「生徒指導提要(令和4年改訂版)」に準拠した新しい教育相談のテキスト
学校における諸問題とその対応の仕方を想定されるケースごとに解説する。旧版の簡潔でわかりやすい講義形式はそのままに、各種データを更新し、諸制度の改変や12年ぶりに改訂された「生徒指導提要」に対応した。豊富な図解やイラストを通してわかりやすく学べる。重要語句、法規には側注をつけた。授業時に自分で書き込み、自らのテキストを作っていく教職をめざす初学者に最適の一冊。
◎ 「2軸3類4層」重層的支援構造をわかりやすく解説
◎ 生徒指導と教育相談が一体となったチーム支援の視点
◎ 新たに加わった現代の学校における諸課題に対応した構成
「理想のマネジャー」ってなんだ?
多様で自立した働き方が実現したこれからの組織で、マネジャーはどういう存在であればいいんだろう?
・育休は最長6年
・働く時間や勤務場所は、すべて自分の希望で決める「働き方宣言制度」
・育自分休暇という出戻りOK制度
・副(複)業の自由etc…
単なるグループウェア会社にとどまらず、「チームワークあふれる社会を創る」の理念のもと、
自社では「100人100通りの働き方」を実現し、超ホワイト企業と呼ばれる一方で、
「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう」をキャッチコピーに
世の中にさまざまな問いを投げかける「サイボウズ」。
しかし、もともとは離職率が28%を超える超ブラック企業だった。
そこから、人事制度や働き方、チームのあり方を考え続け、
働き方改革のリーダー企業として知られるようにまでに進化させたのが
この本の著者、サイボウズ副社長・山田理。
売上や利益を第一に考えるマネジャーのための指南本は世の中に溢れている。
ではサイボウズのように、メンバーの幸せを第一に考える会社で働くマネジャーたちは
この先、何を意識して仕事をすればいいのか。
その指針となる本を。
▼内容・構成
(書籍は現在、執筆・編集中です。内容は大きく変更する場合もございます)
はじめに どうすればマネジャーの仕事を減らせるのか?
・そもそも、マネジャーは本当に必要なのだろうか
・「多様性」と言えば聞こえはいいけれど、生まれたのは「世代間のギャップ」だった
・トーナメントシートみたいな組織図は、実は「情報を集約する仕組み」だった
・偉い人って、一度で全部を伝えてくれないアレはなぜだったのか
・情報格差のない時代へ インターネットは「組織の階層」を破壊した
・働き方改革でいちばん損しているのはマネジャーです
・マネジャーにすべてを任せるのは、あまりにも酷すぎやしないだろうか
・この本は「マネジャーの大衆化」を目指します
・サイボウズは人間が人間を管理することをあきらめた
・マネジャーは完璧じゃなくていい 最小限のリーダーシップで戦おう
第1章 サイボウズが潔く諦めたマネジメントに関する7つのこと
・1.マネジャーは「地位」ではなく「役割」である
・2.モチベートに必要なのは、複雑な「スキル」ではなく情報を公開する「覚悟」
・3.役割は「トップダウン(指示)」ではなく「オーガナイズ(お願い)」 へ
・4.「人」を成長させようなんておこがましい。何でもできる「神」になる必要なんてない
・5.組織図は「ピラミッド型」から「キャンプファイア型」へ
・6.「100%の忠誠心」なんて求めない「100人100通りの距離感」を受け入れる
・7.目指すべきは「ブラックやホワイト」ではなく「透明な企業」
第2章 離職率28%から4%までの道のりたどり着いたのは「100人100通りの働き方」
第3章 ザツダン(雑談)でマネジメントの「視力」を上げる
第4章 「情報の徹底公開」がマネジャーの仕事を激減させる
第5章 だいたいの問題は「説明責任」と「質問責任」で解決する
第6章 会社そのものがなくなる時代に人はどうやって働くのか
地球温暖化による気候変動の要因は、生物文化多様性を無視し、より豊かな暮らしを最優先した結果生じた、人間の環境破壊活動によるものだと断定できよう。だとするなら、少なくとも以前の自然環境を取り戻すことができるのは、人間しかいないとの逆説が成り立つのではないのか。
第一章 地球温暖化による気候変動
第二章 負の諫早干潟干拓から学ぶ事
第三章 生物文化多様性の大切さ
【付録】干潟文学アンソロジー
【年表】諫早湾干拓史
普通の幸せって、何?
