通り魔事件発生!犯人、捕まらず!非常事態なのに、ここの住民たちがひねもす考えていることといったら…。うだつょ、上がれ!未解決事件があった街の人々の「つぶやき」がすれ違ったとき、心のドラマが走り出す。
神楽咲高校に入学した咲丘は、「丘研」の入部案内を見て直感した。これこそ“風景”を愛する俺のための部活だと!部室に向かった咲丘は、代表・沈丁花桜と意気投合、早速入部。だが、丘研の正体は「オカルト研究会」、沈丁花の世界征服の野望のために日々活動していたのだ。「君は完膚無きまでに自分を知られたことはあるかい?」知ること=支配すること。世界を知るための戦いが始まる!第15回スニーカー大賞“優秀賞”。
「リセットを、使えません」相麻菫の死から二週間。浅井ケイと春埼美空は、七坂中学校の奉仕クラブに入部する。二人は初めての仕事を振られるが、春埼はリセットを使えずにいた。相麻の死をそれぞれに考えるケイと春埼。ケイは、相麻が死んだ山へと向かい…(「Strapping/Goodbye is not an easy word to say」)。中学二年の夏の残骸、高校一年の春、そして夏ー。壊れそうな世界をやわらかに綴る、シリーズ第4弾。
子どもの頃から、体を動かすこと、汗をかくこと、外で遊ぶことが大嫌い。放課後は真っ直ぐに家に帰り、部屋にこもりテレビゲームに向かう日々。いつしか友達は減り、大人になった今では「仲間」と呼べるのは戦士や僧侶、魔法使いだけ…となった引きこもりが、突然アフリカ大陸を縦断することに!一体どうなる!?泣くな、負けるな、さくら剛。
新相棒・神戸尊登場!杉下右京の大学時代の恩師が登場、大人の恋愛模様が切ない「密愛」、久々の陣川警部補が相変わらず美人に弱い「悪意の行方」など右京単独捜査の後、最終話「特命」で神戸との初捜査。少しギクシャクとした2人の関係はどうなる?連続ドラマ第7シーズンの第15話〜19話を収録。
やんちゃな“あずき♀”とおっとり系の“だいず♂”。くすりと笑えるボケとツッコミがかわいいゆるねこ漫画!
新大陸に到着した早々、難事件を次々解決したヴィクトリカと一弥。開業したグレイウルフ探偵社には早速、依頼人が殺到。脱獄した伝説の銀行強盗・KIDと、マンハッタンの中心にある広大な公園・セントラルパーク。この二つに関する厄介な依頼にヴィクトリカが目を白黒させる中、見習い新聞記者となった一弥も、セントラルパークへ初の取材に向かう。二人の仕事は、思わぬところで大きな陰謀へと繋がって…?奇跡の名コンビが、またもN.Y.中を巻きこむ大活躍!?探偵社編、最新作!
釧路で書道教室を営む夏紀は、認知症の母が呟いた、耳慣れない地名を新聞の短歌の中に見つける。父親を知らぬ自分の出生と関わりがあるのではと、短歌を投稿した元教師の徳一に会いに根室へ。歌に引き寄せられた二人の出会いが、オホーツクで封印された過去を蘇らせる…。桜木ノワールの原点ともいうべき作品、ついに文庫化。
鈴鹿峠に住む山賊は、新しい女房をさらってきた。だが、彼女はどうも他の女たちとは違っていて、彼のことを恐れず、そればかりか…。坂口安吾の『桜の森の満開の下』が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られる、大人気イラストレーターしきみによって、鮮やかに現代リミックス。人気シリーズ「乙女の本棚」の第13弾が登場。小説としても画集としても楽しめる魅惑の1冊。
「あなた、なぜ小説を書くんですか」北海道・江別で平坦な生活を送る柊令央は、応募原稿を読んだという編集者に問われ、渾身の一作を書く決意をする。いつか作家になりたいと思いつつ40歳を迎えた令央にとって、書く題材は、亡き母と守り通した家族の秘密しかなかった。執筆にのめりこむうち、令央の心身にも、もともと希薄だった人間関係にも亀裂が生じー。直木賞作家・桜木紫乃が創作の苦しみを描ききる、新たな到達点!
運動神経ゼロの雨宮大地は、高校卒業後、野球の聖地・甲子園で働くことに。グラウンド整備を請け負う職人集団「阪神園芸」の新人として憧れの地を踏むも、仕事は失敗続き。落ち込む大地だったが、夢に向かってもがく同世代の仲間たちと出会い、自分の弱さと向き合うことを決意しー。涙の青春×お仕事小説!
死に場所を求め、生きる女。裏切りの果てに辿り着いた終焉の地とは。ノワール小説の極北!
季節の行事は開運の鍵だった!