本書では、免疫現象の特殊性と普遍性について、まずはじめに「総論」でふれた後、各章においては免疫系に特徴的な現象を分子レベルで理解できるように解説することを試みた。免疫全般を網羅しているのではないが、最近特に新しい進展がみられる分野に重点をおいて免疫学の特殊な現象、機構について紹介、解説し、疾患との関わりについても強調した。
日局13改正完全準拠。「自律神経系」から始まる本書は、国試ガイドラインの「医薬品の薬理」、いわゆる薬理学に該当します。最近の国試には、医薬品の相互作用に関する問題、調剤における処方せん監査の問題など、薬理学の知識なしでは解答できない問題が増えています。特に薬理嫌いの人!まず、この「自律神経系」を克服しましょう。一見暗記物と思われがちな範囲ですが、本書に従って必要不可欠な基礎生理を理解し、作用する薬物を作用機序とともに整理していけば、完全に克服できます。82回国試問題の正解・解説収録。
本書はキーボードが苦手、嫌いという人のために8つの処方箋を用意しました。キーボード入力の基本から、日本語入力プログラム「MS-IME97」を使って短期間で早く入力できるコツ、タッチタイピングの賢いマスターの仕方、なるべくキーボードを使わないで入力する方法、最適なキーボード選びまでキーボードでつまずく症状をやさしく解説。
本書はアレルギー性炎症疾患の診療に役立つようにアレルギー性炎症の基礎的な事項から個々の疾患の検査法、治療法など臨床的な事項までをまとめたものである。
からだのなかは細胞たちの戦場だ!花粉症、アトピー性皮膚炎…。われわれを悩ますアレルギーの正体とは!?本書では、まずアレルギーがどのようなしくみで発症するのか、図を使ってわかりやすく述べ、簡単に理解できるよう努めた。さらにそれを治療法に役立てることができるよう配慮した。アレルギーを深く理解する上で必要な最先端の知識も取り入れた。
本書は漢方医学と西洋医学との関係、漢方治療入門、そして漢方薬の得意とする身近な問題等について述べています。更に解りやすいようにイラストを多く取り入れています。
本書は、現在子どものからだと心に、どういう問題があるか、どう考えればよいか、どんな対策をとればよいかを衛生学から見ている。
新しい薬剤師に求められる「病態生理」を完全マスター!薬剤師国家試験における医療薬学「病態生理と薬物治療」の克服を目指している薬学生を念頭に執筆。疾病の種類や範囲を薬剤師国家試験出題基準に限定し、それらの疾病を器官別にまとめて解説。疾病の概念をとらえ、その臨床症状、病態・病因を述べ、それらの理解の上に立って、薬物治療や薬物の選択をいかにすべきか、という順序で書かれている。難解な生理学的用語や記述には解説や注釈をつけ、わかりやすくした。章末には過去の国試問題や予想問題とその解説を収録し、力試しとともに実践力アップができるようにした。
本書の特色は次の諸点である。栄養士を養成している大学・短大・専門学校の学生を主な対象とし、栄養士としてこれくらいは知っておいてほしいと思われる疾患を取り上げて記述した。また、これから管理栄養士国家試験を受験しようと思っている者およびすでに栄養士として働いているが、さらに新しい知識を学びたいという者のために、食事療法とは必ずしもあまり関係ないが管理栄養士国家試験によく出題される疾患および近年注目されるようになった疾患についても記述した。従来、臨床検査はそれぞれの疾患のところで、ばらばらにしかも簡単にふれられていたが、本書では臨床検査に重点をおき、主な臨床検査をすべて1章にまとめて記載し、それぞれの正常値は巻末にまとめて収録した。ただし、重要な検査項目については、本文と巻末の2か所に正常値を載せ、便宜をはかった。諸疾患を理解するうえで必要な事柄を「主な予備知識」の項目にまとめた。