小説現代長編新人賞『檸檬先生』で鮮烈デビュー!
Z世代の新鋭が描く、切なさと温かさに満ちた青春&家族小説!
東京で大学生活を謳歌していた茂果は、友人の由紀からあるアニメを布教される。
柔らかな表情、手描き感のあるタッチ、自然な体重表現、甘い雰囲気の色使い、繊細な塗り。紹介された絵師のイラストは、弟の穂垂が描いたものだった。
Twitterの裏アカウントでBL作品を創作し、普段から異性との恋愛話をしない穂垂に対して、茂果は同性愛者なのではないかと考え、やがて過干渉してしまう。境界の曖昧さ、線引きの難しさを、姉弟の視点から見つめ直す。
小説現代長編新人賞受賞後第一作
一 明日はアースカラーのネイルをする
二 こっちの水
三 フィクションでありファンタジー
四 17×2=34
五 ほうほう
六 幸福の光
七 ゴーヤは緑から黄色になってやがて甘くなる
八 あなたの光でちょいとこい
人種、性別、国籍ーー
社会的な制約を受けながら
その障壁を打ち砕いた人々の物語
ヨーロッパを中心とした考え方は数学にも及んでおり、これまで、古代ギリシャ以外で生まれたものはすべて「民族数学」として脇に追いやられていた。そのため、論理的に一方向に進んできたと思わせる数学の歴史は、実際ははるかに多様で複雑であり、混とんとしている。著者の二人はこれまで数年がかりで世界各地の数学にまつわる資料を収集。六大陸で数千年にわたって数学分野に貢献したにもかかわらず、見過ごされてきた人々に光を当てることに成功した。知られざる先駆者たちの物語へようこそ。
「数学の歴史を掘り下げれば掘り下げるほど、私たちは事実がいかにゆがめられてきたのかを知り、それに対して何かしなければならないという思いを強めたのである。(中略)数学とはアイデア、つまり着想を起点とし、その着想を結論に導くまでの考え方を生み出す学問である。様々な地域や文化圏によって広げられる思考の多様性(ダイバーシテイ)は、数学において必要不可欠なのだ。(「プロローグ」より)
忍術使いにファッションリーダー、子育て名人も!?
多様な水辺の生きものたちが大集合!
「水辺の推し、全力で紹介します!」
淡水生物ってどんな生きもの?
田んぼや川、池など、
私たちのすぐそばにいるけれど、
知らないことがいっぱい。
そんな水辺の生きものたちの
魅力をたっぷり詰め込んだのがこの図鑑です。
著者は、日本で最も多くの淡水生物を見てきた
自然写真家・関慎太郎さん。
幼いころから水辺の生きものに魅せられて、
彼らを見つけるセンスと捕まえる技は神業レベル!
フィールドワークのために全国を駆け巡り、
生息環境を知り尽くしたスペシャリストです。
そんな関さんが、2022年7月に
小さな水族館「びわこベース」を建てました。
ここは、日本最大最古の淡水湖であり、
世界でも稀有な
古代湖のひとつである琵琶湖のほとりに、
小さな水族館を併設した
水辺の生きものを未来に残すべく誕生した
日本初の生息域外保全センターです。
数十年前までは
身の回りにあたりまえにいた生きもの、
とくに田んぼや池、川など水辺の生きものは
人知れずその数を減らしています。
海外ではこうした施設が見られますが、
今後日本各地にたくさんできることを期待しながら、
身近な生きものの魅力を発信しつつ、新たな人材を
育成できる場所となればという思いで建てられました。
本書は著者の豊富な経験と
びわこベースの活動を背景に、
水辺の生きものたちの魅力を発見する一冊です。
読めば、身近な水辺の生きものが
もっと好きになるはずです!
●環境配慮型書籍●
FSC認証、グリーンプリンティング、植物性インキ使用
■INTRODUCTION
・淡水生物とは? そもそも淡水とは?
