「熱抵抗の概念」を用いて、初学者に向けてわかりやすく解説。通常よく遭遇する伝熱計算に必要な式を示すとともに、例題を数多くあげて考え方と問題を解く能力が十分に身につくよう配慮。よりよく理解できるよう、第2版では内容の追加と見直しをした。機械系大学・高専の教科書、機械系技術者の参考書に最適。
高校3年間の物理のエッセンスがこれ1冊ですべてわかる!!
電力会社との契約を「オフ」して、たった8枚の太陽光パネルだけで100%電力自給を実現したフツーの主婦の楽しい革命。家庭で使う電気くらいであれば、現在の技術で十分まかなえることを実証できた、このオフグリッド生活。それまでの価値観が崩れ、思考や行動が変わり、軽やかに楽しそうに大変身を遂げた真実の物語!
多数が同時に麻疹に感染したため、豊かな島にあっても飢えて多くが亡くなったフィジー。ジェンナーに先駆けて、オスマン帝国で成果を上げていた天然痘の予防接種。チフス菌を健康体に保菌し、周囲の人々を腸チフスに感染させた家政婦。レーニンいわく「社会主義がシラミを打ち負かすか、シラミが社会主義を打ち負かすかだ」。近年、とりわけ新生児に重篤な疾病を引き起こしているジカ熱。感染のきっかけ、病原体発見の感動、驚異的な事例などをストーリーでやさしく紹介。最新のデータにもとづき、感染経路や終息の例、感染地域などをわかりやすく地図化。病原体、感染経路、症状、発生・流行状況、予防・治療方法、世界規模の取り組みを冒頭データで紹介。
本書は、大学1、2年生向けの基礎物理学の教科書である。まず、物理学を学ぶうえで最低限必要となる微分・積分とベクトルの基礎等を紹介したのち、「力学」「振動」「波動」「温度と熱」「光」「電気と電場」「電流と回路」「磁場」「光と電子、原子」について、多くの例題と図版を用いてわかりやすく解説する。各節のはじめには「基礎事項」として概要をまとめ、記述にあたっては、高校で学んだ項目等にはAマーク、大学の基礎レベルにはBマークと印をつけて区別し、学習レベルに合わせて学ぶことができるよう配慮されている。また、各章末には演習問題を多く載せて、理解の助けをはかっている。高校物理から大学物理へのスムーズな橋渡しを心がけたテキストである。
熱、光、空気・風、そして音。わたしたちの身近な環境から、住まい、まち・都市、さらには地球の環境まで。工学的な手法でどうとらえるか、それをもとにどうかんがえるか、持続可能社会への道筋をどうつけるか。30人を超える著者の叡智をもとに、そのための基本をまとめたものが本書。今回、10年ぶりに中身を見直した。
天才物理学者に見えていた物理学の体系。物理学教本の金字塔『ファインマン物理学』から「力学・熱力学」を中心にしながら、力とはなにか?時間とは?波動とは?といった根源的な問いを見つめ直す。さらに、一般相対性理論や量子コンピュータの話題にまで踏み込み、物理学全体を横断的に捉え、ファインマン流の思考を明快に解説する。
設計図に描かれたものを実際の製品に仕上げるには、どのような材料を選定して、どのような加工法で成形するか、そして部品をどのようにつないでいるかを知っておく必要がある。実践的ポイント解説!
土木、建築、機械、電気・電子、化学といった工学系区分で出題される「工学に関する基礎(数学・物理)」を攻略するための問題集。問題文が公表されていない地方上級も受験者の情報から問題を復元し数多く掲載しています。
気候変動の実態は、思っているよりはるかに深刻だ。現状のままでは、2050年までに100都市以上が浸水し、数億人が貧困にあえぐことになる。温暖化がもたらすのは海面の上昇だけではない。殺人的な熱波、大洪水、大気汚染、経済破綻などさまざまな影響をあたえ、壊滅的な危機へと向かわせるのだ。いま何が起きているのか、気候変動により生活はどう変わるのか?近い将来に訪れる衝撃の世界をリアルにあぶりだす、話題騒然の警告の書。
化学には有機化学、無機化学、高分子化学、生化学、分析化学など、いろいろな領域があります。そのような中にあって、量子化学は化学の全ての領域にまたがった、化学の根本を明らかにしようとする分野といえます。「量子力学」の諸原理を化学の諸問題に適用し、原子と電子の振る舞いから分子構造や物性、あるいは反応性を理論的に説明づける学問分野である「量子化学」を、直観的にとらえられるよう易しく解説していきます。