創出〜職場環境改善への取り組み
第4章 社労士ができる介護「人財」の採用・定着・育成支援策
第5章 介護事業所への人事制度(キャリアパス制度)の支援
精神科医として労働者のメンタルヘルスケアに長年携わってきた著者が、職場で発生するこころの病気について事例をあげて解説。さらに、予防・対処・復職支援を系統的に行うために必要な知識と方法を伝える。
職場ではクールで人を寄せ付けないようなパパが自宅に帰ると愛する妻と子供にデッレデレに!?SNSで大反響の尊さ満載のパパコミックが大量描き下ろしを追加してフルカラーコミックス化!!
『派遣先の男性社員から執拗なセクハラ』
『契約社員。いつかは正社員にと言われつつ実現しない』
『「年俸制だから残業代は出ない」と言われたが?』
ーー抱えこんじゃダメ。これらはすべて法律問題です!
“知っているのと知らないのとでは大違い"の労働法のエッセンスについて、
女性弁護士と女性社労士が
コミックエッセイを交えつつ、やさしく解説。
産休・育休の制度から、残業と労働時間、どこまでがセクハラか、
困ったときの相談窓口など、実用的な情報も盛りだくさんの1冊です。
新入社員はどのような学びに遭遇し、どのような学びを展開して熟達していくのか。実践現場における、人と職場と組織の接点を解明。
企業からの要請もあって、大学における実践的教育の必要性が叫ばれている。本書は職場に新たに参入し仕事に携わっている人の成長過程を対象に、学校の学びと職場学習の違い、高業績の人の実践知はどのように明らかにできるか、協働して仕事をする際に生じる問題、個性と仕事の関係といった事項を、理論的手がかりと実例から解説する。
勇者に敗れ、再起を図る魔王軍の前に現れたのは、かつての勇者レオだった。
剣術、魔術、古今東西あらゆる技術に精通し、たった一人で魔王軍を倒した最強の勇者。
だが彼は強すぎるために人間の国から追放され、魔王軍へとやってきたのだった。
正体を隠して魔王軍に入ったレオは、人手不足や台所事情、ボロボロの魔王城さえも、身につけたスキルと経験であっという間に立て直していく。
またたく間に新たな幹部にまで上り詰めるレオだが、彼の狙いは魔王軍再生だけではなく、世界全体の“立て直し”にあるようでーー?
役目を終えた引退勇者の最後のひと仕事、ここに開幕。
人々が役割を超えて他者と助けあい,秩序を保ち,創意工夫する活力に溢れた組織を作るにはどうすべきか。個人と組織をつなぐ「職場」に光を当て,その問題に答えを導く。日本型経営の衰退等が叫ばれる中,模索が続く日本企業の組織を考えるための必読の書!
序章 援助・勤勉・創意工夫をもたらすマネジメント
第1部 関わりあう職場への注目
第1章 職場で関わりあい、とことんやる:タマノイ酢のケース
第2章 協働と秩序と自律:公共哲学の視点から
第2部 経営学における関わりあう職場のマネジメント
第3章 上からのマネジメントと下からのマネジメント:経営管理論における位置づけ
第4章 援助・勤勉・創意工夫行動をもたらすメカニズム:組織行動論における位置づけ
第3部 関わりあう職場のマネジメントの実証分析
第5章 分析フレームワークと調査概要
第6章 関わりあう職場と援助・勤勉行動
第7章 関わりあう職場と創意工夫行動
終 章 関わりあう職場とそれを育む組織
2020年6月1日、いわゆる「パワハラ防止法」が施行されました。
本法はパワハラを定義づけるとともに事業主にパワハラ防止のための雇用管理上の措置義務を課しており、パワハラ防止対策を講じることは、今や企業にとって、重大な危機を回避するためのリスクマネジメントの1つとなっています。
本書では、この法律について整理するとともに、法律が求める対策を実施するために企業が行うべきことについてわかりやすく解説しています。
具体的な社内ルールの作成例、対応のための各種様式例、実践的な解決手法もふんだんに盛り込み、企業にとって対応が急務となっているパワハラ対策がこの1冊で万全なものとできるよう、構成しました。
早くからパワハラ・セクハラ問題に精力的に取り組み、ハラスメントを熟知した著者の知見に基づくノウハウが満載の1冊です。
「やめたくてもやめられない…」そんな苦しみを持つ人のために,私たちにできること
アルコール依存症をはじめとする依存症・アディクションの問題は,個人の問題にとどまらず,ときに職場において勤怠不良などのかたちで集団組織に悪影響を及ぼすこともあり,産業保健現場では職場全体で取り組むべき課題である.
本書は,産業医や産業保健スタッフ,人事労務スタッフ向けに,現場に即した知見がまとめられている.
発達障害をかかえた女性が働くときに直面するさまざまな問題をどう乗り越えるべきか。それぞれの症候とそれに対する対策、さらに結婚や人間関係の悩みまでを具体的に教える決定版。