真実はーー法の向こう側。
かつて殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取った敏腕弁護士の大石は、今度は医療過誤訴訟を手掛けていた。勝訴となれば更なる名声を得られるとほくそ笑む大石だったが、その裁判当日、原告は法廷に姿を見せず、後日、原告の自宅を訪ねると、そこには全くの別人が!?
弁護士資格を剝奪されかねない窮地に追い込まれた大石の、起死回生の一手とは。
傑作リーガル・ミステリー。
刑事の兄と検事の弟、31年の因縁に終止符が打たれる!
兄弟の父は果たして「冤罪」を生んだ刑事だったのか?
『正義の天秤』『完全無罪』で話題の著者による、ドラマ化原作作品、シリーズ最新刊。
刑事になった兄・祐介と検事になった弟・真佐人、別々に育てられた二人は京都で再会し、時に反目し、時に協力し合いながら、日々巻き起こる事件の真相を追っていく。そんな二人の前に、三十一年前、刑事だった父が生み出したといわれる「冤罪事件」の鍵を握る人物が現れる。当時、父が逮捕した男は本当に無実だったのか。真犯人は存在するのかーー。意外な真相が胸を打つ、連作ミステリー。文庫書き下ろし。
様々なデータ、会社の売上や目標、日々の家計から国家予算まで……我々の身近にあふれるさまざまな「数字」。その意味を正しく把握し、自分事として把握するためのスキルが「統計学」だ。
本書は数字に苦手意識のある文系ビジネスパーソンを対象に、問題形式で楽しみながら統計学が身につくトレーニングブック。使うのは基本「四則演算」のみ。身近なケースを元に、「どんなときに、どう統計学を使えばいいか」がわかる。
問題例:
●「営業は足で稼げ!」「企画書の精度を高め、成約率を倍にすべき」。統計学的に正しいのはどっち?
●20人中3人が改革案に「大反対」。この案、果たして進めるべき?
●自動車購入とカーシェアリング、どっちを選ぶべき?
●どちらの案がいいかを決める社内アンケート、何人の人に聞けば十分?
●ライバル店のレビューの点数が妙に高い。イカサマかどうかを見抜くには? ほか
今までなかった画期的な統計学入門!
全てがフェイク、でっち上げなのに、誰にも信じてもらえないのは怖ろしい……。
宮部みゆき氏 推薦!
身に覚えのない動画が、ある教師の人生を崩壊させていくーー。日常のすぐ隣にある恐怖を描いた衝撃のサスペンス。
コメンテーターとしても活躍する教師・湯川はある日、自分と女生徒がホテルで密会したという記事が週刊誌に掲載されていると知る。さらに、「ディープフェイク(AIによる画像合成技術)」で作られた、湯川が生徒に暴力を振るう動画も拡散。出勤停止、テレビ番組の降板、妻子が家を出ていく中、ネット上では湯川への大炎上がーー。
普通の人間が追い詰められ、全てを失っていくさまをリアルに描く、傑作サスペンス小説。
大人にも人気の「しろくま」シリーズ第6弾!
ぼくは、おいしいものをたべるのがだ〜いすき。なかでも、あかいたべものがおきにいり。
あるひぼくはおもったんだ。「だいすきなあかいたべもののなかにはいってみたら、どんなかんじかな?」そうぞうしただけでよだれがでちゃう。
「いちご」あかといったら、やっぱりいちご。そのままたべてもおいしいし、ケーキ、パフェ、だいふくにもはいっているよ。だいすきだから、ぼくがいちごになっちゃうよ!
「りんご」ぼくのいえでは、まいにちりんごをたべるよ。おかあさんがつくってくれるうさぎのりんごにはいってみたら、マントみたいになっちゃった!
「だるま」たべものだけじゃあきちゃった。ほかのあかいものにもはいってみよう! ねがいごとをかなえてくれるあかいだるま。ぼくもだるまになって、みんなのねがいをかなえてあげたい! きみのねがいごとはなにかな?
読み聞かせにもぴったりのユーモア絵本!