・この本で紹介する生きものの種類、場所について
■第1章:たくましくて美しい淡水生物図鑑
水辺で暮らす数ある生物のなかから、
著者関さんの推しを、
美しい写真と紹介文章でご紹介します。
■第2章:淡水生物の多様な世界
模様や色がオシャレな「ファッション」、
ユニークな「子育て」のテーマ別に
さまざまな角度から淡水生物の
生き方をご紹介する写真絵巻です。
■第3章:びわこベースとフィールドワーク
・関慎太郎物語(水辺の生きものと出会い、
自然写真家としての歩み、
びわこベース設立から現在まで)
・びわこベースやフィールドの楽しみ方
・世界取材旅行記
■巻末対談「撮るということ、待つということ」
著者の関慎太郎とその師匠、
飯村茂樹、二人の自然写真家による、
生きものたちと過ごす時間について
あとから考えるとなぜ買ったのかわからない、そんなものがきみの部屋にないだろうか。広告は、どうしたらきみが買いたくなるかを知っている。広告のからくりを学ぶことで、だれかの意志ではなく自分の意志でほんとうにほしいものを選ぶ力を身につけよう。
第1章 広告を新しい目で見る
第2章 マーケティングを探検する
第3章 広告の世界を探検する
第4章 脳を探検! 広告はどう脳にはいりこむ?
第5章 広告の世界の追跡者
第6章 広告の世界をタイムトラベルしよう
第7章 きみ印のブランドを探検する
用語集
さくいん
ブックガイド
きみはいま、どんなきもち?
うれしい、かなしい、わくわく、たいくつ……生活の中でいろんなきもちが浮かんできます。同時にいくつものきもちが湧きおこったり、一日のなかできもちがどんどんかわったりすることもあります。自分だけのたいせつなきもちだから、胸にしまっておくのがいいと考えることもあれば、自分のきもちはまわりに伝えたほうがいいと考えることもあります。自分のきもちをありのままに受けとめる絵本です。
多様性を大切にしたカラフルなイラストは見ているだけで楽しくなります。読み聞かせにもおすすめです。
シリーズにいろんな家族のかたちを考える『いろいろ いろんな かぞくの ほん』、からだについていろんな角度から考える『いろいろ いろんな からだの ほん』があります。
カナダの小学校や文化を紹介した『あおいの世界』で第60回講談社児童文学新人賞佳作受賞デビューの
花里真希氏の幼年童話。すべての見開きに『ふってきました』で日本絵本賞受賞の石井聖岳氏による楽しい挿絵つき。
不思議なデパートでのファンタジー体験を描いた「るりのワンピース」に続く、親子むけのお洒落な日常ファンタジー。
「ふしぎなつうがくろ」第二弾!
2年生のひろとは、春夏秋冬それぞれにつうがくろで素敵なふしぎな体験をします。
できないことができるようになるということは、うれしいことです。
そもそも「現代アート」って何?
これからの現代アートはどうなる?
現代アートの意味や歴史、近代美術やコンテンポラリー・アートとの違いから、
政治・価値・ケアとの関係まで、現代アートをめぐる「?」を解き明かす!
気鋭の文化研究者・評論家・キュレーターの山本浩貴氏による、現代アートの入門書。ウェブ版「美術手帖」上で2022年に連載された内容が書籍になりました。「意義」「多様性」「社会性」といった12のテーマを設け、初心者にとっても読みやすい語り口で、具体的な作家にふれながら解説します。また書籍化にあたり、新たに「マーケット」と「ケア」の2つ章を追加。さらに、会田誠、飯山由貴、尾崎翠(明日少女隊)らアーティストと、小川公代(文学)、松村圭一郎(人類学)ら研究者のインタビューを収録。これを入口としてさらに深く知りたいという方に向けてのブックガイドも掲載します。歴史と現在、両方の視点から、現代アートとは何かが学べる1冊です。
単一の林分内で木材生産と生物多様性保全の両立を目指し、
北海道有林のトドマツ人工林160ヘクタールで、
保持林の大規模実証実験を行って12年。
一連の成果を、研究者、林業事業体、企業、行政の担当者たちが紹介。
狼の再導入? マンモスの復活? 生態系の回復? 先駆的な環境保全活動「再野生化」の概念やプロジェクト例を紹介する初の概説書。
生態系の回復と社会の変革を目指す、真の革命「リワイルディング」とは何か?リワイルディング科学の要である大型動物と草地の相互作用による生態系の回復、先駆的な4つのプロジェクト例、倫理・政治・実践を考慮した上での実現可能な活動、将来についての10の予測を紹介する。地球の未来への新しい指針。
