●実践的であること、安全を最優先したものであること、できるだけevidenceに基づくこと、そして情熱をもって麻酔を考えること─。初版刊行以来、この著者の姿勢にブレはありません。
●初版から34年、ロングセラーの全面改訂版。
●本文内の参考文献もさらに充実しました。
●麻酔科をローテートされる研修医の方々はもちろん、麻酔看護師、MEの方々にもおすすめです。全身管理のプロならではの示唆に富む記述が満載。「想定外をいかになくすか」という考え方は医療全体に役立ちます。
1:麻酔科学の発展性
2:麻酔は知的ゲーム
3:麻酔計画法
4:麻酔科医に必要な資質
5:麻酔科領域特有の疾患対処法
6:麻酔の安全対策
7:周術期における感染対策
8:術前診察と術前投与薬、術前経口摂取
9:麻酔導入
10:気道確保の基本的ストラテジー
11:気道のトラブル
12:筋弛緩薬とその拮抗
13:全身麻酔の維持と覚醒
14:気管挿管と陽圧呼吸の持つ本質的問題
15:循環モニタリング
16:輸液と電解質管理
17:輸血療法と凝固管理
18:脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔・神経ブロック
19:術後鎮痛と鎮静
20:体温管理と悪性高熱症
21:術後早期合併症と麻酔後回復室
22:脳神経外科手術の麻酔
23:心臓麻酔と循環管理
24:胸部外科手術の麻酔
25:産婦人科麻酔
26:小児麻酔
27:整形外科手術の麻酔
28:泌尿器科手術の麻酔
29:耳鼻咽喉科・眼科手術の麻酔
30:緊急手術の麻酔
必須学習項目を豊富なイラストと簡潔な文章で解き明かす!難解と思われた病理学をわかりやすく解説!臨床との関連もフォローしたテキスト!
近畿中央胸部疾患センター(’18秋より「近畿中央呼吸器センター」予定)の診療ノウハウ教えます!医局からベッドサイドや検査室、処置室、外来診察室に向かう際の診療ポイントの整理に役立つ!
複数の慢性疾患を抱えた高齢者が救急受診したら、何をチェックすれば見落としを防げるのか、本書が指針を示します。
腎臓病と診断されたこどもや家族の不安を少しでも和らげるために、病気について理解できるように、イラストを中心にやさしく解説した本。いろいろな種類の腎臓病があることや、最新の治療法について、ていねいに解説。患者説明にそのまま使うこともできる。
心エコーで必要となる操作法、読影法、評価法などについて、コラムやメモなどを多用して解説したガイドブック。
臨床で役立つ“ガイドラインへのガイド”国内外の最新ガイドラインの要点と、改訂点を分かりやすく解説!ガイドラインに則った専門医の診療の実際と処方を解説!
読みやすさはそのままに、新規章「全身投与薬の眼に出る副作用」も加えてアップデート!患者さんによく聞かれる市販薬から、調剤が必要となるような処方薬までカバー。
神経内科専門医を目指す人の必読書、待望の改訂版!最新のガイドライン・診断基準・重症度分類に準拠し、必要な知識を1冊で!
ER型救急医による高齢者救急診療の指南書!!好評本『ERのTips』(2016年3月発刊)では取り上げなかった、ER特有の思考戦略についてまとめるシリーズ本の第1弾!豊富なエビデンスと臨床経験が導く、基礎からディープなレベルまでを身につけたい研修医・内科当直医へ。
待望の第2弾!小児薬物療法研究会ML(メーリングリスト)がまたお答え!みんなで解決!
看護学生にとって苦手分野である法律・制度をとことんわかりやすく解説!
医療法から労働法規まで、看護教育で学ぶ関係法規を豊富なイラストと平易な文章で整理しました。
あわせて条文、過去の国家試験問題も収載し、入門書、サブテキストとして最適。国試対策にも活用できます!
「看護師に法律・制度は必要?」
医療や福祉といった社会保障は、さまざまな法律や制度に基づいています。
患者や利用者が治療や看護、介護を受けられるのも、そうした法律・制度があるからです。
また、看護師という国家資格自体も、法律によって決められているもの。
看護師として働き、看護ケアを提供することには、多くの法律がかかわっているのです。
「国家試験にも出題」
ある年の看護師国家試験で、なんらかの形で法律・制度が関係する出題が、240問中40問程度ありました。
医療や福祉には多くの法律が関係しているため、看護師になるためには幅広く法律・制度を押さえておく必要があります。
「キーワードを解説、関連条文、過去問題も掲載」
法律や制度を成り立ちからひも解くと長く複雑でわかりにくくなります。
本書では、今知りたい事柄やキーワードを取り上げて、ワンテーマでコンパクトに解説しているので、知りたい情報にすぐにアクセスできます。
しかも、関連する条文(法律の文章)は必要最低限にしているので、読むのも苦になりません。また、最近の看護師国家試験に出された問題も掲載し、受験勉強の参考になります。
【主な目次】
第1章 看護と法律・制度
第2章 看護師の資格や働き方に関する法律・制度
第3章 医療提供の原則に関する法律・制度
第4章 医薬品や医療機器の安全に関する法律・制度
第5章 国民の健康・保健の向上に関する法律・制度
第6章 感染症の予防、まん延防止に関する法律・制度
第7章 公的医療保険と公費負担医療に関する法律・制度
第8章 介護保険に関する法律・制度
第9章 障害者や子ども、高齢者、生活困窮者の支援に関する法律・制度
第10章 精神障害者の保健・医療・福祉に関する法律・制度
第11章 地域の健康と母子の健康に関する法律・制度
【著者情報】
望月聡一郎(もちづき・そういちろう)
湘南医療大学保健医療学部看護学科教授
東京大学医学部健康科学・看護学科卒業、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程単位取得退学。国家公務員共済組合連合会虎の門病院に勤務後、厚生労働省健康局総務課保健指導室、医政局看護課、医政局総務課、東日本大震災現地復興対策本部、社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課などで勤務ののち、国際医療福祉大学成田看護学部教授に就任。2020年より現職。