千年間、読み継がれた日本最古の長編小説『源氏物語』。誰もが知る作品だが、作者・紫式部は生年も本名も、実のところは分かっていない。さらに、『源氏物語』のストーリーには明らかに矛盾がみられる箇所があり、「複数作者説」まで唱えられている。
本書は、そんな紫式部と『源氏物語』にまつわる55の謎を取り上げ、平安時代の実態とともに、その真実に迫る。
●第一章 『源氏物語』とはーー作品をめぐる謎
どんな内容なのか?/紫式部直筆の『源氏物語』は存在するのか?/最初から五十四巻だったのか?/平安時代の後宮とは?
●第二章 なぜ光源氏が主人公なのかーー物語をめぐる謎
時代設定はいつ頃なのか?/光源氏は実在の人物をモデルにしているのか?/なぜ皇室の不倫が大胆に描かれているのか?/なぜヒロインたちは出家してしまうのか?
●第三章 『源氏物語』はどうやって書かれたのかーー成立をめぐる謎
なぜ紫式部は『源氏物語』を書きはじめたのか?/藤原道長はスポンサーだったのか?/最初は短編小説だったのか?/『源氏物語』の作者は一人なのか?
●第四章 なぜ『源氏物語』は読み継がれたのかーー受容史をめぐる謎
なぜ「国宝源氏物語絵巻」が描かれたのか?/なぜ紫式部は地獄に堕ちたと信じられたのか?/信長・秀吉・家康は『源氏物語』を読んだのか?/海外でも『源氏物語』の擬作が書かれていた?
●第五章 本当に紫式部が書いたのかーー作者をめぐる謎
紫式部の本名は?/藤原道長の愛人だったのか?/清少納言の関係とは?/『源氏物語』作者複数説とは?
美容と健康のパイオニアが残した珠玉のメッセージ。
黒柳徹子さんが「人生」について語る。
子どものころの思い出、元気のもと、「徹子の部屋」でのこだわり、100年後の子どもたちに伝えたいことなどをインタビュー形式でまとめた、言わば「トットちゃんの人生論」です。
読み終わったあと優しい気持ちになり、「人間には、何よりも愛が大事なんだ」ということを教えてくれる1冊です。
【目次】
●第1章 志高く生きる
●第2章 テレビ女優への道
●第3章 生放送の現場で
●第4章 情熱がなければ伝わらない
●第5章 人間はみんな一緒なんだよ
※本書は、NHK BSプレミアムにて、2011年8月6日に放送された番組「100年インタビュー/女優・黒柳徹子」をもとに原稿を構成し、2014年8月にPHP研究所から刊行された『本物には愛が。』を改題し、文庫化したものです。
がんばっているのに、うまくいかない。
つらいことや嫌なことがあると、頭から離れない。
自分の選択はこれでよかったのかと迷う。
自分にとっての幸せが、よくわからない……。
人生いいことばかりではないから、心がふさいでしまうこと、ありますよね。
ただ、同じような境遇にあっても、心穏やかに暮らしている人はいます。そのヒントは、「物の考え方」や、「心の持ち方」にありそうです。
つらいことも、いやなことも、まったくなくなることはないけれど、それでも前を向いて歩いていく。そんな力を与えてくれるアドバイスを、さまざまな人生経験を積んだみなさんから教えていただきました。
まずは、自分の人生を受け入れるーー坂東眞理子
悩むのも能力のうち。不安と同居しながら生きていくーー養老孟司
弱い自分を受け入れると、心が整理されていくーー小池龍之介 ほか。*月刊誌『PHP』および『PHP』増刊号の好評記事を再編集。
亡き父のあとを受け、森岡恭平が社長を務める森岡人形は、低迷する売上、高齢化した職人の後継者不在、果ては社長自身の婚活……と、問題が山積。