【原著】Paul Jepson and Cain Blythe, Rewilding: The Radical New Science of Ecological Recovery(Icon Books, 2020)
謝 辞
1 新しい地平
2 メガファウナ[大型動物群]がいた過去
3 地球の劣悪化
4 リワイルディング実践の起源
5 野生の自然──さまざまなカスケード、空間、ネットワーク、エンジニアたち
6 地球システムへの影響
7 リワイルディングの政治と倫理
8 リワイルディングの規模を拡大する
9 リワイルディング──将来にむけての10の予測
参考文献
訳者あとがき
解説 リワイルディングを希望にするレッスン
1日1種、ご紹介! 動物王国カレンダー
ほ乳類、鳥類、は虫類、両生類、魚類から、昆虫など、地球に生きる約175万種の動物のなかから、一日一匹ずつ紹介していくカレンダーのような動物ずかん。
毎日少しずつ読んでお気に入りの動物を見つけるのもよし、また、自分や周りの人の誕生日にどんな動物が載っているか探して、家族や友だちと一緒に楽しむこともできます。
<日本版の監修は、動物学者の今泉忠明先生からのメッセージ>
「世界には、さまざまな環境におよそ175万種の生き物がいるとされています。この本に載っているのは、そのうちの366種ですから、ほんのわずかなものにすぎませんが、どれもとても変化に富んでいます。
この本を手に取って、今日はなんという動物かな? 自分や友だちの誕生日はどんな動物なんだろう? というふうに読む人もいることでしょう。でも、それがたとえ人気のない動物でもがっかりしないでください。それは人間が勝手に変な動物と思っているだけのことですから。
約175万種の生き物はこの地球にみんないっしょにすんでいます。いろいろなものが生きているから良い、どんな生き物もみんな大切、つまり生物多様性が大事というわけです。
毎日ちがった生き物に出会える1年間の旅に、さあ、出かけましょう!」
【編集担当からのおすすめ情報】
世界10か国で翻訳されている大人気の動物ずかんです。
イラストも美しくて分かりやすく、初めての動物図鑑にオススメです。
1日1種のカレンダー構成ですが、特徴・特性ごとにまとめた25のコラムもあり、好奇心をくすぐられます。
日付と動物には関連性はありませんが、まるで「毎日占い・誕生日占い」のように楽しむこともできますよ。
はじめに
動物の世界
動物について
1月
・狩りをする動物たち
・チャンピオンの動物たち
2月
・火山とともに生きる動物たち
・家で見かける動物たち
3月
・熱帯雨林にくらす動物たち
・かぎづめじまんの動物たち
4月
・深海でくらす神秘的な動物たち
・擬態
5月
・渡り・回遊
・砂漠で生きのびる動物たち
6月
・淡水にくらす動物たち
・家をつくる動物たち
7月
・強力なあごと歯をもつ動物たち
・飛ぶ動物たち
8月
・木にくらす動物たち
・サンゴ礁にくらす動物たち
9月
・暗殺者たち
・寒さのなかで生きのびる動物たち
10月
・夜行性の動物たち
・休眠する動物たち
11月
・都会にくらす動物たち
・穴をほる動物たち
12月
・超能力をもつ動物たち
危機にある動物たち
個体数を増やす取り組み
クイズ
用語集
索引
身体と、法・政治の〈いま・ここ〉をひもとく
日本において、「産むこと/産まないこと」をめぐる「性と生殖の自己決定権(リプロダクティブ・ライツ)」は、どう法律・政治過程と関わり合ってきたのかーーリプロダクティブ・ライツを否認する条項の存在、避妊ピルや中絶薬の普及の遅れなどが政治的課題として意識され、生殖補助医療への法的対応も迫られている今、あらためて、「個人的なこと」が「政治的なこと」であるという原点に立ち戻る。
性と生殖の権利の意義と歴史、国内外の制度の理解を通して、〈これから〉を考える
はしがき(辻村みよ子)
1部 リプロダクティブ・ライツの意義と可能性
企画趣旨(糠塚康江)
1 政治から見る日本のリプロダクティブ・ライツーー優生保護法を巡る政治過程(岩本美砂子)
2 リプロダクティブ・ヘルス・ライツに対する国際人権法からのアプローチ
(林陽子)
