八人の現代詩歌作家による桜を詠んだ詩歌作品に吉野山の桜を撮り続ける山本英輔氏の写真を添えて。作品には英語訳を併記し、日本の春を世界の人々へ届けます。
1:八重の桜メインテーマ <ピアノソロ>
2:八重のテーマ <ピアノソロ>
岡山県下一の巨木と伝えられる醍醐桜は、日本名木百選にも選ばれると同時に、昭和47年12月には岡山県の天然記念物に指定されている。樹齢は、700年とも1000年ともいわれ、後醍醐天皇が隠岐に流される途中、この桜を見て賞賛したので、この名前がついたという伝説がある。
醍醐桜のある吉念寺集落は、現在9 世帯、14人が住む。90歳代の一人暮らし4軒、80歳代の一人暮らし2軒。醍醐桜は集落の方たちの心の支えとなり、優しく見守る。醍醐桜と人々の暮らしを見つめた写真集。英訳付
「桜葬」をはじめ、現代社会の葬送の形を問いつづけてきたNPO法人エンディングセンターが、創立20周年を記念して世に問う本。
外国人には、日本を「桜の国」と呼ぶ人々がいますが桜は日本を印象づける代表的な花です。桜は、日本の文化を育み、人々の生活と密接な関係にありました。桜前線と言う言葉があるように、沖縄から北海道まで植栽された桜は、日本全国に春をつげます。野生の桜はさまざまな花を楽しませてくれます。桜の木は家具、食材などにも用いられています。また、私たちは桜と言えば花見を思い浮べます。花の下で宴をはる花見の文化は外国には見られません。この花見はいつごろからはじまったものでしょうか。桜のルーツはネパールにあると言われています。花見もネパールから来たものでしょうか?この謎に迫るために平成11年7月から平成12年4月まで東京農業大学短期大学部教授・染郷正孝が永年の研究成果を、農業資料室においてそのルーツに迫る展示「桜の来た道」として開催し、先生の考えをわかりやすくまとめました。
大切に住み継がれてきたアルネ・ヤコブセンの設計住宅。その三代目オーナーがつづる北欧暮らし、日々のよろこび。
「桜だけを描く」幻の絵師たちと桜花に憑かれた名大名。三熊思孝、三熊露香、広瀬花隠、織田瑟々、そして松平定信。知られざる桜画約140点をオールカラーで収録。
著者30代のときから始めて30年(走行距離にして60万キロにも及ぶ)、文字通りのさくら行脚。日本の歴史そのものの生き証人として、樹齢何百年はおろか、ときに千年を超す古木たちを前にして著者に言葉なく、代々にわたってそれら古木を支えてきてくれた地元の人々に対し、深い畏敬の念をこめて書き表わした、さくら紀行。
「桜だけを描く」幻の絵師たちと桜花に憑かれた名大名。三熊思孝、三熊露香、広瀬花隠、織田瑟々、そして松平定信。知られざる桜画約140点をオールカラーで収録。
根尾谷の淡墨桜、山高神代桜、荘川桜など、日本の代表的な桜の老巨木12本をフィールドワーク。
瑞樹が隼人の寝室を訪れてから一週間。隼人の胸元には、瑞樹によって夢魔の刻印が鮮やかにつけられていた。眠りに落ちるたび、瑞樹に誘惑される隼人。さらには刻印のせいで、聖桜の精である聖や親友・圭太にまでも悪影響が出るにいたり、心身ともに疲れ果てる。孫の異変を知った先代“桜守”宗右衛門は、会津若松にある霊域、桜の結界の内に隼人を隔離。夢魔の刻印の自然消滅を図るが…。
自分のせいで消え去った聖を甦らせるため、隼人は瑞樹の協力を得て、魔界の秘宝である“闇柘榴”の情報を集めていた。都内では、人が突然凶暴化する狐狗狸病が流行し、街を歩く人影も少ない。それに加え、狐狗狸病予防には古い桜の枝や皮が効果的という噂が流れ、それも隼人らを悩ませていた。そんな折、瑞樹の正体が、ついに家族にバレてしまう。両親や弟に拒否され、傷心の瑞樹が頼れるものは、もはや隼人しかいなかった。