そんなある日、職人たちが足繁く通うパブで働くクリシアというフィリピン人女性が、社屋を訪ねてきた。
職人の一人が、酔った勢いで「俺の弟子にしてやる」と、彼女に約束したと言うのだがーー。
老舗人形店を舞台に繰り広げられる人情味いっぱいの、笑って泣ける人生讃歌。
あなたを愛した罰でしょうかーー。
かつて神に嫁した王妃の伝説が残り、繁栄を極める王国ハヤディール。
類稀なる「力」を宿す巫女エスタと騎士団長レルファンは、許されぬと知りながら惹かれ合っていた。しかし、エスタが新たに神に嫁す神妃に選ばれたことから、互いに身を引いた。
迎えた神妃祭の最中、エスタは何者かに攫われてしまう。
一方王宮では、第一王女が毒殺され……。
著者の原点にして新境地のファンタジー。
文庫書き下ろし。
0歳から備え、70歳まで働く時代に突入している。日本社会は急速な人口減少と少子高齢化に直面し、企業は若手人材の確保に苦戦を強いられている。採用競争の激化や離職率の上昇により、もはや若手中心の戦略は限界を迎えており、経験とスキルを備えたミドルシニア層への期待がかつてなく高まっている。
本書『再雇用という働き方──ミドルシニアのキャリア戦略』は、そうした社会的背景のもと、再雇用という選択肢がいかに個人と組織にとって重要なテーマとなっているかを明らかにするものである。ミドルシニアは単なる“補完戦力”ではなく、組織の中核を担うべき存在として、企業の生産性と持続可能性を支える鍵となる。
長期化する職業キャリアの中で、50代・60代の働き方は大きな転換期を迎えている。再雇用後の処遇や報酬が低下する中、自らの役割をどのように再構築し、価値を発揮するかが問われている。
本書では、個人が直面する不安や課題をデータで可視化し、その上でキャリアの再設計に必要な視点と戦略を具体的に提示している。
また、企業側の視点としては、ミドルシニアを活かすために必要な三つの要素──報酬レンジの拡大、職務の多様化、処遇の柔軟性──を軸に、人事制度の見直しや現場マネジメントの課題にも切り込む。本書は、個人と組織の双方にとって、これからの働き方と人材活用の実務的なヒントとなるだろう。
「ポストオフ」で得られる新たな経験や学びが、第二のキャリアの質を決める。自らの可能性を再発見し、社会の中で再び役割を果たすことが、ミドルシニアの人生を豊かにし、ひいては日本経済全体を下支えする力となる。
ミドルシニアのキャリアに悩むすべての人に届けたい、実践的かつ希望ある一冊である。
私たちが知っている歴史の裏側で、
植物が暗躍していたら……
古代の文明が植物によって生みだされたとしたら、どうだろう。
近代社会を生みだした産業革命の原動力となったものが、ある植物であったとしたらどうだろう。
世界一の大国であるアメリカの隆盛の陰に、ある植物があったとしたらどうだろう。
アメリカの南北戦争やイギリスと清とのアヘン戦争の陰に、植物の存在があったとしたらどうだろう。
人類の歴史は、植物の歴史でもある。
本書では、そんな植物から見た世界の歴史をのぞいてみたいと思う。(「はじめに」より)
◎コムギ 一粒の種から文明が生まれた
◎コショウ ヨーロッパが羨望した黒い黄金
◎ジャガイモ 大国アメリカを作った「悪魔の植物」
◎タマネギ 巨大ピラミッド建設を支えた薬効
◎トウガラシ コロンブスの苦悩とアジアの熱狂
◎ワタ「ヒツジが生えた植物」と産業革命
◎コーヒー 近代資本主義を作り上げた植物
人類は植物を利用しているのか?
植物に利用されているのか?