3 憲法上の権利としてのリプロダクティブ・ライツの保護ーー「身体」に関する自由と尊厳(建石真公子)
2部 リプロダクティブ・ライツをめぐる日本のアクチュアルな問題
企画趣旨(二宮周平)
1 母になることを強制されないことーーフランス視察と内密出産/匿名出産(石黒大貴)
2 〈不良な子孫〉の出生防止と人権侵害ーー優生保護法の歴史から(松原洋子)
3 妊娠/出産を望む未婚女性たちと日本の現状(長村さと子)
3 リプロダクティブ・ライツと国際情勢
1 Dobbs判決の舞台裏(小竹聡)
2 「中絶の自由」が憲法に書き込まれた日ーー2024年国際女性の日(齊藤笑美子)
あとがき(大山礼子)
図書館の司書マリーナさんは、今年の子ども向けワークショップで、ペアになった二人がおたがいの伝記を書きあうことを提案しました。ペアになったベアトリーチェとアジザは、同じ小学校に通っていますが、ほとんどおたがいを知りませんでした。ベアトリーチェは8才で、3年生。ママとパパ、おばあちゃん、兄のジョルジョと暮らしています。ママと一緒にモロッコからイタリアにやってきたアジザは10才で、いまはまだ2年生。二人は、それぞれの生い立ちを語りあい、家族からもインタビューをしながら、おたがいの伝記を書きはじめました……。イタリア・アンデルセン賞最優秀作家賞の作家が描く異文化の交流と葛藤、共生の物語。小学校中学年から
シスターフッドがポリティカルになりすぎると、それはシスターたちのあいだに分断や対立をもたらすことにもなりかねない。その一方で、シスターフッドが政治に無関心になりすぎると、互いの涙を拭い合うばかりで、「元気を出して明日からまた同じ日常を頑張ろう」という激励会になり、つらい日常を変えていこうという動きに発展しない。 --本書 「はじめに」 より
2022年にスタートした雑誌『SPUR』の同名連載を新たに加筆修正。コロナ禍以降の社会の動きを鋭く見つめ、これからのわたしたちの生き方を考えた、エンパワメント・エッセイ集。
◎アイスランド発「ウィメンズ・ストライキ」の“共謀”に学ぼう
◎シスターフッドのドレスコードはむしろ「差異万歳!」
◎完璧じゃないわたしたちでいい
◎焼き芋とドーナツ。食べ物から考える女性の労働環境
◎古い定説を覆すママアスリートの存在
……etc.
無駄に分断されず、共に地べたに足をつけてつながる。前に進むための力が湧く39編を収録!
ブレイディみかこ
ライター・コラムニスト。1996年より英国在住。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で第16回新潮ドキュメント賞受賞。’19年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で第73回毎日出版文化賞特別賞受賞、第2回本屋大賞 ノンフィクション本大賞などを受賞。小説作品に『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』(KADOKAWA)、『両手にトカレフ』(ポプラ社)、『リスペクトーーR・E・S・P・E・C・T』(筑摩書房)などがある。近著には『地べたから考えるーー世界はそこだけじゃないから』(筑摩書房)。
イギリスの国民的絵本シリーズMR.MEN LITTLE MISS(ミスターメン リトルミス)から、子ども向けの多様性と感情マネジメントをテーマにした絵本シリーズ「Discover You」登場。
MR.MEN LITTLE MISS は、イギリスの Roger Hargreaves(ロジャー・ハーグリーブス)氏によって 1971 年に誕生したキャラクター。全世界で17ヶ国語に翻訳され、世界30ヶ国以上で累計2.5億冊以上も販売されています。
「みんなちがって、たのしいね」をテーマに、人間の持つ様々な性格や特徴を表現した個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる楽しく笑える物語を通じて、人にやさしくすることの大切さ、悲しい気持ちとのむき合い方、自分と人とのちがいの受け止め方など、子どもたちの自己肯定感、忍耐力、多様性を尊重する心を育てる絵本シリーズです。
「いろんな ともだち(All different)」
背が高くても、小さくても、手が長くても、みんなそれぞれ困ったこともあるし、できないこともある。
