本書は、論理パズル集とブール代数入門の2部構成になっている。
前半は、これまでのスマリヤンの本で発表された創作パズルの中の主要なものや、いわゆる「ひっかけ」問題なども含んだ論理パズルのコレクションで、スマリヤンの真骨頂というべきパズルが満載されている。
後半は、これまでの数理論理学を題材にしたパズル中心の著作とは多少趣を異にして、ジョージ少年の不思議な花が咲く庭園という具体的な題材を用いて、ブール代数の命題とその証明を提示するというスタイルになっている。読者は、パズルを解いていく感覚で本書を読み進めることで、ブール代数の基本的な定理を理解することができる。
第1部 すべては論理学の問題です!
第1章 パズル?それともひっかけ問題?
第2章 どのお嬢さん?
第3章 魔女は誰?
第4章 どちらの島?
第5章 マクレガー流算術指南
第6章 エルドン・ホワイトに質問
第7章 ある化学者
第8章 正気?それとも狂人?
第9章 マクスナード氏の奇妙な症状!
第10章 騎士・悪漢病
第11章 人間?それとも人造人間?
第12章 日替わり嘘つきとパラドックス
第2部 不思議な庭園
第13章 ジョージの庭園
第14章 いくつかの隣接する庭園
第15章 解決!「基軸」問題
第16章 ブール庭園と日替わり嘘つき
第17章 命題論理とブール庭園
第18章 集合のブール理論
第19章 一般のブール代数
第20章 ブール庭園再訪
第21章 もう一つの「基軸」問題
第22章 ジョージ・ブールと数理論理学
七代目小川治兵衛ー屋号「植治」(1860-1933)
平安神宮神苑、無鄰菴、円山公園を手がけるなど、近代日本庭園を先駆し、自然の景観と躍動的な水の流れを組みこんだ作庭で名高い植治。いまにつづく、その時代と生涯を丹念に描く長編小説1700枚。
多くの研究者が七代目小川治兵衛を「植治」として集約して描いているが、私はあくまで幼名の「源之
助」にこだわり、その一生を追い求めた。
間奏曲のような構成で、「母のねがい」と「妻のねがい」を挿入する構成にした。
これは、著者の歴史小説に一貫した構成になっている。
そこに本論を客観視する重要な史実なども、織り込んだつもりである。
(「おわりに」より)
母のねがい
第一章 旅立ち
母のねがい
第二章 修 業
母のねがい
第三章 わかれ
母のねがい
第四章 試 練
第五章 琵琶湖疎水
母のねがい
第六章 水力発電所
妻のねがい
第七章 並河庭園
第八章 無鄰菴
妻のねがい
第九章 癒やしの庭
第十章 平安神宮
妻のねがい
第十一章 日露戦争
妻のねがい
第十二章 流響光韻
妻のねがい
第十三章 白 楊
妻のねがい
第十四章 飛 翔
第十五章 不婦人
妻のねがい
主要参考文献
終わりに
本書のねらいは、芸術としての風景デザインを他の分野と共に目指しつつも、造園家として参加するための、心構えをつくる理論を示すことにある。第一部では一般的理論を扱い、第二部では日本庭園の伝統を通じて、より具体的に理論を展開している。
1924(大正13)年の日仏会館創立から百年。建築、音楽、庭園、写真・映像、各分野の日仏芸術交流の知られざる一側面を紐解く。
[目次]
イントロダクション
三浦 篤
資料と画像から見る日仏会館の歴史ーーその建物を中心に 8
第一部 建築・都市分野からみた日仏交流を彩る偉人たち
イントロダクション 中島 智章 20
中島 智章
一八七〇〜八〇年代の日仏交流ーー古市公威 22
藤森 照信
一九二〇〜三〇年代の日仏交流ーー前川圀男と坂倉準三 33
倉方 俊輔
一九五〇〜六〇年代の日仏交流ーー吉阪隆正 41
第二部 日仏音楽交流ーー草創期から現代までの歩み
イントロダクション 野平 一郎 50
船山 信子
第二次世界大戦以前の日仏文化交流ーー小松耕輔と三浦環を中心に 52
野平 一郎
日仏音楽交流と音楽教育機関の構造化ーー池内友次郎と安川加壽子の周辺 71
ヴェロニク・ブランドー
一九八〇・一九九〇年代の日仏文化交流における現代音楽分野の豊かさ 86