一生健康なカラダでいるためには、食生活に気を配ることが大切だ。
本書では、食事療法を中心とした体にやさしい治療法を実践する医師が、健康的に生きるための食生活をアドバイス。
例えば、「タマネギに含まれるチオスルフィネートやグルコキニンは、心筋梗塞、高血圧などの血管病の予防・改善に役立つ」「バナナは食物繊維が多く、便秘の人は一日1〜2本食べるとよいが、多く含むカリウムには体を冷やす作用があるので、冷え性や貧血の人は多食をつつしむ方がよい」など、野菜、果物、魚介類、赤ワイン、ビールといった身近な119の食材が、どのような病気を遠ざけてくれるのか、またその食べ方までを詳しく解説する。
さらに、「カブの根のおろし汁を大さじ2〜3杯飲むと胃腸の不調に効く」「しもやけには、ミカンの果汁をつけてマッサージするといい」など、民間療法での使われ方も具体的に紹介。
30万部超のベストセラー文庫が大きな字になって新登場。
教室は物語の宝庫!? ミステリーから恋愛、そしてトラブルに、ホラーまで。本特集では、教室からはじまる様々な物語を紹介します。
【特集】恋愛、ミステリーからトラブル、謎解きまで 物語は「教室」からはじまる!【連載小説】中山七里「武闘刑事」/和田はつ子「汚名 伊東玄朴伝」/あさのあつこ「おいち不思議がたり」/寺地はるな「世界はきみが思うより」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり2」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」ほか
「大地変動の時代」に入った日本列島で生き延びるために。「京大人気No.1講義」で名を馳せた地球科学者が、列島を襲う巨大地震を警告!
今後、東日本大震災と同じマグニチュード9の巨大地震が、三つ起こる可能性がある。震源域はそれぞれ、千島海溝と日本海溝、南海トラフ、九州・沖縄沖の琉球海溝である。本書ではこの三つの巨大地震について取り上げるほか、犠牲者最大2万3000人と推測されている首都直下地震や房総半島沖地震、2020年代に桜島や有珠山が噴火する可能性など、警戒すべき大地震を平易に解説。
●東日本大震災以降に内陸地震が増加
●千葉県直下にプレートが3枚
●関東大震災の再来と元禄関東地震
●首都直下地震ーー帰宅困難者800万人、避難所生活者290万人
●地震発生確率の読み方
●南海トラフ巨大地震の被害想定
●九州・沖縄沖の琉球海溝M9地震
●高層ビルを襲う長周期地震動
●日本海東縁部ひずみ集中帯の地震と津波
●M9クラスの日本海溝・千島海溝地震
ヤマト建国、壬申の乱といった歴史の転換点で重要な役割を担い、
天皇家にも絶大な影響力を誇っていた東海地方の豪族、尾張氏。
古代史における重要人物にもかかわらず、その正体を知る者はほとんどいない。
なぜなら、尾張氏は最古の歴史書『日本書紀』から消されたからだーー。
『日本書紀』は不正確な記述が多いとされているが、考古学が発展した今、
『日本書紀』の記述では説明がつかなかった「古代史の謎」の多くが、解明されつつある。
それでも、尾張氏の存在は謎に包まれたままだ。
もしも、尾張氏の正体と謎めく行動の真意が明らかになれば、古代史の謎はほぼ解けたも同然。
本書は、そんな古代史の謎を解く「最後のピース」である尾張氏の実像に迫ることで、
正史として残されなかった歴史の可能性を模索する。
いったい、尾張氏とは何者で、本当は何をしてきたのか?
時の権力者が『日本書紀』から消したかった、不都合な真実とは?
歴史のミッシングリンクがつながる時、
教科書では知ることのできなかった「もう一つの古代史」が浮かび上がってくるーー。
想いを深め合う2人に魔の手が忍び寄る……。
塔太郎と大は、ついに初デートへ!
その裏で、理想京では不穏な動きがーー。
第7回京都本大賞受賞シリーズ、第二部開幕!
やっと想いが通じ合った塔太郎と大は、念願だった初めてのデートに出かけることに。しかし大の希望で岡崎に向かうも、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう……(「龍王と女神の純愛歌」)ほか、総代和樹の遭遇する事件や、琴子と玉木の微妙かつ絶妙な関係を描いた短編を収録。
一方、理想京では、あきらが塔太郎に対して不穏な動きを見せており……。
第二部の幕開けとなる、待望のシリーズ第九弾!
文庫書き下ろし。