互いの違いを認め合い、多様性の大切さを教えてくれる絵本です。
(C) 2024 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L653634
絶対的存在あの、5年ぶり待望の写真集。
「いま」の空気を体現するアーティストとして、若者世代だけでなく現代のポップアイコンとして認知度を拡大し続けている“あのちゃん”。
そんな彼女の「いま」を見つめる、5年ぶりとなる写真集です。
本作の撮影を担当したのは、写真界の芥川賞と言われる『木村伊兵衛写真賞』を2015年に受賞し、あのちゃんとは公私共に交流のある川島小鳥氏。
撮影地は新潟県佐渡島。佐渡島ならではの自然と建物の中で見せる”あのちゃん”の表情・姿を収めた1冊です。
【撮影中のあのの手記より抜粋】
たらい舟でフグやクロダイみれた。
5年前、小鳥さんとの撮影で花火をした。それも写真集。
あれから5年が経ち、最後、花火をした。
別に何も変わらないけど、
あの日、髪の毛が燃えた。
今日は、フードで燃えなかった。少し成長した。
「YOU&愛Heaven」を海辺で弾き語りした。
波の音にかき消されまいと歌をうたった。
僕の声はどでかい海とその波の音に吸い込まれてった。
まだまだでっかくなる。
でっかくなれるんだ、と少し嬉しくなった。
【編集担当からのおすすめ情報】
個性ある海や山などの自然、廃ホテルやたらい舟、温泉など画になる場所も多く存在する佐渡島。
そこで、“あのちゃん”のイメージを体現する衣装から、意外性のある衣装まで、全19着で魅せる「いま」のあのちゃんは、必見です。
「もし みんなが かんぺきだったら せかいは つまらないものに なってしまいますね」--ゴッホは、絵のテーマをさがしに出かけます。心ひかれるのは、ユニークな顔だちのひと、まがりくねった木の根っこ、雨にぬれた泥の深い色…。そして、ひまわり畑にたどりつくと、枯れて地面に落ちている花も、大事にひろいます。「きいろのシンフォニーが かけそうだ!」。みんなが見過ごしてしまうもののなかに、ゴッホは美しさを見つけます。
アムステルダムのゴッホ美術館の協力を得て出版された、オランダの大人気漫画家による初の児童書の翻訳版。『黄色い家』『ひまわり』など、ゴッホの9つの絵が出てきます。ゴッホと日本の関係についても触れた訳者あとがきも収録。
強く、しなやかな知性で、激動の時代を迎え撃て!
時代の本質を見抜くために、「常識に囚われない知性」が最良の武器になるー
「知の巨人」佐藤優が、未来を切り拓く「自由な知」を持つ賢人たちと語り合う。
変わりゆくこれからの生き方を探る12の対話集。
【目次】
はじめに 佐藤優
1 魔王亡きあとの生存戦略 吉藤オリィ(分身ロボット発明家)
2 多様性って本当に寛容ですか? 大屋雄裕(法学者)
3 続・結婚論ーー家庭内を戦場にしないためにーー 萱野稔人(哲学者)
4 若者たちが集う昨今の社会運動事情 富永京子(社会学者)
5 「頭」ではなく「心=身体」の満足を 泉谷閑示(精神科医)
6 「問う」ことで自由になろう 永井玲衣(哲学者)
7 AI時代に生き残るための仕事術 新井紀子(数学者)
8 猫的人間の自由主義を! 古谷経衡(文筆家)
9 陰謀論と情報リテラシー 塚越健司(社会学者)
10 人間関係で振り回されないために 名越康文(精神科医)
11 新旧・東京五輪による街と社会の変化 新雅史(社会学者)
12 人生を立て直すための「哲学」 小川仁志(哲学者)
終わりに
【著者略歴】
佐藤 優(さとう・まさる)
作家。1960年生まれ、東京都出身。元外務省・主任分析官として情報活動に従事したインテリジェンスの第一人者。"知の怪物"と称されるほどの圧倒的な知識と、そこからうかがえる知性に共感する人が多数。『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を、『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。第68回菊池寛賞受賞。『読書の技法』(東洋経済新報社)、『勉強法 教養講座「情報分析とは何か」』(KADOKAWA)、『危機の正体 コロナ時代を生き抜く技法』(朝日新聞出版)、『天才たちのインテリジェンス』(ポプラ社)など著書多数。