第三部 日仏におけるイメージの往還ーー十九〜二一世紀の建築・庭園、写真・映像
イントロダクション 林 洋子 98
林 洋子
アルベール・カーンの再生ーー一八九〇〜一九二〇年代パリでの日本イメージの刻印者として 100
ジャン=セバスティアン・クルーゼル
フランスにおける日本建築最初期の実現例ーーアルベル・カーンの数寄屋 117
隈 研吾
フランスでの近年のプロジェクトをめぐってーーアルベール・カーン美術館新館を中心に 140
第四部 コンサートーー日仏文化交流に尽力した作曲家たち
野平 一郎
曲目解説 162
シンポジウム プログラム 日仏芸術交流の一〇〇年ー建築、音楽、庭園、写真・映像 171
図版出典 174
あとがき 176
雑木はいかに日本人の美的対象になっていったのか?「見え隠れ」「抜けるところ」「単一性の回避」「移動を促す構成」…作庭家・飯田十基の造園的技法を探る。
近代ランドスケープとはいかなるものか。ランドスケープアーキテクトたちが闘い続けてきたテーマを、現代の眼で検証する。
世界中で大人気の、大人向けぬりえ(コロリアージュ)ブック。好評シリーズ第3作。新しい物語と、さらに美しくなった作品を楽しんで。作家自身による美しい色見本と、丁寧なプロセスによる色の塗り方紹介も。ふろくにカード2種つき。
月の庭園への案内書
ー月の庭園にまつわる3つのアイテムー
秘密の屋上庭園で大事件が巻き起こる!
人間の女の子・ミルクは、ママから受け継いだ<キャットパワー>を正義のために使う「ネコ魔女」の見習い。なかよしのネコたちと、月夜の冒険に出かけるのが大好きです。
本作でミルク達は、だれも知らない美しい屋上庭園を発見し、ひとり静かに庭園を守っているおじいさんネコに出会います。しかし次の夜、ミルク達のせいで、大事件が起きてしまって・・・・・・。
<キャットパワー>でネコと話せるけれども、ミルクの言うことを町のネコたちが聞いてくれなくて大ピンチ! 「正義」をふりかざすだけでなく、どうしたら相手が心を開いてくれるかを考えるミルク。
本作でも持ち前の勇気と、やさしさと、ひらめきで、難事件に立ち向かいます。
【編集担当からのおすすめ情報】
小学校低学年の女の子に大人気のポーラ・ハリソンの最新シリーズです。
第3巻は、花々が咲き誇る美しい庭園が舞台で、うっとりするような絵がいっぱい。ネコもたくさん登場するので、イラストを眺めるだけでも楽しい気持ちになれます。
絵本から読みものへ、ひとり読みできるようになってきたお子さんにぴったりのシリーズです。
本書は、奈良・京都を中心とする関西地方における日本の文化財について、とくに代表的なものを紹介して、これらの地方への修学旅行生や観光を志す人々の、文化財の見学・鑑賞に資することを目的として編集されている。
イスラム建築は光と空間を強調しているが、一方イスラム庭園では、ここかしこから流れ落ちる水音が嘆賞され、植込みや樹木は、自然をそこなわずに美化すべく細谷の注意をもって配置され、自然を制圧するよりも、その息吹を強調している。この自然との調和の精神こそが、イスラム庭園の最大の特質なのである。
シノワズリーから「インドの花」、そして「ドイツの花」をはじめとする華麗な花々の変遷を、箱根マイセン庭園美術館のコレクションに見る美の競演。
400年の歴史を持つ浄土真宗妙見派の京都・龍遠寺。天空の星を写しとるとされるその庭園で、庭師の親子が殺される事件が起こった。父・泉繁竹は首にノギスを刺されて、息子・真太郎は溺死させられた。繁竹を看取った蔭山は、「この子を、頼む…」という最期の言葉に違和感を抱きながら、二人の死の謎を追いかける。その先に待っていたのは、庭園の400年の歴史に隠された驚愕の事実だった…。本格長編ミステリー。
美しい庭園を訪ねながら、パリ事情も分かる、一石二鳥のスグレ本!切符の買い方、電車の乗り方、両替事情etc.旅のあらゆる情報を紹介!!これ一冊がエッセイ+ガイドブック!著者が自らの体験をもとに編み出した“通じる”フランス語のコツも収録。