小さい頃から身近にある図書館。でも、その多様な使いかたを多くの人が知らない…。実は、子育てもビジネスも、図書館がしっかりサポートしている。図書館でできることを知れば、私たちの生活はもっと豊かに、楽しくなる。若き図書館長・吉井潤氏が、やさしく解説した図書館ガイドブックの決定版!
効率よく情報を得るための、実践的テクニックを紹介!こうすればインプット量は劇的に増える!元『週刊ダイヤモンド』編集長が練り上げた、秘伝の読書テクニック。
小さな森のちっちゃな木は、しあわせでした。しげった葉っぱにまもられて、夏もすずしかったから。秋になっても、ちっちゃな木は、葉っぱを手ばなすことができません。やがて…成長していくためには、たいせつなものを手ばなしたり、いごこちのよさから一歩ふみだす勇気がひつようなことも。小さな木をとおして、そのことを、やさしくかたりかけてくれる絵本。
この本は、世界初のプログラマーだったひとりの女性、エイダ・ラブレスをえがく伝記絵本です。エイダは、英国を代表する詩人バイロン卿と、数学者のアン・イザベラ・ミルバンクとの間に生まれました。エイダの母は、娘が父親のようにほんぽうな人間にならないよう、てっていして数学を中心にすえた教育を受けさせました。詩なんてもってのほかです!しかし、エイダの想像のつばさは、そんなことで折られたりはしませんでした。「世界で最初のコンピュータ・プログラマー」とよばれるエイダの人生は、たしかな知識と豊かな想像力が結びつけば、だれも思いもおよばない世界がつくりだせることを教えてくれます。コンピュータがとくいな子どもたちや、発明家をめざす子どもたちだけでなく、夢みることが大好きな子どもたちにもおすすめしたい本です。
ローマ大学に留学中の玄須聖人は、教授の依頼でヴァチカン秘密記録保管所を訪れ、企画展に向けて幻の資料を探すことに。その頃、ドイツとオーストリアで魔女狩りを彷彿とさせる猟奇殺人が起こる。悪魔信仰者の存在がちらつくなか、疑惑の目は教皇庁にも向けられる。図書館の膨大な蔵書に謎を解く鍵があると調べ始める聖人と神父のマリク。だが、事件の真相は意外なところに…。
再び捕らわれの身となったジェイコブとエマは、コールの最後の陰謀を知り愕然とする。コールは、古いタイムループに存在する「魂の図書館」を探し出し、保管されている古代の強力なピキューリアの魂を手に入れようとしていたのだ。世界の支配を目論むコールと、ジェイコブとエマの最終決戦がついに始まる。そして二人の未来の行方は?
学校図書館で起こるカラフル(個性的で多様)な学びを生徒や教職員の実際のエピソードで多数紹介。“ヒト×モノ×コト”で可能性がひろがる!
ダムができるまえに、父さんと娘は谷間を、家々を、たずねて歩く。ここにあふれていた命、ここにあふれていた音楽。ダムができあがってからも、それらは、ずっとひきつがれていく…国際アンデルセン賞受賞作家とケイト・グリーナウェイ賞受賞画家がうたいあげる、美しい命の賛歌。
しんあいなる先生、おぼえていらっしゃいますか。わたしは、おちつきがなくて、こまったことばかりするせいとでしたね。でも、あなたは、けっしてしからないで、すばらしい一年間の思い出をくださいました。-今は大きくなった女の子が、先生にむけて書いた一つうの手紙。年をかさねても色あせない、先生とせいとのゆたかなつながりが心をうつ絵本です。
読書は人生における羅針盤の役割を果たしてくれた。今だからこそ読み返したい名作ぞろい。
社会におけるアーカイブの意味と重要性を思想・文化・教育史から跡づけ、デジタルネットワーク社会の“開かれた知の源泉”としての課題と可能性を照らす。
森のはずれに、おじいちゃんと二人きりでくらしている女の子ステレは、いつもさびしいと思っていました。本が大好きでしたが、たった一冊持っていた本は、あまり何度も読んだので、ばらばらになってしまいました。するとある日、おじいちゃんが教えてくれましたーだれも住んでいないお城の中に、「お話の図書館」がある。でも、その図書館に入る正しいドアを見つけるのは、とてもむずかしいのだ、と。本が好きな女の子と、心に痛みをかかえた男の子、物語をにくみ、のろいをかける魔女と、ふしぎな老人「お話のたきぎをあつめる人」…オランダの人気作家と妃殿下がつむぎだした、本を読むことの楽しさをめぐる、ふしぎなおとぎ話。小学校・中学年から。
でんせつの「まっくろ岩」をたんけんしたいと、ないしょでママのふねにのりこんだエリン。ふねにふりおとされ、うみにおちてしまいます。うみからそっとすくいあげ、たすけてくれたのは、なんとおそろしいかいぶつだときいていた「まっくろ岩」でした。「まっくろ岩」のしょうたいとは?!信じるもののために立ち上がる勇気、そして自然とのやさしい関係。イギリスで大注目の若手作家が描く現代のおとぎ話です。
寺社仏閣や庭園のイメージがある京都は、実は近現代建築の宝庫。日本の主要都市では珍しく空襲の大きな被害を受けておらず、明治以降の建築の流れがたどれる貴重な場所である。辰野金吾、伊東忠太、前川國男、村野藤吾、安藤忠雄、原広司など各時代トップクラスの建築家の作品が鑑賞できる贅沢な街なのだ。日本の近現代建築史を概観しながら、京都の新たな魅力を再発見。京都を代表する13の建築に焦点を当て、その見どころ、建築家のエピソードをひもとく。