ヨーロッパ文明の基層、ラテン語の世界を案内する、知的雑談満載のイツミ教授のラテン語講義。よく引用されるラテン語名句の話から文法の初歩へと導く読み物風入門。
親が育ち子が育つ、そんな地域をつくろう!出会いと感動の場「鎌倉てらこや」の10年間の軌跡!
「ナラティヴ」と「ダイアローグ」を鍵概念にして、イタリア文学、仏文学、独文学、中国文学などの他領域の文学者や心理学、教育学、ジェンダー研究者といった異なる視点からポーという物語のなかに沈み込んだ「声」を照射する。「多様性の時代」に浮かび上がるポー!
どんなねこにも、ひみつがあるっていうけど、うちのごろすけには、ないとおもう…。だって…。ほ〜んと、なまくらさんなんだもの。
本書は、カップルや家族、グループへのセラピーを様々な心理的相談事例を通して学ぶ、家族療法の入門書です。「虐待」「統合失調症」「抑うつ」「乳がん」「薬物依存症」「ADHD児の破壊的行動」など様々な架空事例を題材に、見立てからエビデンスのある支援モデルの適用までを、設問に答えながら学んでいける本となっています。複数の来談者への合同面接では個人面接よりも複雑なコミュニケーションパターンが現れやすく、支援や介入の糸口をどこに求めたらよいか悩むセラピストも多いことでしょう。本書では、カップルや家族、グループの間で展開されている人間関係や悪循環を図にして見立て、そこにどんなシステムが成立していてどんなナラティヴが力を持っているか、どんな資源があるのかを整理し、それをもとにどう働きかけたらよいかを学ぶことができます。これから家族療法家を目指す初学者にも、新たにカップルや家族、グループへの面接に取り組みたいセラピストにも最適の1冊です。
古代学芸の受容、信仰理解の体系化、修道制の確立などに大きな役割を果たした西方の教父群像。ラテン教会は彼らにより揺るぎない基盤を与えられ、決定的な飛躍を遂げる。中世の自己成型が進展する世界史的時代の証言たる重要著作を網羅。
あしたはたのしいえんそくだ。でも、のらねこソクラテスにはないしょなんだ。いったらぜったいついてくるからなあ。ごめんな、ソクラテス。好評のソクラテスシリーズ第3弾。
ラフマニノフの3曲ある交響曲のうち、最もポピュラーな作品。抒情的なメロディと豊かな色彩感、スラヴ的な哀愁に彩られた、甘美でロマンティックな曲だ。ラフマニノフ30代前半の気力がみなぎっている。
問題を特定するのではなく、問題を語りあうこと。問題を個人で背負うのではなくネットワークで背負うこと。決して結論を急がず、不確実性に耐えながら、さまざまな思いが自由に語られる空間をつくること。個人化された語りから、地域にひらかれた語りへ。ナラティヴ・アプローチの現在地から考える、新しいケアのかたち。